東芝石窯ドームのER-WD3000とER-VD3000とER-SD3000を比較!型落ちでも問題なく使える?
東芝石窯ドーム過熱水蒸気オーブンレンジの新旧3モデルを比較してみました。
2018年発売のER-SD3000、2020年発売のER-VD3000、そして2021年発売のWD-3000 の比較したところ、少しずつ違いがあります。
基本的な機能はほぼ変わりませんが、「二品あたため機能」はER-SD3000のみ、「石窯おまかせ焼き」はER-WD3000のみに搭載されているなど、モデルチェンジの度に少しずつ機能が入れ替わっています。
また、自動メニュー数は新しいモデルになる度に増えています。
- ER-SD-3000(2018年発売):
「二品あたため機能」機能付き/自動レシピ数113 - ER-VD3000(2020年発売):
プラスアルファなしのシンプル機能/自動レシピ数130 - ER-WD-3000(2021年発売):
「石窯おまかせ焼き」機能付き/自動レシピ数134
本文では、東芝石窯ドームの新旧3機種を比較すると同時に、型落ち品でも使えるのかを調べていきたいと思います。
▼ER-WD3000
▼ER-VD3000
▼ER-SD3000
ER-WD3000とER-VD3000とER-SD3000の違いを比較
東芝石窯ドーム過熱水蒸気オーブンレンジの3機種について、それぞれの違いを挙げていきますね。
レシピ数の違い
3機種それぞれにレシピ集がついていますが、総レシピ数と自動レシピ数がそれぞれ変わっています。
ER-SD3000は総レシピが246と最も多く、うち自動レシピは113です。
ER-VD3000は総レシピ195で自動レシピは130
ER-WD3000は総レシピ197で自動レシピが134
となっており、モデルが新しくなるにつれて自動レシピ数が多くなっています。
二品あたため機能
「二品あたため機能」はER-SD3000のみに搭載されている機能です。
電子レンジモードでの機能ですが、マイクロ波をコントロールすることにより、異なる温度の料理を2品同時に温めることができます。
残念ながらER-VD3000にモデルチェンジした際に機能がカットされています。
石窯おまかせ焼き
「石窯おまかせ焼き」はER-WD3000のみに搭載されています。
「完全自動調理」と言ってもいい機能で、メイン食材(牛肉、豚肉、鶏肉、野菜)を選択して好きな食材を並べるだけで、オーブンが最適な温度と時間で自動調理してくれます。
冷蔵庫のお肉と野菜を適当に並べて塩コショウするだけで、あとはオーブンにお任せすればグリル料理の出来上がりです。
ちなみに、ER-VD3000には「二品あたため」「石窯おまかせ焼き」いずれも搭載されていませんので、購入の際は要チェックです。
価格の違いについて
価格についてですが、旧モデルは価格が下がっていてお買い得と思われます。
それぞれの最安値を「価格.com」で調べてみました(2022年6月8日現在)。
2018年発売のER-SD3000は49,800円とかなりお得になっていますが、
2020年発売のER-VD3000は、最安値が82,084円と上がっています。
価格推移グラフを調べたところ、一旦5万円台に下がった後で再度上がっているので、値動きの大きいモデルの可能性があります。
ER-WD3000は新機種ながら57,800円と価格が落ち着いていますので、このまま変動がなければお買い得かも知れません。
価格は日々変動し、同じECサイトの中でもショップによって異なることがあるため、常に最新の価格をチェックしてくださいね♪
尚、2022年モデルが間もなく発売になるためこちらも要チェックです。
▼ER-WD3000
▼ER-VD3000
▼ER-SD3000
ER-WD3000とER-VD3000とER-SD3000はどれがおすすめ?
東芝石窯ドーム過熱水蒸気オーブンレンジ3機種(ER-WD3000、ER-VD3000、ER-SD3000)を比較したところ、個人的にはER-WD3000に軍配が上がります。
SD3000のみに搭載されている「二品あたため」とWD3000だけの「石窯おまかせ焼き」のどちらが魅力的か、が決め手になると思います。
VD3000はいずれも搭載されていない分シンプルではありますが、現状は価格が高騰していることもあり少し割り引いて良いでしょう。
プラスアルファの機能を求めていない方にとっては、今後価格が下がった時が狙い目かも知れません。
個人的には、食材を入れるだけで自動調理してくれる「石窯おまかせ焼き」が搭載されているWD-3000をおすすめしたいです。
「型落ち」はアリ?
旧品番となったSD-3000とVD-3000は「型落ち」といわれますが、最新機能にこだわらない方や、価格の安さが魅力である場合は十分「アリ」です。
オーブンレンジはそう頻繁に買い替えるものではなく、どちらかというと壊れるまで長く使う家電です。
中古品を納得して買われる場合もありますし、型落ちだからすぐ壊れるわけでもありません。
機能と価格の折り合いがついて、納得のいくお買い物となるのが最善だと思います。
▼ER-WD3000
▼ER-VD3000
▼ER-SD3000
ER-WD3000とER-VD3000とER-SD3000の共通の機能や特徴
次に、東芝石窯ドームの3機種に共通する機能や特徴を紹介していきます。
ラウンド石窯ドーム構造
東芝石窯ドームは、その名の通り「石窯」をモチーフにして上部がラウンド型に造られています。
丸みを持たせることで、ムダやムラのないスムーズな熱対流で、食材をムラなく焼き上げてくれます。
庫内まるごと遠赤
東芝石窯ドームは、扉部分を除いた庫内全面から遠赤外線を放射します。
遠赤外線のはたらきで、食材の内部までじっくり火を通し、美味しさを引き出してくれます。
画像引用:東芝公式ページ
過熱水蒸気調理
東芝石窯ドームの過熱水蒸気調理は、100℃を超える水蒸気で食材を焼いていきます。
余分な脂や塩分をカットしてヘルシーに仕上げてくれる身体にも嬉しい機能です。
お肉などの脂を落としながらも、野菜は水蒸気の力で乾燥を防いでくれます。
他にも、油を使わず揚げ物を作るノンフライ調理、食材の特性に応じて最適な温度で仕上げるスチーム調理で、茶碗蒸しやプリンも簡単に作れます。
お手入れカンタン!とれちゃうコート
東芝石窯ドーム独自のセラミックコーティング「とれちゃうコート」が庫内に施されているため、汚れがこびりつきにくく、拭き掃除が簡単です。
丸みをもたせたフラットな天井、四隅も角ばっておらず丸いのでお掃除が行き届きやすいのも嬉しいポイントです。
▼ER-WD3000
▼ER-VD3000
▼ER-SD3000
ER-WD3000とER-VD3000とER-SD3000の違いを比較まとめ
東芝石窯ドームER-WD3000(2021年発売)、ER-VD3000(2020年発売)、ER-SD3000(2018年発売)の3機種を比較してきました。
最新のWD-3000には「石窯おまかせ焼き」、最も古いモデルのSD-3000には「二品あたため機能」があります。
2020年発売のER-VD3000にはいずれも搭載されていませんが、プラスアルファを付けないシンプルな機能といえます。
- ER-SD-3000(2018年発売):
「二品あたため機能」機能付き/自動レシピ数113 - ER-VD3000(2020年発売):
プラスアルファなしのシンプル機能/自動レシピ数130 - ER-WD-3000(2021年発売):
「石窯おまかせ焼き」機能付き/自動レシピ数134
共通する機能は、いずれもオーブンレンジとして十分満足できるものですので、機能と価格を検討しながら選ぶのが良いと思います。
価格面ではこれから新モデルが発売されるため、値動きがあるかも知れませんのでこまめにチェックすることをおすすめします。
東芝石窯ドームの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ER-WD3000
▼ER-VD3000
▼ER-SD3000