Take-One(テイクワン)のロボット掃除機、X2とN1の違いを比較します。
X2とN1機能として大きく違うのは、Wi-Fi対応かどうかいう点と、吸引力です。
X2はWi-Fi対応しておらず、N1はWi-Fi対応しています。
吸引力もX2が700Pa、N1が800〜1,300Paです。
Paの数値が大きい方が吸引力があるので、N1の方が吸引力があるということになります。
その他にも、細かく見ていくと、いくつか違う点があります。
- ダストボックスの大きさ
- 水拭き用タンクの大きさ
- 機体の高さや重さ
こういったところに、わずかですけど、違いがあります。
機能の違いをみると、全ての面でN1の方がやや優れています。
ですが、実は大手通販サイトなどでランキングで上がってくるのはX2の方なんです。
楽天市場では、セール時を除くと、大抵ルンバも抑えてロボット掃除機の売り上げ1位がテイクワンのX2なんですよね。
個人的な見解ですけど、X2は「ロボット掃除機に欲しい最低限の基本機能は兼ね備えているのに2万円以下で買える」というのが最大の強みなんだと思います。
そのX2とよく似ていて、比較されるのがN1です。
本文ではX2とN1の違いや共通点を1つ1つご紹介していきますね。
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
Take-One X2とN1の違いを比較
テイクワンX2とN1を項目ごとにご紹介します。
Wi-Fi対応の有無
冒頭でもご紹介した通り、X2はWi-Fi対応しておらず、N1はWi-Fi対応しています。
X2は専用のリモコンが付属しますが、N1はスマホ対応になっていますので、スマホで操作できるんです。
つまり、X2は、外出先からの起動や、細かなスケジュール設定ができませんが、N1の方はそれが可能になっています。
Wi-Fi対応の違い
- X2:Wi-Fi非対応(付属のリモコンで操作は可能)
- N1:Wi-Fi対応(スマホで操作可能)
吸引力
X2とN1は吸引力にも差があります。
掃除機の吸引力はPaという単位で比較されることが多いですが、数値が大きい方がより吸引力があるという見方をします。
X2が700Pa、N1が800〜1,300Paとなっているので、単純比較ではやはりN1の方が吸引力が上ということになります。
吸引力の違い
- X2:700Pa
- N1:800〜1,300Pa
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
ダストボックスの大きさ
ダストボックスの大きさも違います。
大きい方がよりゴミを溜めておけるということになります。
X2が275ml、N1が400mlという大きさです。
最近のロボット掃除機のダストボックスの大きさの平均が250ml~300mlあたりと言われているので、X2でも小さすぎるということはないです。
逆にN1がやや大きめサイズということですね。
ダストボックスのサイズの違い
- X2:275ml
- N1:400ml
水拭き用タンクの大きさ
水拭き用タンクの大きさも異なります。
X2が65ml、N1が100mlです。
水拭き専用のロボット掃除機、フラーバだと150mlの大きさがあるので、それに比べると両方とも少し小さめのタンクになっています。
水拭き用タンクのサイズの違い
- X2:65ml
- N1:100ml
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
機体の高さ
機体の高さ、厚みも少し違います。
とはいえ、その差は7mmです。
X2が77mm、N1が70mmになっています。
1センチも差がないので、家具の下まで掃除しない場合には気にならない差だと思いますよ。
人気のルンバ5eは92mmありますから、どちらもロボット掃除機にしては薄型です。
ただ、ベッドの下や、ソファーの下など、入って欲しい家具の下がある場合は、7mmの差で入れなかった、ということもありそうなので、家具したの高さも確認しておいた方が良いかもしれませんね。
高さの違い
- X2:77mm
- N1:70mm
機体の重さ
重さも200gですが異なります。
小さめのリンゴ1個分です。
元々が2キロちょっとと軽いので、それほど大きなさには感じないと思います。
重さの違い
- X2:2.4kg
- N1:2,2kg
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
Take-One X2とN1の違いを表で比較
テイクワンX2とN1の違いとスペックを簡単な表にまとめてみました。
X2![]() | N1![]() | |
Wi-Fi | × | ○ |
予約設定 | ○リモコン対応 | ○スマホ対応 |
吸引力 | 700Pa | 800~1,300Pa |
ダストボックス容量 | 275ml | 400ml |
水拭き用タンク容量 | 65ml | 100ml |
充電時間 | 180-240分 | 180-300分 |
稼働時間 | 80-90分 | 90分 |
サイズ | 300x300x77mm | 300x300x70mm |
重さ | 約2.4kg | 約2.2kg |
公式価格 | 19,800円 | 22,800円 |
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
Take-One X2とN1どっちがおすすめ?
テイクワンX2とN1の違いを比較すると、全体的なスペックとしてはN1の方が上です。
とはいえ、X2もロボット掃除機に欲しい基本的な機能は備わっています。
もちろん水拭き機能も付いているので、これだけの機能が揃って、2万円切るお値段で購入できる、というのがX2の1番の強みですよね。
付属のリモコンは付いているので、近くからの手動操作はできますし、初めてロボット掃除機を使う人には不便さはないんじゃないかなぁと思います。
とにかく安く買いたい、まずは最初の一台、と思っている人にはX2がおすすめです。
あと、Wi-Fiでのスマホとの連携が面倒だったり、スマホに使い慣れない年代(ご両親や祖父母)へのプレゼントなどにもおすすめですね。
一方、N1はスマホと連動できるので、スマート家電になれている人や、毎日のスケジュールが違う忙しい人におすすめです。
外出先からでもスマホで起動できたり、スケジュールを変更できたりするのでやはり便利です。
そして、吸引力を重視したい人もN1の方がおすすめです。
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
Take-One X2とN1の共通した特徴
ブラシなしの吸い射込みタイプ
テイクワンX2とN1の大きな特徴の1つがブラシがないタイプのロボット掃除機ということです。
ブラシでかき集めるのではなく、直接吸い込むタイプなんです。
このタイプの利点は、ブラシのお手入れが全くいらないということです。
毛の生え替わりがあったり、毛が抜けやすいペットがいるお家だと、毛が掃除機のブラシに絡まってしまって、そのブラシのお手入れが大変という経験があると思います。
吸い込みタイプのテイクワンX2やN1を使い始めると、その大変さから開放されますよ♪
水拭き機能付き
この値段で水拭き機能も付いているというのがテイクワンX2とN1の凄さの1つ。
水タンクに水を入れてセットしてあげれば、水拭きしながら掃除してくれます。
フローリングにわざわざ水拭きまでって、結構な手間ですよね。
水をこぼしたときに床を拭いたら、雑巾が黒くてびっくりなんてことありませんか?(我が家だけかな…)
テイクワンX2、N1はどちらも水拭きも一緒に終わらせてくれるので、床触りが変わりますよ。
水洗い可能のダストボックス
テイクワンX2とN1のダストボックスは丸洗い可能です。
水洗いできると簡単にきれいにできますし、衛生的に使えていいですよね。
ダストボックスの取り付けや取り外しも簡単にできますよ。
落下防止、衝突防止、自動充電機能付き
最近のロボット掃除機には基本ともいえる機能ですが、落下防止、衝突防止、自動充電の機能はX2もN1ももちろん付いています。
玄関の段差から落ちてしまったり、家具や壁に激突して傷つけるという心配はほとんどありません。
また、充電がなくなると自分で充電器に戻ってくれます。
スリムなボディ
テイクワンX2とN1は両方とも他のロボット掃除機と比較しても薄いタイプになります。
特に7mmはなかなかのスリムさです。
ソファーやベッド下など、ある程度の空間がある家具の下になら潜れるので、普通の掃除機ではなかなか掃除しにくいところもきれいにしてくれます。
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
テイクワンX2とN1の違いを比較まとめ
Take-One(テイクワン)のロボット掃除機、X2とN1の違いを比較してみました。
X2とN1の大きな違いは5点、
- Wi-Fi対応
- 吸引力
- ダストボックスの大きさ
- 水拭き用タンクの大きさ
- 機体の高さや重さ
といった違いでした。
細かく比べてみるとN1の方がやや優れていますが、X2も基本的にスマホ連携以外は持っている機能(水拭き付き、吸い込み方など)は同じです。
X2は2万円以下で購入できるという手頃さもあり、通販サイトの売上ランキングをみていると常に上位にあって人気ある機種ですよ。
スマホ対応が不要という場合はX2、スマート家電を導入していて、やっぱりスマホで操作できた方がいい、という場合はN1を選ばれるといいかなぁと思います。
テイクワンのロボット掃除機、X2とN1で購入に迷っていた方の参考になれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
▼シンプル機能のX2

▼Wi-Fi対応のN1
▼一番人気のあるX2の口コミ評価はこちらの記事「Take-One X2の口コミ評価をレビュー」でまとめました。
