Jackery(ジャクリ)SolarSaga 100の口コミ評判をレビュー!耐久性や製品寿命は?

日本では毎年のように台風や地震などの災害が発生しており、停電した際の対策としてポータブル充電機やソーラーパネルに注目が集まっています。
楽天のソーラーパネル部門でWEEKLY2冠を達成するなど人気のJackery(ジャクリ)SolarSaga 100について、実際に災害対策になりそうなのか口コミ評判をレビューしていきたいと思います。
それなりの大きさがある製品ですし、いざという時に使うことを考えると、本体の寿命や耐久性も気になりますよね。
調べたところ、「充電に時間がかかる」「風で倒れやすい」といった良くない口コミも出ていたのが気になります。
とはいえ、圧倒的に良い口コミの方が多く、「災害時の為にあると安心」「二つ折りで使いやすい、持ちやすい」「スマホの充電にも使えて電気代節約になりそう」「耐久性がありそう」と高く評価する方が多かったです。
なかでも、もしもの時を想定して購入したという方が多かったのが印象的です。
本文では、Jackery(ジャクリ)SolarSaga 100の口コミ評判をレビューしながら、特徴や耐久性についても詳しく紹介していきます。

Jackery SolarSaga 100の悪い口コミやデメリット
Jackery(ジャクリ)SolarSaga 100の良くない口コミやデメリットはこちらの通りです。
- 充電に時間がかかりすぎる。太陽の向きに合わせて角度を変える必要がある
- 風が吹くと倒れてしまう
太陽光で発電するJackeryのSolarSaga100は、曇りがちや日陰、悪天候ではどうしても発電量が減ってしまいます。
低評価した口コミにはショップから返信が入っており、そこにも「発電量は日射の強さ、方位、周辺環境、地域性、温度条件により異なる」旨が記載されていました。
使用する環境に左右されるため、日当たりがあまり良くない時間帯や雲の多い日よりも晴れたタイミングを選んで充電しておくのが良さそうです。
JackeryのSolarSaga100には斜めにして立てて置けるスタンドが付いていますが、風が強いと倒れそうだという意見もちらほら出ています。
風の強くない日に使用する、補強する等の工夫が必要そうです。
こちらもショップから「開発担当部署に伝える」旨の返信が入っていましたので、今後のアップデートに期待したいですね。

Jackery SolarSaga 100の良い口コミやメリット
災害の多い日本では、ソーラーパネルやポータブル電源の需要が急速に高まっているように思えます。
私事で恐縮ですが、数年前の台風で数日間停電に遭い大変な思いをしたので、電気を自給することの大切さが身に沁みています。
口コミの中にも、圧倒的に多かったのが「災害対策に、もしもの停電の時に」といったワードでした。
停電対策として購入し、日常使いはしていない方、また実際に活用している方からの良い口コミをリストアップしてみますね。
- 災害対策として購入。何も起こらないことが1番ですが、あるだけで安心します
- スマホやタブレットに直接つないで充電できる
- 2つ折りにできて、持ち手があって持ちやすい
- 信頼のブランドなので、耐久性にも期待できる
災害対策と安心感
キャンプ用という声もありましたが、かなりの方が災害用として購入していました。
まだ使っていないけれどお守りのようで安心、安心感を買えた、という声もありました。
また、このところの電気代高騰を受けて、電気代節約になれば、と購入する方も多いですね。
実際に使ってみた人からは、ぐんぐん充電できて頼もしかったという声もあリマしたよ。
初期費用はかかっても、太陽光から発電ができればかなり賄える分もありそうですよね。
スマホやタブレットに直接繋いで充電できる
災害時や節電対策に使う場合の大きなメリットとして、ポータブル電源を経由せずにスマホやタブレットに直接つないで充電できる点もかなりの高評価でした。
なかには購入の決め手になった、という方もいましたよ。
特に災害時はスマホが使えないと死活問題ですし、私も停電の時は公的施設のコンセントを求めて走った記憶があるので、ソーラーパネルから直接充電できたら本当に便利だと思います。
2つ折にできて、持ち運びしやすい
JackeryのSolarSaga100は2つ折りにできるタイプで、しかもパネルの両端部分が折り畳むとちょうど持ち手になるので、非常に持ち運びしやすくなっています。
日当たりの良い場所に移動したり、キャンプに使ったりする際にもらくらく持ち運べますね。
ソーラーパネルの寿命
ソーラーパネルは、長く使えることが重要ですよね。
ソーラーパネルは長い年月使っていると、どうしても発電効率が低下します。
経年劣化なので仕方がないことですが、発電量が少なくなってしまい、使えなくなってしまうことを「寿命」と言われ、購入するときにもその寿命が気になる人が多いのも事実です。
ポータブルタイプのソーラーパネルの寿命は、だいたい10年程度と言われていることはJackeryの公式ページにも記載がありました。
実際には予想寿命以上に長い期間稼働しているケースも多いそうですが、普段の使い方やお手入れによっても違いが出るので、一概にはいえないようです。
製品紹介としても、はっきりと耐久○年、といった記載は見つけられませんでした。
ただ、メーカー保証は2年設定されていましたよ。
既にJackeryの製品を使っているという方の口コミでは「信頼のおけるメーカーなので製品寿命も期待できる」といった声は多く見られました。
Jackeryには日本法人もあり、日本人スタッフによるカスタマーサポートチームがあるので、アフターフォローについても安心ですね。

Jackery SolarSaga 100の特徴
JackeryのソーラーパネルSolarSaga100の特徴について詳しく紹介していきます。
Jackeryってどんな会社?
Jackery(ジャクリ)は2012年にアメリカで設立された会社ですが、創立メンバーにはApple社の元エンジニアが加わっているそうです。
社名「Jackery」は「Jacket」と「Battery」を組み合わせた造語で、「身に着けるようにバッテリーを簡単に使えるようにしたい」との思いから名付けられたそうです。
2015年には世界で初めてとなるリチウムポータブル電源を開発し、2019年には日本法人も設立され、ポータブル電源とソーラーパネルメーカーとして成長を続けている企業です。
太陽光でいつでもどこでも手軽に充電
ソーラーパネル、というと広大な土地に幾つも並べられていたり、屋根の上に設置されていたりするイメージがあり、昔は大掛かりなものとされていた印象です。
近年は毎年のように災害が発生していることや、SDGsに取り組む動きが盛んになってきたこと、さらにアウトドアブームにより、太陽エネルギーで電気を賄う方が増えています。
JackeryのSolarSaga100は太陽光さえあればどこでも手軽にポータブル電源に充電することができるので、いざという時や日々の電気代の節約にも役立つアイテムです。
Jackery のポータブル電源全シリーズ対応
SolarSaga100はJackeryのポータブル電源の全シリーズに対応しているので、どのポータブル電源を購入するか迷う必要はありません。
他メーカーのポータブル電源との互換性は謳っていませんので、万が一の故障や事故のリスクを減らすためにも同じJackeryのポータブル電源を使用すると安心です。
単結晶ソーラーパネルで高転換効率
SolarSaga100は、発電効率が安定し出力の高い「単結晶ソーラーパネル」を採用しています。
「単結晶」「多結晶」とは、太陽光パネルの半導体に使用されているシリコンの違いで、単一の結晶体で純度の高いものが単結晶、単結晶に使用したシリコンの端材や規格外のものを集めて作られたものが多結晶です(ざっくりとした分類ですが)。
SolarSaga100に採用されているのは単結晶で、コストはかかりますが発電効率の良いのが特徴です。
単結晶ソーラーパネルの転換効率は23%と、一般的なソーラーパネル(約15%)に比べてかなり高くなっています。

※転換効率とは、ソーラーパネルが受けた太陽光のうちどのくらいを電気エネルギーに転換できるか数値化したものです。
ちなみに同じJackeryのポータブル電源への充電時間は、240Whには約5時間、400Whには約6時間、708Whには約11時間、1000Whには約17時間となっています。

*実際にはその日の天気、日射量や周辺の環境によって大きく変化することがあります。

すぐれた耐久性
Jackery のSolarSaga100には特殊フッ素樹脂コーティングETFEが採用されています。
「ETFE」とはフッ素樹脂のひとつで、耐薬品性、耐食・耐熱性、絶縁性、低摩擦性にすぐれているほか、透明度が高く採光率の良さからビニールハウスや温室にも使われています。
ソーラーパネルは通常、屋外で使用することから耐久性、つまり製品寿命が非常に重要ですが、耐久性については申し分ないといえますね。

防水・防塵に対応
SolarSaga100の防水・防塵レベルは「IP65」で、右側数字の「6」は最高レベルの防塵仕様で「塵埃の侵入がない」となっています。
右端の「5」は「あらゆる方向からの水流の影響を受けない」レベルの防水仕様です。
塵やホコリが内部に侵入することはなく、少々の雨なら全く問題ないレベルですね。
雨の日にソーラーパネルを使うことも考えにくいですが、ゲリラ豪雨のような突然の激しい雨風の際にはすぐに屋内にしまうことと、充電端子は防水ではないので濡れないように注意が必要です。
使用方法も簡単・スマホに直接繋げられる
ソーラーパネルは使い方が難しいイメージを持つ方も多いかも知れませんが、実は至ってシンプルです。
パネルを広げて、キックスタントを出して自立させ、ケーブルをポータブル電源に接続するだけです。
当然ながら地球から見た太陽の位置は時間経過と共に変わりますので、常にパネルを太陽に向けるとより効率よく充電できます。
また、USBポートが2つ(USB-A、USB-C)付いているので、スマホやタブレットを直接接続して充電できるのが便利ですよね。
災害による停電時はもちろん、晴れた日にはソーラーパネルからスマホを充電、という小さな節電もできそうですね♪

折り畳めて運べる
Jackery のSolarSaga100はパタンと2つに折り畳めるので、収納する時や車に載せる際にもコンパクトになります。
パネルの両サイドに、畳むとちょうど持ち手になるように穴が開いているので持ち運びに便利です。
口コミでも好評を得ていた点の1つです♪

便利な収納ポケット付き
背面には収納ポケットが付いているので、電源のケーブルを収納できますよ。
収納ポケットには両面ファスナーが付いていますが、こちらも防水加工されているので多少であれば雨にぬれても大丈夫そうです。

サイズと重量
Jackery SolarSaga100のサイズですが、広げた状態でタテ53,5㎝×ヨコ122㎝です。
高さ(厚み)は広げた状態で2cm、収納状態で3.5cmと意外にコンパクトです。
重さは4㎏前後で、持ち手もあるので女性でも持ちやすそうです。

安全性
電子機器である以上、安全性は何よりも優先されますが、Jackery SolarSaga100についても安全装置が搭載されているので、過電流、過電圧が生じた時には自動停止します。
さらに、一般社団法人防災安全協会から、「防災製品等推奨品」に認定されています。
これは災害時における利便性や安全性、機能性などを満たした上で、災害時に有効かつ安全と認められる製品という、いわばお墨付きです。

価格について
2023年1月18日現在、楽天のJackery公式オンラインショップでは34,800円です。
Amazonでも同価格でしたが、タイミングによりセールを実施していることがあるので、常に最新の価格をチェックすることをおすすめします。

Jackery SolarSaga 100の口コミ評判をレビューまとめ
Jackery(ジャクリ)のソーラーパネル、SolarSaga 100について口コミ評判をレビューし、特徴についても紹介してきました。
災害の多い日本で、今後さらに需要の高まる製品と言って差し支えないソーラーパネルですが、電気代高騰により注目を浴びそうですよね。
口コミ評判を見ると、「充電に時間がかかる」「風で倒れるのが心配」といったデメリットも挙がっていました。
それでもメリットを挙げる方が圧倒的に多く「災害対策として安心」「スマホの充電ができる」「持ち運びやすい」「信頼のメーカー」と軒並み高評価でした。
天気や太陽光に左右される部分はありますが、万が一の災害、停電時にあると安心できる製品ですよね。
初期費用はかかっても、太陽光は自然のエネルギーですし、今後さらに普及していきそうな気がします。
ソーラーパネルに興味のある方、JackeryのSolarSaga 100を購入検討している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
