日立洗濯機BW-X100HとBW-X100Gの違いを比較!どっちがおすすめ?
日立の全自動洗濯機ビートウォッシュ2機種(BW-X100H、BW-X100G)の違いを比較していきます。
BW-X100Hは2022年発売の新モデル、BW-X100Gは2021年発売の旧モデルですが、大きく3つの違いがあります。
- カラーの違い
- シワ低減洗濯コースの有無
- 糸くずフィルターが抗菌かどうか
新モデルのBW-X100Hには、新たに「シワ低減洗濯コース」と「抗菌糸くずフィルター」が追加されました。
カラーもホワイトから新色のホワイトラベンダーになり、インテリアとしても違和感のない色合いになっています。
本文では、日立の洗濯機の中でも人気シリーズの「ビートウォッシュ」の新旧比較をしながら、新たに追加された機能と共通する機能についても詳しく紹介していきます。
▼BW-X100H
▼BW-X100G
BW-X100HとBW-X100Gの違いを比較
日立の全自動洗濯機ビートウォッシュBW-X100HとBW-X100Gの違いを比較していきます。
カラーの違い
まずは見た目ですが、洗濯機といえば白、というイメージがあります。
中にはグレーや水色、シルバーなどもあったりしますが; 一般的には白がパッと浮かびますよね。
BW-X100Gはシンプルなホワイトカラーでしたが、BW-X100Hは新色の「ホワイトラベンダー」を採用しています。
といっても紫に近いラベンダー色ではなく、薄いグレーがかった穏やかで上品な色合いです。
インテリアにも馴染みやすく、デザイン性だけでなくランドリースペースに不可欠な清潔感も持ち合わせていますよ。
シワ低減洗濯コース
BW-X100Hのお洗濯コースには「シワ低減洗濯コース」が追加されています。
例えば通勤着など、シワになると困る衣類はしっかりとアイロンをかける必要がありますが、シワ低減洗濯コースで洗えばかなりのシワ低減になり、アイロンがけも楽になります。
すすぎの段階で衣類をほぐし、さらに満水のタイミングで柔軟剤を投入するので、柔軟剤の浸透ムラがなく衣類全体に行きわたります。
確かに、すすぎの時に既に衣類が絡まった状態で柔軟剤を投入したらムラになってしまいそうですよね。
さらに洗濯槽の回転数や運転時間も調整し、絡まりとシワを抑えてくれます。
脱水して取り出す時にはもちろん、干す時もシワを伸ばす手間が省けて便利ですね。
抗菌糸くずフィルター
両モデルとも洗濯槽内に糸くずフィルターがセットされていて、洗濯により生じた繊維くずやゴミなどをキャッチしてくれますが、BW-X100Hの糸くずフィルターは抗菌仕様になっています。
抗菌素材を使用しているので、より気持ちよく使えますね。
いずれもゴミの溜まり具合も一目でわかる半透明タイプで、ゴミが溜まったらスライド式で引き出し、ゴミに触れることなく捨てられるのでお手入れも快適です。
価格の違い
価格については公式ではオープン価格となっているため、ショップサイトによってかなり開きが出ています。
価格.comで最安値を調べたところ、BW-X100Hが119,500円、BW-X100Gは105.000円でした。
Amazonや楽天ではBW-X100Hが13万~15万円台、BW-X100Gが11万円前後となっています。
設置料込みの価格かどうか、また設置条件によって変更が生じる場合があるため、購入の際にはショップサイトで念入りに確認されることをおすすめします。
価格は全て2022年12月16日現在のものですが、日々変動していく可能性が高いので、常に最新の価格をチェックしてくださいね。
▼BW-X100H
▼BW-X100G
BW-X100HとBW-X100Gどっちがおすすめ?
日立の全自動洗濯機ビートウォッシュBW-X100HとBW-X100Gではどちらがおすすめなのか、それぞれどんな人におすすめなのかをまとめてみました。
BW-X100Hがおすすめの人
- 最新機種を求めたい人
- ラベンダーカラーが好きな人
- 共働きで、通勤着を頻繁に洗濯する人
- 洗濯槽をより清潔に使いたい人
せっかく買い替えるのだから最新機種がいい!という人や、ラベンダーカラーのやさしい色合いに惹かれる人にはBW-X100Hがおすすめです。
カットソーやコットンパンツ、ワイシャツなどの通勤着を頻繁に洗いたい共働き家庭には、シワ低減洗濯コースが搭載されているBW-X100Hならアイロンがけの手間も軽減されそうですよね。
糸くずフィルターも抗菌仕様になっているので、より清潔に使いたい人にもおすすめです。
BW-X100Gがおすすめの人
- 最新機種でなくても良いので価格を抑えたい人
- ホワイトカラーの方がいい人
- シワ低減洗濯は特に必要ない人
家電を購入する際に、価格を重視しない人はまずいないと思います。
たしかにBW-X100Gは1つ前の旧モデルで型落ちとされてはいますが、価格面ではかなりお得です。
カラー以外の違いが「シワ低減」と「抗菌の糸くずフィルター」のみなので、その点が折り合えば約30,000円の価格差は魅力ですよね。
しっかり自分でアイロンをかけたいという人や、乾燥機を別途持っているなど、シワ低減が特に必要ではない人にとってもおすすめです。
また、やっぱり白がいい!という人やインテリアと家電は白で揃えている人もBW-X100Gがおすすめかな、と思います。
価格と機能を照らし合わせて、どっちが自分に合っているかを検討していただくのがベストですね♪
▼BW-X100H
▼BW-X100G
BW-X100HとBW-X100Gの特徴
日立の全自動洗濯機BW-X100HとBW-X100Gに共通する特徴を紹介していきます。
洗剤、柔軟剤自動投入
ポンと入れるだけのジェルボールタイプの洗濯洗剤が人気になっているように、洗濯で地味に面倒なのが「洗剤の量を計る」作業ではないでしょうか。
日立のBW-X100HとBW-X100Gには洗剤と柔軟剤の自動投入機能があります。
あらかじめタンクに液体洗剤、柔軟剤を入れておくことによって、毎回必要な量だけ自動投入してくれますし、ちょっと増やしたいor減らしたい時にも調整が可能です。
洗剤なら400ml、柔軟剤なら500mlまでの詰め替えタイプを丸ごと1本入れられるので、ボトルに洗剤を詰め替える手間も必要ありません。
小さいボトルに何回かに分けて詰め替える面倒な作業も不要で、ボトルも必要ないのでSDGsにも繋がりそうですよね。
洗剤タンクは分解できるのでお手入れも簡単で、いつも清潔に保つことができます。
ナイアガラビート洗浄
ナイアガラビート洗浄について簡単に解説します。
まずは洗剤投入時の水の量を少なく抑えて、高濃度の洗剤液をつくります。
さらに日立独自の回転羽根(ビートウイングX)で押し洗い、たたき洗い、もみ洗いでパワフルに洗います。
洗濯槽底部のビートウイングXが大きく&小刻みに衣類を動かし、洗濯板効果もプラスされて、高濃度洗剤液がしつこい油汚れや皮脂、繊維に隠れた汚れもしっかり洗い落とします。
さらに大流量の「ナイアガラシャワー」が洗剤液を衣類にまんべんなく行き渡らせて、洗いムラも防ぎます。
まさに洗濯機全体で汚れをしっかり落とす仕組みです。
つけおきナイアガラビート洗浄
衣類のしつこい汚れや黄ばみがある時、あらかじめつけおきしてから洗うこともありますよね。
日立のビートウォッシュなら「つけおきナイアガラビート洗浄」で、全て洗濯槽の中で完結できます。
洗う工程の前に、高濃度の洗剤液にじっくりつけおきすることで、黄ばみの除去や予防ができます。
黄ばみの除去には、洗いの前に360分、黄ばみの予防には120分のつけおき時間がプラスされますので、お急ぎの時には向いていませんがじっくりつけおきしたい時に便利です。
つけおきプラス
「つけおきプラス」はお洗濯の前に洗濯槽内で30分のつけおきを行ないます。
汚れのひどい衣類を別の容器でつけおきしたり、濡れた衣類を移し替えたりする必要もないので手間が大きく省けます。
漂白剤などを洗い流すのも洗濯機がやってくれますし、その後でコースを選択できるのも便利ですよね。
▼BW-X100H
▼BW-X100G
ナイアガラすすぎ
高濃度の洗剤液で洗った衣類を、大流量のナイアガラシャワーで徹底的にすすぎます。
たっぷりの水を循環させながら、強い遠心力の高速回転で、衣類に残った汚れや洗剤成分もしっかりすすぎ落とします。
自動おそうじ
洗濯槽のお掃除は定期的にしないとカビやニオイが気になりますし、市販の洗濯槽クリーナーを定期的に使うという方も多いのではないでしょうか。
日立のビートウォッシュBW-X100HとBW-X100Gには「自動おそうじ」機能が搭載されています。
本来のお洗濯の工程では、洗い→すすぎ→脱水になりますが、「自動おそうじ」はすすぎの後に排水し、きれいな水道水で上から洗い流す工程が入ります。
それにより洗濯槽の裏側などに潜む黒カビの胞子や、皮脂汚れ、洗剤のカス、雑菌などを一緒に洗い流してくれます。
日立の商品サイトに記載がありますが、自動おそうじの除菌と黒カビ抑制試験では菌とカビの減少率が99%という結果が出ています。
実際に実験結果が数字で出ると、安心感が高まりますよね。
まとめ洗いや大物洗いもラクラク!
BW-X100HとBW-X100Gなら、大量の衣類のまとめ洗いも、毛布などの大物もお家で洗えます。
薄手のシングル毛布なら1回で3枚(厚手やダブル毛布は1枚)、タオルケットは4枚まで一度に洗える大容量なので、家族全員分を一度に洗えますね。
目的ごとに選べるコース
BW-X100HとBW-X100Gには目的に合わせたいろいろなコースが設定されています。
「標準コース」は普段着や綿の下着、タオルなど普段使いの衣類や洗濯頻度の高いものにおすすめです。
「デリケートコース」はキャミソールなどデリケートな素材を、たっぷりの水で泳がせるような弱水流で洗います。
「おしゃれ着コース」はセーターやスカート、ワンピースなど「手洗い」表示のあるものを、遠心力による押し洗いで形崩れを抑えて洗います。
「おいそぎコース」は軽い汚れのものを少量洗いする時に便利です。
「手造りコース」は好みに合わせて運転内容(洗い時間やすすぎ回数、脱水時間など)を組み立てられるコースで、設定した内容は記憶されるので次回以降も使えて便利です。
「部屋干しコース」はすすぎの後に高速回転で空気を取り込み、衣類の水分を飛ばすので、部屋干し時間を短縮したい時におすすめです。
「毛布コース」は大きな毛布などを傷めずにやさしく洗うコースです。
ほぐし脱水で取り出しやすい
脱水した衣類を取り出して干す時、洗濯ものが絡まっていると取り出しにくい上にシワも気になりますよね。
BW-X100HとBW-X100Gは「ほぐし脱水」で衣類の絡みつきもなく、ストレスフリーで取り出せます。
脱水の時に吸気口から空気を取り込んで、布をほぐしながら高速回転で衣類の水分を飛ばす「エアジェット」も搭載されているので、余分な水分を飛ばしてくれて干す時間も短縮できますよ。
サイズや重量などは同じ
BW-X100HとBW-X100G共に、サイズや重量、洗濯容量といった基本スペックは同じです。
本体幅は約57cmで洗濯槽の直径は約49cm、重量は約42㎏、洗濯容量は10Lです。
当たり前ではありますが、寸法や重量は設置の際に大切な情報なので、必ず事前にチェックしておくとスムーズです。
▼BW-X100H
▼BW-X100G
BW-X100HとBW-X100Gを比較まとめ
日立の全自動洗濯機、ビートウォッシュBW-X100Hと BW-X100Gを比較してきました。
価格以外の相違点は大きく3つで、カラーの違いとシワ低減コースの有無、糸くずフィルターが抗菌かどうかでした。
共通する機能については、「洗剤と柔軟剤の自動投入」「ナイアガラビート洗浄」「つけおきプラス」に加え、パワフル大流量の「ナイアガラすすぎ」そして「自動おそうじ」と、BW-X100Gの良いところを全部受け継いだ形といえますね。
毛布も丸洗いできる大容量に、多彩なコースも魅力的ですよね。
価格差はショップにもよりますが30,000円ほどありますので、新たに加わった「シワ低減」「抗菌糸くずフィルター」が必要かどうかをじっくり検討されることをおすすめします。
洗濯機を買い替え予定の方、日立のビートウォッシュBW-X100Hと BW-X100Gで迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼BW-X100H
▼BW-X100G