パナソニックナノケアドライヤーの新旧を比較!EH-NA0JとEH-NA0Gどっちがおすすめ?
パナソニックの大人気ナノケアドライヤーから2022年9月に最新モデルがリリースされます。
2021年9月に発売されたEH-NA0Gに比べて、2022年9月発売のEH-NA0Jはデザイン、機能共に大きく変わっています。
- コンパクトになり軽量化
- 風量がアップ
- スマートセンシング機能
- 温風温度の違い
- 根元速乾ノズルが付属
まずは見た目のデザインが大きく変わり、さらに軽量化しています。
風量もアップしていますし、風温を自動調節するスマートセンシング機能も気になりますね。
早速、本文にてEH-NA0JとEH-NA0Gの違いを詳しく比較し、共通の機能についても紹介していきたいと思います。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
EH-NA0JとEH-NA0Gの違いを比較
パナソニックのナノケアドライヤー、EH-NA0JとEH-NA0Gの違いを一つずつ比較していきます。
デザインの変更・コンパクト化
旧モデルのEH-NA0Gと比べると、見た目から変わっています。
EH-NA0G のサイズが高さ22.4×幅21.6×奥行8.9㎝なのに対し、EH-NA0Jは高さ22.1×幅14.8×奥行×7.4cmと、特に幅がかなり短くなっています。
幅が短くなっている分、吹き出し口が髪に近く、より根元まで風を確実に届けやすい形状です。
重量はEH-NA0Gの595gに比べて45g軽い550gとなっています。
体積比がマイナス27%とかなり圧縮されているので、重さ以上にコンパクトさを感じるのではないでしょうか。
一泊の旅行や出張で「一泊ならいいか」とドライヤーを持っていかずにホテルの備え付けを使って後悔したという方もいると思いますが、これなら嵩張らずに荷物に入れやすいですね♪
シリーズ最大風量
EH-NA0Jの風量は、パナソニックナノケアシリーズ史上最大の1.6㎥/分までアップしています。
EH-NA0Gが発売された当時は風量が1.5㎥/分ということでかなりの進化だったのですが、EH-NA0Jはそれをさらに超えてきました!
髪は出来るだけ速く乾かしたいですし、シリーズ最大の風量ということで期待がもてますね。
温風を自動調節するスマートセンシング
EH-NA0Gには5つのモードがありましたが、EH-NA0Jは4つに減っています。
EH-NA0Gにあった「インテリジェント温風モード」が進化して、EH-NA0Jに「スマートセンシング」として搭載されています。
インテリジェント温風モードは、室内温度に合わせて風温を自動的にコントロールしてくれるので、必要以上の熱を感じることなく快適に髪を乾かせます。
EH-NA0Gでは室温センサーのみでしたが、EH-NA0Jでは新たに風温センサーが加わったことで室温、風温の両方を感知し最適な温度を導き出します。
インテリジェント温風モードは「TURBO」または「DRY」を選んだうえで「AUTO」を選択して使いますが、EH-NA0Jのスマートセンシングではその操作が必要ありません。
操作することなく自動的に適した風温が出るので、特に夏場や湿気の多い時期にいいですよね♪
さらに温度ムラも少ないので、より快適に髪が乾かせます。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
温風温度が125℃→95℃に
EH-NA0Gは温風の温度が125℃でしたが、EH-NA0Jでは95℃に抑えられています。
風量が豊かで、さらに低温で髪に優しく乾かせそうです。
根元速乾ノズルが付属
付属品は、EH-NA0Jが1つ多くなり、従来の「セットノズル」の他に「根元速乾ノズル」が新たに加わりました。
風の出口を狭めることで風向きが絞られ、髪の根元近くまでしっかり乾かしていきます。
EH-NA0Gではもともと先端がノズル状になっていますが、EH-NA0Jでは吹き出し口がフラットな形状のためノズルを付けることでより効率的に乾かせるといった感じですね。
カラーの違い
カラーバリエーションはいずれも3色で、ディープネイビーとウォームホワイトは共通ですが、ピンク系が少し違うニュアンスになっています。
EH-NA0J のラベンダーピンクは少し青みがかったシルバーに近いピンク、EH-NA0Gのモイストピンクは甘めで可愛らしいピンクです。
価格の違い
EH-NA0Jは2022年9月発売で、この記事を書いている8月31日現在では予約販売中となっています。
パナソニック公式でEH-NA0Jは38,610円、EH-NA0G は29,700円で、現在のところ楽天やAmazonでもそう大きい価格変動はないようです。
価格差は8,910円と、9,000円近くの違いがあり、安価なドライヤー1台分といったところでしょうか。
上記で紹介した機能の違いと、こちらの価格差をよく比較検討する必要がありそうです。
価格はこれからショップによっても変動してくることが見込まれるので、日々最新の価格をチェックすることをおすすめします。
特にQoo10はQoo10特価として他の通販サイトよりも安い価格をつけていることがあって、一番安く買える可能性もあるので今の価格を一度チェックしてみてくださいね。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
EH-NA0JとEH-NA0Gスペックの違いを表で比較
EH-NA0JとEH-NA0Gのスペックを含めて違いを表にまとめてみました。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
EH-NA0JとEH-NA0Gどっちがおすすめ?
EH-NA0JとEH-NA0Gのどっちがおすすめなの?と迷われている方も多いと思います。
どんな人にどちらがおすすめか、タイプ別に分けてみました。
EH-NA0Jをおすすめしたい人
- 旅行や出張の機会が多い人
- 髪の量が多く、速く乾かしたい人
EH-NA0Jはコンパクトで、折り畳む必要もなく荷物にも入れやすいので、旅行や出張で泊まりの機会が多い人におすすめです。
ついついドライヤーを持っていくのが億劫になりがちですが、備え付けのドライヤーは気持ち悪いという方や、髪が傷みそうという方も多いと思います。
EH-NA0Jくらいコンパクトなら簡単に持って行けますし、重さも550gならペットボトル1本分くらいです。
また、髪が長く量も多いという方にとって根元速乾ノズルは魅力ですよね。
スマートセンシングは操作の必要もないですし、室温を感知して熱すぎないように適温の風を送り込んでくれるので、毛量が多くても快適に乾かせるのが良いところです。
EH-NA0Gをおすすめしたい人
- 価格を抑えたい人
- EH-NA0Gの機能で十分という人
コンパクトでパワフル風量、しかも便利なノズルも付いているEH-NA0Jですが、ドライヤーで40,000円近くというのはなかなか手を出しづらいという方も多いと思います。
次の項でも触れますが、いずれも高浸透ナノイー搭載で非常に髪に優しいので、コンパクトさと風量、付属品に魅力を強く感じるかどうかが決め手になるかと思います。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
EH-NA0JとEH-NA0Gの共通の機能や特徴
高浸透ナノイー&ミネラルマイナスイオン
EH-NA0JとEH-NA0Gともに、高浸透ナノイーを搭載しています。
ナノイーとは、水に高電圧を加えて生成される微粒子イオンで、一般的なマイナスイオンに比べて1,000倍もの水分が含まれています。
ナノイーをもっと進化させたのが高浸透ナノイーで、ナノイーの発生方式を新しくしたことで水分量が従来の18倍になっています。
高浸透ナノイーは従来のナノイーに比べて髪の内部までしっかり浸透するため、内側までうるおいが行きわたります。
この高浸透ナノイーに加えて、放電ユニットから発生するミネラルマイナスイオンを髪に当てることで、髪へのうるおいが1.9倍にもアップしたという実験結果が出ています。
髪の乾燥はダメージに直結しますので、うるおいを毎日たっぷり与えてあげることで髪の健康に繋がっていきますね。
うるおいは頭皮にもしっかり作用し、4週間の日常使用で頭皮の水分量が20%もアップしたという実験結果もあります(実験結果はいずれもPanasonic公式商品サイトより)。
ヘアカラーの退色を抑制
高浸透ナノイー&ミネラルを含んだ風を当てることで、キューティクルの密着性を高めてくれます。
髪を洗った直後など、髪が濡れた状態ではキューティクルは開いた状態になり、ダメージを受けやすくなっています。
キューティクルが開いたままだったり、剥がれかけていたりするとせっかくのカラー剤が流れ出してしまいます。
カラーがすぐに退色すると、短い間隔でまたカラーリングをすることになり、髪にも良くありませんよね。
高浸透ナノイー&ミネラルを当ててキューティクルをしっかり密着させることができるので、ヘアカラーも長持ちして結果的に髪へのダメージが少なくなります。
UVケア、静電気抑制
キューティクルが密着することは、紫外線やブラッシングの摩擦、静電気からのダメージを守ることにもつながります。
最近は髪用のUVスプレーなどもありますが、毎日のドライヤーでUVケアに繋がるなら手間も必要ありませんよね。
Panasonic社の調査では、高浸透ナノイー&ミネラルによって摩擦ダメージ抑制効果が84%(通常ドライヤーで63%)、枝毛発生率は約1/10にまで減らすことができています。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
速乾ノズル内蔵
速乾ノズルは、付属品ではなく本体に内蔵されています。
髪が濡れていると束になってしまって、風を当ててもなかなかほぐれずに手で無理やりほぐしてしまいがちですが、これもダメージの原因になってしまいます。
速乾ノズルで風に強弱を起こさせることによって、濡れた毛束をほぐしやすくしてくれます。
毛束がほぐれてしまえば、髪の1本1本に風が当たりやすくなるのでより乾きやすいですね。
イオンチャージPLUS
こちらのイオンチャージは、風に含まれるマイナスイオンとは別の機能です。
ドライヤーの風と一緒にマイナスイオンが出るしくみになっていますが、ドライヤーを使うことで髪がマイナスに帯電してしまいます。
風を送り込むにつれてマイナス電子が反発し合って、せっかくのマイナスイオンが髪に付きにくくなってしまいます。
そのため、イオンチャージパネルにマイナス電子を引きつけて逃がしてくれる機能です。
ハンドルの部分にイオンチャージパネルがあって、握ると同時に作動することになるためON/OFFを設定する必要はありません。
お手入れカンタン吸込口
両モデルとも、吸込口のお手入れもとても簡単な設計になっています。
吸込口の表面についたホコリや髪の毛などを、ティッシュや歯ブラシなどで取るだけです。
ちなみに吹出口のお手入れは、電源を入れて「COLD」モードで、網目に詰まったホコリや髪の毛などを綿棒でかき出しながら吹き飛ばすだけです。
詳しいお手入れの方法は、取扱説明書に従ってくださいね♪
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
共通するモードについて
EH-NA0JとEH-NA0Gに共通する4つのモードを紹介していきます。
温冷リズムモード
温風と冷風の自動切り替えモードで、温風でクセを伸ばした髪を冷風で冷やすことによってそのままキープしてくれます。
湿気の多い時期などは特に髪がうねりやすいですが、軽減されるのは嬉しいですよね。
うねりを少なくすることによって髪の表面も整ってくるので、ツヤ感のあるしなやかな髪に導いてくれます。
毛先集中ケアモード
風量を強くすると、毛先が逃げてしまって乾かしにくいですよね。
毛先集中ケアモードにすることによって、弱風で作動し、毛先に集中して風を当てられます。
さらにセンサーが周囲温度を検知するので、毛先の仕上げに適した温風と冷風を切り替えます。
ドライヤーで乾かす時、毛先は意外におろそかになりがちですが、毛先をケアすることで、髪の広がりが抑えられてまとまりやすくなります。
温風と冷風を交互に当てることによって、温風のみに比べ約1.3倍もまとまりやすくなります。
スカルプモード
地肌に水分が残ってしまうと、脂分と混ざってべたつきや頭皮トラブルの原因になります。
スカルプモードは地肌に優しい低温(約60℃)で乾かすので、地肌に余分な水分を残さず、高温による乾燥の心配もありません。
スキンモード
高浸透ナノイーとミネラルマイナスイオンは、髪だけでなく肌にも当てることができます。
スキンモードにすると、ナノイーとミネラルを含んだ風が直接お肌に降り注ぎます。
お風呂上がりはあっという間にお肌が乾燥してしまいますが、髪もお肌もうるおいを保てるのは嬉しいですよね♪
スキンモードでお手入れをしたら、その後はいつもの化粧水や乳液などでスキンケアをすれば大丈夫です。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G
EH-NA0JとEH-NA0Gの違いを比較まとめ
パナソニックのナノケアドライヤーEH-NA0JとEH-NA0Gの違いを比較し、共通する特徴についても紹介してきました。
まず、体積比で27%もコンパクトになり、重さは45g軽くなったことで持ち歩きにもさらに便利になっています。
風量はナノケア最大の1.6㎥/分に進化し、EH-NA0Gの5モードのうち、インテリジェント温風モードがスマートセンシングにアップデートしています。
根元速乾ノズルが新たに付属品に加わり、より速く乾かすことへのこだわりを感じます。
価格はEH-NA0Jが38,610円、EH-NA0Gが29,700円と、およそ9,000円近い差があります。
旧モデルのEH-NA0Gも高浸透ナノイー&ミネラル搭載、風量も1.6㎥/分と従来品では最大となっていますので、新機能が必要かどうかの折り合いでどちらを購入するか決まってくるかと思います。
いずれにしてもシリーズの最上位クラスなので、じっくり検討してみてくださいね。
パナソニックナノケアドライヤーに興味のある方、EH-NA0JとEH-NA0Gで迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼EH-NA0J
▼EH-NA0G