ブラウンオーラルBプロ2とプロ3の違いを比較して、どっちをおすすめなのか紹介していきます。
ブラウンオーラルBプロ2は非常に人気の高い従来モデル、プロ3は最新モデルとなりますが、価格以外の違いは4点ありました。
- モードが3つか5つか
- マルチアクションブラシの進化
- フル充電で何日使えるか
- 携帯ケースが付いているか
プロ2が3モードなのに対し、プロ3は5モードと細かく分かれている他、ブラシやバッテリーの進化など、プロ3ではバージョンアップされています。
一方、携帯ケースが付属されているのはプロ2で、プロ3には付いていません。
共通する機能についても詳しく紹介しながら、本文にて両モデルの違いを比較し、どっちがどんな人におすすめかまとめていきますね。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3の違いを比較
ブラウンオーラルBのプロ2、プロ3の違いを比較していきます。
モード数の違い
プロ2は3つのモードが搭載されていますが、プロ3では5つのモードから用途に応じて選べます。
共通しているのは「クリーン」「やわらかクリーン」「ホワイトニング」で、プロ3のみに搭載されているのが「プロクリーン」「歯ぐきケア」です。
「クリーン」は標準のクリーニングモード、「プロクリーン」はより効率よく磨くために回転数が高くなっています。
「やわらかクリーン」は回転数を落として優しく磨き、「歯ぐきケア」はさらにゆっくりと磨くため、電動歯ブラシに不安のある人にも安心して使えそうですよね。
「ホワイトニング」は文字通り、歯の着色汚れ(ステイン)を落とすモードで、回転に緩急をつけた動きになります。
マルチアクションブラシの進化
両モデルともに、丸型のマルチアクションブラシを採用していますが、公式の比較表によるとプロ3のブラシは歯の表面の小さな凹凸により届きやすくなっているようですよ。
フル充電で何日使えるか
フル充電の状態からどのくらい使えるか、特に出張などの機会が多い人や、職場や学校に持ち歩くという人には重要ポイントですよね。
プロ2はフル充電から12日間と十分な長さですが、プロ3はさらに延びて14日間使用することができます。
いずれも1回あたり2分間で、1日2回使用した場合の目安なので、1日3回使用する場合はそれより短くなります。
携帯ケースが付いているのはプロ2
携帯用の専用ケースが付属しているのはプロ2のみとなります。
プロ3は本体とブラシ、充電器のみのセットとなりますが、ケースが必要な場合は別売りで購入できます。
価格について
プロ2からプロ3にバージョンアップしたこともあり、価格が気になるところです。
記事作成時点の2024年6月11日時点で、楽天での取り扱い価格は、プロ2が11,880円、プロ3が13,860円となっています。
価格差はおよそ2,000円なので悩ましいところですが、特徴や違いをしっかり検討しながら選ぶのがベストですね。
尚、価格は日々変動する可能性があるため、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3の違いを表で比較
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3の違いを表で比較してみました。
項目 | プロ2 | プロ3 |
---|---|---|
モード数 | 3つ(クリーン、やわらかクリーン、ホワイトニング) | 5つ(クリーン、やわらかクリーン、ホワイトニング、プロクリーン、歯ぐきケア) |
プロクリーンモード | – | ○(より効率的な磨き) |
歯ぐきケアモード | – | ○(さらにゆっくりと磨く) |
マルチアクションブラシ | 丸型 | 丸型(歯の表面の凹凸により届きやすい) |
使用可能日数 | フル充電から12日間 | フル充電から14日間 |
携帯ケース | ○(付属) | ×(別売り) |
価格 | 11,880円 | 13,860円 |
この表により、ブラウンオーラルBのプロ2とプロ3の主な違いが一目でわかるようになっています。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3どっちがおすすめ?
ブラウンオーラルBのプロ2、プロ3について違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめしたいかまとめていきます。
プロ2がおすすめの人
- 電動歯ブラシ初心者で、シンプルな機能を求めたい人
- 携帯ケース付きの方が良い人
- 価格が安い方が良い人
プロ2はモードも3段階とシンプルな機能で、まだ電動歯ブラシに慣れていない人にも使いこなしやすいのが良いですよね。
そしてプロ2のみのメリットが携帯ケースで、常に職場や学校に持ち歩くという人には便利です。
価格差はおよそ2,000円なので非常に悩ましいところですが、少しでも価格が安い方がいいという人は、3モードで満足であれば文句なしのおすすめといえます。
プロ3がおすすめの人
- より高い機能を求める人、より優しく磨きたい人
- バッテリーが長持ちする方が良い人
- ケースは特に必要ないという人
プロ3はブラシのバージョンアップに加えて、従来の3モードから5モードに進化しています。
より高機能の電動歯ブラシでしっかり磨きたいという人だけでなく、歯と歯ぐきにより優しい方がいいという人にプロ3はおすすめです。
プロクリーンモードは高速回転でしっかり磨けますし、歯ぐきケアモードならゆっくりと、電動歯ブラシが不安という人にも優しく磨けます。
価格差は2,000円程度なので、ケースは不要&機能面でプロ3の方がいいという人なら迷うこともないくらいですね。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3の共通の機能や特徴
次に、ブラウンオーラルBのプロ2、プロ3に共通する機能や特徴について紹介していきます。
ブラウンオーラルBのブランド力
まずは、ブラウンオーラルBのブランド力について紹介します。
オーラルBの公式販売サイトで必ずといって良いほど謳われているのが「世界の歯科医が推奨」という文言です。
これは誇張でもなんでもなく、実際に2017年~2019年にかけて21ヶ国、5,000名近くの歯科医へ調査した結果とのことです。
実際に歯科医と共同開発したブランドであり、オーラルBの数多くの製品が日本歯科医師会からも推薦されています(オーラルB公式ストアサイトより)。
手磨きと比べて歯垢除去率99.7%アップ
プロ2、プロ3ともにすぐれた歯垢除去力を誇り、手で磨いた時と比べて99.7%(P&G調べ)も除去力がアップしています。
ブラシについては次の項目で詳しく触れていきますが、手磨きの場合はブラシで表面の汚れをこすり落とすのに対し、オーラルBの丸型ブラシは歯を1本1本包み込むようにして、歯ぐきとのキワ部分や歯と歯の間もしっかりきれいにしていきます。
人の力だと汚れを落とし切れなかったり力が強すぎたりといったこともありますが、電動なら適切なパワーを設定して磨けるので、歯を1本ずつ丁寧にケアすることが可能です。
3D丸型回転ブラシ
オーラルBの丸型回転ブラシは、回転と振動を組み合わせる形で歯をきれいに磨いていきます。
プロ2、プロ3のブラシは、歯科クリーニング器具から発想を得て開発されており、歯を丸ごと包み込んで回転と振動することによって歯垢や汚れをかき出します。
ブラシの動きは高速の上下運動と左右反転運動が組み合わさって、歯垢を叩いて浮かした後にこすり取る仕組みになっています。
歯垢は水に溶けにくいので、物理的に落とす必要があるため、理にかなった歯垢洗浄といえます。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3
歯ぐきにもやさしい仕様
「でも電動歯ブラシって刺激が強いのでは?」という疑問が生じるかも知れませんが、プロ2、プロ3ともに歯ぐきにやさしい仕様となっています。
モード選択で「やわらかクリーン(プロ3は歯ぐきケアも)」を使えるのはもちろんですが、ブラシ圧を自動的に感知して、押し付け過ぎと判断されると上下運動をストップしてソフト振動に切り替えてくれます。
さらに本体上部のリング部分が光るので、鏡で見ながら強さが適切か見ることもできます。
適切に磨けるタイマー機能
両モデルともタイマー機能が搭載されています。
オーラルBでは磨き時間2分を推奨していますが、これは歯ぐきを傷付けない為です。
口の中を4分割して(右の上下、左の上下)、1ヶ所あたり30秒目安で磨けるように、30秒ごとに振動で知らせてくれます。
手磨きではよくあることですが、つい夢中で磨き過ぎてしまうのを防ぐためにも大切ですね。
生活防水機能
プロ2、プロ3いずれも、生活防水機能があり、防滴加工を施されています。
本体を丸ごと水洗いすることも可能なので清潔に保てますし、日常使い程度では浸水で故障することはありませんが、完全防水ではないので水に長時間浸すなど本体の内部に水が入るような扱い方はNGです。
ブラシ交換は3ヶ月ごと
一般的な歯ブラシの交換タイミングは、手磨き用では1ヶ月が理想とされています。
1ヶ月に1本というと頻繁に替える必要がありますが、オーラルBのプロ2、プロ3では3ヶ月ごとの交換が推奨されています。
3ヶ月ごとなら年に4回の交換で済むので、手間もコストもそれほどかからないのが嬉しいですね。
替えブラシは3本で約3,900円、6本で約6,300円、8本セットなら約7,100円と、まとめ買いがお得になります。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3を比較まとめ
ブラウンオーラルBプロ2とプロ3の違い、そして共通する特徴や機能を紹介しながら、どっちがどんな人におすすめかまとめてきました。
両者の大きな違いは「3モードか5モードか」「ブラシの進化」「フル充電からの仕様日数」「ケースの有無」ですが、価格差は意外にも2,000円程度と大きくはありませんでした。
機能面ではプロ3がおすすめなものの、専用ケースが付いているプロ2も捨てがたいですよね。
いずれも手磨きに比べて歯垢除去率が99.7%と大きくアップしながらも、押し付け過ぎを防ぐなど歯と歯ぐきに優しい仕様になっています。
手磨きから電動歯ブラシに変えることを検討中の人にも安心して使えそうですよね。
ブラウンオーラルBプロ2、プロ3の違いを調べている人、どちらを購入するか迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ブラウンオーラルBプロ2
▼ブラウンオーラルBプロ3