英語の早期教育をDWE(ディズニー英語システム)で始めたものの、DVDはいやいや期から停滞中で、のんびりTACだけを進め、特に他の対策を取っていなかった我が家ですが、この度、初めての英語絵本を購入するに至りました。
きっかけってどこにあるかわからないものだなぁと感慨深かったので、絵本のご紹介とともに、我が家のパターンをご紹介します。
初めての英語絵本 Don’t Push the Botton!
日本語タイトルは「ぜったいにおしちゃダメ?!」です。
ビル・コッター作で、アメリカでは2015年、日本では2017年にそれぞれ発売されて、本屋さんでは大抵平積みにされている人気の絵本なんですよね。
わたしも存在は知っていましたし、面白い発想の絵本だなぁと思っていました。
でも、わたしが最初に見つけた頃(たぶん発売当初)は、まだ娘のナナは幼すぎて、あまり反応がありませんでした。
一応対象年齢は2歳からとなっていますが、ある程度言葉がわかるようになってからが、本来の楽しみ方ができる絵本なんだと思います。
ナナは3歳半で興味を示し、そこからは一気にハマりました。
娘がハマったきっかけ
たまたま用事があって郵便局に行ったところ、待合にあった絵本の1冊がこの「ぜったいにおしちゃダメ?」でした。
ナナは大笑いはしなかったものの、ニヤリと笑い、「もう一回」が4、5回続きました。
そして「これ買って帰る」と。
実は娘の絵本の好みが分からなくなって久しく、本を買ってあげてない時期が続いていたので、「これは買って帰れないから、本屋さんで探してみよう!」と言って、その場は切り上げました。
その夜、なんとなく、「あの本は英語版もあるよ?」とYoutubeで英語の方を読み聞かせている動画を見せてみました。
そしたら同じ食いつきようで、その日から「Dont’t Pusu it の本、ナナも欲しい」と言い出し、「日本語じゃなくて英語の方がいいの?」と何度も確認しましたが、「英語がいい」と言うのです!
これには驚きでした。
実はナナはDWEに出てくるモンスターも大好き。
このモンスター感が英語と合うのか、英語がいいと言うなら喜んで!と、近場の本屋さんを探しました。
が、ない。
まぁ普通置いてないですよねー…。
洋書絵本のある大型の書店にも行ったのですが、この「Don’t Push the Button」はありませんでした。
目の前で買ってあげたかったのですけど、残念ながら敵わなかったのでAmazonさんで取り寄せました。
英語版と日本語版の違い
英語版を購入した後、日本語も欲しい、と言い出したので、対比するのも面白いだろうと思って、結局2冊とも購入しました。
そこで気づいた2冊の違いが個人的に面白かったです。
本のデザインがそもそも違うんですよね。
英語版は表紙にモンスターがいますが、日本語版はボタンだけ。
開いた1ページ目も英語はすぐに始まるのですが、日本語はネタ振りが長いんです。
そして、本のサイズに対するボタンの大きさも若干違うんです。
もちろん、英語版が主張が激しい大きさで、日本語版は空間の美を意識させる大きさ。
そんなところに、国民性を考慮したデザインであることを覗かせて興味深かったです。
あと、英語版にはないのに日本語版で増設されているページもありました。
実はわたし、日本語版で読んだときに気になった箇所がありました。
絶対に押しちゃダメ、と言うのに、「誰も見てないから押しちゃおうか」とう流れになるんです。
誰も見てないならいいのか?と、ちょっと引っ掛かったんです。
ですが、この「誰も見てないから」の流れ、英語版にはありませんでした。
ただ、「look pretty nice」、つまり「見た感じがいいから」なだけで、誰かが見てる見てないは関係ないんですよね。
とってもシンプル。
こうやって、英語版と日本語版、両方を比べてみると、翻訳やデザインの違いが面白いなぁと感じました。
我が家の読み方
結局わたしが読んであげているのですけど、英語版も日本語版も両方好きみたいで、娘は両方一緒に読ませたがります。
わたしは一冊ずつがありがたいのですけど、なんと、1ページずつ交互に読ませられてます。
2冊並べて、同じページを開き、「こっちは?」「こっちはなんて書いてある?」と言うのです。
全く同じじゃないので、イコールで覚えられてもちょっと困る気もするのですけど、仕方なしで言われた通りに読んで楽しんでいます。
まとめ
英語絵本も少しは欲しいなぁと思っていたのですけど、娘本人があまり興味を示さず、伸ばし伸ばしにしていたのが、ようやく本人が楽しめる英語の絵本に出会えました!
わたしとしては、「はらぺこあおむし」や「だいすきぎゅっぎゅっ」も一時期ナナが気に入って読んでいたので、無難にこのあたりの英語版を買おうかどうか迷っていました。
ただ、本屋さんで英語版を見せたときのナナがあまり良い反応をしなかったので、諦めていましたが、運良くこの「Don’t Push the Button」で英語の絵本デビューを飾れました。
もし、英語の絵本を探されている方がいらっしゃったら一つのご参考まで。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!