こどもたちの秋の楽しみといえば、どんぐり拾いですよね。
が、どんぐりはそのままにしておくと大変なことが起こります。
そうです、中に虫が入っている可能性です。
子どもが拾って来たどんぐりは虫の処理・対策が重要です!
昨年は綺麗なものをいくつか置いていたものの、幸い何事もありませんでした。
でも、今年は早くも大量に拾ってきたので流石に虫が湧くのは勘弁してほしいと思い、処理に乗り出しました。
処理方法は2つ。
加熱する
または
冷凍する
の2種類です。
加熱は面倒なので、我が家は冷凍する方法を取ってます。
調べてみると、なんと、「どんぐり銀行」なるものも見つけたので、どんぐりの処理方法として、煮沸、冷凍の方法と合わせてご紹介したいと思います。
どんぐりを拾ってきたらまずは共通の下処理
最初に水洗いをすると同時に、虫が入っていそうなどんぐりを選別してしまいます。
その基準は…
- 水に浮く
- 穴が開いている
- ヒビが入っている
- 汚れがひどい
- 柔らかい
とにかく保管に適していなさそうなどんぐりはこの時点で捨ててしまいます。
ナナにもそのまま説明しましたが、流石に4歳だと納得してくれて、バイバイできました。
どんぐりを煮沸する方法
まずは基本の煮沸方法。
- 下処理後小鍋に水を貼ってどんぐりを投入
100均などで専用の小鍋を用意するのがおすすめ - 火にかけ、沸騰したら中火で煮る
煮すぎると割れてしまうので、小さなどんぐりは3分ほど、普通サイズは5分ほど、大きなどんぐりは7、8分を目安に - ざるにあげて水気を切る
冷水に当てると割れることがあるので、自然に冷ます - 新聞紙の上なので、3日ほど日陰に干してよく乾かす
水気が残るとカビてしまうのでしっかり乾かす
これで完成。
どんぐりを冷凍する方法
- 下処理後、水気をよく切って、ジップロックなどに入れて冷凍庫にin
- 1週間後取り出して、新聞紙の上などで、日陰干ししてしっかり乾かす
とっても簡単なのですが、時間がかかるのが難点です…。
冷凍したどんぐりの解凍方法の補足
本来、一度冷凍したどんぐりの解凍方法は、上記の通り、新聞紙などの上で日陰干しして、しっかり乾かすのが良いと言われていますが…。
我が家は一度出てきた水滴を拭き取った後は、家の中で自然乾燥しました。
ですが、特にカビが生えたりすることなく、何の問題もなかったです。
家の中も乾燥してきてますし、食べるものでもないので、そこまで神経質にならなくてもいいかなぁと個人的には思っちゃいます。
この辺りはもう、自己判断でいいんじゃないでしょうかね。
どんぐり銀行に持っていく
わたしの中で今年、3つ目の選択肢として登場したのがどんぐり銀行の活用。
どんぐり銀行ってご存知でした?
わたしは先日知ってちょっと感動しました。
なんと、集めたどんぐりを、お金のように預けておけるというんです!
100円かかるそうですが、ちゃんと通帳も作ってくれて、いつ何個預けたかの記帳できるというのです。
預け方は簡単、下処理後、よく乾かしたどんぐりを袋に入れて、封をせず、袋に何個入っているかを書いて、派出所に持っていくだけ。
(派出所のリストはこちら)
ジブリのどんぐり共和国が派出所を兼ねてるんですね。
派出所が近くにない場合は高知県大川村の本店に郵送すれば対応してくださるそう。
払い戻しはどうなるんだろう?と調べてみたら、年に1回ですが、100個集めると、苗木になって戻ってくるそうです。
もちろん受け取っても良いですし、本店の高知県大川村で代理植樹してもらうことも選べるとのこと。
詳しくは公式サイトさんでご確認いただくのが良いかと思いますが、個人的にはとっても素敵な試みだと思うので、いつかナナにも説明してチャレンジしたいと思っています。

引用:https://benelic.com/company/system.html
どんぐり銀行の公式サイトさんはこちらです。
もともとはダムで削られた自然を取り戻す活動として始まったようです。
こういう発想を生んで、実現する人たちって本当にすごい…単純に尊敬です。
良かったら拾ったどんぐりの活用方法の一つとして見てみてください。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!