アイリスオーヤマ炊飯器KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較し、どっちがどんな人におすすめなのかまとめていきます。
どちらも5.5合炊きのIH炊飯器ですが、50銘柄のお米の特徴に合わせて美味しく炊き分ける優れものです。
価格帯以外の大きな違いは2点で、「釜の構造」「カラーバリエーション」です。
KRC-IL50はより熱伝導に優れた「銅」を使用したコーティングとなっている点が期待できそうですし、RC-IL50は5色のおしゃれなカラー展開で、選ぶのも楽しくなりそうです。
両モデルとも、銘柄で炊き分ける他にパンやケーキ、低温調理など様々な楽しみ方ができる多機能の炊飯器です。
本文では、アイリスオーヤマ炊飯器KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較し、詳しい特徴や機能についても紹介していきます。
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KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較
アイリスオーヤマ炊飯器KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較します。
釜の構造の違い
最も大きな違いといえるのが、釜の構造の違いです。
どちらの釜もアルミとステンレスを中心とした厚さ3ミリの6層構造で、お米の一粒一粒に熱をムラなく伝えることでふっくら美味しく炊き上げることは変わりありません。
KRC-IL50は釜の内側から順に、フッ素加工→プライマー→アルミ2層→ステンレス→銅コートといったように6層から成っています。
RC-IL50は内側5層については全く同じですが、一番外側が銅コートではなくブラックコーティングになっています。
両モデルとも、中心部分をアルミとステンレスにすることで熱伝導性を高めて熱まわりが良く、お米の一粒ずつにしっかり熱を伝えられるためふっくらと美味しい炊き上がりを実現しています。
KRC-IL50では更に熱伝導の高い銅コートを外側に施すことで、釜全体を均一に包み込み、炊きムラをより抑えた造りになっています。
カラーバリエーション
カラーについては、KRC-IL50が1色展開、RC-IL50が5色展開とバリエーションに富んでいます。
- KRC-IL50:ディープブルー
- RC-IL50:ピスタチオグリーン、カフェブラウン(この2種はWeb限定)、ホワイト、アッシュ、ブラック
KRC-IL50のディープブルーの上品な色合いも気になりますが、RC-IL50のカラー展開の豊富さが目を引きます。
くすみ感のあるナチュラルカラーでマットな色合いなので、どんなキッチンにも馴染みやすいですし、好きな色を選べる楽しみもありますよね。
ピスタチオグリーンとカフェブラウンはWeb限定なので、要チェックです♪
価格について
価格については、アイリスオーヤマ公式の販売サイト「アイリスプラザ」ではKRC-IL50が22,480円、RC-IL50が15,800円となっています。
ECサイトでは価格帯に幅がありますが、価格.comの最安値ではKRC-IL50が13,800円から、RC-IL50は10,990円からの取り扱いがありました(いずれも2024年3月26日現在)。
KRC-IL50の方が数千円お高めですが、購入するサイトによっては前後することもありそうです。
RC-IL50のピスタチオグリーンとカフェブラウンは他の3色に比べて価格は下がりにくくなっているようです。
いずれにしても、価格や取扱ショップは日々変動しますので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
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KRC-IL50とRC-IL50どれがおすすめ?
アイリスオーヤマ炊飯器KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較したところで、次にどっちがどんな人におすすめかをまとめていきますね。
KRC-IL50がおすすめの人
- より高クオリティの厚釜を求める人
- ディープブルーの色合いが好みの人
厚釜のクオリティが高い方が良いという人は、銅コートで包み込むように加熱するKRC-IL50がおすすめです。
どちらも6層構造の厚釜でお米をふっくら炊き上げますが、より熱伝導性の高い銅素材を使用したKRC-IL50は、全体を均一に加熱することで炊きムラも抑えてくれます。
スペックについての違いはこの点だけなので、価格が多少上がってもご飯の炊き上がり重視ならKRC-IL50をおすすめしたいです。
カラーの展開についてはRC-IL50の5色には敵わないまでも、ブルー系の調理家電は比較的珍しいですよね。
ディープブルーのカラーはダーク系のインテリアにもしっくりきますし、スタイリッシュなキッチン家電が好きな人にもおすすめの色合いです。
RC-IL50がおすすめの人
- 5色のカラーから選びたい人
- 厚釜以外のスペックが同じなら価格が安い方が良い人
RC-IL50は、5色のカラーから好みに応じて選べる点がおすすめポイントです。
Web限定のピスタチオやカフェブラウンは炊飯器のカラーとしては非常に珍しく、白を基調にしたキッチンによく合いますよね。
くすみ感のある色合いがおしゃれですし、ホワイト、ブラック、アッシュもマットな質感でどんなキッチンにもなじみやすいナチュラルな雰囲気があります。
むしろどの色を選ぶか迷ってしまいそうですが、色で遊びたいという人にはおすすめです。
上でも触れましたが、KRC-IL50とRC-IL50の機能やスペック面での違いは、釜の構造のみです。
その他の機能が同じで、価格がよりお求めやすいのであればRC-IL50がおすすめといえます。
但し、価格を調べていて気付いたのですが限定カラーのピスタチオとカフェブラウンは他の3色より若干高めになっているのでご注意くださいね。
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KRC-IL50とRC-IL50の共通の機能や特徴
続いて、KRC-IL50とRC-IL50に共通する機能や特徴について詳しく紹介していきます。
サイズと容量
サイズと容量は、両モデル全く一緒です。
幅25.3cm×奥行き31cm×高さ20.6cmで、容量は5.5合です。
但し、炊飯モードによっては最大容量が変わり、炊き込みご飯や玄米、雑穀米などは3合、おかゆ(全がゆ)は1.5合、低糖質モードは2.5合が最大になります。
かたさと食感が9通り、お好みの炊き上がりに
KRC-IL50とRC-IL50では、ご飯のかたさを「やわらか・ふつう・かため」、食感を「もっちり、ふつう、しゃっきり」のそれぞれ3段階に炊き分けられます。
「やわらかめ+もっちり」、「ふつうのかたさ+もっちり」「かため+しゃっきり」といったようにすべての組み合わせは9通りで、好みのかたさと食感で美味しく炊き上げます。
お米の銘柄50種類に合わせた炊飯
日本のお米の銘柄は、うるち米だけでも900種類以上あるといわれています。
とてもメジャーな「コシヒカリ」「あきたこまち」、もっちり食感で人気の「ゆめぴりか」「ミルキークイーン」などはよく知られていますが、産地ごとに様々な品種が作られています。
KRC-IL50とRC-IL50は、お米の主要銘柄50種類ごとに、そのお米が最も美味しく食べられるように炊き分けることが可能です。
銘柄が違えば、粒の大きさや食感なども大きく異なってくるため、せっかくの美味しいお米を最大限に楽しめるのは大きいですよね。
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料理に合わせて炊き上げ
炊き立てのご飯はもちろんですが、お米は様々な食べ方がありますよね。
おむすびなら冷めても美味しく粒が際立っているのが良いですし、カレーならしゃっきりとした食感が求められます。
そんなふうに、料理に合わせた炊き上げもKRC-IL50とRC-IL50の特徴です。
おむすび、冷凍、丼、カレー、すし飯、食物繊維米の6つのモードを活用して、料理に合わせた炊き方が選べます。
「食物繊維米」については次の項で紹介しますね。
低糖質や食物繊維米も炊ける
同じお米をよりヘルシーに炊くモードも、KRC-IL50とRC-IL50に搭載されています。
低糖質モードでは糖質を約15%削減するため、プチ糖質制限に興味がある人にもおすすめです。
食物繊維米とは、温度を適切にコントロールすることによってお米に含まれる難消化デンプン、つまり食物繊維を増加させて炊いたご飯です。
食物繊維を積極的に摂りたい時に活用したいですね。
パン・ケーキも焼ける
両モデル共にパンやケーキを焼くことができます。
温度設定は5℃単位で、115℃から125℃まで細かく調整できる他、調理時間も4分~80分まで設定できます。
基本のパンやスポンジケーキ、残りごはんを使ったパン、玄米パン、具材の入ったバナナケーキやさつまいもケーキも作れちゃいます♪
パンの1次発酵、2次発酵から焼成まで炊飯器1台でこなせるので、オーブンやホームベーカリーを持っていなくても手作りパンが楽しめますね。
低温調理機能も!
低温調理がこの数年ブームになっていますが、KRC-IL50&RC-IL50でも低温調理が可能です。
ローストビーフやサラダチキンなど、低温でじっくり中まで火を通すことでしっとりレア感のあるメニューも炊飯器で簡単に作れます。
ヨーグルトや甘酒、温泉卵も簡単に作れますよ♪
尚、低温調理は調理時の小さなミスで食中毒などのリスクもあり、公式販売サイトにも注意喚起がありますので、お使いの前にご確認くださいね。
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多彩なレシピ
KRC-IL50とRC-IL50はパンやケーキ作り、低温調理もできる多機能タイプの炊飯器ですが、レシピも多彩です。
公式販売サイトからアクセスできるオリジナルレシピ集には、煮豚や鯖味噌、いわしの梅煮といった和食メニュー、ちぎりパンや生チョコケーキ、プリンケーキといったユニークなパン&ケーキメニューが揃っています。
「ヘルシー」メニューにはダイエットに役立ちそうなカリフラワーライスのレシピも載っていてとてもユニークです。
省エネモードで節電
両モデル共に「省エネモード」が搭載されています。
銘柄炊きやお好み炊き分け時には使用できませんが、通常の消費電力205.2whが省エネモードにすることで165.6whまで、約19%削減できます(アイリスオーヤマ公式販売サイトより)。
通常炊きをする時に省エネモードを活用することで、チリも積もれば……で電気代を上手に節約できるのは嬉しいですね♪
環境温度を検知した炊飯
加えて、KRC-IL50&RC-IL50は周囲の環境温度を検知して最適な炊飯状態に仕上げる機能があります。
フタ部分と底部分にセンサーがあり、低温(~10℃)、常温(10~30℃)、高温(30℃~)を検知して、周囲の温度に合わせた最適な炊き上がりを実現します。
お手入れも簡単
炊飯器のお手入れって、面倒な家事の一つに挙げられることも多いですよね。
蒸気口の部分は洗うべき?拭くだけでいいの?と疑問に思われることも多いと思いますが。KRC-IL50&RC-IL50は内蓋も蒸気口キャップ部分も外して丸洗いが可能です。
スッキリ丸洗いして乾かすだけなので、お手入れは簡単でいつでも清潔に保てます。
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KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較まとめ
アイリスオーヤマ炊飯器KRC-IL50とRC-IL50の違いを比較して、詳しい機能や特徴についても紹介しながらどっちがおすすめかまとめてきました。
両モデルの違いは意外に少なく「釜の構造」「カラーバリエーション」のみでした。
お米をより美味しく炊くか、カラーを選ぶかが選ぶポイントになりそうですが、価格面ではKRC-IL50の方が数千円ほど高くなっています。
いずれもかたさや食感別に炊き分けたり、銘柄炊き機能があったり、料理別のモードがある他にもパンやケーキ、低温調理も可能な多機能炊飯器です。
価格もリーズナブルなので、多機能でおしゃれな炊飯器を求める人におすすめなのは間違いありません。
アイリスオーヤマ炊飯器KRC-IL50とRC-IL50の違いを調べている人や、どちらを購入するか検討中の人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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