エコバックスのロボット掃除機、DEEBOT miniとmini PROの違いを比較して、どっちがどんな人におすすめか紹介していきます。
SNSなどの広告でも頻繁に流れてくるDEEBOTの新モデルは、これまでにないコンパクトサイズで、その名も「mini」です。
水タンクのカラーもバリエーション豊富で、お部屋に置くだけで楽しくなりそうです。
今回は2025年5月に同時発売された「mini」と「mini PRO」の違いを比較したところ、価格以外では4つの大きな違いがありました。
- 吸引力
- 水タンクのカラー
- 抗菌フィルター、ダストバッグが標準装備されているか
- アクセサリーが同梱されているか
他の機能については全く同じなので、どちらを選ぶかはこの4つの中にポイントがあります。
本文では、エコバックスDEEBOT miniとmini PROの違いを比較しながら、詳しい特徴にも触れつつ、どっちがどんな人におすすめか紹介していきます。
▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

DEEBOTminiとPROの違いを比較
エコバックスのロボット掃除機、DEEBOT miniとmini PROの違いについて比較していきます。
吸引力の違い
吸引力については、miniが8,000Pa、PROが9,000Paとなります。
PROの方が明らかに吸引力に優れていますが、8,000Paのminiも従来のエコバックス上位モデルと遜色ないレベルです。
むしろこの小ささでこれだけのパワーがあるのが驚きですよね。

カラーバリエーション
DEEBOT miniでまず目を引くのが、カプセルからヒントを得たカラフルな水タンクですよね。
広告で6カラーが並んだ姿は、初代の「iMac」を思い出します(若い方はご存じないかもですが…^^;)。
水タンクのカラーバリエーションはminiが6色、PROが2色となっています。
- mini:ディープサファイア、サンシャインゴールド、エメラルドモス、アメジストヴェール、ブロッサムピンク、ミッドナイトブラック
- PRO:ディープサファイア、ミッドナイトブラック
どれもキラキラした色名で、見ているだけで楽しくなりそうですが、どちらかというとminiは華やかなカラー、PROは落ち着いたカラーを厳選している印象です。

抗菌フィルター、ダストバッグが標準装備されているか
PROには抗菌フィルターと、抗菌ダストバッグが別売りではなく、標準装備されています。
より衛生面を重視したい人には安心ですよね。
アクセサリーが同梱されているか
PROには、購入時に替えのモップパッド10枚と抗菌ダストバッグ6枚が同梱されています。
もちろん別売りで購入できますが、はじめから予備が多めに入っていると、買い足す手間が大きく省けますよね。
価格について
気になる価格ですが、記事作成時点(2025年6月3日)でエコバックス公式での価格は、miniが69,800円、PROが84,800円となっています。
吸引力が高く、アクセサリーが十分に同梱されているPROの価格が高くなるのは当然ではありますが、次の項ではアクセサリーの単価も調べてみたので、参考にしてみてくださいね。
尚、価格は日々変動する可能性が高いので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

DEEBOTminiとPROの違いを表で比較
DEEBOTminiとDEEBOTmini PROの違いを表で比較してみました。
比較項目 | DEEBOT mini | DEEBOT mini PRO |
---|---|---|
吸引力 | 8,000Pa | 9,000Pa |
カラーバリエーション | 6色(ディープサファイア、サンシャインゴールド、エメラルドモス、アメジストヴェール、ブロッサムピンク、ミッドナイトブラック) | 2色(ディープサファイア、ミッドナイトブラック) |
抗菌フィルター | なし(別売り) | 標準装備 |
抗菌ダストバッグ | なし(別売り) | 標準装備 |
同梱アクセサリー | 特になし | モップパッド10枚+抗菌ダストバッグ6枚付き |
公式価格(2025年6月時点) | 69,800円 | 84,800円 |
比較するときの参考にしていただけたら幸いです。
▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

DEEBOTminiとPROどっちがおすすめ?
エコバックスDEEBOT miniとmini PROの違いを比較してきましたが、それではどっちがどんな人におすすめなのでしょうか?
miniがおすすめの人
- カラーバリエーションが豊富なほうが良い人
- 本体価格が安いほうが良い人
- 8,000Paの吸引力があれば十分な人
カラフルで「映える」インテリアの演出もできそうなminiは、色にこだわりたい人にぴったりです。
特に、PROにはない明るめの色が欲しいという人なら、迷わずmini!となるかもしれないですね♪
そして本体価格が6万円台というのも魅力です。
エコバックス公式販売サイトから、モップパッド、抗菌ダストバッグの価格を計算してみたところ、PROに付いてくるモップパッド(10枚)は6,875円、抗菌ダストバッグ(6枚)は4,400円、合計で11,275円でした。
両モデルの価格差は15,000円なので、アクセサリーを別売りで買ったとしてもminiの方が安いことがわかります。
あくまで単純計算ですし、今後の価格変動の可能性もあるため、参考までにしていただければと思います。
吸引力の違いこそありますが、8,000Paはロボット掃除機としてはかなり高いレベルなので、機能と価格を照らし合わせてこれで十分!という人にはminiがおすすめといえます。
PROがおすすめの人
- 少し価格が高くても吸引力が高いほうが良い人
- 抗菌仕様を重視したい人
- アクセサリーを別途買い足す手間を省きたい人
PROの吸引力は、miniを大きく上回る9,000Paです。
もちろんmniの吸引力も高レベルなのは間違いありませんが、より高い吸引力は魅力的ですよね。
また、PROには抗菌フィルターと、同じく抗菌のダストバッグが標準装備されています。
別売りで購入することはできますが、はじめから装備されていることで手間も省ける上に安心感もありますよね。
その抗菌ダストバッグが6枚、替えのモップパッドが10枚(5セット)もはじめから付いている点も大きいです。
買い足す手間や買い足しのタイミングに悩むことも大幅に少なくなるので、忙しい人にもおすすめです。
アクセサリーの単価を計算した上での価格比較はminiのところで書いていますので、検討材料にしてみてくださいね。
▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

DEEBOTminiとPROの共通の特徴
続いて、DEEBOT miniとmini PROに共通する機能や特徴について紹介していきます。
エコバックス史上最もコンパクトなサイズ
DEEBOT miniシリーズは、エコバックス史上で最もコンパクトなサイズです。
本体はいずれも直径28.6cm×高さ9.98cmと、miniという名にふさわしいコンパクトさ、ステーションは幅32cm×奥行き40cm×高さ38.5cmです。
直径が30cmを、高さも10cmを切っていて、狭いところでも楽に進んでいけそうですよね。
これまでスペースの問題でDEEBOTを諦めてしまっていた人には、朗報ともいえるサイズ感です。

ZeroTangle 2.0で毛が絡みにくい
メインブラシには、ZeroTangle テクノロジーをさらに進化させた2.0の技術が採用されています。
DEEBOTの新しいモデルに続々と搭載されている「毛絡み防止」機能ですが、ZeroTangle 2.0では「トリプルV字構造」となっています。
45°に計算されたV字型ブラシが髪の毛を浮かせて、V字型のスパイラルブラシが毛を集め、V字型のコームが絡まりを解消する仕組みで、さらに吸引力もキープします。
髪の毛やペットの毛がブラシに絡みつくストレスを解消し、お手入れも楽になります。

OZMO Turbo 2.0回転モッピング
コンパクトでもハイパワーのDEEBOT miniの両モデルですが、水拭き機能についてもハイスペック機能を搭載しています。
2枚の丸型モップがしっかりと圧力をかけながら高速回転し、床の汚れをパワフルに落としていきます。

▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

ゴミ自動収集
DEEBOTのロボット掃除機なら当たり前、ともいえるのがゴミ自動収集です。
ステーションに戻ったら自動でゴミを収集し、ダストバッグに収納するため、ホコリが舞うこともありません。

モップ自動洗浄、乾燥機能
コンパクトサイズで、DEEBOTの最新機能を満載したminiシリーズですが、モップの自動洗浄&乾燥機能も搭載されています。
モップとモッププレートは45℃の熱風で乾燥され、高性能のファンがにおいや雑菌の繁殖を防ぐため、常に清潔を保てます。

LDSレーザーにTrueMapping 2.0
センサーやマッピングについてもハイエンドモデルに遜色ないスペックなのがminiシリーズです。
LDSレーザー、前方レーザーに加えてエッジ距離センサーを搭載し、清掃カバー率は89%の高率になります。
もちろんカーペットも検知して回避し、階段や玄関などの大きな段差はセンサーで落下を防止します。
障害物があってもミリ単位で検知して効率よく回避し、最大100㎡の面積でもわずか6分で正確にマッピングします。

▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

専用アプリで自在にお掃除
マッピングしたお部屋はアプリに反映され、スマホから簡単にあらゆるお掃除の指示が可能です。
お掃除のスタート/ストップ、スケジューリング、エリア指定、吸引力や水量調整など、エコバックスHOMEアプリで自由自在にカスタマイズできます。

最大17mmの段差乗り越え
乗り越えられる高さは17mmで、DEEBOTの最高レベルには達しないものの、お部屋と廊下の継ぎ目なども難なく乗り越えてくれそうです。
ボディハンドル設計
DEEBOT miniシリーズに新たに採用されたのが「ボディハンドル設計」です。
本体にハンドルが付いていて、さっと持ち歩けるようになっています。
戸建てやメゾネットタイプのマンションといった、複数フロアでも使いやすいのが特徴で、しかも人間工学に基づいた設計で、持ちやすくなっています。

▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

運転音もゴミ収集音も静か
コンパクトなだけに、運転音はどうなんだろう?と気になりますよね。
DEEBOT miniシリーズは、ノイズを低減する設計となっているため、運転音が大きく抑えられています。
通常の掃除機だと60~70㏈の運転音ですが、miniシリーズでは55㏈という静音を実現しています。
おおよその目安としては、事務所の中やエアコン室外機程度といえます。
ゴミの収集音も約70㏈と、これまで「ゴミ収集音が大きい」という口コミを多く目にしていたこともあり、驚きの静かさです。
連続清掃時間、充電時間
フル充電から連続して稼働する時間は、それぞれ最大150分です。
充電に必要な時間は200分で、もちろんバッテリー残量が少なくなると自動でステーションに戻って充電し、中断した場所からまた再開します。
▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO

DEEBOTminiとPROの違いを比較まとめ
エコバックスのロボット掃除機、DEEBOT miniとmini PROの違いを比較して、どっちがどんな人におすすめなのかまとめてきました。
DEEBOT史上で最もコンパクトなminiとmini PROですが、4つの違い(吸引力、カラー展開、抗菌パーツの標準装備、アクセサリー同梱)以外は全く同じです。
吸引力が高く、抗菌仕様が強化されており、替えのアクセサリーが付いている分、PROの方が15,000円ほど高くなっています。
価格の求めやすさ、カラーバリエーションを楽しみたい点を重視するならmini、吸引力や抗菌仕様、アクセサリー購入の手間を考えるとPROがおすすめといえそうです。
どちらもコンパクトサイズとは思えないほどの清掃力で、これまでにない静音仕様に持ちやすいハンドル等、独自の機能も搭載されたおすすめのロボット掃除機です。
DEEBOT miniシリーズが気になっている人や、miniとPROのどちらを購入するか迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼エコバックスDEEBOT mini

▼エコバックスDEEBOT mini PRO
