OrageとTailuluのスティック掃除機について違いを比較し、どっちがどんな人におすすめなのか紹介していきます。
今回はOrageから「RR11」、Tailuluから「E23」を比較していきますね。
それぞれ異なるメーカーではありますが、お手頃価格ながら性能も十分、スティックとハンディの2WAYで使える掃除機が人気になっている点は共通しています。
もちろん別メーカーなので、違いについての単純比較はできませんが、吸引力やサイクロンの仕組み、本体重量などわかりやすい違いがあります。
一方、スティックとハンディで使える点やヘッドにLEDライトが搭載されている点、アタッチメントの種類、着脱式バッテリーで手軽に充電できる点など共通点も多々あります。
本文では、OrageのRR11とTailuluのE23について違いを比較し、どっちがどんな人におすすめかまとめていきます。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
Orage rr11とTailulu E23の違いを比較
OrageのRR11とTailuluのE23の違いを、項目ごとに比較していきます。
吸引力の違い
まずは吸引力の比較ですが、どちらもPaという単位が公表されているのでわかりやすいですよね。
掃除機の記事は数多くあるので少しおさらいすると、Paとは真空度のことで、床から物体(ゴミ)を浮き上がらせる力です。
それを吸引力として表示している製品がとても多く、比較しやすいという利点があります。
- RR11:26,400Pa
- E23:38,000Pa
吸引力についてはE23が大きくリードしていて、E23の公式販売サイトによると、細かなホコリからペットフード、豆、猫砂などの大きい粒もパワフルに吸い込んでくれるそうですよ。
とはいえRR11もサイクロンシステムと吸引力のバランスが良い設計となっており、高いレベルの吸引力をキープしています。
サイクロンのシステム
両モデルともサイクロン式のスティック掃除機ですが、異なる設計になっています。
RR11は遠心分離のレベルが従来モデルと比べて大きく進化し、ダスト分離効率は99.52%、捕集効率は99.81%と限りなく100%に近付けています。
一方のE23は同じサイクロン式ですが、シリコンフィルターやステンレスフィルター、高性能のHEPAフィルターを採用し、こちらも99.97%以上の高い捕集効率を誇ります。
単純比較はできないまでも、いずれもハイレベルのサイクロンシステムであることは間違いありません。
ブラシの構造
RR11のブラシは、髪の毛が絡みにくい仕組みになっています。
Orage独自の「ブラシクリーナー」を搭載することで、髪の毛やペットの毛、糸くずといったブラシ毛に絡みやすいゴミをブロックし、絡まずに内部に取り込みます。
E23には毛絡み防止の機能は特にありませんが、フローリングやカーペット、大理石やシャギーラグなど床素材を問わずパワフルにゴミを吸い込みます。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
本体重量の違い
本体重量は以下の通りです。
- RR11:1.6㎏
- E23:1.88㎏
RR11は、スティック使用時の本体重量が1.6㎏とかなりの軽量設計です。
E23も1.88㎏で、RR11に比べると少し重いように見えてしまいますが、それでも2kgを切っているので十分軽くて扱いやすいといえます。
連続稼働時間と充電時間
フル充電状態からの連続稼働時間についても少し違いがあります。
RR11は通常モードで30分、MAXモードでは13分と少し物足りない印象です。
一方のE23は標準モードで45分と十分な長さで、強モードでも25分の連続稼働が可能です。
フル充電までの時間はRR11が3時間、E23が4時間となっています。
E23はパイプが前後左右に倒せる
E23はヘッドとのジョイント部分の可動域が広く、パイプが左右180°、前後90°に倒すことが可能です。
そのため、通常なら入り込みにくいローテーブルの下、ソファやベッドの下も楽々お掃除できます。
低い家具も移動することなくお掃除できて、非常に小回りが利くのが大きな特徴です。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
自立式かどうか
スティック掃除機は立てて収納するタイプも多く、ブラケットを使うことで壁掛け収納できる点は共通していますが、RR11はそのまま立てて置ける「自立式」です。
ブラケットもスタンド(別売り)も無しで自立するので、ちょっとお掃除を中断したい時などに便利です。
長時間立てておける自立収納ということではありませんので、あくまでも一時中断の際に活用できる機能です。
稼働音について
掃除機には音がつきものですが、強いモードでの稼働音はRR11が75㏈、一方のE23が68㏈です。
ものすごく大きな違いではないですが、70㏈の目安が「騒々しい街中、セミの鳴き声」といわれているので、70㏈を超えるか、下回るかで感じ方が変わってきそうです。
価格について
この記事を作成している2024年10月30日現在で、楽天での取扱価格を調べてみました。
OrageのRR11は13,500円、一方のTailulu E23は12,980円となっています。
価格差は500円と少しなので、殆ど変わらないといってもいいくらいです。
それほど価格に差がないからこそ、違いをしっかり見極めてニーズにあったものを選びたいですよね。
尚、価格は日々変動する可能性が高いので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
Orage RR11とTailulu E23の違いを表で比較
以下にOrage RR11とTailulu E23の違いを表で比較してみました。
シンプルに見比べるのに便利だと思いますので参考にしてみてくださいね。
特徴 | オラージ RR11 | タイルルE23 |
---|---|---|
吸引力(Pa) | 26,400Pa | 38,000Pa |
サイクロンのシステム | 遠心分離効率が99.52%、捕集効率99.81%のハイパーサイクロンシステム | シリコンとステンレスフィルター、HEPAフィルター搭載の高効率サイクロンシステム |
ブラシの構造 | 髪の毛が絡みにくいブラシクリーナー搭載ブラシ | 一般的なフローリング用ブラシ |
本体重量(kg) | ハンディ:0.97、スティック:1.6 | 1.88kg |
稼働時間 | MAXモード:13分、通常モード:30分 | 標準モード:45分、強モード:25分 |
充電時間 | 3時間 | 4時間 |
パイプの可動域 | 不可能 | 左右180°、前後90°に可動 |
自立式 | 自立式 | 不可能 |
稼働音(dB) | 75デシベル | 68デシベル |
価格(円) | 13,500円 | 12,980円 |
Orage rr11とTailulu E23どっちがおすすめ?
OrageのRR11とTailuluのE23の違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのでしょうか?
Orage RR11がおすすめの人
- ブラシに毛が絡むのが気になる人
- 少しでも軽量な方が良い人
- 自立式が便利だと思う人
RR11には独自のユニークな機能があり、毛が絡みにくいブラシもその一つです。
毛が絡む前にブラシクリーナーでブロックするので、長い髪や長毛種のペットの抜け毛も安心してお掃除できます。
そして超軽量タイプというのも大きな魅力で、重いものを持つのがつらいという人にもおすすめしたいモデルです。
自立式であることも意外に見逃せないポイントです。
私も時々あるのですが、お掃除中など取り込んでいる時に限って宅配便が……なんてことありませんか?
そんな時にちょっと立てておくことができるので、慌ただしい時に助かる機能です。
Tailulu E23がおすすめの人
- 吸引力の強さを求める人
- 連続して長時間お掃除したい人
- 狭い場所、低い場所を楽にお掃除したい人
吸引力はE23が大きくリードしているので、よりしっかりお掃除したい人や、猫砂や砂粒が気になるという人にもおすすめです。
吸引力が強い上に、強モードでも25分連続でお掃除できる点も大きいので、部屋数が多いという人にもぴったりです。
充電時間こそ1時間長いですが、連続稼働時間が長いことを考えると決して長すぎるということはありません。
ヘッド部からパイプを大きく倒すこともできるため、家具の下など低いところのお掃除にも向いています。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
Orage rr11とTailulu E23の共通の特徴
次に、OrageのRR11とTailuluのE23に共通している特徴や機能について紹介していきます。
メーカーは違っても、こんな点が共通しているという情報があれば、どちらを選んでも安心できる気がします。
スティックとハンディの2WAYで使える
RR11とE23いずれも、スティックとハンディの2WAYで使えるため、家中のあらゆるところをすっきりお掃除できます。
アタッチメントを活用することで、床だけでなく寝具や車内、棚やカーテンのお掃除などに駄活躍です。
ヘッドにLEDライト搭載
ヘッド部分にはいずれもLEDライトが搭載されており、薄暗い場所や家具の下やすき間なども照らして、見えにくいホコリをスルーしてしまうこともありません。
それぞれのアタッチメント
両モデルとも、付属のアタッチメントを使うことで家中あらゆるところのお掃除が可能になります。
RR11にはソフトブラシと隙間ノズルが付いていて、スティック&ハンディいずれも対応します。
ソフトブラシは本棚や机、パイプと組み合わせることでブラインドなど高い場所のお掃除に便利です。
隙間ノズルは家具の裏側といった狭い隙間、サッシの桟といったホコリが溜まりやすい場所に使えます。
E23のアタッチメントはブラシノズルと隙間ノズルで、形状に違いはありますがアタッチメントとしての機能は共通しています。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
ブラケット付きで壁に掛けられる
RR11は自立式ではありますが、そのまま収納ということではなく、付属のブラケットで壁に掛けて収納するか、別売りのスタンドを使用します。
同様にE23にもブラケットが付いていて、壁掛け収納が可能です。
3パターンの充電方法
充電方法についても両モデル共通しています。
- ブラケットで壁に掛けた状態で充電
- 本体を床に置いて充電
- バッテリーを取り出して充電
電源の近くに壁掛け収納するのが合理的ではありますが、壁に穴を開けられない場合もあると思います。
そんな時は本体を床に置いた状態でも充電できますし、バッテリーを取り出して直接充電することも可能です。
お手入れも簡単
RR11とE23共に、お手入れ用のブラシが付いていて、ヘッドのお掃除がこまめにできます。
ダストカップやフィルターなどのパーツも水洗いできるので、常にスッキリ清潔に保てるのも良いですよね。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23
Orage rr11とTailulu E23の違いを比較まとめ
Orage「RR11」とTailulu「E23」それぞれのスティック掃除機について違いを比較し、どっちがどんな人におすすめなのかまとめてきました。
いずれもハンディとスティックの2WAYタイプ、軽量で扱いやすい掃除機として人気になっています。
別メーカーなので単純比較できるものではありませんが、吸引力や重量など数値が表示されているとわかりやすいですよね。
RR11は本体がより軽く、ブラシに毛が絡みにくい仕様になっています。
一方のE23は吸引力にすぐれている他、一度の充電で稼働できる時間の長さ、ヘッドの小回りの良さが大きな特徴です。
ヘッドにLEDが付いている点や手軽に充電できる点、便利なアタッチメントが付いているところなど共通点も多くあるので、どちらが我が家に向いているかじっくり検討してみてくださいね♪
OrageのRR11とTailuluのE23の違いを調べている人、どちらを購入するか迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼OrageのRR11
▼TailuluのE23