この記事では、象印のスチーム式加湿器「EE‑TB60」と「EE‑TA60」の違いを分かりやすく比較し、それぞれのおすすめポイントや共通の魅力について詳しくご紹介します。
象印のスチーム式加湿器は、蒸気でしっかり加湿できるうえ、お手入れのしやすさや清潔さでも人気があります。
そんな中、2025年に登場した新モデル「EE‑TB60」と、すでに販売されている「EE‑TA60」には、どんな違いがあるのか気になる方も多いと思います。
私自身興味があってEE‑TB60とEE‑TA60の主な違いについて、詳しくまとめたのでご紹介していきます。
▼EE‑TB60
▼EE‑TA60
EE‑TB60とEE‑TA60の違いを比較
加湿時の消費電力の違い:EE‑TB60の方が省エネ設計で電気代も安心
毎日何時間も使う加湿器だからこそ、電気代が気になる方にはEE‑TB60がおすすめです。
- EE‑TB60:450W
- EE‑TA60:495W
たった45Wの差でも、毎日長時間使い続ければ、電気代にじわじわと影響が出てきます。特に冬場は朝から晩までつけっぱなし、というご家庭も多いですよね。「なるべく節約したいけど、清潔なスチーム加湿もあきらめたくない」と考える方にとって、省エネタイプのEE‑TB60は心強い存在です。
「電気代がちょっとでも抑えられると気持ちがラクになる」——そんな方に寄り添う加湿器です。
カラーバリエーションの違い:EE‑TB60はホワイトが選べて部屋になじみやすい
見た目にこだわる方や、インテリアに合わせて家電を選びたい方にはEE‑TB60がぴったりです。
- EE‑TB60:ソフトブラック・ホワイトの2色展開
- EE‑TA60:ソフトブラックのみ
最近は「白系の家電でまとめて、空間を明るく見せたい」というニーズが高まっています。EE‑TB60ならホワイトが選べるので、リビングや寝室にも圧迫感なくなじみます。
「黒だと存在感が強くて…」「せっかくなら、部屋に馴染む色にしたい」——そんな悩みに応える、女性にうれしい選択肢が用意されています。

運転音の静かさ:EE‑TB60は中〜強モードでも静かで快適
加湿器の音が気になる方、特に寝室で使いたい方や赤ちゃんのいるご家庭にはEE‑TB60がおすすめです。
- EE‑TB60:強・中モードで約34dB
- EE‑TA60:強・中モードで約36dB
数字だけを見ると小さな差に思えますが、実際に使ってみると「なんか静か」と感じる方も多いはず。静かな環境で眠りたい夜や、在宅ワーク中の集中タイムにも、静音性の高さは安心材料になります。
「寝ている子どもを起こしたくない」「静かに読書や仕事をしたい」そんな時間を過ごしたい方にとって、静音設計のEE‑TB60はとても頼れる存在です。

明るさ切り替え機能:EE‑TA60のみ搭載で就寝時にまぶしさを防げる
「寝るときに家電のランプが気になる」そんな繊細な感覚を持つ方には、EE‑TA60の明るさ切り替え機能がぴったりです。
- EE‑TA60:明・暗の2段階調整可能
- EE‑TB60:明るさ調整機能なし
就寝時に表示の明るさが目に入って気になる…という声は少なくありません。EE‑TA60なら表示を暗くできるので、眠りの質を邪魔しません。「光で眠れなくなるからタオルをかけてる…」という方も、この機能があればもうその手間はいりません。
「機能はシンプルでいい。でも、眠りやすさは譲れない」そんな方にぴったりな優しい工夫です。
▼EE‑TB60
▼EE‑TA60
EE‑TB60とEE‑TA60の違いを表で比較
ここでは、象印スチーム式加湿器「EE‑TB60(商品A)」と「EE‑TA60(商品B)」の違いを、ひと目でわかるように比較表にまとめました。
| 項目 | EE‑TB60(商品A) | EE‑TA60(商品B) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2025年9月発売 | 2024年発売 |
| カラー展開 | ソフトブラック(BM)、ホワイト(WA) | ソフトブラック(BM)のみ |
| 容量 | 4.0L | 4.0L |
| 消費電力(加湿時) | 450W(省エネ) | 495W |
| 加湿能力 | 600mL/h | 600mL/h |
| 適用床面積 | 木造和室:~10畳 プレハブ洋室:~17畳 | 木造和室:~10畳 プレハブ洋室:~17畳 |
| 運転音 | 強・中:約34dB 弱(静音):約30dB | 強・中:約36dB 弱(静音):約30dB |
| 明るさ切り替え | なし | あり(明・暗の2段階) |
| 主な機能 | 自動加湿(しっかり・標準・ひかえめ) デジタル表示 入/切タイマー(1~9時間) 湯沸かし音セーブモード 事前給水お知らせ クエン酸洗浄モード | 自動加湿(しっかり・標準・ひかえめ) デジタル表示 デュアルタイマー(入/切同時設定) 湯沸かし音セーブモード 事前給水お知らせ クエン酸洗浄モード 明るさ切替機能あり |
こうして見比べてみると、どちらも加湿能力や基本性能は同じですが、省エネや静音性、カラー展開などでEE‑TB60が一歩リードしています。
一方で、明るさ切り替え機能など細やかな気配りはEE‑TA60ならではかなと感じます。
▼EE‑TB60
▼EE‑TA60
EE‑TB60とEE‑TA60どっちがおすすめ?
どちらを選ぶべきか迷っている方のために、それぞれの特徴を踏まえて「こんな方におすすめ」という視点でご紹介します。
EE‑TB60がおすすめな人
EE‑TB60は、最新モデルならではの快適さや静音性を重視する方にぴったりの加湿器です。
たとえばこんな方におすすめです。
- 電気代を少しでも節約したい方
毎日使う加湿器だから、消費電力が低いと気持ちも財布も安心できます。省エネ設計のEE‑TB60なら、長時間の使用も気兼ねなくできます。 - 赤ちゃんや小さな子どもがいて、音に敏感なご家庭
中〜強モードでも運転音が静かなので、就寝中の加湿にもぴったり。夜間に静かな環境で眠りたい方にも適しています。 - ホワイトの家電で空間をすっきり見せたい方
ナチュラルな家具や明るい内装に合わせたい方には、ホワイトカラーが選べるのがうれしいポイントです。 - できれば新型モデルを選んで長く使いたいと考えている方
新しいモデルは改良点も多く、長期間使うなら耐久性や安心感のある新型が魅力です。
価格だけでなく、「音の静かさ」「消費電力の低さ」「デザインの選択肢」など、生活の質に関わる要素を重視したい方には、EE‑TB60が最適です。
EE‑TA60がおすすめな人
EE‑TA60は、価格重視派の方や機能がシンプルでも十分という方におすすめのモデルです。
たとえばこんな方に向いています。
- できるだけ価格を抑えて購入したい方
型落ちモデルのため、セール時などにはEE‑TB60よりもお得に手に入る可能性があります。加湿能力は変わらないので、コスパを重視したい方にぴったりです。 - 静音性や省エネ性はそこまで気にしない方
若干の音の差や消費電力の違いが気にならなければ、十分に快適に使えるモデルです。 - 表示の明るさがまぶしいと感じやすい方
唯一、明るさを2段階に切り替えられる機能があるのはEE‑TA60だけ。就寝中の表示が気になる方には大きなメリットです。 - 最新モデルにこだわらず、実績のある製品を使いたい方
1年以上販売されているモデルなので、口コミやレビューも豊富。ユーザーの声を参考にしながら選びたい方にとって安心材料になります。
「なるべく安く、でもしっかり加湿したい」「多機能じゃなくても困らない」——そんなシンプル志向の方には、EE‑TA60がおすすめです。
▼EE‑TB60
▼EE‑TA60
EE‑TB60とEE‑TA60の共通の機能
EE‑TB60(商品A)とEE‑TA60(商品B)は、いずれも象印のスチーム式加湿器シリーズの上位モデルです。そのため、基本的な機能や加湿性能には共通点が多く、「どちらを選んでも満足できる」といえる安心感があります。
ここでは、2つのモデルに共通して搭載されている主な機能を、使用シーンを想像しながら丁寧にご紹介します。
清潔なスチーム加湿で空間をまるごと潤す
どちらのモデルも「スチーム式」を採用しており、約100℃の蒸気でしっかり加湿してくれます。加熱式のため雑菌の繁殖を抑えやすく、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭でも安心して使えるのが魅力です。
寒い季節、乾燥による喉のイガイガや肌のカサつきが気になる方も、部屋全体がしっかり潤うことで快適な空間を実感できます。

フィルター不要でお手入れ簡単
加湿器の面倒なところといえば、フィルター交換や内部の掃除という方も多いのではないでしょうか。でも、EE‑TB60とEE‑TA60はフィルターが不要な構造になっており、お手入れの手間がぐっとラクになります。
「忙しい朝や夜に、毎回パーツを外して洗うのは大変…」という主婦やワーママにとって、この“手軽さ”は大きな時短メリットです。水タンクの残量確認や、給水タイミングを知らせてくれる機能もあり、毎日の使用がストレスフリーになります。

チャイルドロック搭載で小さなお子さんがいても安心
どちらのモデルにも、誤操作を防ぐチャイルドロック機能が搭載されています。スチーム式加湿器は蒸気が高温になるため、ヤケドなどの心配があるもの。でもこのチャイルドロックがあれば、いたずら好きな小さなお子さんがボタンを押してしまう心配がありません。
「子どもがいるから、火の近くに家電を置くのが不安…」そんな方でも、しっかり安全に配慮された設計なら安心して導入できます。
湯沸かし音セーブモードとクエン酸洗浄モードで、快適さと清潔さを両立
加湿前の湯沸かし時に出る音を抑える「湯沸かし音セーブモード」や、内部をすっきり洗浄できる「クエン酸洗浄モード」も、両モデルに共通して搭載されています。
「夜の静かな時間に、いきなり“ボコボコ…”と音が鳴るのはちょっと…」という方でも、音を抑えるモードがあれば安心です。また、タンクの中が見えないからこそ、洗浄モードがあると清潔さを保ちやすく、衛生面でも頼りになります。

▼EE‑TB60
▼EE‑TA60
EE‑TB60とEE‑TA60の違いを比較まとめ
ここまで、象印のスチーム式加湿器「EE‑TB60(商品A)」と「EE‑TA60(商品B)」の違いや共通点をご紹介してきました。
あらためて、2つのモデルの主な違いを振り返ると、次の4つのポイントがありました。
- 消費電力の違い:EE‑TB60は450W、EE‑TA60は495Wで、EE‑TB60の方が省エネ
- カラー展開の違い:EE‑TB60はブラックとホワイトの2色、EE‑TA60はブラックのみ
- 運転音の違い:EE‑TB60の方が強・中モードで静か(約34dB)
- 明るさ切り替えの有無:EE‑TA60のみ、デジタル表示の明暗調整が可能
これらの違いをふまえると、静音性や電気代、見た目のこだわりまで大切にしたい方にはEE‑TB60がおすすめです。
一方で、価格を抑えつつ最低限の機能があれば十分という方にはEE‑TA60がぴったりです。
どちらも加湿能力は600mL/hと十分で、木造和室なら10畳、プレハブ洋室なら17畳まで対応。お手入れも簡単で、チャイルドロックなどの安全性にも配慮されています。
実は、EE‑TA60は発売当初に「大容量でコスパが良い」と話題になり、売り切れや価格上昇が相次いだ人気モデルです。そして今回のEE‑TB60は、その良さを引き継ぎつつ、静かさと省エネ性を強化して登場しました。
在庫があるうちに、自分のライフスタイルに合ったモデルを選んで、冬の乾燥シーズンを快適に乗り越えましょう。
あなたにとってぴったりの1台が見つかりますように。
▼EE‑TB60
▼EE‑TA60

