EW-DT88とEW-DT73の違いを比較!パナソニックドルツどっちがおすすめ? | Nana's Momdays
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EW-DT88とEW-DT73の違いを比較!パナソニックドルツどっちがおすすめ?

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パナソニック「ドルツ」EW-DT88とEW-DT73の違いを比較して、どっちがどんな人におすすめか紹介していきます。

「ドルツ」シリーズのハイスペック同士の比較となりますが、2025年9月に発売となるEW-DT88と、従来機種のEW-DT73の主な違いは下記のとおりです。

  • 歯間フィットブラシの有無
  • タタキ磨きの振動数
  • 充電時間、充電残量表示の有無
  • デザイン、サイズ、重さ
  • 付属品

EW-DT88には歯間をケアする新しいブラシが登場している点に注目したいですし、タタキ磨きの振動数もアップしています。

より軽量化されて使いやすくなったEW-DT88ですが、USBケーブルとアダプターはEW-DT73のみに付いているなど、どちらもそれぞれ利点がありそうです。

本文では、パナソニック「ドルツ」EW-DT88とEW-DT73の違いを比べて、どっちがどんな人におすすめかまとめていきます。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

EW-DT88とEW-DT73の違いを比較

それぞれのモデルについて、違いを一つずつ比較していきます。

新採用の歯間フィットブラシ

最も大きな違いは、EW-DT88に新たに採用された「歯間フィットブラシ」です。

特徴は「先端山切りカット」で、先端の2列を山切り植毛にすることで、狭い歯間や奥歯までしっかり届きます。

さらに植毛に約2.5mmの段差をつけることで、歯周ポケットのようなデリケートな部位にブラシ毛が入り込み過ぎるのを防いだやさしい設計になっています。

ヘッド部は厚さ3mmの薄型で奥まで入り込みやすく、極細毛を採用することで狭いところの汚れもサッと取り除きます。

W音波振動と歯間フィットブラシの合わせ技で、歯垢除去力は旧シリーズ(EW-DT63)と比較するとおよそ200%も向上しています。

EW-DT73にも共通しているのが「トータルケアブラシ」「極細毛ブラシ(コンパクト)」「極細毛ポイント磨きブラシ」です。

トータルケアブラシは、毛の断面を菱形にすることで清掃力が高い「極細ブリリアンス毛」を組み合わせ、歯ぐきのケアと歯垢除去、ステインケアを1本のブラシに集約したとても合理的なブラシです。

極細毛ブラシはコンパクトとラージ(※)の2種類、ピンポイントで磨きたいときの極細毛ポイント磨きブラシといった多彩なラインナップです。

※極細毛ブラシ(ラージ)はEW-DT88には付属していませんが、別売りで取り付け可能です。

タタキ磨きのストローク数

横方向に磨く際のストローク数は、両モデル共に1分間31,000回と共通しています。

タタキ磨きでは、EW-DT88が20,000回に進化しており、EW-DT73の12,000回を大きく上回っています。

特に歯間を重点的にケアしたい人には朗報ですね♪

充電時間と使用可能時間

フル充電までに要する時間は以下の通りです。

  • EW-DT88:7時間
  • EW-DT73:3時間

使用時間はWクリーン&Wガムモードが約45分(11日目安)、他のモードが約66分(16日目安)と共通しています。

EW-DT88の方が充電時間がかなり長くなっているのが気になりますが、使い終わればそのままスタンドで充電しておけるので、それほど気にするポイントではなさそうです。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

充電残量表示の有無

充電残量の表示機能は、EW-DT73のみに搭載されています。

残量目安を3段階で表示する便利機能ですが、EW-DT88では残量が少なくなると音とランプでお知らせするのみです。

本体サイズと重量

本体サイズと重量は以下の通りです。

  • EW-DT88:高さ23.3×幅2.4×奥行2.6cm、重量95g
  • EW-DT73:高さ24.1×幅2.9×奥行3.3cm、重量110g

若干ではありますが、EW-DT88の方が一回り小さめになり、重量は100gを切る軽さとなっています。

モーターが内蔵されていながら、95gという軽量化を実現しています。

デザインとカラー

EW-DT88はEW-DT73と比べて、よりなだらかなフォルムになり、手にフィットしやすくなっています。

カラーはEW-DT88がシルバーとスペースブラック、EW-DT73がディープネイビー1色です。

付属品の違い

付属品でチェックしたい点は、USBケーブルとアダプターの有無です。

EW-DT88には充電スタンドは付いていますが、ケーブルとアダプターは付いていません。

使用場所以外で充電したい際には、別売りで購入することができます。

価格について

EW-DT88は、記事作成時点(2025年8月21日)で発売前ということもあり、公式サイトではメーカー希望小売価格が48,510円と表記されています。

一方のEW-DT73はオープン価格なので、ECサイトでの価格を調べてみました。

Amazonでは33,300円、楽天では35,000円台での取り扱いが多くみられています。

現時点では価格差がそれなりにありますが、EW-DT88発売後の価格の動きも要注目といったところです。

いずれにしても、価格は日々変動する可能性が高いので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

EW-DT88とEW-DT73の違いを表で比較

以下に EW-DT88 と EW-DT73 の比較表 をまとめました。

項目EW-DT88EW-DT73
新ブラシ歯間フィットブラシ(先端山切りカット・段差約2.5mm・薄型3mmヘッド・極細毛)採用なし
共通ブラシトータルケアブラシ、極細毛ブラシ(コンパクト)、極細毛ポイント磨きブラシ(※ラージは別売り対応)トータルケアブラシ、極細毛ブラシ(コンパクト・ラージ)、極細毛ポイント磨きブラシ
歯垢除去力旧シリーズ比で約200%向上(W音波振動+歯間フィットブラシ)
横磨きストローク数31,000回/分31,000回/分
タタキ磨きストローク数20,000回/分12,000回/分
充電時間約7時間約3時間
使用可能時間Wクリーン&Wガム:約45分(約11日目安)、その他:約66分(約16日目安)同左
充電残量表示残量少で音&ランプ通知3段階の残量表示あり
サイズ・重量高さ23.3×幅2.4×奥行2.6cm、95g高さ24.1×幅2.9×奥行3.3cm、110g
デザイン・カラースリムで手にフィット/シルバー・スペースブラックディープネイビーのみ
付属品充電スタンドのみ(USBケーブル・アダプターなし、別売り対応)充電スタンド・ケーブル・アダプターあり
価格(2025年8月時点)48,510円(メーカー希望小売価格/発売前)オープン価格(Amazon約33,300円、楽天約35,000円台)

ここまでご紹介したようにEW-DT88とEW-DT73の大きな違いは、「歯間フィットブラシ」とタタキ磨きの進化です。

EW-DT88は新ブラシの採用で歯間や奥歯の汚れに強く、タタキ磨きも2万回と大幅にパワーアップしています。

一方、EW-DT73は充電時間が短く、充電残量表示や付属品が充実している、というのが大きな違いです。

EW-DT88とEW-DT73どっちがおすすめ?

EW-DT88とEW-DT73の違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのでしょうか?

EW-DT88がおすすめの人

  • 歯間ケアを重点的にしたい人
  • 歯磨きレベルがより高いほうが良い人
  • 本体の軽さ、手へのフィットしやすさを求める人

EW-DT88は歯間フィットブラシが新採用されて、段差のある山切りブラシが歯間にやさしく入り込んですっきりケアします。

歯並びなども人それぞれ異なるので、気になるところも違ってきますし、これまでの歯ブラシでは歯間のケアが少し不満という人にもぴったりです。

そして、タタキ磨きのストローク回数が大きく向上したことによって、歯磨きのレベルがアップしているのも大きな魅力です。

より満足のいく歯磨きを求める人には、待ち遠しい新発売となりそうですね。

外観も大きく変わり、軽量化と共になだらかなフォルムになっているので、使いやすさを求める人にも良さそうです。

EW-DT73がおすすめの人

  • EW-DT73の機能があれば十分で、価格が手ごろなほうが良い人
  • 充電場所を選ぶ人
  • 充電残量がわかると安心な人

新発売のEW-DT88は魅力的な機能が満載ですが、EW-DT73も現行の最上位モデルです。

十分なスペックであることは間違いないので、価格差がこれだけあるなら非常にコスパが良いといえます。

また、USBケーブルとアダプターがはじめから付いているのも便利です。

洗面所に充電スタンドを据え置くスペースがない人や、出張や旅行に携行したい人に便利です。

細かなことですが、充電残量が一目でわかることをメリットと捉える人もいるのではないでしょうか(私は心配性なのであったほうが嬉しいです^^;)。

両モデルを比べて特徴や機能の差、価格をじっくり検討しながら自分に合った方を選びたいですね。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

EW-DT88とEW-DT73の共通の特徴

続いて、EW-DT88とEW-DT73に共通する機能や特徴について紹介していきます。

W音波振動で高い歯垢除去力

いずれもW音波振動を採用することによって高い歯垢除去レベルを実現しています。

「W」とは「リニアモーター」と「フロスモーター」の2つのモーターを指しますが、横方向の動き(リニア)で歯周ポケットに入り込み、タタキ方向の動き(フロス)で歯間に入り込む動きをします。

2つのアプローチで立体的に磨くことで、歯間や歯周ポケットに隠れたプラークを除去してくれます。

モード切替で状態に合わせた歯磨き

両モデル共にノーマルモードを含む5つのモードで、お口の状態に合わせた歯磨きが自在にできます。

  • Wクリーンモード:2方向のモーターで歯周ポケットと歯間にパワフルにアプローチ
  • Wガムモード:Wクリーンモードよりも磨き感を抑えたモード
  • クリーン(ノーマル)モード:細かい振動で歯面や歯周ポケットに届く
  • ソフトモード:細かくやさしい振動で磨く
  • センシティブ(カスタマイズ)モード:歯ぐきに特に優しく磨きたいときにアプリで設定

WクリーンとWガムの2モードは、パワーを3段階に調節可能です。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

正しい磨き方をライトがお知らせ

どちらのモデルも、正しい磨き方をライトの色でお知らせしてくれます。

厳密に言えば点灯箇所やライトの色は異なりますが、ここでは同じ機能として紹介します。

磨き角度センサー

歯周ポケットのケアにもっとも適している角度は45°ですが、ブラシがその角度に近づくとライトが青く点灯します。

磨いていて青く光ると「あ、合ってる」と少し気持ちが上がりそうです。

押しつけ防止センサー

手磨きのくせが残っているとつい強く押し付けてしまい、痛みや出血につながる恐れもありますが、センサーでブラッシング圧もお知らせしてくれるので、よりやさしい磨き方ができます。

動かし過ぎ防止センサー

必要以上にブラシを動かしているときにもセンサーが反応して、お知らせライトが光ります。

尚、押しつけ防止センサーと動かし過ぎセンサーについては、ライトの色が異なります。

EW-DT88では押しつけ防止が赤、動かし過ぎが黄色に光りますが、EW-DT73では逆になっています。

パワーコントロール機能

W音波振動は1分間に最大31,000ストロークという高速ですが、パワーを制御することによって常に振り幅を維持しています。

また、押しつける力が強い場合は、ブラシの振り幅をコントロールする仕様になっています。

磨き時間や切り替えのお知らせ

磨き時間をお知らせして、次の磨きポイントに移るタイミングをお知らせする機能についても共通しています。

必要以上の磨きすぎや偏りが防げるので、常に一定の歯磨きレベルを保てるメリットがあります。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

安心の防水設計

いずれも防水性は「IPX7」基準をクリアし、本体が多少濡れても全く問題ありません。

IPX7とは、水深1mに30分間沈めても、故障するレベルで水が入り込むことがないという検査をクリアしています。

独自のアプリと連携

両モデル共にBluetoothが搭載されており、独自のドルツアプリと連携してより完璧に近いデンタルケアが可能になります。

スマホアプリを立ち上げることによって、自分の歯磨きをリアルタイムでチェックすることができるため、自分のくせや傾向などもわかり、さらにそれを記録できます。

また、気になる部分をやさしく磨いたりできるように、コースをカスタマイズすることも可能です。

ブラシの交換時期もアプリに相談できますし、自分の今の状態について質問に答える形で、最適なブラシとのマッチングもできます。

6分間のクイックチャージ

フル充電までに必要な時間は大きく異なっていますが、いざという時のクイックチャージは6分間で共通しています。

急いでいるのに、または出先なのに充電が切れそう……という時のお助け機能ですね。

海外非対応、使用は国内のみ

両モデルとも海外での使用には対応しておらず、国内のみ使用可能です。

これはBluetoothを搭載する際に国内の電波法規のみを遵守しているためで、海外出張などに携行したい人は事前に要チェックですね。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73

EW-DT88とEW-DT73の違いを比較まとめ

パナソニックの「ドルツ」EW-DT88とEW-DT73の違いを比較して、どっちがどんな人におすすめか紹介してきました。

間もなく発売されるEW-DT88は、歯間フィットブラシを新たに採用し、よりきめ細かなケアができるようになりました。

タタキ磨きのストローク数も大きく向上し、軽量化やデザイン性もアップしています。

現行モデルのEW-DT73は上記2点を除けば、ほぼ同じスペックといえます。

充電時間が短い、残量が表示されて一目でわかる、ケーブルとアダプターが付いているメリットも捨てがたいので、価格もあわせてじっくり考えて選びたいところですね。

新発売のEW-DT88と現行モデルのEW-DT73を検討中の人、どっちを購入するか迷われている人の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT88

▼パナソニック「ドルツ」EW-DT73