パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機を比較!NA-LX129BとNA-LX129Aではどっちがおすすめ?
パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rの2機種を比較していきます。
NA-LX129AL/Rは2021年11月発売、NA-LX129BL/Rは今年10月発売の新製品です。
(品番最後のLRはドアの開閉向きです)
2機種の違いを詳しく調べてみると、NA-LX129BL/RにあってNA-LX129AL/Rにない機能がいくつかありました。
NA-LX129BL/Rにのみ搭載されている機能は以下の通りです。
- シワ取り・消臭コース
- ナノイーX槽カビ菌除菌
- 抗菌ハンドル、抗菌窓パッキング
- お洗濯アプリが進化
- カラータッチパネルに機能追加
違いを挙げていくと、NA-LX129BL/Rはより抗菌・清潔に特化したモデルということが伺えますね。
本文では、パナソニックのななめドラム式洗濯乾燥機NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rの違いを比較し、双方に共通する機能についても詳しく紹介していきます。
▼NA-LX129BL2022年10月発売左開き

▼NA-LX129BR2022年10月発売右開き

▼NA-LX129AL2021年11月発売左開き

▼NA-LX129AR2021年11月発売右開き

NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rの違いを比較
パナソニックななめドラム式洗濯乾燥機NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rを比べて、NA-LX129BL/Rだけに搭載されている機能について紹介していきます。
シワ取り・消臭コース
NA-LX129BL/Rにはシワ取り・消臭コースが搭載されています。
1日履いてシワになったチノパンや、外出中タバコのニオイが付いてしまったカーディガンなどを洗濯槽に入れて、シワ取り・消臭コースを選択します。
温水専用ヒーターがスチームを発生させることで衣類を湿らせ、ニオイの粒子をスチームに吸着させ、乾燥の風で水分を飛ばすことでニオイとシワを除去します。
綿のパンツ1本とカーディガン1着で、およそ30分で仕上がるので手間も時間もかかりません。
ナノイーXで槽カビ菌除菌
パナソニックが誇る「ナノイーX」ですが、まずはナノイーXについて簡単に説明します。
ナノイーXとは空気中の水分に高電圧を加えることで生成されたナノサイズの微細なイオンです。
物質に反応しやすい「OHラジカル」の働きで、菌やアレル物質などの有害な物質に作用し抑制していきます。
そのナノイーXに含まれるOHラジカルを従来に比べて10倍に増やしたのがナノイーX(48兆)で、洗濯槽に潜む黒カビ菌の胞子に作用し除菌します。
洗濯終了後、毎回ナノイーX(48兆)が放出されて除菌をするので、黒カビ対策もバッチリです。
抗菌ハンドル、抗菌窓パッキング
ハンドル部分は毎回触れるのに、意外に見落としがちですよね。
NA-LX129BL/Rのハンドル部分、そしてお手入れしにくく汚れのたまりやすいパッキング部分にも抗菌加工が施されています。
「スマホで洗濯」アプリが進化
NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rいずれも、スマホで操作できる「スマホで洗濯」アプリと連動しています。
NA-LX129BL/RにはNA-LX129AL/R にない3つの「アプリ専用コース」シーツ、ウール、ダニバスターコースがあります。
NA-LX129AL/Rのダニバスターコースは本体で設定できますが、シーツ、ウールコースは搭載されていません。
また、「終了時刻クラウド予測」が追加されています。
いつものお洗濯パターンをクラウドのAIが学習することによって、より正確に終了時刻予測をアプリで通知する機能です。
カラータッチパネルに機能追加
カラータッチパネルも進化しています。
NA-LX129BL/Rのカラータッチパネルは「取り忘れアラーム」が付いていて、運転終了後10分ごとに2回、音と点灯でお知らせします。
うっかり衣類を取り忘れた、なんて心配もなくなりますね。
価格差について
パナソニックの公式販売サイトで、NA-LX129BL/Rが388,080円、対するNA-LX129AL/Rは308,880円と80,000の価格差になっています。
価格.comでもそれぞれ同額でした。
本記事を作成している2022年9月21日時点での価格となっていますが、オープン価格とのことなので今後ショップによって変わってくる可能性がありそうですので、今後の動きも要チェックです。
▼NA-LX129BL左開き

▼NA-LX129BR右開き

▼NA-LX129AL左開き

▼NA-LX129AR右開き

NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rの違いを表で比較
パナソニックのななめドラム式洗濯乾燥機NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rの違いを簡単な表にしてみました。
NA-LX129B 2022年10月発売 | NA-LX129A 2021年11月発売 | |
---|---|---|
アプリ専用コース | シーツコース ウールコース ダニバスターコース | ー |
終了時刻クラウド予測 | ○ | ー |
抗菌ハンドル | ○ | ー |
抗菌窓パッキング | ○ | ー |
取り忘れアラーム | ○ | ー |
シワとり・消臭 | ○ | ー |
ナノイーX槽カビ菌除菌 | ○ | ー |
NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rどっちがおすすめ?
パナソニックのななめドラム式洗濯乾燥機NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rはどっちがおすすめでしょうか?
複数の機能がプラスされている分、NA-LX129BL/Rの方が高価ですよね。
シワ取り・消臭コースとナノイーXで槽のカビ菌を除菌する機能はポイントが高いです。
より高い清潔レベルを取るか、価格を取るかが決め手ですね。
もちろんNA-LX129AL/Rも、衣類と洗濯機の衛生面においては非常に高いレベルの製品なので、必要な機能と価格をじっくり検討されることをおすすめします。
▼NA-LX129BL左開き

▼NA-LX129BR右開き

▼NA-LX129AL左開き

▼NA-LX129AR右開き

NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rの特徴
ここからは、2機種に共通する特徴を紹介していきます。
スゴ落ち泡洗浄
洗剤がそのまま衣類に触れるのと、泡の状態で触れるのとでは、汚れ落ちの良いのはどっちでしょうか?
正解は「泡」の状態で、泡の方が汚れに触れる面積が多いからです。
「スゴ落ち泡洗浄」では、洗剤が「泡生成ボックス」に入り、空気を引き込んで泡を生成し槽内に噴射されます。
さらに勢いよくシャワーを噴射し、泡となった洗浄成分をより効率的に繊維の奥まで行きわたらせ、汚れを包んで浮かせて洗い落とします。
洗い方は「たたき洗い」「もみ洗い」「押し洗い」の3種類で、汚れをしっかり引きはがします。

スゴ落ち泡洗浄は温水&冷水いずれも対応していますが、温水(60℃)に設定すると黄ばみやニオイ、菌まで落としてくれますよ。

乾燥もふんわり早く仕上がる
洗濯乾燥機の悩みは「乾燥時間の長さ」という方も多いのではないでしょうか。
早く、ふんわりと仕上がり、電気代も控えめ…それが理想ですよね。
ヒートポンプ式の「はやふわ乾燥」なら、除湿された空気を温めて発生させた大風量の風を衣類に直接当てていきます。
約65℃の低温の風を当てて繊維の傷みや縮みを抑え、しかも除菌もしてくれます。
「ふんわりジェット乾燥」では後方からワイドな風をたっぷり当てるので、洗濯槽の中で衣類が躍るように大きく動かします。
それによってシワが抑えられふんわり仕上がるのと同時に、繊維内の水分が抜けやすくなるので結果的に早く乾きます。
乾燥時間は標準(おまかせ)で約98分、1回の電気代は約25円で、時間とコストも抑えられています。
トリプル自動投入
2021年モデルのNA-LX129AL/Rで、業界で初めて搭載された「トリプル自動投入」も注目の機能です。
これまでの洗剤、柔軟剤の他、おしゃれ着洗剤用が加わった「トリプルタンク」になっているので、おしゃれ着洗剤を使いたい時も手間が省けます。
洗剤の自動投入があれば、計量の手間も省ける他、汚れがひどい時につい多めに入れてしまいがちな方にも適切な量で洗濯できますよね。
洗剤ボトルを周囲に置く必要もなくなるので、洗濯機周りもスッキリです。

スマホでお洗濯を管理
「スマホで洗濯」アプリを使いこなすことによって、たくさんの便利機能が使えますよ。
外出先から洗濯の指示と予約ができるので、帰宅したタイミングで洗濯物は乾きたてにすることが可能です。
従来なら朝に洗濯をスタートして、帰宅した頃には乾燥後かなりの時間が経ってしまっていた…という悩みからも解放されます。
例えば残業で遅くなりそうな時は、予約時間を変えられるのも便利ですし、お洗濯終了の通知やエラー通知も受け取れます。
ナノイーXで衛生ケア
頻繁に洗えないアウターや小物類を清潔に保ちたい時に、ナノイーXで衛生的にケアできます。
タバコのニオイなどが気になる時は30分コース、花粉を落としたい時は60分コース、プラスして除菌やウイルス対策をしたい時は120分コースと、状況に合わせてケアが可能です。
ナノイーXをたっぷり放出してケアするので、頻繁にクリーニングに出せなくても清潔に保てますね。

タオル専用コースでふんわり
タオルのお洗濯には、こだわりを持ちたい方が多いですよね。
ふんわりした肌触りと、しっかりした吸水性が保たれていることが大切ですが、「タオル専用コース」ならその2つを十分実現できます。
水量を増やすことで、パイルをつぶさないよう優しく洗い、すすいだ後で「パイル起こし」と言う工程が入ります。
脱水した後でタオルを振ることでパイルを立たせますが、二層式の洗濯機を使って干すときにバサバサと振ったり、パンパン叩いたりする光景が思い浮かびました。
人の手では限界がありますが、パイルを立たせた後でしっかり風を当てて乾かすところまで洗濯機が完璧にしてくれるので、最高の風合いに仕上がります。

AIエコナビ
AIエコナビは、センサーで衣類の量や質、水温を見極めることでムダを省いて自動でエコ運転してくれる機能です。
例えば水温が高い時や洗濯物の量が少ない時は、洗濯にかかる時間を短縮することで節電します。
「おまかせコース」なら、AIエコナビ運転によって最大14%(定格3㎏洗濯乾燥時)も消費電力を節約できるという嬉しい機能です。
カラータッチパネル
本体のカラータッチパネルは、見やすい大画面で操作も簡単、さらに多機能です。
アイテムと目的を選択すると、おすすめのコースが検索できるほか、過去に使ったコースの履歴も見ることができます。
槽洗浄や乾燥フィルター、排水フィルターのお手入れについてもお知らせしてくれる他、お洗濯の時間や検知した内容をレポートしてくれる賢い機能も付いています。
ドアロック・チャイルドロック
ドアロックはもちろん、チャイルドロックも付いているので、お子さんやペットが入り込んでしまう心配もありません。
カラー、寸法、消費電力などは同じ
カラーや寸法、重量、消費電力については両機種とも同じです。
ホースを含んだ外形寸法は幅639㎜×奥行き722㎜×高さ1,060㎜で、重量は82㎏です。
最大容量は12㎏の大容量ながら、非常にコンパクトな設計になっています。
▼NA-LX129BL左開き

▼NA-LX129BR右開き

▼NA-LX129AL左開き

▼NA-LX129AR右開き

NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rを比較まとめ
パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機NA-LX129BL/RとNA-LX129AL/Rを比較してみると、NA-LX129BL/Rの方が抗菌、除菌により特化していることがわかりました。
ナノイーX(48兆)で黒カビ菌にもアプローチしてくれるのは心強いですし、ハンドルや窓パッキングも抗菌加工されているのも嬉しいですよね。
さらにシワ取り・消臭コースが搭載されているので、1回ごとに洗わないボトムスなどのケアがしやすくなっています。
NA-LX129AL/Rに比べてNA-LX129BL/Rは、より清潔に、より衛生的にと進化したモデルといえます。
価格面では公式販売サイトで80,000円の差がありますので、機能と価格をじっくり検討してみてくださいね。
パナソニックのななめドラム式洗濯乾燥機の購入を検討している方、新旧2機種で迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼NA-LX129BL左開き

▼NA-LX129BR右開き

▼NA-LX129AL左開き

▼NA-LX129AR右開き
