フードドライヤー3機種比較!Kocokaraとベルライフとプリンセスではどれがおすすめ?
いろいろな食材を手軽にドライにできるフードドライヤーが人気ですが、この記事ではKocokaraとベルライフ、プリンセスの3機種をメーカーの枠を超えて比較していきたいと思います。
別メーカーの製品なので単純比較は難しいですが、明らかに違いがあるのは以下の点でした。
- トレイの形状とセットできる枚数
- 乾燥する仕組み
- 発酵食品も作れるかどうか
- 操作方法の違い
- 温度設定とタイマー設定
- サイズと重量
- 消費電力
公式に情報が公開されている点についてのみ比較していくため、細かな違いはもっとあるかも知れませんが、主な違いを挙げてもこれだけあるので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいそうですよね。
本文では、Kocokara、ベルライフ、プリンセスの3つのフードドライヤーを比較し、どれがどんな人におすすめかまとめていきます。
▼Kocokara 発酵食品も作れる♪
▼ベルライフ 細かい時間設定も♪
▼プリンセス 省エネ低価格♪
Kocokaraとベルライフとプリンセスの違いを比較
Kocokara、ベルライフ、プリンセスフードドライヤーの違いを比較していきます。
トレイの枚数と形状
セットできるトレイの枚数については、以下の通りです。
- Kocokara:6枚
- ベルライフ:5枚(別売りトレイを使用して8段まで拡張OK)
- プリンセス:6枚
Kocokaraとプリンセスは6枚、ベルライフは5枚ですが別売りトレイを使用すれば8段まで拡張が可能です。
いずれも大容量タイプには間違いないので、付属トレイの1枚少ないベルライフを選ぶ際には、追加トレイが必要かどうかを検討する必要がありそうですね。
トレイの形状については、Kocokaraが白のポリプロピレン製で斜め格子状になっています。
透明タイプなのがベルライフとプリンセスで、ベルライフは中央に穴の開いた形状、プリンセスは中央の穴に加えて独自のハニカム模様で、温風が循環しやすい作りになっています。
乾燥の仕組み
乾燥の仕組みにも違いがあり、Kocokaraは密封式のエアフローで真横から温風を出すタイプです。
上の段も下の段もムラなく温風が届くため、仕上がりにムラが少ないのが特徴です。
ベルライフとプリンセスは下から温風が出て、トレイを通って全体に広がるタイプで、その分トレイに穴が開いていたり、ハニカム構造を応用した作りになっていたりと細かく工夫されています。
乾燥と発酵を同時にできるか
食材を乾燥させる機能と、発酵食品を作る機能が両方備わっているのは、Kocokaraのみです。
ヨーグルトや甘酒、大豆のお味噌も作れるので、発酵食品を手作りしたい人にも便利です。
ベルライフとプリンセスはドライのみなので、「発酵食品は作るだろうか?」というポイントも重要ですよね。
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操作方法
Kocokaraの操作方法はタッチパネル式でわかりやすく、さらに操作面の見た目もスッキリしています。
ベルライフは3つのボタンで電源ON/OFF、スタートとセットを行うほか、右側のノブで時間と温度を設定するタイプで、ボタンを連打することなくノブでスムーズに調整できます。
プリンセスは正面下部のボタンで操作する非常にシンプルな造りになっています。
操作方法は異なりますが、いずれも難しい手順は全くありませんので、初めての方でもスムーズに使用できます。
温度とタイマーの設定
設定できる温度帯とタイマーも、それぞれ異なっています。
- Kocokara:35℃~70℃まで5℃刻み、タイマーは30分~24時間まで30分刻み
- ベルライフ:35℃~70℃まで5℃刻み、タイマーは1時間~24時間まで30分刻み
- プリンセス:40℃~70℃で5℃刻み、タイマーは4時間~16時間で2時間刻み
Kocokaraは30分から、ベルライフは1時間から設定ができるので、野菜や果物をセミドライにするのに微調整しやすそうです。
プリンセスは温度帯がほんの少し狭いのと、最短が4時間、最長が16時間で2時間ごとの調整しかできないので少しコツを要しそうです。
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食材カスの受け皿があるかどうか
フードドライヤーを使っていると、どうしても食材の乾燥カスが落ちやすくなりますよね。
その際にKocokaraなら一番下に受け皿が付いているので、乾燥カスはもちろん下味をつけた際などの汁気も全てキャッチし、後始末が楽です。
ベルライフには専用マジックシートが付いていて、細かな食材や水分の多い食材を乾燥する際に、その都度敷いて使えます。
プリンセスには特に受け皿やシートは付いておらず、公式サイトでは乾燥カスと食材のくっつき対策として、クッキングペーパーの使用が推奨されています。
サイズと外観
3機種それぞれのサイズと重量を以下にまとめました。
- Kocokara:幅325×奥行き350×高さ275mm・4.3㎏
- ベルライフ:幅320×奥行き250×高さ220mm・3.9㎏
- プリンセス:幅350×奥行き350×高さ200~300mm・3kg
一覧にしてみると分かりやすいですが、幅と奥行き、つまり接地面が最も大きいのがプリンセスです。
最もコンパクトなのがベルライフで、奥行きがそれほどないため狭い場所に置いても使えそうです。
より小さい方が良い、と思いがちですが、トレイの大きさとも関係してくるためどんな食材を使ってどれくらいの量を作るか、が最も重視したいポイントですね。
重量はプリンセスが圧倒的に軽く、扉の付いたタイプのKocokaraが4.3㎏と重くなっています。
コードの長さ
置き場所を工面する必要がある場合、コードの長さも重要ポイントです。
Kocokaraはコードが2m、ベルライフとプリンセスがそれぞれ1mで、特にKocokaraはユーザーの意見を取り入れて2mにしたという経緯があるので、コードの長さが大事だということがわかります。
消費電力
それぞれの消費電力は以下の通りです。
- Kocokara:400W
- ベルライフ:400W
- プリンセス:350W
この中ではプリンセスが350Wと最も消費電力が低いです。
例えば1時間あたりの電気代を概算してみると(単価31円で計算しています)、Kocokaraとベルライフが約12.4円、プリンセスは約10.85円です。
10時間のドライ運転をした場合はそれぞれ124円、108.5円となります。
一見電気代がかかるように思えますが、ドライフルーツを何種類も買うことを考えるととても節約になりそうな気がします。
価格について
価格の比較も気になるところですが、この記事を作成している2023年8月13日時点では、楽天で以下の価格になっています。
- Kocokara:12,980円
- ベルライフ:10,980円
- プリンセス:10,010円
大きな価格差ではないまでも、Kocokaraが12,980円と最も高く、プリンセスが最もお求めやすくなっています。
極端に価格が違うわけではないので却って悩ましいですが、機能やサイズ感なども加味しながらじっくり検討したいですよね。
尚、価格は日々変動する可能性があるため、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
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Kocokaraとベルライフとプリンセスの違いを表で比較
Kocokaraとベルライフとプリンセスの違いを表で比較してみました。
特徴 | Kocokara | ベルライフ | プリンセス |
---|---|---|---|
トレイ枚数 | 6枚(別売りで最大8段まで) | 5枚(別売りで最大8段まで) | 6枚(別売りで最大8段まで) |
トレイ形状 | 白のポリプロピレン製で斜め格子状 | 透明タイプ、中央に穴 | 透明タイプ、中央の穴とハニカム模様 |
乾燥の仕組み | 密封式のエアフロー、真横から温風 | 下から温風が出て全体に広がる | 下から温風が出て全体に広がる |
発酵食品作成機能 | あり | なし | なし |
操作方法 | タッチパネル式 | ボタンとノブ | ボタン |
温度設定範囲 | 35℃~70℃(5℃刻み) | 35℃~70℃(5℃刻み) | 40℃~70℃(5℃刻み) |
タイマー設定範囲 | 30分~24時間(30分刻み) | 1時間~24時間(30分刻み) | 4時間~16時間(2時間刻み) |
食品カス受け皿の有無 | 一番下に受け皿あり | マジックシート付き | なし(クッキングペーパー推奨) |
サイズ | 幅325×奥行き350×高さ275mm・4.3㎏ | 幅320×奥行き250×高さ220mm・3.9㎏ | 幅350×奥行き350×高さ200~300mm・3kg |
コードの長さ | 2m | 1m | 1m |
消費電力 | 400W | 400W | 350W |
価格 | 12,980円 | 10,980円 | 10,010円 |
参考になったら嬉しいです。
Kocokaraとベルライフとプリンセスどれがおすすめ?
フードドライヤー3機種「Kocokara、ベルライフ、プリンセス」の違いを比較してきましたが、どれがどんな人におすすめかもまとめてみました。
Kocokaraがおすすめの人
- 発酵食品も作りたい人
- 扉付きでムラのない乾燥を求める人
- 時間をより細かく設定したい人
ベルライフがおすすめの人
- コンパクトさを求める人
- 温度と時間を細かく設定したい人
プリンセスがおすすめの人
- 電気代を抑えたい人
- 価格を抑えたい人
3モデルとも、食材を一度にたくさん、手軽に乾燥させることで手作りのドライフードを作るという点では共通していて、それぞれの口コミを見る限りでは仕上がりへの満足度はいずれも高いです。
仕上がり等についての単純比較は難しいため、サイズ感や価格、電気代がポイントになりそうではあります。
その中でも、発酵機能があり、しかも扉付きで横からの温風で全体に循環させるという仕組みのKocokaraは性能面で一歩リードしているといえます。
ベルライフは最もコンパクトで、置き場所がネックという人にもおすすめですし、温度帯やタイマー設定時間もKocokaraにさほど遜色ありません。
プリンセスは3モデルの中で最も消費電力と価格が低くなっています。
しかしながら、時間と温度の幅が狭く、タイマーも2時間刻みになっているのがネックで、しかも乾燥カスを受け止めるシートや皿が付いておらず、別途クッキングペーパーを敷くことになります。
それぞれのメリットとデメリットを照らし合わせて、その上でコスパなどを加味してじっくり検討することをおすすめします。
ちなみに私がこの3機種から選ぶとしたら「発酵機能は特に求めていない」「置き場所に余裕がない」ということでベルライフを選びます(あくまで個人の感想ですが^^;)。
あくまで、どれが優れていてどれが劣っているということではなく、それぞれにユーザーの満足度の高い製品です。
詳しくは各モデルの口コミ記事をご参照くださいね♪
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Kocokaraとベルライフとプリンセスの共通の機能や特徴
Kocokara、ベルライフ、プリンセスそれぞれの違いを比較しましたが、次に全てに共通する特徴を紹介していきます。
共通しているとはいえ別メーカーの製品なので、具体的な機能というよりは「こんなことができる」といった内容で紹介していきます。
手軽にドライフードが作れる
フードドライヤー3機種に共通するのは「手軽にドライフードが作れる」点です。
食材を(作るものによっては下ごしらえをして)スライスしてトレイに並べ、温度と時間を設定すれば後は放置するだけでOKなので、とても手軽です。
しかも手作りなので無添加ですし、余った食材もドライにして保存ができるので良いことづくめです。
例えばドライフルーツ一つ取っても添加物が使用されていたり砂糖が使ってあったりしますが、手作りなら素材のみの味わいを楽しめます。
多彩な食材に対応
フードドライヤーで使える食材は、驚くほど多彩です。
オレンジなどの柑橘、りんご、バナナ、柿、桃、マンゴー、ぶどう……とあらゆるドライフルーツが作れますし、野菜やきのこの他にも魚も肉も使えます。
ささみや鶏むね肉、牛肉でペット用の無添加ジャーキーを作るために購入した人も多いです。
アイシングクッキーの乾燥や、ハーブやスパイスをドライするのにも使えます。
使っているうちにどんどん楽しくなってきて、いろいろな食材を試している人が多いのも特徴です。
レシピブック付き
3機種とも、レシピブックが付いていてドライフード作りの幅が広がります。
ドライフードを使った創作料理のレシピも載っていて、よりドライフード作りが楽しめそうです。
プリンセスの公式販売サイトにもレシピが多数載っているのでとても参考になりますよ♪
操作もお手入れも簡単
Kocokara、ベルライフ、プリンセスそれぞれにタッチパネルや操作ボタンなどの違いはありますが、操作自体はとても簡単です。
食材をトレイに並べてセットしたら、電源ON→時間と温度の設定→スタート、だけで完結します。
お手入れについても、3機種ともトレイは丸洗いできるので常に清潔に保てるのも気持ち良いですよね。
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Kocokaraとベルライフとプリンセスを比較まとめ
人気のフードドライヤー、Kocokara、ベルライフ、プリンセスの3機種を比較し、どれがどんな人におすすめかをまとめてきました。
トレイの枚数や温度と時間の設定、操作方法などの違いがありますが、特にKocokaraのみ搭載の「ドライと発酵の2in1」や、ベルライフのコンパクトさ、プリンセスの消費電力など決め手にしやすい点もあります。
発酵食品も作りたい人にはKocokara、コンパクトさを求めるならベルライフ、価格と消費電力の低さで選ぶならプリンセスがおすすめといったところです。
いずれの機種も自宅で手軽に、無添加のドライフードが作れる点は共通していますので、いろいろな食材を使って「作る楽しみ」を存分に味わえるのは間違いありません。
どこまでの機能が必要なのかと、使い勝手や価格などをじっくり検討して選んでいただくのがベストです。
フードドライヤー選びで悩んでいる方、Kocokaraとベルライフ、プリンセスで迷っている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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▼ベルライフ 細かい時間設定も♪
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