象印オーブンレンジEU-FB23とEU-FA23の違いを比較して、どっちがどんな人におすすめか紹介していきます。
EU-FB23は2025年夏に発売された最新モデルで、EU-FA23は一つ前のモデルとなります。
最新モデルということで、どんな点がアップデートされているのか気になりますが、主な違いは以下の通りです。
- 瞬速センシング
- 掲載されているレシピの数
- 価格の違い
意外にも違いは少ないですが、価格の違いが少しあるようです。
いずれのモデルもワイドな容量に、細かな温度設定で調理&あたためができる他、オーブン調理メニューも充実しています。
本文では、象印オーブンレンジEU-FB23とEU-FA23の違いを比較しながら、共通する優れた機能についても紹介し、どっちがどんな人におすすめかまとめていきますね。
▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23
EU-FB23とEU-FA23の違いを比較
EU-FB23とEU-FA23の違いを一つずつ比較していきます。
EU-FB23の「瞬速センシング」
EU-FB23には、「瞬速センシング」という新機能が追加されています。
「センシング」とは、対象物の温度や振動といった情報を瞬時に取得することで、掃除機や美容家電などにも広く応用されています。
EU-FB23には赤外線センサーが搭載されており、食材の温度を1秒刻みで細かく検知するので、あたための際に最も美味しい状態に仕上げることができます。
とはいえ、この機能自体は従来モデルのEU-FA23にも既に備わっていて、美味しい温度に仕上げるという点では同じと思われます。
新機種ということで「瞬速センシング」という特徴を前面に押し出して、今後の製品アップデートにも繋がっていきそうだなぁ、と個人的には感じました。

「チャチャっとレシピ」が追加
取扱説明書には、定番料理からパン、スイーツまでたくさんのレシピが掲載されています。
レシピ数はEU-FB23が55種類と、EU-FA23の50種類に比べて増えていますが、「チャチャっとレシピ」として5種類が追加されています。
えびのチリソース、じゃがいものオムレツといった、気軽なおもてなしにも使えそうなメニューが、耐熱容器に材料と調味料を入れて加熱するだけで簡単に作れちゃいます。
ぷりぷりに仕上げるには火加減の難しいエビチリが、たったの6分で手軽に作れるのは魅力ですよね。

販売価格の違い
新旧モデルということで価格差がどのくらいか気になるところですよね。
記事作成時点(2025年8月9日)での価格.comの最安価格帯を調べてみたところ、EU-FB23が45,780円(発売時定価60,280円)、EU-FA23が32,800円でした。
発売間もないEU-FB23が45,780円までお手頃になっているのは驚きですが、それでもEU-FB23に比べると13,000円ほど高い価格帯です。
2つの追加機能以外に違いはみられないので、価格も合わせてどっちを選ぶか、じっくり検討したいところですよね。
尚、価格は常に変動する可能性が高いので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23
EU-FB23とEU-FA23の違いを表で比較
EU-FB23とEU-FA23の違いを表で比較してみました。
| 項目 | EU-FB23(2025年7月発売・最新モデル) | EU-FA23(2024年8月発売・型落ちモデル) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年7月 | 2024年8月 |
| 瞬速センシング機能 | 搭載:赤外線センサーが1秒ごとに温度検知、加熱ムラを軽減。 自動あたため45℃〜90℃(5℃刻み)、お好み温度-10℃〜90℃設定可能 | 赤外線センサーは搭載されているが「瞬速センシング機能」の名称なし。加熱ムラの軽減はFB23が優位 |
| チャチャっとレシピ機能 | 搭載:直径約25cm耐熱ガラスボウルに材料と調味料を入れて約6分で主菜が完成(例:えびチリ、じゃがいもオムレツ等) | 非搭載 |
| レシピ数 | 55レシピ(自動メニュー34) | 50レシピ(自動メニュー33) |
| 価格(2025年8月時点) | 52,000円前後 | 56,000円前後 |
▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23
EU-FB23とEU-FA23どっちがおすすめ?
EU-FB23とEU-FA23の違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのでしょうか?
EU-FB23がおすすめの人
- 最新の機種にこだわりたい人
- チャチャっとレシピを作ってみたい人
新しい機種がリリースされるということは、新機能が追加されたり、より便利になったりといった期待にも繋がりますよね。
EU-FB23には新機能として、「瞬速センシング」に「チャチャっとレシピ」が追加されています。
せっかくオーブンレンジを買うなら、少し価格が高くとも新モデルで、といった人にはEU-FB23がおすすめといえます。
そしてレシピがより充実している点も見逃せないですよね。
エビチリやじゃがいものオムレツの他にもハッシュドビーフのように、一見手の込んだお料理が簡単に作れるのも大きなメリットといえます。
取説に掲載されているレシピをより活かしたい人におすすめです。
EU-FA23がおすすめの人
- ほぼ同じ機能なら、旧モデルでも価格が安いほうがいい人
次の項でも詳しく紹介していきますが、こちらの2モデルはほぼ同じ機能といって差し支えないくらいの違いしかありません。
機能が殆ど同じであれば、価格が安いほうがもちろん良いですよね。
但し、新モデルが発売されていることもあり、今後品薄となる可能性も高いですし、サポート面からも新しいモデルの方が安心できるという考え方もありますよね。
▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23
EU-FB23とEU-FA23の共通の特徴
続いては、EU-FB23とEU-FA23に共通している機能や特徴について紹介していきます。
赤外線センサーで1秒刻みに温度を検知
内部には赤外線センサーが搭載されており、庫内の食品の温度を1秒刻みで検知します。
そのため、ご飯もおかずもスープも、設定した温度で美味しく仕上げることができます。
かんたん!自動あたため機能
自動あたため機能は、45~90℃まで5℃刻みで設定が可能です。
カレーやポタージュスープなど、とろみがある料理は過熱しすぎて吹きこぼれることがあるため、熱すぎない温度に設定できますし、食材や料理によってお好みの温度に設定しておけば、スタートキーを押すだけで適温にあたためられます。
便利なMy温度
よく使う温度を3つまで、「My温度」として設定しておくこともできます。
ご飯のあたため、お弁当のおかず、カレーの残り……などなど、よく使う料理や食材に合った温度を設定しておくと、急いでいる朝など便利ですよね。

温度幅の広いお好み温度
お好み温度が設定できるのも、両モデルに共通しています。
その温度幅は-10℃から90℃と広く、例えばカッチカチでスプーンが入らないアイスクリーム(某新幹線のアイスを思い出しますね)をすぐに食べたいときは、-10~-5℃に設定するとほど良い硬さになります。
人肌程度に仕上げたい離乳食づくりにも役立ちそうですよね。
細かく温度が設定できる分、食材の種類や量によっては「向かない温度や加熱方法」もあります(食材が少なすぎると過熱しすぎる、温度が高いと中華まんの皮が固くなりすぎるなど)。
そのあたりも取扱説明書に詳しく載っているので、安心して使えそうですね。
▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23
ムラのない解凍メニュー
冷凍のお刺身や切り身、ひき肉などは解凍ムラが出たり、必要以上に解凍しすぎてドリップが出たりと、気になりますよね。
EU-FB23とEU-FA23は、「全解凍」「半解凍」を選べることで、食材に合ったムラのない解凍ができます。
オーブン機能もハイレベル
オーブン調理も充実しています。
100℃~250℃までの幅広い温度設定で、ハンバーグも中心までしっかり火を通しながらふっくらと仕上がり、チーズケーキやクッキー、シュークリームなどの洋菓子も作れます。
焼き魚も手軽にできるグリル調理
グリル調理では、塩鮭や塩サバなどの焼き魚に、焼きナスなども美味しく焼きあがります。
トースト、お餅を焼く時もグリルモードでこんがり美味しく仕上がります。
定番料理もレンジ調理で
肉じゃがやかぼちゃの煮物、麻婆豆腐などの定番料理も、レンジ調理で簡単に作れます。
忙しい日でもレンジ調理ですぐにおかずが作れますし、お鍋を気にする手間もありません。
取扱説明書にはさまざまなレシピが載っているので、見ているだけで作りたくなりそうです。
お手入れも簡単
オーブンレンジ選びのポイントとして、使いやすいか、お手入れが簡単かどうかはとても重要です。
その点、EU-FB23とEU-FA23は間口が39cmと非常に広く、容器やお皿の出し入れもスムーズです。
メニューボードが引き出せるので確認もしやすく、庫内もフラットで広く、シリコンコートがされているので拭き掃除も楽です。
使いやすさとお手入れのしやすさは、とても優秀といえますね♪

本体のサイズ、重量
本体サイズと重量は、いずれも幅が47.8cm×奥行き(ハンドル部込み)45.3cm×高さ34.9cm、重量が16.5㎏です。
カラーも両モデルブラック一色で、シンプルかつスタイリッシュな外観となっています。

▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23
EU-FB23とEU-FA23の違いを比較まとめ
象印オーブンレンジEU-FB23とEU-FA23の違いを比較して、どっちがどんな人におすすめかまとめてきました。
新モデルのEU-FB23には、新機能として「瞬速センシング」「チャチャっとレシピ」が追加されていますが、「瞬速センシング」の機能自体はEU-FA23と変わらないと思われるので、今後の更なるアップデートも期待できそうです。
エビチリやハッシュドビーフなどの「チャチャっとレシピ」も追加されています。
両モデルの違いはそれだけなので、価格面では型落ちとされるEU-FA23の方がかなりお得になっています。
赤外線センサーによる温度検知に、レンジ調理、オーブン・グリル調理、ムラのない解凍機能など、オーブンレンジとしては必要かつ十分な機能を備えている点ではいずれも共通しています。
追加された機能と価格面が購入検討のポイントになるので、どっちが我が家に合っているかじっくり検討してみてくださいね。
象印オーブンレンジEU-FB23とEU-FA23の違いを調べている人、どっちを購入するか迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼象印オーブンレンジEU-FB23 2025年夏モデル
▼象印オーブンレンジEU-FA23

