レコルトとソイリッチ、この二つのスープメーカーについて違いを比較し、どっちがどんな人におすすめか紹介していきます。
多機能のスープメーカーが人気になっていますが、確かにスープだけでなくスムージーや豆乳も作れるので、手間がかからずヘルシーな食生活ができそうですよね。
今回はレコルトとソイリッチのスープメーカーについて比較してみました。
別メーカーなので単純比較は難しいのですが、どちらもスープやスムージー、豆乳などが手間無く作れます。
最も大きな違いは豆乳を作る際、レコルトは豆乳とおからを濾す必要があるのに対し、ソイリッチはサラサラになるまで自動で攪拌し続けるため、濾す必要がありません。
他にも、搭載されているモードの違いや容量の違いなどもありますので、本文でより詳しく比較していきます。
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

レコルトとソイリッチのスープメーカーの違いを比較
レコルトとソイリッチ、2つのスープメーカーについて違いを比較していきます。
冒頭でも書きましたが、別メーカー製品のため単純な比較は難しいですが、際立った違いについて詳しく紹介していきたいと思います。
調理モードの数
調理モードはレコルトが5つ、ソイリッチは6つです。
- レコルト:ソイミルク、ポタージュ&ペースト、スープ&おかゆ、ジュース&クリーン、ウォーム
- ソイリッチ:豆乳、発酵、ミルク、スープ、ジュース、温めなおし
それぞれ個性的なモードが搭載されていますが、豆乳、スープ、ジュース類を作れる点では共通しているようですね。
レコルトはポタージュ&ペースト、スープ&おかゆモードに分かれていますが、前者は中速の攪拌でなめらかに仕上げ、後者は低速で具材の形を残した仕上がりになります。
野菜などのペースト食も作れるので、離乳食や病人食にも活用できそうですね。

レコルトにはさらに「ウォーム(保温)」モードがあり、調理後に低速攪拌することで焦げ付きを防ぎながら、75℃(25分)をキープします。
ソイリッチに保温機能はありませんが、温めなおしモードがあるので問題なさそうですね。
ソイリッチには発酵モードがあり、甘酒やヨーグルトも作れるので、腸活を意識する人にも良さそうですよね。
ソイリッチのミルクモードは、牛乳を使った飲み物やスープを作るモードです。
それぞれに個性的なモードが備わっていて、多機能なのが魅力ですね♪
豆乳はやっぱりソイリッチ!
豆乳の作り方には大きな違いがあり、レコルトは出来上がったペースト状の豆乳を濾して、おからと分離させる必要があります。
出来立てのおからは白和えに応用したり、おからクッキーなどのお菓子作りにも応用できそうですね。
ただ、毎回豆乳を濾すとなると、手間がかかりますよね。
ソイリッチは「濾す」工程が必要なく、乾燥した大豆を水に浸す手間も必要ありません。
ヒーターは約100℃の高温で加熱するので、乾燥大豆もやわらかく煮えます。
煮えた大豆は1分間で15,000回転するモーターで液状になるまで粉砕されますが、豆乳がサラサラした状態になるよう自動で調理を繰り返します。
健康のために豆乳を飲む人も多いと思いますが、既製品だとどうしても添加物や砂糖などが気になってしまいますよね。
ソイリッチなら、大豆以外の混ぜものは一切なく、おからの栄養もまるごと摂れちゃいます。
もちろん、お好みではちみつなどを加えてアレンジすることも可能です♪

レコルトは30品のレシピブック付き
レコルトには30品目のメニューが載ったレシピブックが付いています。
各種スープの他にも煮込み料理やスイーツなど、たくさんのレシピが網羅されています。
2パターンのスープモードを生かして、キーマカレーなどのメインディッシュもスープメーカーで作れる点は要注目ですね♪
ソイリッチには取扱説明書に11種類のレシピが掲載されていて、おしるこやかぼちゃポタージュ、アーモンドミルクなどが簡単に作れます。

▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

お知らせランプと予約タイマー
レコルトには調理の進み具合がひと目でわかる「お知らせランプ」が搭載されています。
ランプは3つ付いていて、ランプ1が点滅すると調理開始、ランプ2が点滅している時には追加の材料を入れることも可能です。
ランプ3が点滅すると加熱&攪拌が行われ、点滅→点灯に変わると調理完了です。
ソイリッチにはお知らせランプといった機能はありませんが、8時間の予約タイマーが付いているので、甘酒やヨーグルトを作る際に便利です。
食材をカットする大きさ
両モデル共に、食材を丸ごと入れるのではなく、ある程度小さくしてから本体に投入します。
レコルトは材料を2~3cmにカット、ソイリッチは5cm以下にカットしてから入れるようにと販売サイトにも明記されています。
ソイリッチの方がある程度、食材の大きさにも対応できるようですね。
付属品の違い
付属品には以下の違いがあります(本体、コード、取扱説明書を除く)。
- レコルト:お手入れブラシ、計量スプーン、レシピブック
- ソイリッチ:クリーニングブラシ、計量カップ
楽天で購入する場合、レコルトではレビューを書くことでさらにプレゼントが追加、ソイリッチではセット販売を選択することでお掃除クロスと乾燥大豆が付いてくるようですよ。
※キャンペーン内容は変更になる可能性があるため、購入の際には最新情報をチェックしてくださいね♪
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

サイズと容量の違い
サイズと容量については、それぞれ以下の通りです。
- レコルト:幅16.5×高さ23.3×奥行12cm、容量600ml
- ソイリッチ:幅16×高さ28.5×奥行21cm、容量800ml(加熱)、1,000ml(非加熱)
レコルトはスリムでコンパクト、ソイリッチの方が若干大型で容量も大きいですね。
家族で毎日豆乳を飲むには十分な容量です。


カラーの違い
レコルトはクリームホワイト、ナチュラルブラックの2色展開で、いずれもキッチンになじみやすいシンプルな色合いです。

ソイリッチはホワイト1色ですが、レコルト同様にインテリアを邪魔しない素朴な雰囲気です。

価格について
レコルトとソイリッチ、それぞれに個性的な機能がありますが、価格帯はどうなのかが気になりますよね。
記事作成時点(2025年2月26日)での楽天取り扱い価格は、レコルトが13,200円、一方のソイリッチは14,990円となっています。
ソイリッチの方が若干お高めですが、大きく価格差があるというほどでもなさそうです。
その分、どっちの機能が我が家に合っているかをじっくり検討する必要がありそうですね。
尚、価格は日々変動する可能性が高いので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

レコルトとソイリッチのスープメーカーの違いを表で比較
レコルトとソイリッチのスープメーカーの違いを表で比較してみました。
違いが一目でわかると思うので、参考にしていただけたら嬉しいです。
特徴 | レコルト | ソイリッチ |
---|---|---|
調理モードの数 | 5つ(ソイミ | 6つ(豆 |
豆乳 | 滴 | 滴 |
発酵モ | なし | あり |
ミルク | なし | あり |
保 | あり | なし |
レシピブック | あり(30品目) | あり |
お知らせランプ | お知らせ | 8時間 |
食材 | 2~3cm | 5cm以下 |
付属品 | お手入れブラシ | ク |
サイズと容量 | 16.5倍 | 16×28 |
カ | クリーム | ホワイト |
価格(円) | 13,200円 | 14,990円 |
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

レコルトとソイリッチのスープメーカーどっちがおすすめ?
レコルトとソイリッチ、2つのスープメーカーの違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのか紹介していきます。
レコルトがおすすめの人
- スープやおかゆをメインに作りたい人
- 豆乳とおから、それぞれに活用したい人
- 保温機能が必要な人
レコルトは2パターンのスープモードがあるので、かぼちゃやにんじん、豆などでなめらかなポタージュが作れる一方、具材の形を残した具沢山スープも作れます。
おかゆやペースト食にも対応しているので、離乳期のお子さんがいるご家庭にもとっても便利です。
豆乳を作る際には濾す作業が必要にはなりますが、豆乳とおからをそれぞれに使いたい人にはちょうど良さそうです。
また、調理後には保温機能もあるため、温かい状態で食卓に出せますね。
ソイリッチがおすすめの人
- 手作り豆乳を毎日飲みたい人
- 甘酒やヨーグルトにも活用したい人
- 容量が多い方がいい人
ソイリッチは乾燥大豆と水を入れるだけで、おからの栄養素が溶け込んだ、大豆の栄養がまるごと摂れる豆乳を作ることができます。
健康に気を遣う人はもちろんですが、家族で毎日豆乳を飲むという人におすすめです。
また、発酵モードを使えば手作り甘酒、ヨーグルトも作れるので、発酵食品を意識して摂りたい人にも便利です。
容量の面でもレコルトを大きく上回っているので、家族でたっぷり飲みたいという人にもちょうど良いですよね。
総合すると、レコルトはスープや煮込み料理など食卓の一品に、ソイリッチはスープももちろん作れますが、自家製豆乳づくりに特化した特徴があるのがわかり、自ずとニーズが分かれてきそうですね。
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

レコルトとソイリッチのスープメーカーの共通の特徴
続いて、レコルトとソイリッチのスープメーカーに共通している特徴や機能について紹介しますね。
材料を入れたらほったらかしで自動調理
レコルトもソイリッチも、材料をカットして入れたら、ほったらかし状態で自動調理してくれる点で共通しています。
お鍋で長い時間コトコト煮込んで作るスープも美味しいですが、忙しい時にはあまり現実的ではないので、材料を入れてスイッチを押すだけで調理ができるのは本当に優秀です。
しかも、口コミを見る限りとても美味しく仕上がるということですよ♪
スープにスムージーなど多機能
両モデル共に、上記で詳しく紹介した豆乳やスープだけでなく、ジュースやスムージーなど非加熱調理も可能です。

お好みのフルーツや野菜、氷(家庭用製氷機で作ったもの)と液体(水や牛乳、豆乳など)を入れれば栄養たっぷりのスムージーが作れます。
スムージーの材料は、りんごやバナナ、ベリー類などのフルーツ、にんじんや小松菜といった野菜の栄養をまるごと摂れることからも、スムージーは人気ですよね。
スープメーカーにとどまらない多機能さも魅力です♪
シンプルでコンパクト、場所を取らない
サイズ的にはソイリッチの方が大きめですが、どちらも造りがシンプルでコンパクト、キッチンに置いても場所を取りません。
毎日使うものだから、すぐ手に取れる場所に置いておけるのは嬉しいポイントですよね。
お手入れ簡単
レコルト、ソイリッチ共に、お手入れがとても簡単です。
台所用の中性洗剤を水で薄めて本体に入れ、ジュースを作るモードで攪拌し、水で中を注ぎます。
残った汚れは付属のブラシを使ってこそげ落とせるので、いつでもスッキリ清潔に保てます。
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01

レコルトとソイリッチのスープメーカーの違いを比較まとめ
レコルトとソイリッチのスープメーカーの違いを比較して、どっちがどんな人におすすめか紹介してきました。
どちらも、材料を入れてスイッチを押すだけで自動調理が可能、スープやジュース、豆乳、スムージーなどいろいろなメニューに対応しています。
両者の大きな違いは、レコルトがスープメニューが豊富なこと、ソイリッチはその名の通り、豆乳づくりに最も適している点です。
特に豆乳を作る際に、レコルトは濾す必要がありますが、ソイリッチはおからを出さずに大豆の栄養を丸ごと豆乳として飲むことができます。
スープや煮込み料理をメインに使いたい人にはレコルト、手作りの豆乳を毎日飲みたい人にはソイリッチがおすすめといえますね。
スープメーカーの購入を検討している人や、レコルトとソイリッチで迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼レコルトスープメーカーRSY-2

▼ソイリッチ スープメーカーSOY-WS01
