話題のモバイルプロジェクター、シネマージュとシネマージュミニの違いとしてまず挙げられるものは、大きさと価格です。
シネマージュも非常にコンパクトなサイズですが、シネマージュミニはさらに小型で携帯しやすくなっています。
その分、明るさや画面のサイズについてはどうしても見劣りするのも否めませんが、価格的にもかなり手に取りやすくなっているので、ライフスタイルに応じて選ぶのがベストなようです。
本文では、シネマージュとミニの違いを比較しながら、どちらがどんな人におすすめなのか解説していきたいと思います。
▼シネマージュ
▼シネマージュミニ
シネマージュとミニの違いを比較
シネマージュとミニの違いを項目ごとに比較していきます。
さらにコンパクトに!サイズの違い
シネマージュは底面が9㎝×9㎝、高さが16.1㎝で、350mlの缶ジュースに比べて少し大きい程度ですが、ミニは底面が7.2㎝×7.2㎝、高さがわずか10.6㎝と、かなりコンパクトです。
重さもシネマージュが740g、ミニは410gと極限まで軽くなっていて、手のひらサイズといってもいい程です。
荷物に入れて持ち歩く際に、ほんの少しの大きさや重さの違いって意外に大きいですよね。
- シネマージュ:底面が9㎝×9㎝、高さ16.1㎝
- ミニ:7.2㎝×7.2㎝、高さ10.6㎝
明るさと解像度、画面サイズ
明るさにははっきりとした違いがあります。
シネマージュの輝度は200ANSIルーメン、対してミニはその半分の数値、100ANSIルーメンとなっています。
それぞれの口コミを調べてみましたが、シネマージュは「昼間の室内で十分見られる」といった声が多かったのに対し、ミニは「室内を暗くする必要がある」と明るさに不満が出ていました。
解像度はシネマージュが1080P(FHD1920×1080)、ミニが480P(854×480)と大きく差が開いています。
フルハイビジョンであるシネマージュはBlu-rayと同等、ミニがDVDの画質と同等というと分かりやすいかも知れません。
画面サイズについても、シネマージュは最大300インチなのに対し、ミニは最大180インチとなっています。
こうして直接比較してみると、コンパクトになった分だけ見劣りを感じるかも知れませんが、ミニの口コミには「このサイズでもハイスペック」という声が多くありました。
シネマージュとミニのどちらを選ぶかは、使用する側がどこまでのスペックを求めるか、が鍵になりそうです。
輝度
- シネマージュ:200ANSIルーメン
- ミニ:100ANSIルーメン
解像度
- シネマージュ:1080P(FHD1920×1080)
- ミニ:480P(854×480)
画面サイズ
- シネマージュ:最大300インチ
- ミニ:最大180インチ
バッテリーの使用時間
バッテリーの使用時間についてはそれほど大きな差ではありませんが、シネマージュは2〜2.5時間、ミニは2時間前後と公式サイトに記載があります。
口コミを見る限りでは、それより若干短めに感じる方が多いようです。
バッテリーの使用時間
- シネマージュ:2〜2.5時間
- ミニ:2時間前後
価格面
公式サイトでの価格は、シネマージュが78,400円、ミニが49,800円です。
3万円弱の価格差がありますので、スペックの違いと価格を比較してじっくり選ぶことをおすすめします。
尚、価格は変動する可能性がありますので、常に最新のものをチェックしてくださいね。
▼シネマージュ
▼シネマージュミニ
シネマージュとミニはどっちがおすすめ?
シネマージュはこんな人におすすめ
シネマージュはこんな人におすすめです。
大画面・高画質に妥協したくない人
せっかくシネマージュを買うのだから、ハイスペックモデルにこだわりたい!という方にはぜひシネマージュをおすすめします。
価格を優先するのでなければ、300インチの大画面にフルハイビジョン映像は捨てがたいポイントではないでしょうか。
実際に使っている方からも絶賛する口コミが多く寄せられているのも納得です。
ヘビーユーズしたい人
とにかく画質が素晴らしく、大迫力の300インチ画面なので、最大限にシネマージュを活用したい人におすすめです。
キャンプやグランピングで、大画面で好きな映像を楽しみたい方はもちろんですが、映画が好きな人、自宅で頻繁に映画やライブ映像などを見る方にとって超高画質は譲れないポイントです。
せっかくハイエンドモデルを購入しても、たまにしか使わないのは勿体ないですし、ヘビーユーザーにこそおすすめしたいのがシネマージュです。
▼シネマージュ
▼シネマージュミニ
シネマージュミニはこんな人におすすめ
コンパクトなモデルのシネマージュミニはこんな人におすすめです。
価格を抑えたい人
シネマージュとミニの価格差は、単純比較で3万円弱です。
決して小さくない差ですので、使用頻度や求めるスペックを考慮する必要があります。
ビジネス利用など、超高画質までは求めていない人
ハイエンドモデルのシネマージュほどの超高画質までは求めていない人に、ミニはおすすめです。
例えば、会議やプレゼンといったビジネスの場で使いたい方にピッタリです。
収納しても据え置きにしても邪魔にならないサイズで、扱いやすいのも利点です。
▼シネマージュ
▼シネマージュミニ
シネマージュとミニ共通の機能や特徴
シネマージュとミニに共通の機能や特徴を紹介していきます。
Android TV搭載
シネマージュにもミニにも、Android TVが搭載されています。
4,000ものアプリに対応しており、YouTubeやAmazon prime video、HuluやTverなど、あらゆる動画がこれ1台でいつでも観ることができます。
互換性の高さ
シネマージュ、そしてミニは、ざっくりとした言い方ですが本当にいろいろ使えます。
上で触れた4,000ものアプリに対応しているほか、スマホにもPCにも、ゲーム機にも接続することが可能です。
Wi-Fiのない場所でも、事前に動画などをインストールしておけば、キャンプ場などでも問題なく使えます。
DLP投影方式を採用
一般的な家庭用プロジェクターでは、液晶方式での投影を採用していることが多いですが、シネマージュ及びミニはいずれもDLP投影方式を採用しています。
非常にコントラストが高く、ドットの格子も目立たないので、満足度の高い画質といえます。
画質はもちろんですが、いずれもスピーカーは3Wで、家庭用としては申し分ありません。
モバイルバッテリーとして使える
シネマージュもミニも、内蔵されているバッテリーをモバイルバッテリーとして使用することができます。
外出時にスマホの充電が乏しくなっても、2回程度は充電することが可能です。
▼シネマージュ
▼シネマージュミニ
シネマージュとミニの違いを比較まとめ
シネマージュと、コンパクトモデルのシネマージュミニの違いを比較してみました。
まずは大きさと価格の違いですが、ミニはコンパクトになった分だけ明るさや画面サイズ、画質についてはシネマージュには見劣りします。
その分価格は3万弱ほど安くなっていますし、小さく軽量で持ち運びがさらに楽です。
画質にこだわる人はシネマージュを、価格と使用スタイルを照らし合わせて考えたい人はミニをおすすめします。
決してミニが劣っているということではなく、従来のプロジェクターと比べたら格段に高性能であることは間違いありません。
プロジェクターの購入を考えている方、シネマージュとミニで迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼シネマージュ
▼シネマージュの口コミ評価をまとめました
▼シネマージュミニ
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