ヒツジのいらない枕「至極」「極柔」の違いを比較して、どっちがどんな人におすすめなのかまとめていきます。
とてもユニークなネーミングが目を引きますが、睡眠に悩みのある人や睡眠の質を上げたい人には要注目のアイテムです。
シリーズには「調律」を含めて全3アイテムがありますが、今回は「至極」「極柔」の2つを取り上げていきます。
2アイテムの大きな違いは「高さ」「大きさ」「構造の違いによる柔らかさ」で、もっと端的に言うと「至極」はスタンダードなタイプ、「極柔」はその名の通り包み込むような究極に柔らかいタイプです。
寝相や寝方の癖によってもどっちが合うのか分かれてきそうなので、本文ではそれぞれの違いを詳しく比較して、どっちがどんな人におすすめなのか紹介していきますね。
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」
ヒツジのいらない枕 至極と極柔の違いを比較
眠れない夜といえば羊を数えて……なんてよく言われていますが、本当に試して眠れた試しはないような気がします^^;
忙しさやストレスで睡眠の質が不安という人にとっては、ちょっと気になるネーミングですよね。
というわけで、両者の違いを挙げていきますね。
枕の高さ
至極と極柔はいずれも、向きを変えることでお好みの高さで使えます。
低い側と高い側、向きを変えてより心地良いと思う方で寝られるので、その日の体調などに応じて変えても良いですよね。
- 至極:8cm or 10cm
- 極柔:9cm or 11cm
極柔がそれぞれ1cm、向きを変えれば最大3cm差となります。
枕の高さは人それぞれ好みがあり、高い枕を使うと頭が痛くなってしまう人もいるかもしれません(私です)が、柔らかさや素材も含めて総合的に選べたら理想的ですよね。
大きさと重量
大きさ(横幅)と重量はそれぞれ以下の通りです。
- 至極:横幅約54cm、3.2㎏
- 極柔:横幅約65cm、4.1㎏
横幅は極柔が11cmも長く、一回り以上大きい印象ですよね。
さらに1kg近く重さがありますが、そもそもどちらも枕にしてはかなり重量がありますよね。
同じ重さのお米を想像すると、持ち上げるのも一苦労なくらいどっしりとした印象です。
それだけ安定感があり、頭をしっかり受け止めてくれそうです。
構造と柔らかさ
至極と極柔は、構造や柔らかさにも大きな違いがあります。
至極はあらゆる人に合うスタンダードモデルで、まさに枕の王道といったタイプです。
中央部分がなだらかに窪んだウェーブ構造で、どんな寝相にもフィットします。
一方の極柔は、一回り大きく丸みを帯びたフォルムで、中央部分に向かって柔らかく窪んだ形状の3Dウェーブ構造です。
柔らかさと体圧分散性はシリーズ最高レベルで、肉厚でぽってりした枕に包み込まれるような感覚を実現しています。
横向きで寝る習慣がある人にもフィットしやすいのが特徴です。
価格について
これだけ上質な枕になるとお値段も気になりますが、記事作成時点(2024年12月11日)で楽天での取扱い価格は、至極が15,800円、極柔が22,000円です。
一般的な枕よりちょっと高価ではありますが、睡眠の質を上げてぐっすり眠るためなら、決して高い投資ではないと思います。
特徴の項でも詳しく触れていきますが、長い目で見ればとっても良いお買い物になりそうですよ。
尚、価格は日々変動する可能性が高く、セールやキャンペーン等でも価格は大きく変わりますので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」
ヒツジのいらない枕 至極と極柔の違いを表で比較
ヒツジのいらない枕 至極と極柔の違いは比較的シンプルですが、改めて表で比較してみました。
特徴 | 至極 | 極柔 |
---|---|---|
枕 | 低い側: 8cm / 高い側: 10cm | 低い側: 9cm / 高い側: 11cm |
大きさと重さ | 横幅約54cm、重量3.2㎏ | 横幅約65cm、重量4.1㎏ |
構造と柔らかさ | スタンダードモデル、ウェーブ構造 | 3Dウェーブ構造、柔らかさと体圧分散性がシリーズ最高レベル |
価格 | 15,800円 | 22,000円 |
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」
ヒツジのいらない枕 至極と極柔どっちがおすすめ?
至極と極柔、2つの枕を比較してきましたが、次はどっちがどんな人におすすめなのかまとめてみました。
至極がおすすめの人
- どちらかというと低い枕が好みの人
- 仰向けで寝ることが多い人
- お手頃な価格で上質の枕を求めたい人
2つの枕を比べた時に、まず高さが異なります。
枕の高さは人によって好みがあるので、普段低めの枕を使っている人や、高めの枕を使うとどうも調子が悪くなるという人には至極をおすすめしたいです。
高さがあまりないので、仰向けで眠ることが多い人にも首や肩に負担にならず快適です。
今回は取り上げていませんが「調律」を含めたシリーズ3アイテムのうちで、最も価格が安いのも魅力ですよね。
寝心地を追求する仕組みや構造については共通しているので、質の良い枕をお手頃な価格で求めたいという人に良さそうです。
極柔がおすすめの人
- 高めの枕が好みの人
- 横向きで寝ることが多い人
- 包み込まれる感覚を味わいたい人
高めの枕でいつも寝ている、低い枕では寝にくいという人には、至極に比べると最大3cmの高さがある極柔の方をおすすめしたいです。l
低い枕で横向きに寝ると肩や首に大きく負担がかかってしまうことを考えると、横向きで寝ることが多い人にジャストフィットしそうです。
さらにシリーズ最大の柔らかさというのも魅力で、枕自体に高さがあっても包み込まれるような感覚があり、高すぎて不快ということもなさそうです。
文章では伝わりづらいところもあるので、できれば実際にお試しする機会があるといいな、と個人的には思います。
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」
ヒツジのいらない枕 至極と極柔の共通の特徴
続いて、2アイテムに共通する特徴について紹介していきます。
弾力性に富んだ新素材TPE
枕の素材は昔ながらのソバ殻や羽根、ポリエステル綿、ウレタン、ポリエチレンパイプなど様々なものがあります。
それぞれに長所や短所がありますが、結局どれが一番いいの?と迷うこともありますよね。
ヒツジのいらない枕には、新素材の「TPE」が使われています。
TPEとは「熱可塑性エラストマー」という樹脂の一種で、ゴムとプラスチックの両方の性質を合わせ持つと言われています。
プラスチックのように幅広く成形でき、ゴムのように弾力性に富む素材で、自動車部品やスポーツ用品、医療用チューブや工業品、日用品など、多くの製品に使われています。
TPEがもつゴムのような伸縮性と柔軟性は、頭を乗せた時にぴったり密着して、寝返りに合わせて形状を変えます。
硬い枕で首が痛くなった、枕がずれて寝違えた、といった悩みが解決する期待もできますね。
広範囲に圧力を分散する三角構造
枕の表面は、無数の三角形が集合したようなちょっとユニークな見た目をしています。
この三角形に秘密があり、それぞれの角がたくさんの点になって頭を隈なく支えてくれます。
これは人間工学に基づいた構造で、六角形や四角形よりも点の数が多い三角形を採用することで、圧力を広範囲に分散し、頭はもちろん首や肩まで包み込むようにフィットします。
また、頭や首の動きによって無数の点が流れるように支点を変えていくので、自然な寝返りに導きます。
顏の一部分だけ枕に押し付けていて、跡が付いたり痛くなったりといったトラブルも無縁です。
2層構造で蒸れない完全通気設計
枕にとって重要なのが「通気性」ですよね。
汗をかきやすい夏はもちろん、冬場に暖かい部屋で眠る時も「蒸れ」が気になるところですが、ヒツジのいらない枕は通気性にもこだわっています。
前の項で解説した「三角形」は通気性を考えた設計で配置されているので、熱や湿気を効率的に分散します。
しかもその三角格子は2層構造になっていて、頭に触れる1層目は細かな三角形、土台部分となる2層目は大きめの三角形が散りばめられています。
2層の三角格子が配置されているため、しっかりと包まれるような寝心地と共に、通気性や安定性も実現しています。
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」
8万回の圧力試験をクリア
お手頃でごく一般的な枕は、1~2年で劣化し、買い替えの時期になるといわれています。
寝心地が良くてもあまり早くへたれてしまったら困りますが、そんな心配は一切無用です。
ヒツジのいらない枕シリーズは、10年間寝返りを打ちながら使用し続けることを想定し、なんと8万回の圧力試験をクリアしています。
10年間使えるということは、例えば極柔(22,000円)なら1年あたり2,200円という単純計算ができます。
安価な枕を何度も買い替えることを考えたら、コスパ的にも非常に優れていますよね。
活性炭配合で臭わない
枕本体には、脱臭効果があることで知られる活性炭が配合されています。
真っ黒なのは活性炭によるもので、独自の配合で汗の臭いや加齢臭が染み付くこともありません。
有名ホテルでも採用
ヒツジのいらない枕シリーズは、札幌ストリームホテルの客室でも採用されています。
近年は色々なホテルで、よく眠れる寝具を取り入れたり、眠りに特化した部屋があったりと、旅先での睡眠が重要視されている印象です。
枕が変わると眠れないという人も多いと思いますが、泊まったホテルでよく眠れたら体調はもちろん気分的にも、より旅行を楽しめそうですよね。
お手入れ方法も紹介♪
長く使える分、お手入れがとても大事ですが、丸洗いができるので常に清潔を保てます。
気になるお手入れ方法は、中性洗剤で水洗いしてタオルで全体の水分をふき取り、風通しが良く直射日光の当たらない場所で平干しにするだけです。
その際は、完全に乾燥させてから使ってくださいね。
お手入れの頻度は、およそ2~3ヶ月に1回が目安なので、決して面倒なメンテナンスではありません。
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」
ヒツジのいらない枕 至極と極柔の違いを比較まとめ
ヒツジのいらない枕「至極」「極柔」を比較して、どっちがどんな人におすすめなのか、また共通する特徴についても紹介してきました。
至極と極柔の大きな違いは、「高さ」「大きさ」「構造と柔らかさ」です。
低めの枕が好みで、仰向けに寝ることが多く、上質の枕をお手頃な価格で求めたい人には至極がおすすめです。
高めの枕が好み、そして横向きに寝ることが多く、価格は高くとも究極の柔らかさを求めたい人には極柔がおすすめといえます。
どちらも独自の三角形を無数に配置した構造で、頭をたくさんの点で支えながら、流れるように寝返りを打てる快適さという点で共通しているので、睡眠の質をより良く変えたい人には是非おすすめです。
長く使用することを想定したハードな圧力試験にクリアしているため、長い目で見ればコスパも申し分ないといえますね。
ヒツジのいらない枕 至極と極柔の違いを調べている人や、購入を検討している人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ヒツジのいらない枕「至極」
▼ヒツジのいらない枕「極柔」