エコバックスのロボット掃除機DEEBOT(ディーボット)のX1ファミリーの違いを比較してご紹介します。
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリーは2022年3月〜4月に発売された機種で、3種類の機種があります。
- フラグシップモデル:DEEBOT X1 OMNI DEX11(4月7日発売)
- エキスパートモデル:DEEBOT X1 TURBO DEX11-21(3月25日発売)
- スマートモデル:DEEBOT X1 PLUS DEX55(4月7日発売)
一番ハイスペックなのがフラグシップモデルのOMNI DEX11です。
もちろん水拭きシステムも搭載しているし、ゴミ自動回収システムも搭載しているのですが…
このTURBO DEX11のすごいところは、世界で初めて「全自動クリーニングステーション」を搭載したという点。
全自動クリーニングステーションは名前の通り、充電ステーションが、本体のゴミ回収だけではなく、水拭きタンクへの給水、汚れたモップの洗浄、熱風乾燥まで自動でやってくれるという機能なんです!
流石に水拭きモップの処理までやってくれるお掃除ロボットは現時点では聞いたことがありません。
他の2つ、エキスパートモデルのTURBO DEX11-21、スマートモデルのPLUS DEX55はその下位モデルになります。
簡単にまとめると…
一番ハイスペックなOMNIのモップ自動洗浄機能とゴミ収集機能、これを、それぞれ分けて搭載しています。
- モップ自動洗浄機能もゴミ収集機能も両方搭載:OMNI DEX11
- モップ自動洗浄機能を搭載::TURBO DEX11-21
- ゴミ収集機能を搭載:PLUS DEX55
となります。
本文ではもう少し詳しくこの3機種の違いを紹介するとともに、共通した特徴も合わせてご紹介していきます。
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1の違いを比較
全自動クリーニングステーション搭載の違い
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリーの一番大きな違いは、冒頭にもお伝えした通り、全自動クリーニングステーション搭載の有無です。
全自動クリーニングステーションは本体のゴミ回収、水拭きタンクへの給水、汚れたモップの洗浄、熱風乾燥まで、全て自動のシステムです。
全自動クリーニングステーション搭載はフラグシップモデルのOMNI DEX11。
その下位モデルである、エキスパートモデルのTURBO DEX11-21、スマートモデルのPLUS DEX55は全自動クリーニングステーションの一部のみを搭載しています。
- フラグシップモデルOMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
- エキスパートモデルTURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能搭載
- スマートモデル PLUS DEX55:ゴミ収集機能搭載
「OMNI」というのは「すべて」という意味のラテン語だそうですよ。
モップ自動洗浄機能について
モップ自動洗浄機能について、もう少し詳しくご紹介します。
水拭き用の水タンクは2種類、きれいな水を入れるタンク、洗った汚水を回収するタンクがステーションに搭載されます。
給水はどのくらいに1回必要なのかは分からなかったので、エコバックス のカスタマーセンターに聞いてみました。
まず、モップを洗うタイミングも「15分掃除したらモップを洗う」など、時間指定ができるそうです。
洗う頻度が高いほどお水も使いますし、お部屋の広さや汚れなどでも、使い方が変わってきて、水の減り方も変わってしまうので、一概には言えない、というのが回答でした。
とはいえ、毎回毎回給水が必要、ということはないみたいです。
使っているうちにどの程度の頻度で洗うのがお家にあっているか、感覚的にわかってくるんじゃないかなぁ、という感じでした。
ただ、汚水に関しては、衛生的な問題から、できれば排水することをおすすめします。
ちなみにカスタマーセンターのオフィスでもすでに愛用されていて、オフィスでは15分に一度モップを洗う設定にしているそうですよ。
ゴミ収集機能について
ゴミ収集機能も優秀で、ステーションでは3Lを貯めて置いてくれます。
日数にすると約60日は貯められます。
2ヶ月に1回ゴミパックを変えるだけってすごいですよね…。
本当「すべて」お任せです♪
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
水拭きシステム搭載の違い
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリーのもう一つの違いは搭載された水拭きシステムに違いがあります。
モップ自動洗浄機能搭載している上位2機種、OMNI DEX11とTURBO DEX11-21は加圧回転式デュアルモップ「OZMO TURBO 2.0」を搭載しています。
スマートモデル PLUS DEX55は振動式モップの「OZMO Pro3.0」です。
- フラグシップモデルOMNI DEX11:OZMO TURBO 2.0
- エキスパートモデルTURBO DEX11-21:OZMO TURBO 2.0
- スマートモデル PLUS DEX55:OZMO Pro3.0
OZMO TURBO 2.0について
OZMO TURBO 2.0は加圧回転式デュアルモップです。
1分間に180回転するという円形のモップが2つ搭載されています。
しかも適度に加圧して床に密着させながら掃除するので、しっかり水拭きしてくれます。
撫でながら走るだけのモップとは一味違う清掃力です。
OZMO Pro3.0について
OZMO Pro3.0は回転式ではなくて、振動式です。
従来のタイプと同じ形をしています。
とはいえ、撫でるだけではなく、振動を与えながら吹き上げてくれるので、十分な清掃力は実感できると思いますよ。
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリーの違いを表で比較
ご紹介したエコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリーの違いを表でまとめてみました。
OMNI DEX11 | TURBO DEX11-21 | PLUS DEX55 | |
全自動クリーニングステーション | ○ | × | × |
ゴミ収集機能 | (全自動クリーニングステーション) | × | ○ |
モップ自動洗浄機能 | (全自動クリーニングステーション) | ○ | × |
水拭き | 加圧回転式デュアルモップ | 加圧回転式デュアルモップ | 振動式 |
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリー共通の特徴
ここからはエコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリー共通の特徴をご紹介します。
5000Paの吸引力
ロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリー3機種は業界最強レベル5000Paの吸引力を実現しました。
掃除機の吸引力はPa(パスカル)で比較されることが多いです。
ロボット掃除機の場合、他メーカーも含めて、Paは二千代の数値が出ていれば、吸引力がある方と言われていました。
(Paを公表していないメーカーや機種も多いです)
そんな中5000Paという数値が出てきたので、少なくとも現時点では最強と言って良さそうです。
障害物検知・回避システムとマッピングシステム
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリー3機種は、障害物検知・回避システム、マッピングシステムももちろん搭載されています。
AIVI 3Dと呼ばれる障害物検知・回避システムは、AIで障害物を検知します。
家具や壁への衝突緩和はもちろん、動く物も回避できる能力まであります。
車の自動運転にも使われている高性能プロセッサーが搭載されているので、情報処理能力がとっても高く、障害物の識別も一瞬です。
さらに、スマホで本体のカメラのオンオフが操作できるので、外出中にペットの様子をチェックしたりも出来て、見守りカメラとしても使えてしまうんです。
True Mapping 2.0 というマッピングシステムは、家具の位置や家の間取りを博して、効率的に掃除をして回ることができるシステムです。
この2つを掛け合わせることで、障害物など立体的な3Dを認識するシステムと、平面の地図的要素である間取りを把握する2Dのシステム、この2つのシステムで、お部屋の構造を素早くしっかりと把握して、隅々まで丁寧にお清掃してくれます。
少し前のロボット掃除機は、狭いスペースで立ち往生したり、何かに引っかかって止まってしまうなどという走行中のトラブルが問題になりがちでしたが、システムの改良で圧倒的に改善されていますよ。
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
AI音声アシスタント
DEEBOTのX1ファミリーの3機種には独自開発のAI音声アシスタント「YIKO(イコ)」が搭載されています。
スマートスピーカーなど、特別何かを用意する必要はなく、ロボット掃除機に直接話しかけるだけで指示ができるということです。
スマートスピーカーがないから宝の持ち腐れ…となることはありません。
スタイリッシュなデザイン
DEEBOTのX1ファミリーの3機種は機能だけでなく、デザインにもこだわりが詰め込まれてます。
デザイン設計を手掛けたのは、世界的なデザイン事務所、ヤコブイェンセン・デザイン。
”シンプルでモダン、洗練さと質感で知られる”と言われますが、X1ファミリーはまさにシンプルでモダンな外観ですよね。
その他ロボット掃除機に求められる機能は全て搭載
DEEBOTのX1ファミリーの3機種には、これまでのロボット掃除機に搭載されていたような機能はもちろん搭載されています。
- アプリ連動
- 水拭き時のカーペット自動回避
- 禁止区域の指定
- 清掃エリアの指定
- 落下防止センサー
- タイマー予約設定
- 吸引力、水拭き時の水量の調節
といったものは全部搭載してます。
まさに最新にして最強ですね♪
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
エコバックスDEEBOT X1ファミリーの違いを比較 まとめ
エコバックスのロボット掃除機DEEBOT(ディーボット)のX1ファミリーの違いを比較してご紹介しました。
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTのX1ファミリーは
- フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
- エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
- スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載
の3機種です。
一番ハイスペックなのがフラグシップモデルのOMNI DEX11で、世界初「全自動クリーニングステーション」を搭載しています。
全自動クリーニングステーションは充電ステーションが、本体のゴミ回収、水拭きタンクへの給水、汚れたモップの洗浄、熱風乾燥を全て自動でやってくれます。
他の2つ、エキスパートモデルのTURBO DEX11-21、スマートモデルのPLUS DEX55はその下位モデルで、モップ自動洗浄機能とゴミ収集機能を、それぞれ分けて搭載した形になっています。
- モップ自動洗浄機能を搭載したのがTURBO DEX11-21
- ゴミ収集機能を搭載したのがPLUS DEX55
モップの自動洗浄機能がついているOMNI DEX11とTURBO DEX11-21は、加圧回転式デュアルモップ「OZMO TURBO 2.0」を搭載していて、2つの円状のモップが加圧されながら回転して吹き上げるシステムになっていて、これまで以上に拭き掃除が綺麗に仕上がります。
X1ファミリーの大きな違いはこの全自動クリーニングステーションと、モップになります。
なので、全自動クリーニングステーションに魅力を感じる人にはOMNI DEX11がおすすめです。
ですがその分、お値段が一番高価なので「スペックの高さに魅力は感じるけど、ゴミさえ回収してくれればOK」という場合は、PLUS DEX55がおすすめです。
TURBO DEX11-21は水拭きに特化していて、ゴミ回収がないタイプなので、ゴミ捨てが苦にならない、という人なら、お値段を少し抑えられるTURBO DEX11-21が選択肢になるかなと思います。
エコバックスのロボット掃除機DEEBOT(ディーボット)のX1ファミリーでどれにするか悩んでいた人の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼フラグシップモデル:OMNI DEX11:全自動クリーニングステーション搭載
▼エキスパートモデル:TURBO DEX11-21:モップ自動洗浄機能を搭載
▼スマートモデル:PLUS DEX55:ゴミ収集機能を搭載