ブドウで幼児が窒息する危険性と回避のために親が知るべきことを考えてみた | Nana's Momdays

ブドウで幼児が窒息する危険性と回避のために親が知るべきことを考えてみた

育児・娘のこと
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こんにちは、とーこです。

悲しいニュースが巡りましたね…。

園児が給食のぶどうをのどに詰まらせ死亡 東京 八王子 | NHKニュース
【NHK】7日、東京 八王子市の幼稚園で、4歳の男の子が給食で出されたぶどうをのどに詰まらせて亡くなっていたことが分かりました。警…

4歳だそうです。

我が家のナナも4歳。

ゾッとすると同時に、親御さんのことを考えるとやり切れなく、昨夜は色々なことを考えてしまいました。

幼児の誤飲による窒息の危険性は、親になれば誰でも見聞きし、気を遣うことだと思います。

1歳前後、なんでもものを口に入れる時期には、本当に神経質なくらい気をつける方も多いと思います。

わたしもそうでした。

でも、噛む力も上がり、上手に自分で食べるようになってくるとどうでしょう…。

ナナは偏食が強いため、ブドウもトマトも食べないのですが、ナッツ類は食べます。

改めて調べると、小児科の先生によっては5歳まではナッツ類はあげないことを推奨されていて、3歳で食べ出した時に調べた記憶が蘇りました。

確かに食べさせ始めた当時は気をつけてたのに、今ではお皿に出して渡すだけになっていました。

今回は、自戒の念を込めて、改めて調べた子どもの食べ物による窒息について、リスク、事例、予防など、わたしたち親が知っておいた方が良いと感じたことを、わたしなりにまとめておきたいと思います。

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5歳未満の食べ物による食道閉塞のリスク

少し古いのですが、日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会の報告では、「年齢階層別の死亡総数に占める「気道閉塞を生じた食物の誤嚥」による死亡数の比率」というのが発表されています。

  • 0 歳(0.6%)
  • 1 歳(1.1%)
  • 2 歳(2.2%)
  • 3 歳(1.0%)
  • 4 歳(1.7%)
  • 5~9 歳(0.3%)

一目瞭然ですが、やっぱり5歳未満の比率が高いんです。

乳幼児は,歯で噛み切る,臼歯ですりつぶす 機能が未熟であることが大きな要因と思われる。一口サイズで吸い込んで食べるものはリスクが 高い。

と、考察されていて、以下の通り、明確な指摘が記載されていました。

具体的には,5 歳未満の小児に対しては,ブドウやミニトマトなど,ある程度の硬さがあり,球 形で,外表がスムースで口腔内を滑りやすい果実・野菜を食べる時は,1/4 以下の大きさに切って与える必要がある

これまでの事例

小児科学会のHPでこれまでの事例についてもまとめられています。

「Injury Alert(傷害速報)」で「窒息」と検索すると、様々な関連事例が読めます

ブドウだけでなく、スーパーボール、玩具、水風船、お菓子、ミニカップゼリーのプラスチッックカップなど…。

読んでいると怖くなる事例ばかりですが、気づくことがありました。

それは

  • 親がいない時に限らない
  • 初期対応ができる親の知識が重要
  • 予防が大事

ということです。

親が正確な知識を持っておくことが大切

子どもの気道異物事故については、小児呼吸学会がパンフレットを作成されています。

http://jspp1969.umin.jp/ind_img/cc03.pdf

出典:http://jspp1969.umin.jp/ind_img/cc03.pdf

これが一番わかりやすいし、医学学会のグループが正式に出されているものなので、情報としても間違いがないのかなと思っています。

検診とかで配布して説明したりしたらいいのに…と思うくらい、知っておきたいことが詰まってました。

(我が家の行った3歳児検診では、食事の大切さやバランスよく食べることを指導する内容に留まっていたと思います)

このパンフレット、子どものためを思えば、全部読んでおくべき内容に違いなかったのですが、今回改めて目を通していて、わたしが特に大切だと思ったのは、のどに物をつまらせた後のフローの順番でした。

子どもが喉に物を詰まらせたことに気づいたらまず119番

こちらがパンフレットに書かれていた応急処置のフロー1枚目です。

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出典:http://jspp1969.umin.jp/ind_img/cc03.pdf

このフローで、のどに物が詰まって声が出せないことに気づいて、一番最初にすることとして書かれているのは、実は119番通報なんです。

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一般的に知られている、背中を叩く方法や、ハイムリック法云々より先に、まずは119番なんです。

これを見て、改めて事の緊急性にハッとしました。

背中を叩いたりしている間も息は出来なくて、一刻を争うんですよね。

子どもが声が出せない状況なら、まずは119。

これをしっかりと頭に刻み込んでおかないと、と思いました。

119に繋がりさえすれば、フローが頭からすっぽ抜けてても、電話越しに色々と指示をもらうこともできますし、1秒でも早くプロの処置に辿り着けます。

子どもが真っ青になって意識が飛んだら、絶対パニックになるので、119だけは出来るようにしたいと強く思いました。

気道への異物混入による窒息は予防が命

とはいえ、子どもの食道閉塞による窒息に関して、何が一番大切かというと、未然に防ぐことだろうな、と思うのです。

改めて考えると、我が家のナナは偏食がゆえ、ブドウやトマトといった食べ物については心配ないのですが、(出す機会があったら食べる食べないにかかわらず1/4に切ります)他の心配がありました。

いまだにモノを口に入れるんです。

なので、ナナに至っては

  • 部品の小さなものは手の届くところに置かない
  • 口に物を入れていたらいきなり怒らずにそっと口から出させる

これに改めて気をつけたいと思います。

そして当たり前のことではありますが、

  • 食べならが歩かない・走らない・遊ばない
  • 座って食べる
  • 食べている最中に笑わせない・驚かせない
  • リスクがある食べ物は小さく切る

この辺りも改めて頭に入れておきたいところかなと思いました。

おわりに

今回の事件に関連した小児科の先生の記事を見つけました。

坂本昌彦さんのページ | Yahoo!ニュース
坂本昌彦さんのYahoo!ニュースでの活動が確認できます。

「目を離さない」「気をつけて」だけでは防げない。

リスクがある食べ物を知って、対応を知る。

これに尽きると思います。

最後になってしまいましたが、亡くなられてしまったお子さんのご冥福をここよりお祈りいたします。

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