AiMY(エイミー)のロボット掃除機、AIM-RC32とAIM-RC41はどこが違っているのか、どっちがどんな人におすすめかを紹介していきたいと思います。
AiMYが展開している2機種、AIM-RC32とAIM-RC41はシンプル機能でリーズナブルなロボット掃除機ですが、比べてみるとかなりの違いがありました。
AIM-RC32の上位機種がAIM-RC41ですが、大きな違いだけでも以下の通りです。
- 吸引力はAIM-RC41が上
- AIM-RC41は自動充電機能がある
- センサーの違い
- 最大連続稼働時間
- サイズとダストボックスの容量
他にも細かいところの違いがありますが、吸引力がより強く自動充電があり、センサーが進化しているのは見逃せないですよね。
本文では、AiMYのロボット掃除機AIM-RC32とAIM-RC41の違いを比較しながら特徴を紹介し、どっちがどんな人におすすめかまとめていきますね。
▼AIM-RC32

▼AIM-RC41

AIM-RC32とAIM-RC41の違いを比較
AiMY(エイミー)のロボット掃除機、AIM-RC32とAIM-RC41について異なっている点を比較していきます。
AIM-RC41は吸引力が向上
AIM-RC32に比べてAIM-RC41は吸引力が120%と大きくアップしています。
具体的な数値としての吸引力は公表されていませんが、AiMY公式サイトにも「吸引力120%」と明記されています。
吸引力は掃除機のもっとも重要な部分なので、より高い方が良いのは当然ではあります。

モードを変えられるのはAIM-RC32
AIM-RC32には「エコモード」と「フルモード」の2モードを選んで使うことが可能です。
エコモードは運転時間が約30分で、お掃除できる広さは6畳目安、フルモードは運転時間が約60分で、およそ12畳分が目安です。
お部屋の広さや床の状態に合わせてモードを選んで使えます。
ボタンを1回押すとエコモード、2回押すとフルモードになりますが、操作ボタンはこれだけなのでどなたでも簡単に使いこなせます。
充電方法と自動充電機能
AIM-RC32とAIM-RC41では充電の方法も異なっています。
AIM-RC32は充電器が付属されていてその都度手動で接続しますが、AIM-RC41は充電台(充電ステーション)とアダプターが付いていて、自動充電機能もプラスされています。
充電が少なくなったら自動で充電台に戻って充電しますので、残量を気にする必要もありません。
お掃除が完了した時にも自動で戻るので、片付ける手間もありません。
▼AIM-RC32

▼AIM-RC41

最大連続稼働時間
最大連続稼働時間はそれぞれ以下のようになっています。
- AIM-RC32:フル充電から120分、充電4.5時間
- AIM-RC41:フル充電から90分、充電6時間
AIM-RC32は充電が短く済み、最大連続使用できる時間が120分と長くなっています。
AIM-RC41は最大90分なので短くなってはいますが、自動充電機能があり自分で充電器に接続する手間が省けるため、デメリットとはいえません。
フル充電までの時間が長いようにも思えますが、毎日お掃除するとしても寝ている間や外出の間に充電できてしまいますよね。

センサーの違い
AIM-RC32とAIM-RC41ではセンサーもそれぞれ異なります。
AIM-RC32は障害物や壁を感知して方向を修正する「高感度ショックセンサー」、3ヵ所のセンサーで高さを検知して段差からの落下を防ぐ「落下防止センサー」です。
一方のAIM-RC41は高さを判断する「IRセンサー」、掃除機本体の位置を測って走行経路を把握し、衝突を防ぐ「ジャイロセンサー」が搭載されています。
どちらも衝突や落下を防ぐセンサーが搭載されているので、安心して使えるのは間違いなさそうです。

乗り越えられる段差の高さ
ロボット掃除機の課題ともいえるのが「段差をどこまで乗り越えられるか」ですが、AIM-RC32は1cm、AIM-RC41は1.5cmの段差を乗り越えます。
厚みのあるラグやカーペットくらいなら難なく越えていくので、敷いたままでも大丈夫です。
静音性について
静音性については、AIM-RC32では特に公表されていませんが、AIM-RC41は66.9㏈の静音タイプで AiMY史上最高静音を謳っています。
約67㏈になるので、一般的な掃除機や洗濯機よりは少し小さく、普通の日常会話よりは少し大きいくらいです。
そもそも掃除機自体が音の出る家電なのですが、旧モデルに比べて静音性がアップしたというのは嬉しいポイントですよね。

▼AIM-RC32

▼AIM-RC41

ダストボックスの容量
ダストボックスの容量はAIM-RC32が180ml、AIM-RC41が大容量の400mlです。
ダストボックス容量はゴミ捨ての頻度にも関係してくるので、意外に見逃せないポイントです。
サイズとカラー
サイズについては、それぞれ以下の通りになります。
- AIM-RC32:直径約26.5cm、高さ約8cm、重量約1.5㎏
- AIM-RC41:直径約30cm、高さ約8cm、重量約1.5㎏
サイズはAIM-RC41の方が若干大きめですが、高さはいずれも同じ8cmです。
ベッドやローテーブル、ソファの下など狭い場所も、10cmのすき間があれば難なく入り込んでお掃除できます。
本体重量が1.5㎏と軽いのも嬉しいですよね。
カラーはAIM-RC32がブラックとホワイトの2色展開、AIM-RC41がブラック1色のみとなっています。


価格について
シンプル機能のAIM-RC32とAIM-RC41は、価格もとてもリーズナブルです。
2024年3月29日時点で楽天での取り扱い価格は、AIM-RC32が12,800円、AIM-RC41が19,800円と、大手メーカーのロボット掃除機に比べるとびっくりするような低価格です。
とはいえ価格差は7,000円ありますので、スペックか価格か、ライフスタイルに合わせてじっくり検討してみてくださいね。
尚、価格は日々変動しますので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼AIM-RC32

▼AIM-RC41

AIM-RC32とAIM-RC41の違いを表で比較
AIM-RC32とAIM-RC41の違いを表で比較して見ました。
項目 | AIM-RC32 | AIM-RC41 |
---|---|---|
吸引力 | 公表なし(基準値) | 120%アップ |
モード切替 | エコモード(約30分/6畳)、フルモード(約60分/12畳) | 詳細不明 |
充電方法 | 手動接続(充電器付属) | 自動充電機能(充電台+アダプター) |
最大連続稼働時間 | 120分、充電4.5時間 | 90分、充電6時間 |
センサー | 高感度ショックセンサー、落下防止センサー | IRセンサー、ジャイロセンサー |
乗り越えられる段差の高さ | 1cm | 1.5cm |
静音性 | 公表なし | 66.9dB(最高静音) |
ダストボックスの容量 | 180ml | 400ml |
サイズ | 直径約26.5cm、高さ約8cm、重量約1.5kg | 直径約30cm、高さ約8cm、重量約1.5kg |
カラー | ブラック、ホワイト | ブラックのみ |
価格 | 12,800円 | 19,800円 |
AIM-RC32とAIM-RC41どっちがおすすめ?
AiMY(エイミー)のロボット掃除機AIM-RC32とAIM-RC41の違いを紹介しましたが、どっちがどんな人におすすめかまとめていきます。
AIM-RC32がおすすめの人
- ロボット掃除機を低価格で入手したい人
- ワンルームや一人暮らし等で、初めてロボット掃除機を使う人
AIM-RC32は現状で12,800円と、ロボット掃除機としては驚きの価格設定になっています。
基本的な機能があれば良いので、少しでも安くロボット掃除機を買いたい人や、ロボット掃除機がどんなものか試しに使ってみたいという人にも手が出しやすいですよね。
同じように、ワンルームや一人暮らしの部屋で、多機能は必要ないけれどロボット掃除機は使ってみたいという人にもおすすめです。
価格も手に取りやすく、使い方もシンプルなAIM-RC32はロボット掃除機ビギナーに最適モデルといえます。
AIM-RC41がおすすめの人
- 多少価格が高くても、スペックの高い方が良い人
- 自動充電機能が欲しい人
- カーペットを敷いていて、段差乗り越えが必須の人
AIM-RC32と比べると多少価格は張りますが、スペックの違いがこれだけあるなら価格差は問題ないともいえます。
吸引力アップに自動充電機能、センサーの向上、乗り越える高さの違いなどメリットが多いので、価格差を考慮してもおすすめといえます。
AIM-RC41の方が高いといっても20,000円を切る価格なので、どちらの機種もビギナー向けなのは間違いありません。
自動充電機能も、毎回自分で充電器に接続する手間が大きく省けますし、お掃除の終了もお任せできるので忙しい人におすすめです。
乗り越えられる段差も若干ながらAIM-RC41の方が高いので、ラグやカーペットを敷いていて、乗り越えられるか不安に思う場合はAIM-RC41を選んだ方が安心です。
▼AIM-RC32

▼AIM-RC41

AiMY(エイミー)ってどこの国のどんなブランド?
AiMY(エイミー)は、東京・日本橋にあり、アパレルやユニフォームなどを手掛ける、株式会社ツカモトコーポレーションの「エイム事業部」内のブランドです。
「ココロとカラダを見つめる家電」をコンセプトに、クリーナーの他にもマッサージャーやクレンズジューサーなど、美と健康につながる製品を数多く送り出しています。
母体となるツカモトコーポレーションは、なんと200年以上の歴史を持つ会社ということで、信頼感が増しますね。
AIM-RC32とAIM-RC41の共通の機能や特徴
次に、AIM-RC32とAIM-RC41に共通する機能や特徴について紹介していきますね。
ボタン1つでシンプル操作
AIM-RC32とAIM-RC41いずれも、ボタン1つで簡単に操作ができます。
多機能を求める人には物足りないのかも知れませんが、シンプルだからこそ手に取るハードルは下がりますし、ロボット掃除機を「使ってみたい」人からのニーズは大きいはずです。
複雑な操作も設定もないので、充電さえしておけばボタン1つでお掃除ができます。

別売りモップパッドで水拭きも可能
シンプル機能でかんたん操作の2モデルですが、別売りのモップパッドを装着すると「吸引+水拭き」を同時に行うことが可能です。
モップが別売りにはなってしまいますが、この価格のロボット掃除機が水拭き対応というのは驚きですよね。
水拭きだけでなく、乾拭きにも対応しているので床の汚れの状態に応じて使い分けができます。
3種類の走行パターン
走行パターンについても両モデルで共通しており、次の3種類です。
- 壁沿い走行
- ランダム走行
- らせん走行
壁沿い走行は、文字通り壁に沿って走行することで、壁際のホコリやお部屋の隅の部分のゴミを重点的に吸引清掃します。
ランダム走行は、障害物や壁をセンサーで検知しながら向きを変えてランダムに走行することで、お部屋の広範囲をお掃除します。
らせん走行は、らせん状に円を描きながら、椅子や机の周りなどを走行することで、スポット的にお掃除します。
この3つの走行パターンを繰り返すことで、お部屋のすみずみまで効率よくお掃除していきます。

ダストボックスは水洗いOK
ダストボックスの容量は2モデルで異なりますが、水洗いできる点では共通しています。
簡単に取り外して水洗いできるので、常に清潔に保つことができてスッキリですよね。
▼AIM-RC32

▼AIM-RC41

AIM-RC32とAIM-RC41の違いを比較まとめ
AiMY(エイミー)のロボット掃除機、AIM-RC32とAIM-RC41の違いを調べて、どっちがどんな人におすすめかも併せて紹介してきました。
AIM-RC32の上位機種がAIM-RC41にあたりますが、吸引力や自動充電、センサーの向上や静音性など多くの面でスペックが上回っています。
共通する機能としては、ボタン1つで操作できるシンプルさに、別売りのモップを付けることで水拭き&乾拭きに対応している点、3種類のユニークな走行パターンに、水洗いできるダストボックスです。
シンプルな機能ですが、ロボット掃除機としては驚くほど低価格で、AIM-RC32が12,800円、AIM-RC41が19,800円と、初めての人にも手に取りやすい価格設定になっています。
ロボット掃除機が欲しいけれど「高い」「操作が難しそう」というイメージをお持ちの方には入門編として非常におすすめです。
AiMYのロボット掃除機AIM-RC32とAIM-RC41の違いを調べている人や、購入を迷っている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼AIM-RC32

▼AIM-RC41
