Anker(アンカー)のロボット掃除機、Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの違いを比較します。
アンカーというとイヤホンなどの方が有名なメーカーですよね。
最近はロボット掃除機も人気で、X8 Hybridは2021年11月発売の機種です。
従来品のL70 Hybridと違いを比較してみると…
- 吸引力
- マップ機能の向上で複数フロアのマップが保存可能に
- サイズが約10センチ小型に
- 最大稼働時間が30分長く
- カラー
といった違いがありました。
簡単にいうと、X8は従来品と比較して、サイズが少し小さくなって、吸引力とマッピングシステムが向上して稼働時間も伸びてます。
その中でも一番目を引く違いは、吸引力の向上です。
公式発表ではX8 Hybridの吸引力はL70 Hybridの7.5倍になってました。
(Eufy RoboVacシリーズで「Hybrid」がついているのは水拭き機能付き、という意味です)
本文ではもう少し詳しくEufy RoboVac X8 HybridとL70の違いをレビューします。
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの違いを比較
吸引力
冒頭でお伝えした通り、Eufy RoboVac X8 Hybridと、前機種のL70 Hybridの最大の違いは吸引力で、7.5倍になっています。
この吸引力の違いの秘密が、デュアルタービンです。
デュアルタービン、タービンが2つ、つまり、エンジンが2つついてるようなものです。
前機種のL70 Hybridも最大2200Paの吸引力を生み出すタービンを搭載していて、1つでも十分な吸引力がありました。
X8 Hybridはタービンを2つ搭載することで、前機種の7.5倍と、他のメーカーと比較しても圧倒的な吸引力になりました。
2021年10月時点で、2つのタービンを搭載しているのはこのEufy RoboVac X8 Hybridだけです。
掃除機選びは吸引力で選びたい、という人なら、ロボット掃除機はEufy RoboVac X8 Hybridは間違いないと思いますよ^^
マップ機能が向上して複数フロアのマップが保存可能に
ロボット掃除機のマッピング機能というのは、ロボット掃除機が、部屋の形状や間取りを把握してくれる機能です。
さらに、ロボット掃除機自身が自分の位置をマップ上で常に把握しながら最適なコースを計算して走ってくれるという優れものです。
どこを掃除したか、どこが終わっていないのかを、常に把握しながら掃除してくれるんです。
そんなマッピング機能ですが、1つ前の機種L70 HybridもA.I Mapテクノロジー1.0というシステムが搭載されていました。
X80 Hybridはさらに2.0にバージョンアップしました。
大きな違いは、複数フロアのマップが保存できるように進化した点です。
つまり、1階も2階もそれぞれ別マップとして保存しておけるので、さらに効率的に掃除をすることが可能になりました。
2階建以上のお家にお住まいの場合や、お部屋別にお掃除する時には時短にもなりそうですね♪
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
サイズが約10センチ小型に
Eufy RoboVac X8 Hybridと、前機種のL70 Hybridはサイズも若干異なります。
X8は直径約34.5cm x 高さ約9.7cmですが、L70は直径約35.6cm x 高さ約10.2cmです。
X8は直径が約1センチ小さくなって、高さも5ミリ程度ですが低くなってます。
そんなに大きな違いではないですけど、収納を考えると小型の方が嬉しいですよね。
最大稼働時間
Eufy RoboVac X8 HybridはL70 Hybridと比較すると最大稼働時間も30分伸びました。
X8 Hybridは180分、L70 Hybridは150分です。
30分違いますが、両機種とも自動充電、再開機能が付いているので、充電がもたなくて途中で止まってた、なんていう悲しいことにはならないのでご安心ください^^
カラー展開
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridはカラー展開も違います。
Eufy RoboVac X8 Hybridが黒にオレンジゴールドのラインが入っています。
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
L70 Hybridはシンプルに白です。
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの違いを表で比較
ここまでご紹介したEufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの違いを表で比較してみます。
X8 Hybrid |
L70 Hybrid |
|
吸引力 | 2000Pa x 2 | 2200Pa |
マッピングシステム | A.I Mapテクノロジー1.0 | A.I Mapテクノロジー2.0 |
保存可能マップ数 | 5 | 1 |
最大稼働時間 | 180分 | 150分 |
サイズ | 直径約34.5cm x 高さ約9.7cm | 直径約35.6cm x 高さ約10.2cm |
カラー | ブラック | ホワイト |
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridどっちがおすすめ?
Eufy RoboVac X8がおすすめな人
Eufy RoboVac X8 Hybridがおすすめなのは…
- とにかく吸引力重視な人
- 最新機種に魅力を感じる人
- 複数フロアで共有する予定がある人
- 最大稼働時間が長い方がいい人
X8 Hybridはとにかくロボット掃除機の中では吸引力が最大級です。
この吸引力に魅力を感じる人は、断然X8 Hybridになります。
X8 Hybridはアンカーのロボット掃除機では一番高機能で高価な機種ですが、他社のハイエンドよりはぜんぜん安いですから、そう考えるとコスパ的にも悪くないです。
ルンバで同機能を求めようとしたらこの値段では買えないですから^^:
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
Eufy RoboVac L70 Hybridがおすすめな人
一方、Eufy RoboVac L70 Hybridがおすすめなのは…
- 吸引力が2,200Paあれば十分と感じる人
- コスパ重視の人
- 色を白にこだわる人
L70 Hybridの吸引力もX8より劣るとはいえ、ロボット掃除機にしてはかなり吸引力ある部類です。
ロボット掃除機に欲しい理想的な機能はほぼほぼ搭載してます。
お値段的にX8はちょっと…という場合はL70でも十分じゃないかなと感じます。
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの共通した特徴
ここからはEufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの共通した特徴をいくつかご紹介します。
水拭き機能付き
冒頭でもお伝えしましたが、アンカーのEufy RoboVacで「Hybrid」がつく機種は水拭き機能がついた機種になってます。
X8 HybridとL70 Hybridも水拭き機能搭載機種です。
フローリングの水拭きってなかなか腰をあげないとしないのですが(私だけかな)、ロボット掃除機が掃除と一緒に水拭きしてくれるのは嬉しいですよね。
足触りが違うそうですよ♪
アプリ操作とリアルタイムマッピング機能
X8 HybridもL70 Hybridもスマホアプリとつなげて操作可能です。
予約機能なども付いていて、リアルタイムで掃除した場所を教えてくれるマッピング機能もついています。
アプリでエリア設定も指示できます。
バーチャルウォールを設定したり、水拭き禁止エリアを指定したり、細かな指示が出せるので、ペットがいるお部屋などでも使い勝手が良さそうですよね。
アレクサ対応
X8 HybridもL70 HybridもAmazonのアレクサにも対応しています。
手が離せない場所からでも声だけで起動することもできちゃいます。
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品
段差乗り越えと自動吸引UP機能
X8 HybridもL70 Hybridも1.8センチ程度のカーペットやじゅうたんなら乗り上げることができます。
さらに、カーペットなど、強い吸引力が必要な面に乗り上げると、それを感知して自動的に吸引力を引き上げる機能もついています。
自動充電機能
X8 HybridもL70 Hybridも充電がなくなると、自分でデッキに戻って充電をします。
さらに、充電が切れた場所を記憶しておいて、充電が完了するとまた同じところからお掃除を開始してくれるという賢さです。
静音性
X8 HybridもL70 Hybridも静音性が高く、稼働音は標準モードで約55dBと、電子レンジと同程度の静かさです。
少し前のロボット掃除機はかなり音が大きくて、子どもが怖がっていましたが、最近の機種は静音性に関してもかなり優秀ですよ。
電子レンジの音と同程度ならペットや小さいお子さんがいるおうちでもそれほど気にせずに使えそうですね。
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridのデメリット
Eufy RoboVac X8 HybridもL70 Hybridも、ロボット掃除機に欲しい機能はほとんど搭載しています。
が、強いていうなら、ハイエンドクラスとして足りない機能が一つ…。
自動ゴミ収集機能です。
最近のロボット掃除機で自動ゴミ収集機能がドックについている機種では、1ヶ月に1回程度ゴミパックを捨てるだけでOKという、とっても便利な機種もあります。
自動ゴミ収集機能がついてるコスパの良いロボット掃除機をお探しなら、エコバックスも見てみると良いかもです。
▼自動ゴミ収集機能つきロボット掃除機DEEBOT T9+
Eufy RoboVac X8 HybridとL70の違いを比較してレビュー!どっちがおすすめ?まとめ
アンカーのロボット掃除機、Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridの違いを比較しました。
X8 Hybridと前機種のL70 Hybridと違いは5点ありました。
- 吸引力
- マップ機能の向上で複数フロアのマップが保存可能に
- サイズが約10センチ小型に
- 最大稼働時間が30分長く
- カラー
簡単に言うと、X8 Hybridは一回りサイズは小さくなって、吸引力とマッピングシステムが向上して、稼働時間も伸びました。
ただし、色は黒のみです。
ロボット掃除機は白派、デザインがL70の方が好み…という人ならL70の方がお値段的にも手を出しやすいかもしれません。
が、X80は吸引力が圧倒的です。
他メーカーと比較しても圧倒的なこの吸引力に魅力を感じる人ならX80が間違いないと思います♪
Eufy RoboVac X8 HybridとL70 Hybridで悩んでいる人の参考になったら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼Eufy RoboVac X8 Hybrid ロボット掃除機最大級の吸引力
▼Eufy RoboVac L70 Hybrid 従来品