シャープヘルシオAX-RS1BとAX-RS1Aを新旧比較して、どの点が違っているのか、どっちがおすすめなのかを紹介していきます。
AX-RS1Bは2024年6月20日に新発売となる最新モデル、AX-RS1Aが従来モデルです。
最も大きな違いは、AX-RS1Bには少人数分の調理に対応した「らくグリ!調理」ひと皿で残りご飯や冷凍麺などを調理できる「ワンディッシュメニュー」機能が搭載された点です。
他にもメニュー数などがアップデートされていますが、過熱水蒸気を利用したヘルシー調理や、温度帯の異なる食材を一度にムラなく調理する「まかせて調理」、無線LANでのアプリ対応などは共通しています。
本文では、シャープヘルシオAX-RS1BとAX-RS1Aを新旧比較して、どっちがどんな人におすすめか紹介していきます。
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)

AX-RS1BとAX-RS1Aの違いを比較
シャープヘルシオの新モデルAX-RS1Bと、従来モデルAX-RS1Aの違いを比較していきます。
新機能「らくグリ!調理」
AX-RS1Bで新たに追加された機能が「らくグリ!調理」です。
AX-RS1Bには従来の角皿の他に、小型の「ヘルシオトレー」が付属されていて、1~2人分の少量の調理に対応しています。

少人数の家族の場合、作り置きでもない限り角皿一杯に食材を置くとちょっと多すぎるといったこともありますよね。
その点小型のヘルシオトレーなら、ハンバーグや焼き魚なら2食分だけ作れますし、お弁当用に冷凍のおかずを調理する時にとても便利です。
あと1品欲しい時やおつまみを作りたい時にも大活躍しそうです。
ワンディッシュメニュー
もう一つの新機能が「ワンディッシュメニュー」です。
こちらは残りご飯や冷凍の麺、お好みの具材と調味料をお皿に入れて自動調理する機能で、お皿1枚あれば他に調理器具は必要ありません。
例えば、お皿に余った野菜炒めを入れて、その上に冷凍うどん+調味料を乗せてラップをして加熱するだけで焼きうどんが出来ちゃいます。
残り物を処理することになりがちな主婦のお昼ご飯が素敵なランチになるだけでなく、洗い物も減らせて一石二鳥です♪


メニュー数の違い
搭載されているメニュー数も、AX-RS1Bの方が多くなっています。
- AX-RS1B:掲載メニュー数161、自動メニュー数141
- AX-RS1A:掲載メニュー数148、自動メニュー数131
掲載メニューが13種、うち自動メニューが10種も増えています。
カラー展開の違い
カラー展開は以下の通りになっています。
- AX-RS1B:マットホワイト、ダークメタル

- AX-RS1A:グレー系ダークメタル、シルバー系ダークメタル

どちらもスタイリッシュなダークメタル系カラーを採用していますが、AX-RS1Bではナチュラル系キッチンに馴染みやすいマットホワイトがラインナップされています。
価格について
気になる価格ですが、新モデルがリリースされると従来モデルは価格が下がってくることも多いので、ここは慎重にチェックして検討したいところです。
記事作成時点(2024年6月20日)での価格.comでは、AX-RS1Bが162,800円(メーカー希望小売価格)、一方のAX-RS1Aは型落ちとなり69,000円前後まで下がっています。
単純比較で10万円近くの価格差があるので、型落ちであっても機能面で問題がなければお得に購入できますよね。
AX-RS1Bの新機能とメニュー数、そして価格を照らし合わせて検討することをおすすめします。
尚、価格は日々変動しますので、常に最新の情報をチェックしてくださいね^^
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)

AX-RS1BとAX-RS1Aの違いを表で比較
AX-RS1BとAX-RS1Aの違いを表で比較してみました。
特徴 | AX-RS1B | AX-RS1A |
---|---|---|
新機能 | 「らくグリ!調理」機能、ヘルシオトレー付属 | なし |
ワンディッシュメニュー | あり (余った食材を使った簡単調理が可能) | なし |
メニュー数 | 掲載メニュー数161 自動メニュー数141 | 掲載メニュー数148 自動メニュー数131 |
カラー展開 | マットホワイト ダークメタル | グレー系ダークメタル シルバー系ダークメタル |
価格 | 162,800円(メーカー希望小売価格、2024年6月20日時点) | 約69,000円(型落ち価格、2024年6月20日時点) |
AX-RS1Bは新機能やメニューの拡張、新しいカラーバリエーションの追加がされていることがわかります。
価格はAX-RS1Aに比べてかなり高くなっていますが、その分、機能面での強化が行われています。
繰り返しになりますが、価格は時期によって変動しますので、最新情報をご確認くださいね。
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)

AX-RS1BとAX-RS1Aどっちがおすすめ?
シャープヘルシオの新モデルAX-RS1Bと、従来モデルAX-RS1Aを新旧比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのかも併せて紹介していきます。
AX-RS1Bがおすすめの人
- 少人数家族で、大量の調理はしないという人
- 残り物を活用したい人
- 最新機種やメニュー数にこだわりたい人
AX-RS1Bに新たに加わった「ヘルシオトレー」は1~2人分の食材を調理できる小型のトレーですが、「2人暮らしだからそこまで大量に作らない」というニーズにぴったりです。
少人数の家族で、特に作り置きもしないという人ならこの手頃な大きさのトレーが大活躍しそうですし、お弁当のおかず調理にも便利ですよね。
もう一つの新機能「ワンディッシュメニュー」は、お皿一つでご飯ものや麵類メニューを作れるので、主婦の一人ランチや冷蔵庫の残り物活用にとっても便利です。
残り物とは思えない一品に生まれ変わったら、節約にも役立ちそうです。
AX-RS1Bは新モデルだけあって価格は張りますが、それでも最新機種ということで期待度が高まります。
メニュー数も大幅に増えていますし、新モデルにこだわりたい人におすすめです。
AX-RS1Aがおすすめの人
- ある程度まとまった量を調理したい人
- 型落ちモデルでも、価格が安い方が良い人
- 新機能やメニュー数にはこだわらない人
従来モデルのAX-RS1Aは、少ない量で調理するヘルシオトレーは特に必要ない人、例えば家族数が多い人や来客の多い人、作り置きをする人におすすめです。
そしてAX-RS1Aは型落ちということでかなりお手頃価格になっています。
ヘルシオの大きな特徴である、過熱水蒸気で美味しく焼き上げる機能、油や塩分を落とすヘルシーな仕上がり、まかせて調理などは共通しており、特に新機能が必要なければ価格が手頃なAX-RS1Aがおすすめといえます。
メニュー数もAX-RS1Bの方が多くなっていますが、アプリを通じて新たなメニューをダウンロードする機能もあるので、上記の新機能や搭載メニュー数にこだわりがない場合もAX-RS1Aを選びたいところですよね。
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)

AX-RS1BとAX-RS1Aの共通の機能や特徴
次に、シャープヘルシオAX-RS1BとAX-RS1Aに共通する機能や特徴について紹介していきます。
過熱水蒸気で美味しく焼き上げる
ヘルシオといえば「水で焼く」オーブンといわれる通り、100℃(水の沸点)を超える過熱水蒸気だけで焼き上げるのが最大の特徴です。
水蒸気をさらに加熱することで高温&ハイパワーとなり、食材にまんべんなく十分な熱量を与えてこんがり焼き上げます。
さらに水蒸気が食材に触れると水に変わるので、うるおいを与えてジューシーな仕上がりとなります。

美味しさを守って脂や塩分を落とす
ヘルシオの商品名の由来は「Healthy」と「減る塩」だそうですが、秀逸なネーミングですよね。
過熱水蒸気での調理は、水分を食材に与えながら加熱するため細胞の破壊を抑え、旨みや甘みを引き出します。
余分な油と塩分も落とすので、脂身のあるお肉や塩鮭なども健康に気遣いながら美味しく楽しめそうですね。
設定不要の「まかせて調理」
ヘルシオのユニークな機能「まかせて調理」では、角皿に食材を並べて調理方法を選ぶだけで、あとは最適な加熱をヘルシオがしてくれます。
調理方法は「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・茹でる」の4つで、食材の種類や好みに合わせて自由に選べます。
しかも食材は常温、冷蔵、冷凍の状態のものを一緒に入れても、センサーが最適な加熱を自動で行うので、事前解凍などの手間も必要ありません。

レンジ機能も優秀!
AX-RS1BとAX-RS1Aのいずれも、「らくチン!(絶対湿度)センサー」が搭載されています。
食材から発生する蒸気を検知し、仕上がり具合を自動判定するので、分量を問わず設定不要で調理ができます。
中華やカレー、煮物も簡単にレンジで調理できますし、市販の冷凍食品でもワット数と時間設定なしで仕上がりを見極めます。
絶対湿度センサーの他にも64眼赤外線ムーブセンサーが食材の表面を細かくチェックして、ちょうど良いあたためと解凍が可能です。
例えばご飯とおかずの2品を同時に温めたとしても、同時にちょうど良い温まり具合に仕上がります。
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)

無線LAN機能でメニューを増やせる
AX-RS1BとAX-RS1Aは、いずれも無線LANに接続し、アプリを活用することでより便利に使うことができます。
専用アプリ「COCORO HOME」をインストールして「COCORO KITCHENレシピサービス」を使うことで、スマホでメニューを閲覧、検索できます。
メニューを検索、閲覧して「作りたい」と思ったメニューがあればヘルシオ本体に送信し、設定することもできるので、メニューをどんどん増やせます。
おすすめのメニューを毎日提案してくれますし、他のヘルシオユーザーが作っている人気メニューも確認できますよ。
さらに、旬の食材や人気のお菓子メニューといったジャンルごとのメニューも検索して本体に送信できるので、お料理やお菓子作りが楽しくなります。

蒸気で食器を除菌消毒
ヘルシオの蒸気は食材を調理するだけでなく、食器や調理器具の除菌消毒にも活用できます。
食器の他にもカトラリー、子ども用食器や哺乳瓶なども高温の蒸気でしっかりせ血に除菌するので、安心して使えますね。

お手入れも簡単!
AX-RS1BとAX-RS1A両方とも、蒸気の力でお手入れもとっても簡単です。
庫内に飛んだ油や汁などの汚れを蒸気で浮かせて拭き取りやすくします。
庫内もフラットで、ヒーター部分の出っ張りも無いので拭き掃除も簡単です。
さらに庫内は特殊コーティングを施されていて、油の付着や嫌なにおいも防ぎます。
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)

AX-RS1BとAX-RS1Aの違いを比較まとめ
シャープヘルシオAX-RS1BとAX-RS1Aを新旧比較し、共通する機能を紹介しながら、どっちがどんな人におすすめかも併せてまとめてきました。
2024年6月新発売のAX-RS1Bは、少人数分の調理ができるヘルシオトレーを新たに追加し、さらに便利なワンディッシュメニュー機能も付きました。
少人数の家族や、あと一品欲しい時の調理、お弁当作りにも活躍しそうですし、冷蔵庫の残り物をお皿1枚で美味しいメニューに仕上げる機能も便利です。
一方のAX-RS1Aは、ヘルシオならではの過熱水蒸気での調理や自動調理、アプリを使用したメニューの広がりなど、魅力ある機能満載です。
新機能にこだわらなければ、お手頃に入手できるAX-RS1Aがおすすめといえます。
いずれにしても、どこまでの機能を求めるかをじっくり検討してみてくださいね。
シャープヘルシオの新モデルAX-RS1Bと、従来モデルAX-RS1Aの違いを調べている人、どちらを購入するか迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼シャープヘルシオAX-RS1A(型落ち従来品)
