今回はロボロックの最新機種「Saros10」と「Saros10R」の違いを比較した結果を紹介していきます。
どちらも高性能なモデルですが、細かい仕様が少しずつ違うため、「どっちが自分に合っているの?」と迷ってしまう方も多いかもしれません。
最近は、「ロボット掃除機」の中でも、特に、床のゴミを吸い取るだけでなく、水拭きやゴミの自動収集までこなしてくれる全自動モデルは、忙しい人の強い味方で人気が高いです。
性能や使い勝手をしっかり比較しながら、あなたにぴったりの1台を選ぶお手伝いができたら嬉しいです。
▼ロボロックSaros10

▼ロボロックSaros10R

Saros10とSaros10Rの違いを比較
ここでは、Saros10とSaros10Rの主な違いを項目ごとに見ていきましょう。それぞれの特徴を知ることで、ご自宅やライフスタイルに合った1台を選びやすくなりますよ。
吸引力の違い
Saros10は22,000Pa、Saros10Rは20,000Paと、吸引力に2,000Paの差があります。
数字だけ見ると小さな差に感じるかもしれませんが、ラグマットの奥に入り込んだホコリや、ペットの毛などをしっかり吸い取るには、この差が効いてきます。
「できるだけパワフルに、しっかり吸ってほしい!」という方には、Saros10がおすすめです。

Saros10:22,000Pa
Saros10R:20,000Pa
水拭きの違い
Saros10は加重+振動式モップを採用しており、毎分最大4,000回の高速振動で、頑固な皮脂汚れもきれいに拭き取ってくれます。
一方、Saros10Rは回転加圧式モップで、2枚のモップがぐるぐる回りながら圧をかけて床を磨くタイプ。こちらも水拭き性能は高く、特にフローリングなどの広い面に強いです。

「こびりついた汚れが気になる」「水拭きも力強くやってほしい」ならSaros10、「広い面積を効率よく拭いてほしい」ならSaros10Rが向いています。
Saros10:加重+振動式モップ(毎分最大4,000回振動)
Saros10R:回転加圧式モップ
壁ぎわの水拭き性能
Saros10には小型の壁ぎわ専用モップが搭載されていて、通常のモップが届きにくい壁際までしっかり拭き取ってくれます。
Saros10Rには専用モップはありませんが、モップが左右に伸縮する機構があり、こちらも隅々まで拭き掃除しやすい設計です。
特に、家具や壁に沿った汚れが気になる方には、Saros10の細やかな対応が嬉しいポイントです。
Saros10:壁ぎわ専用の小型モップあり
Saros10R:モップの回転&伸縮で対応
隅までしっかり水拭きしたい方には、専用モップのあるSaros10が頼もしいです。

障害物の回避性能
Saros10は、カメラと構造光センサーを使った昇降式のRGBセンサーを搭載。上から部屋全体を見渡しながら、障害物を避けて進みます。
一方のSaros10Rは、低い位置に設置された3D ToF(Time of Flight)センサーにより、より小さな物体(2cm角〜)も見逃さずに回避可能です。

足元におもちゃやコードが落ちていることが多いご家庭では、Saros10Rの方が安心かもしれません。
Saros10:昇降式RGBカメラセンサーで物体を上から認識
Saros10R:低位置の3D ToFセンサーで小さなものも検知

水拭きの強さ・水量調整
Saros10は4段階の水量・強度調整が可能。一方、Saros10Rはなんと30段階まで細かく設定できるのが特長です。
「今日はちょっと軽めに拭いてほしい」「花粉の季節だから念入りに」など、気分や季節に応じて自由に調整したい方には、Saros10Rがピッタリです。
Saros10:4段階調整
Saros10R:30段階調整
連続稼働時間
Saros10は最大220分、Saros10Rは180分と、Saros10のほうが約40分長く動き続けられます。
お部屋が広い場合や、フルコースで掃除してほしいときは、より長く稼働できるSaros10が安心ですね。
Saros10:最大220分
Saros10R:最大180分
水拭きの対応面積
水拭き可能な最大面積は、Saros10が240㎡、Saros10Rは390㎡と、Saros10Rのほうが広範囲に対応しています。
マンションやコンパクトなお家ならSaros10でも十分ですが、戸建てや広いフロアを掃除したい方にはSaros10Rが向いています。
Saros10:最大240㎡
Saros10R:最大390㎡
モップのリフトアップ機能
カーペットの上では自動でモップを持ち上げて濡らさないようにするリフトアップ機能も搭載。Saros10は8mm、Saros10Rは10mmまで上がるので、Saros10Rのほうがやや余裕があります。
毛足が長めのラグを使っている方は、より高く上がるSaros10Rが安心ですね。
Saros10:8mmリフトアップ
Saros10R:10mmリフトアップ

本体の重さ
本体重量はSaros10が約4.6kg、Saros10Rは約4.1kg。どちらも軽量ですが、持ち運びや掃除後の位置調整を考えると、Saros10Rの方が少し扱いやすいかもしれません。
Saros10:約4.6kg
Saros10R:約4.1kg
ドック(充電ステーション)のサイズ
ドックのサイズは、Saros10の方が奥行きと高さがややコンパクト。一方、Saros10Rは幅がコンパクトになっています。
置きたい場所のスペースによって、どちらがフィットするかチェックしておくと安心です。
Saros10:幅40.9cm×奥行44.0cm×高さ47.0cm
Saros10R:幅38.1cm×奥行47.5cm×高さ48.8cm
▼ロボロックSaros10

▼ロボロックSaros10R

Saros10とSaros10Rの違いを表で比較
機能の違いをパッと見で比べたい方のために、Saros10とSaros10Rの違いを一覧表にまとめました。
どちらのモデルも高性能ですが、それぞれに得意なポイントがあります。
「吸引力の強さ」や「お掃除できる広さ」、「水拭きのしかた」など、毎日のお掃除スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
下の表を見ながら、自分にぴったりの1台を見つけてみてくださいね。
比較ポイント | Saros10 | Saros10R |
---|---|---|
吸引力 | 22,000Pa(とてもパワフル) | 20,000Pa(しっかり強力) |
水拭き方式 | 加重 + 振動モップ | 回転加圧モップ |
壁ぎわの水拭き | 専用の小型モップで対応 | モップの回転と伸縮で対応 |
障害物の見分け方 | 昇降式カメラセンサー | 低い位置のToFセンサー |
水拭き強度の調整 | 4段階 | 30段階(より細かく調整可能) |
連続稼働時間 | 最大220分 | 最大180分 |
水拭き対応面積 | 最大240㎡ | 最大390㎡ |
モップのリフトアップ | 8mm | 10mm |
本体の重さ | 約4.6kg | 約4.1kg(やや軽量) |
ドックのサイズ | 幅40.9cm×奥行44.0cm×高さ47.0cm | 幅38.1cm×奥行47.5cm×高さ48.8cm |
このように、それぞれに魅力的な特徴があります。「吸引力を重視したい」「壁ぎわまでしっかり水拭きしてほしい」など、あなたのお掃除スタイルに合わせて選んでみてくださいね。
▼ロボロックSaros10

▼ロボロックSaros10R

Saros10とSaros10Rどっちがおすすめ?
ここまで見てきたように、Saros10とSaros10Rにはそれぞれ異なる魅力があります。「吸引力を重視したい」「小さな障害物をしっかり避けてほしい」など、こだわりポイントによって選ぶべきモデルも変わってきます。
ここでは、どちらのモデルがどんな方に向いているのかを、やさしくまとめてみました。あなたのライフスタイルにぴったり合う1台を、ぜひ見つけてくださいね。
Saros10がおすすめな人
- パワフルな吸引力で、床のゴミをしっかり取り除いてほしい方
- 広めのお部屋に住んでいて、長時間の連続運転が必要な方
- 壁ぎわのホコリや水拭き残りが気になる方
- 高性能なカメラセンサーで、より正確にお掃除してほしい方
- 掃除機はちょっと重くてもOKな方
Saros10Rがおすすめな人
- お掃除の水拭き強度を、細かく自分好みに調整したい方
- 軽めの掃除機が良くて、持ち運びのしやすさも大事にしたい方
- 水拭きする範囲が広めで、1回でサッと終わらせたい方
- 小さなおもちゃやコードなど、細かい障害物の多いお部屋で使いたい方
- 本体価格やコンパクトさも気になるという方
どちらもとっても優秀なロボット掃除機なので、「自分の暮らしにどんな機能が必要か」をイメージしながら選ぶのがコツです♪
▼ロボロックSaros10

▼ロボロックSaros10R

Saros10とSaros10Rの共通の機能
Saros10とSaros10Rは、どちらもロボロックの最上位モデルということもあって、共通している機能もとても多いんです。
ここでは、両方のモデルに搭載されている嬉しいポイントをご紹介します。
- 吸引と水拭きが1台でできる
ゴミの吸い取りと同時に、床の水拭きもしてくれるから、毎日のお掃除がとってもラクに。 - 自動でゴミを集めてくれる
お掃除が終わったあとは、ドックがゴミを自動で回収してくれるので、こまめにゴミ捨てをする必要がありません。 - モップの洗浄&乾燥も全自動
水拭きに使ったモップは、自動でお湯洗い&温風乾燥。カビや臭いも防げて衛生的です。 - 毛がからみにくいブラシ
メインブラシやサイドブラシには、髪の毛がからまりにくい工夫がされていて、お手入れもかんたんです。 - お部屋のマップをしっかり記憶
レーザーでお部屋の形をスキャンして、最大4つの間取りを記録できます。複数の部屋でも使いやすいですよ。 - 音声アシスタントに対応
Alexa・Google・Siriのほか、独自の「Hello Rocky」機能にも対応していて、声で操作ができます。 - 見守りカメラ付き
外出先からペットの様子を見たり、話しかけたりできる見守りカメラ機能も付いています。 - 段差もスイスイ乗り越える
最大4cmまでの段差なら、自動で前輪を持ち上げてスムーズに乗り越えてくれます。 - 掃除が終わると自動で充電
バッテリーが少なくなると、自動でドックに戻って充電してくれるので、手間いらずです。
このように、どちらのモデルも「掃除の手間をとことん減らす」工夫が凝らされていて、十分にいい仕事をしてくれます。
忙しい方や家事が苦手な方でも、きっと使いやすさを実感できるはずです。
▼ロボロックSaros10

▼ロボロックSaros10R

Saros10とSaros10Rの違いを比較まとめ
ロボロックのSaros10とSaros10Rは、どちらもお掃除をグッとラクにしてくれる全自動のロボット掃除機です。
吸引掃除も水拭きも、ゴミの処理からモップのケアまで、ほとんど全部を自動でやってくれる優秀な家電です。
Saros10は、とにかく吸引力が強くて、長時間しっかりお掃除してくれる頼もしさが魅力。壁ぎわの細かい部分まで丁寧に仕上げてくれるので、「お部屋をとことんキレイにしたい!」という方にぴったりです。
一方のSaros10Rは、水拭きの調整が細かくできたり、軽くて扱いやすい点がうれしいポイント。水拭き範囲が広いお部屋や、小さい障害物が多いご家庭でも活躍してくれるでしょう。
どちらのモデルを選んでも、お掃除の手間が大きく減って、毎日の暮らしにゆとりが生まれます。この記事を読んで、「私にはこっちが合いそう♪」と感じていただけたならうれしいです。
ぜひ、あなたの暮らしにぴったりのロボット掃除機を見つけてくださいね。
▼ロボロックSaros10

▼ロボロックSaros10R
