AmazonプライムのKinKi Kidsツアーコレクションで沼落ちしまして、今更ですが、ファンでなくてもよく知るKinKi Kidsの名曲の一つ、愛のかたまりにも案の定、魅了されました。
そんなわけで、キンキの魅力が詰まった愛のかたまりについて集めた情報をまとめてみました。
愛のかたまりの魅力 制作秘話エピソード裏話
2017年8月27日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」
2017年8月27日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」デビュー20周年を迎えたKinKi Kidsのお二人が出演。
その中で、愛のかたまりの作成話をご本人たちが披露。
愛のかたまりは光一くんが先に曲を書いて、そこに剛くんが歌詞を乗せるというやり方で生まれた曲で、
A面の「Hey!みんな元気かい?」について、
「自分たちにはない言葉だったから、当時、どうやって表現したらいいかわからなかった」
「KinKi Kidsはドラマチックでメロディーがきれいなものを歌う方がいいと」
「その反骨精神でA面を超える曲を作りたいと思った」
というのが光一くん談。
一方剛くんは
歌詞を女性目線にした理由について
「光一が歌うと色っぽいだろうなと思った」
とコメントしてました。
2020年6月7日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」
同じく、2020年6月7日放送の「関ジャム 完全燃SHOW」では前山田健一さん(ヒャダインさん)と本間昭光さんがそれぞれ愛のかたまりを独自の視点で解説。
ヒャダインさん
「歌詞だけ見ると凄くハッピーな恋に浮かれてハッピーな女の子に見えるんですけど、メロディが本当に悲しくて切ないので。この恋上手くいっていないだろうなっていうのを曲と歌詞の合わせ技で分かるっていうとても不思議な作品なんですよね」
「サビのメロディーに緩急をつけ、ファルセットを際立たせている」
本間さん
「KinKi Kidsという存在が自作曲を出すっていうことは、イコール、山下達郎とかと肩を並べなきゃいけない…。達郎さんと肩を並べる覚悟を持ってやらなきゃいけないっていうこと。だいぶストイックに勉強したんじゃないかな。知り合う人から全部吸収していったんじゃないかなって思うんですよ」
新堂本兄弟 AI出演回
その他にも、新堂本兄弟で、高見沢さんに
「剛くんは愛のかたまりはどんな状況で書いたんですか?」と聞かれ
「パンツ一丁ですね」とハキハキ答え、
同じく「一方どういう格好で書いたんですか?」と聞かれた光一くんは
「たぶん裸(ら)ですよ」
と回答するシーンもありました。
そんなわけで愛のかたまりは「二人合わせてパンツ一丁で作った」なんて逸話も残っています。
雑誌?ラジオ?
出典がどこか不確かなんですけど、剛くんが出していた元々の仮タイトルは「あなた」だった、という話もあります。
「愛のかたまり」は光一くん案だそうですよ。
どっちもいい…直接的にあなたもいいし、略すことで「アイカタ(相方)」なってしまうのも奇跡…
愛のかたまりの「心中バージョン」
ファンの間で「心中バージョン」と呼ばれているバージョンがあります。
Mアルバムに入っているバージョンで、原曲よりもスピードを落としてバラードとして仕上がった愛のかたまりを歌い上げています。
(泣きました)
愛のかたまりの歌詞は剛くんだから書けた
2020年4月18日放送のKinKi Kidsのブンブブーンで、ゲッターズ飯田から「においフェチ」と指摘た剛くん。
少し考えて、「僕はでも、ボディクリームのにおいに弱いです」と言って、「ベタに、いー匂いする」って振り返る仕草を見せると、それに光一くんが反応。
「こんなんだから愛のかたまりの歌詞が書けんだよ!”ついて行きたくなっちゃうのー”でしょ?!」と。
これに剛くん本人も「そういうことか!ボディクリームだ!なるほどね!」と妙に納得。
光一くんに言われて初めて気づいた風な剛くんが見れました。
(そんな二人がなんとも言えなく可愛かったです)
愛のかたまりの光一くんによる替え歌「家のかたまり」
2020年4月22日、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が出せれて、日本中で自粛が促されている最中、ジャニーズのスマイルアッププロジェクトの一環として、光一くんの動画がアップされました。
その時披露されたのが、愛のかたまりの替え歌「家のかたまり」でした。
作詞の剛くんに事前に許可を取り、自分でコーラスを別撮りし、編集しているかなりの本気モード。
そして、真剣に歌い上げる王子。
控えめにいって最高でした。
笑わせていただきました。
「ウイルスなんていらない 日々が家のかたまり 明日の朝も自粛するよね」
現時点で300万回以上の再生を記録しています…。
愛のかたまりとキンキについて深掘りしてしまった気持ち悪いファンのひとりごと
かつての私はKinKi Kidsに全く興味がなかったので、この愛のかたまりが発表された当初は
「重っ…!」
って思ってました^^;
何にも基礎知識なしで聞くとですよ?
結構重い歌詞で、個人的に「こんなカレシやだ」「こんなオンナやだ」ってイメージで、共感ポイントゼロだったんです(すみませんすみませんすみません)
電車に乗らないと生活できない東京人なもんで、「電車に乗せるのを嫌がる男なんてどんだけ束縛魔なん?怖いわ」ってイメージだったし、香水でついていきたくなる気持ちも全く意味わからなかったし、「もっと素敵になってねって、なんでそんな上から目線…?」って思ってました。
ですが!
これを、剛くんが書いた詞で、光一くんをイメージしていると知り、曲が発表されたときの諸々の背景や、2人の歴史を知り…
改めてゆっくり聞いて…
泣きました!!
背景情報大事!!
だってさ!
十代そこそこの、中学生なったばっかりとかのまだまだ幼い男の子2人がさ、関西から2人で京都駅で待ち合わせして、新幹線乗って、東京にダンスのレッスンのためだけに行かないといけない状態にあってさ、1学年上とはいえ、誕生日は100日しか違わないのに、自分が面倒みないとと気張ってた光一くんがさ、待ち合わせがうまく行かなくて先に1人でいっちゃった幼顔の剛くんに対して、「お前先に行くなや!」って怒るんではなくて、「1人で電車に乗ったら危ないやろ!」って心配して怒ったていう逸話からきてるとか言われたら…!!
そして言われた方もその意図をちゃんと汲み取ってたわけでしょ?
少年たちが尊すぎておばちゃん泣くしかない…
芸能界入ったばっかりで大変だった頃に、ずっと隣にいて、肩寄せ合って生きてきてさ、それぞれソロの活動が増えてきた頃に、教えたいもの、見せたいものがたくさんある、って…感じてたと思ったら…
泣くよそりゃ…
価値観が違っても、1秒で笑顔作れるし、成長して変わっていく姿が愛おしいと思えるんだよ?
すごい愛情だよ、ほんと…
子どもみたいな一面も、男らいし一面も、光一くんのことと言われればめっちゃ頷けるし、それを宝物と言っちゃう…
この冬を超えてもっと素敵になってねって、ただ聞いたら上から目線なオンナだけど、キンキのライブは冬だし、SHOCKも冬で、光一くんの仕事を見守る剛くんと思えば、全然違った意味に聞こえちゃう。
さらに、世間の期待が膨らみすぎて、仕事が忙しすぎて、しんどかった頃の剛くんが、光一くんに肩抱き寄せられて、隣にいたのがあなたで良かったと心が歌ったと感じてたなんて想像しようものなら…
号泣ですよ…。
今の2人の業績や、仕事に対する姿勢や、お互いに対する尊敬や、周りに対する気遣いや、ファンに対する想いや、本人たちから感じる真面目さや責任感や優しさなんかを全部ひっくるめつつ、この歌を思い返して、20代かそこらの剛くんが、そう思ったと、深読みしちゃうと、もう大変。
涙止まらないっす。
そして、20代かそこらの光一くんが自分たちの音楽はこうだと、世間に向けて断言したんだというのがこの曲だと思うと、さらに泣けてきます。
世界(会社やプロモーターかなぁ)を敵に回してでも守りたかったものを音楽で叩きつけたっていうそのプライドやら才能やら思考にも感動する。
愛のかたまりがなぜ人気なのか、曲も詩も評価されてますけど、こうしてテレビや雑誌などで語られる裏話や制作エピソードが多分に影響してるんじゃないかなぁなんて思ってます。
気持ち悪いファンですみませんほんとに…^^;
完全に浸ってます、独り言です。
長くなりましたけど、興味なかった人間でもファンになると、同じ曲が違って聞こえるって話です。
ファン心理ってすごいよ、って話でしたw
愛のかたまり基本情報
皆様ご存知、愛のかたまりは2001年11月14日発売に発売されたKinKi Kidsの13枚目のシングル「Hey! みんな元気かい?」のいわゆるB面でした。
作詞が剛くんで、作曲が光一くん。
森永のチョコレート「ダース」のCMソングとしても使われました。
(今見ると物凄いシュールなCMでなぜあの名曲でこのCM?というCMでした…)
その後、2007年に発売されたアルバム『39』ではファン投票で1位に選ばれている楽曲で、言わずと知れた、キンキの代表曲ですね!
愛のかたまりが歌われたライブコンサート
人気の曲ということもあって、発表以来多くのライブコンサートで聴かせてくれていました。
- KinKi Kids Dome Concert “みんな元気かい?”
- KinKi Kids F concert ~Fun Fan Forever~
- KinKi Kids 24/7 G TOUR
- KinKi Kids DOME TOUR 2004-2005~font de Anniversary.~
- KinKi Kids 10th Anniversary in TOKYO DOME
- We are Φ’n 39!! and U? KinKi Kids Live in DOME 07-08
- キンキキッズ緊急全国ツアー “KinKi you コンサート。”
- キンキキッズ緊急全国ツアー “KinKi you コンサート。” 第2弾
- KinKi Kids 2010-2011 ~君も堂本FAMILY~
- KinKi Kids Concert Thank you for 15 years 2012-2013
- KinKi Kids 2013-2014 「L」
- Concert 2014-2015 「Memories & Moments」
- KinKi Kids Concert 2015-2016
- We are KinKi Kids Live Tour 2016 ~TSUYOSHI & KOICHI~
- We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017 ~TSUYOSHI & YOU & KOICHI~
- KinKi Kids Concert 20.2.21 ~Everything happens for a reason~
- KinKi Kids Concert Tour 2019-2020 ThanKs 2 YOU
おわりに
長く愛されている二人の名曲、愛のかたまり、長年のファンの方には「今更なんやねん」なベタで当たり前なことばかりを改めて書いた感が強いかと思いますけど、今更二人の魅力に気づいた私には、「もうたまりません…!」というネタの宝庫でした。
愛のかたまりは色々な方がカバーして歌ったりしている映像も残っていますが、やっぱりKinKi Kidsが歌ってこその歌だなぁと実感するばかりです。
関ジャムで本間さんがおっしゃっていたように、二十歳そこそこだった二人が、自分たちの思う「KinKi Kids」貫こうと、会社や大人たちと戦うために、それまでの楽曲提供者の人たちと肩を並べる覚悟で、全身全霊をかけて作ったという背景を思うと尊敬と感動しかありません。
だいぶスタートは遅かったですけど、わたしものんびりマイペースになりますが、ひそやかにお二人を応援したいなぁと改めて思った次第でした。
最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございました!