パナソニックの衣類スチーマーを新旧比較!NI-FS780とNI-FS770はどっちがおすすめ?
衣類をハンガーに掛けたままお手入れできる、パナソニックの衣類スチーマーそれぞれの特徴を比較していきます。
NI-FS780は2022年発売、NI-FS770は従来品、2021年発売の旧品番です。
早速この2機種を比較したところ、価格以外の大きな違いが3点ありました。
- 本体が690gに軽くなった
- ハンドルが抗菌化された
- カラーバリエーション
NI-FS770の本体は705gですが、NI-FS780は690gと15g軽くなっています。
NI-FS780はハンドル部分が抗菌加工されている点も注目ですね。
カラーバリエーションも若干変わっていますが、ベージュ系とグレー系の2色展開で、大きな違いはありません。
本体が少しでも軽くなったことと、持つ部分が抗菌になったことは気になりますね。
本文では、パナソニックの衣類スチーマーNI-FS780と既存品NI-FS770の違いを比較し、共通する機能についても紹介していきます。
▼NI-FS780

▼NI-FS770

パナソニック衣類スチーマーNI-FS780とNI-FS770の違いを比較
NI-FS780とNI-FS770でどのように変わったのかを詳しく紹介していきます。
NI-FS780は15g軽量に
旧モデルのNI-FS770は本体重量が705gなのに対し、NI-FS780は本体690gと15g軽くなっています。
15gとわずかな違いで、「水の容量が少なくなっただけでは?」と思ってしまいそうですが、注水タンクの容量は同じ115mlで変わっていません。
少しの違いではありますが、アイロンと違って手に持った状態で使用するので、軽いに越したことはないですよね。
NI-FS780のハンドル部分が抗菌に
この数年、手に触れる部分の衛生面を気にする動きも大きく、「抗菌」を謳った商品も増えているように思います。
NI-FS770からNI-FS780へリニューアルした際、ハンドルの部分が抗菌加工されていることからも、ニーズが高まっているといえますね。
使用中は常に握っている状態なので、抗菌加工がされているとより安心ですね♪

カラーバリエーションの違い
カラーバリエーションも変わっていて、NI-FS780はアイボリーとカームグレーの2色、NI-FS770がベージュとダークグレーの同じく2色です。
色味は微妙に変わっていますが、ベージュ系、グレー系の2色になっています。
いずれも落ち着いた色合いでお部屋にもなじみますし、使う人を選ばないデザインですね。
NI-FS780:アイボリーとカームグレー


NI-FS770:ベージュとダークグレー


価格について
気になる価格についても比較していきます。
価格.comの最安値を調べてみたところ、NI-FS780が9,900円、NI-FS770は18,105円と、旧モデルのNI-FS770の方が高くなっていました。
楽天ではNI-FS780が11,000円前後、NI-FS770が17,000円前後~20,000円台まで幅があります。
AmazonではNI-FS780が9,900円、NI-FS770が15,400円と、本記事を書いている2022年9月7日時点では何故か旧品番の方が高価になっていました。
在庫の関係で一時的に高騰しているのかわかりませんが、価格は変動することがあるため、常に最新の価格をチェックすることをおすすめします。
最新の価格は以下のリンクボタンからも確認できますのでご活用ください♪
▼NI-FS780

▼NI-FS770

NI-FS780とNI-FS770はどっちがおすすめ?
パナソニックの衣類スチーマー、NI-FS780とNI-FS770を比較したところ、本体の軽さ&ハンドルの抗菌加工でNI-FS780が一歩リードというところです。
価格については現状NI-FS770にメリットがあるわけではなさそうなので、おすすめはNI-FS780です。
15gの重量差と、抗菌にこだわらないという場合は、NI-FS770の価格が今後下がることがあれば検討しても良さそうです。
次の項で詳しく触れますが、どちらの機種もスチームのパワフルさに大きく期待できそうですよ♪
▼NI-FS780

▼NI-FS770

NI-FS780とNI-FS770の共通の機能や特徴
パワフルなスチーム
高音に設定したスチームを当てることで、頑固なシワ、臭いを除去するパナソニックの衣類スチーマーですが、115mlの大容量タンクから出るスチーム量は最大で約14g/分にも上ります。
しかも2つのモードを使い分けることでより効率的に衣類のケアができます。
連続パワフルスチーム
スチームボタンを押し続けることで、水がなくなるまで一定量のスチームを噴射し続けます。
安定したスチーム量で約10分間、ハンガーに掛けた複数の衣類も一気にケアできますね。
瞬間4倍パワフルスチーム
また、頑固なシワや臭いには「瞬間4倍パワフルスチーム」でより強力なスチームを出すことも可能です。
瞬間的ですが、強さ約4倍のスチームを噴射するため、しつこいシワや染み付いた臭いに適しています。
使い方はとっても簡単で、スチームボタンを約10秒間長押ししてランプが2つ点いたらスタンバイOK、その後スチームボタンを2回連続で押すと4倍のパワフルなスチームが瞬間的に出ます。
本体のスチーム穴は6穴あり、スチームが広がりやすいような配置となっているので衣類にまんべんなくスチームが当たります。
360°スチーム噴射
スチームの噴射は360°どの方向からも可能です。
ハンガーに吊るした衣類はアイロンと違い平面ではないので、常に向きを変えながらケアしていきますが、傾けて使用してもスチームは安定しています。
丈の長い衣類や長袖などは下向き、襟やフードなどは上向きにと、衣類の形状に合わせてスチームも自由自在です。

▼NI-FS780

▼NI-FS770

パナソニック独自のタンク構造
傾けてもスチームの勢いが変わらないのはなぜ?と不思議に思いますが、秘密はパナソニック独自のタンク構造にあります。
タンク内の給水口が固定されている場合、反対側に傾けると水を吸い上げることができませんが、パナソニックの衣類スチーマーの給水口は重りのついた可動式になっています。
そのため、本体を傾けてもその方向に重りが移動するので、常に水を吸い上げることが可能になります。
大容量タンクなのにコンパクト&軽量
水タンクは115mlと大容量で、連続スチームにしても約10分間使えます。
とはいえ持ちにくかったり重かったりすると手が疲れてしまいそうですが、その心配は要りません。
低重心設計で高さを抑え、持ち手と重心を近付けることで腕に負担がかかりにくいようになっています。
一般的な衣類スチーマーは1kg前後のものが多い中、NI-FS780が690g、NI-FS770が705gで、重さもかなり抑えられています。
わずか19秒!すばやい立ち上がり
スチーマーをすぐ使いたい時、朝の忙しい時に立ち上がりが遅いとイライラしてしまいますよね。
NI-FS780とNI-FS770はスイッチを入れてから約19秒で使えるようになるので、そんなイラ立ちとも無縁です。
スチームボタンを押すと赤ランプが点滅し、点灯に変わったら使用可能ですが、その間わずか19秒というスピードです。
外出前の慌ただしい時などや、家事でバタバタしている時など、万が一切り忘れてしまっても自動でオフするので安心です♪

▼NI-FS780

▼NI-FS770

スチーム&プレスの2WAY
NI-FS780とNI-FS770の形状はアイロンにも少し似ていますよね。
実は底部がアイロン面になっており、スチーマーとドライアイロンの2WAYで使えるんです!
スチーマーでシワのケアをした後でもっとパリッとさせたい時や、ワイシャツやブラウスの襟、ハンカチなどをプレスするのに便利です。
アイロン面はフラットで、セラミックコートですべりが良く、布地が引っ掛かりにくいカーブエッジ形状になっています。

温度調整も高・中・低の3段階で、「高(約160℃)」は綿、麻などに、「中(約140℃)」はポリエステル、レーヨン、ウールなどに、「低(約110℃)」はベルベット、シルク、アクリルなどデリケートな生地にそれぞれ使い分けられます。
アイロン台などはセットになっていないので、使用する場合はお手持ちのものを使用してくださいね。
また、生地のテカリ防止のためプレスする際には当て布を使うことをおすすめします。

脱臭と除菌、アレル物質も抑制
外出して帰ってくると、気付かないようでいて色々な臭いが衣類に染み付いていますが、NI-FS780とNI-FS770は「生活5大臭」も消臭してくれるんです♪
生活5大臭とは生乾き臭、ペット臭、タバコ臭、汗臭、飲食臭の5種類で、それに加えて加齢臭と防虫剤の臭いにも対応しています。
布についた臭いの粒子を、高温で微細なスチーム粒子と噴射の勢いで除去する上、アイロン(約80℃)を大きく超えた190℃(高温モード)で除菌もしてくれます。
スーツやジャケット、コート、制服など頻繁に洗えないような衣類や、クッションなどのファブリック製品の臭いや菌も取り除いてきれいな状態になります。
赤ちゃんの衣類や肌着し、布マスクなどの身の回り品は洗った後でさらにスチーム除菌すると安心ですよね。
生乾きの洗濯物も雑菌が気になりますし、衛生面が気になるお買い物後のエコバッグもスチームできます。
花粉やダニといったアレル物質も除去してくれるので、花粉の飛ぶ時期や埃っぽい時にも安心ですよね♪

使い方も簡単!
最後に使い方について少々紹介しますね。
- タンクに水を入れておく
- 衣類をハンガーに掛けて、安定した場所にセット
- 電源を入れて、スチームボタンを押す(19秒で立ち上がります)
- 衣類の端を軽く引っ張りながらスチームをゆっくり当てる
使い方はとても簡単ですし、スタンドは耐熱仕様なので使用直後の熱い状態でもそのまま置くことができます。
使用前には必ず衣類の表示を確認し、「アイロン不可」とあるものは使用できないのでご注意くださいね。
▼NI-FS780

▼NI-FS770

パナソニック衣類スチーマーNI-FS780とNI-FS770の違いを比較まとめ
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS780とNI-FS770の違いを比較しながら、共通する特徴についても紹介してきました。
大きな違いは3つで、NI-FS780の方が軽量で、持ち手に抗菌加工がされていること、そしてカラー展開の違いです。
いずれもベージュ系とグレー系なので、大きな違いはありません。
おすすめしたいのは軽量&抗菌加工のNI-FS780ですが、上記2点を特に重視しない方はNI-FS770の価格が今後下がることがあれば要チェックですね。
衣類のケアだけでなく、アイロンとしても使えてしかも脱臭、除菌もしてくれるので、頻繁に洗えない衣類やファブリック類の衛生も保てる優れものです。
両モデルの違い以上に、共通する機能が高レベルなのでどちらを選ぶか迷うという方も多いと思います。
価格の動きは気になりますが、NI-FS780とNI-FS770で迷われている方、これから衣類スチーマーを購入したい方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼NI-FS780

▼NI-FS770
