Jackeryポータブル電源708で使える家電は?特徴と口コミ評判をレビュー!
アウトドアや車中泊に大活躍するほか、災害時の備えとしてもポータブル電源の需要は高まっています。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、世界累計販売台数200万台を突破し、楽天でも大変高い口コミ評価を集めています。
なかでも「708」は定格電力500Wと、消費電力が中程度となる家電に対応しているため、アウトドアや災害用として人気になっているようです。
そんなJackeryポータブル電源708ですが「重すぎる」「価格が高い」といったデメリットも挙がっています。
反対に「色々な家電に使える」「持ちやすい」「災害時に安心」と高く評価する声が圧倒的に多いのも確かです。
使える家電の幅が広いというのは魅力ですよね。
本文では、Jackeryポータブル電源708の口コミ評判や使える家電、特徴についても詳しく紹介していきたいと思います。

Jackeryポータブル電源708の悪い口コミやデメリット
口コミでも高評価のJackeryポータブル電源708ですが、中にはデメリットを挙げる方もいたのが気になりました。
口コミで寄せられた悪い口コミやデメリットからまず紹介していきますね。
- 思ったよりも重すぎる
- 価格が高い
Jackeryポータブル電源708の重量は約6.8㎏で、重すぎるといった口コミが目立っていました。
6.8㎏というと単純に考えて2Lのペットボトル3本よりも重いので、女性1人では運ぶのがちょっと大変かもしれません。
楽天レビューで「重すぎる」と書いた方の中に、ショップから下記のような回答が届いていたものがありました。
「容量が大きくなっている分だけ重さも重くなっており、さらにDCからACに変換する機能も備えているため、最大限に重さを抑えてもこの重量になっている」旨の説明がされており、わかりやすく丁寧な回答でした。
より大きい電池容量を求めるだけ重くなるのは致し方ないですが、良い口コミに「取っ手が持ちやすい」という声がかなり多かったので、その分重さが緩和されそうです。
価格についても「ちょっと高すぎる」との意見が出ていました。
Jackeryポータブル電源708の価格は、2023年2月23日現在、楽天、Amazonいずれも84,500円、ジャクリ公式サイトでも同額でした。
なかなか即決するのは難しいお値段ですが、価格のデメリット以上に「買って良かった」という意見が多かったので、次の項でメリットについて詳しく触れていきますね。

Jackeryポータブル電源708の良い口コミやメリット
Jackeryポータブル電源708の口コミを見ていくと、圧倒的に「良い口コミ」が多かったので早速見ていきますね。
- 使える家電が多いのが良い!
- ソーラーパネルと合わせて節電にも使いたい
- 災害時に備えて購入。あるだけで心強い
- 取っ手が持ちやすい
使える家電が多い
具体的にどの家電が使えるのかは次の項で詳しく紹介していきますが、口コミに上がっただけでもかなりの種類の家電が使えるようです。
500Wまでの電気機器に使用できるので、スマホやタブレット、PCはもちろんのこと、アウトドア時の電気毛布や小型IHコンロに使えて良かったという声も複数出ています。
車載冷蔵庫が使えるのでアウトドアや大量の買い物、停電時のバックアップに役立ったと喜んでいる方が多かったです。
Jackeryポータブル電源708を購入して、いろいろ使えるか試してみたという方もいましたので後程詳しく紹介しますね。
ソーラーパネルと合わせて使いたい
Jackeryポータブル電源708はコンセントやシガーソケット、ジェネレーター(発電機)から充電できるほか、別途ソーラーパネルを購入することにより太陽光での充電も可能です。
晴れた日に電気を溜めておいて、いざという時に使うこともできますし、長い目で見ると節電にも役立ちますよね。


災害時に心強い
日本は毎年のように地震や台風、水害が起きていて、ライフラインが切れてしまう危険は他人事ではありません。
万が一の災害時でもJackeryポータブル電源708があれば、照明やスマホ、冷蔵庫、ポータブル扇風機や電気毛布が使えるので心強さが違います。
アウトドアが好きな方からの口コミも多い中、アウトドアに興味はないけれど災害用に買って安心している、という方が多いのも印象的でした。

取っ手が持ちやすい
Jackeryポータブル電源708の重さがデメリットとして挙げられていましたが、取っ手の持ちやすさをメリットと捉える方もかなり多かったです。
重さはそれなりにあっても、持ち手がしっかりしていて握りやすいので不便は感じないという意見も多く見られましたよ。


Jackeryポータブル電源708で使える家電
Jackeryポータブル電源708は定格出力500Wなので、消費電力500W以内の家電が使用できます。
公式販売サイトで使用できることが明記されている家電は、以下の通りです。
- ライト:約58時間
- ノートPC:約12回
- プロジェクター:約5.9時間
- 液晶テレビ(32インチ):約10時間
- ドローン:約12回
- 電気毛布:約10時間
- スマートフォン:約40回
- タブレット:約20.5回
- 車載冷蔵庫:約51時間
使用できる時間が明記されている他にも、ジューサー、炊飯器(直流)、カメラ、USBファンも使えるようです。
実際にアウトドア仕様や災害時には複数の家電を同時に接続することになるかと思うので、上記の使用時間より短くはなりますが、それでも十分な電力量といえますね。
また、上記の他にも口コミで「使えた」というものを紹介していきますね。
- 石油ファンヒーター
- サーキュレーター
- 掃除機の「弱」モード
- 電気ストーブ
- 卓上IHコンロ
- 小型こたつ
- ホットカーペット
- ゲーム機の充電
- ペットの水槽ヒーター
購入してみて色々試してみた、という方がかなりいましたよ。
さすがに、アイロンやドライヤー、電気ケトルなど消費電力の高いものは使えなかったとのことで、消費電力が500W以内でもスイッチをONにした瞬間の電力が高いものは難しいようです。
熱帯魚などのヒーターに使った方もいましたが、停電した時のことを思うと使えるのは有り難いですね。
機種や型番によっても消費電力は変わってきますので、口コミで使えたからといって必ずしも使えるということではない旨、申し添えておきますね。

Jackeryポータブル電源708の特徴
Jackeryポータブル電源708の特徴について紹介していきます。
Jackeryってどんなメーカー?
Jackery(ジャクリ)社は2012年にアメリカで生まれた企業で、2015年に世界で初となるリチウムポータブル電源を開発しています。
Apple社の元エンジニアを創立メンバーに加え、最先端の研究と開発を重ねて世界中で愛用されるポータブル電源を作り続けています。
日本法人は2019年に設立されていますので、アフターサポートも万全ですね。
サイズ感と重量
コンパクトだけど重さが気になるといわれるJackeryポータブル電源708ですが、サイズ的には幅299.7mm×奥行き191.5mm×高さ190.5mmと非常にコンパクトです。
奥行きと高さが20cmを切っているので場所も取らないですよね。
重さは6.8㎏あり、大きさの割にはぎゅっと詰まっている印象です。
定格出力500W、大容量708Wh
Jackeryポータブル電源708の定格出力は500Wですが、これは消費電力500Wまでの家電が使用できるということです。
上記で挙げた「使える家電」の中でも、トータル500Wを超えなければ複数のデバイスを接続可能ですし、スマホを充電しながら電気毛布で暖まることも問題なくできます。
口コミの中にも、小容量の製品を使っていたけれどやはりある程度の容量が必要になり、780を買い足したという方もいました。

多様な出力ポート

出力ポートは6つで、AC出力×2、シガーソケット、USB-A×2、USB-C出力と、用途によって分けられています。
消費電力量500W以内であれば、最大6つのデバイスに同時給電が可能なので、頼りになりますよね。
- AC出力:PC、ライト、ドローン、ジューサー
- シガーソケット:ミニ冷蔵庫、直流の炊飯器
- USB-A:カメラ、USBファン、スマホ、タブレット(クイックチャージ高速充電)
- USB-C:Type-C規格のPCなど
新しいPCはType-C規格のものが多いので、あると嬉しいですね。
多様なデバイスに対応しているので、いろいろな家電に使えるのも魅力です。
バッテリーも長持ち

ポータブル電源選びに重要なポイントの1つが、バッテリーの寿命ですよね。
Jackeryポータブル電源708はフル充電~フル給電のサイクルを約500回、電力量が落ちることなく使用できます。
自然放電率が低く、充電してしばらくしてから使うという時も問題なく使えます。
500サイクルを超えると徐々に電力量が減っていくので買い替えの目安にもなります。
4Wayの充電方法

充電方法は4種類あり、家庭のコンセント、車のシガーソケット、発電機、そしてソーラーパネルからの充電が可能です。
普段はコンセントから気軽に充電し、アウトドア時はシガーソケットから、また別売りのソーラーパネルを使用することによって太陽光から電気に変換することが可能です。
ソーラーパネルを併用して節電に活用している方もいましたよ。
ちなみに、それぞれの充電に必要な時間は以下の通りです。
- コンセント:約5時間
- シガーソケット:約13時間
- 発電機:約5時間
- ソーラーパネル:天気によるが60Wは約17時間、100Wは約11時間
使用するシチュエーションによって充電方法が変えられるのも良いですね。

クイックチャージ3.0

スマホ等の充電に使えるUSB-Aポートのうち1つが、クイックチャージに対応しています。
クイックチャージ3.0に対応したデバイスなら、緊急時などすぐ使いたい時に急速充電ができてとても便利です。
ちなみに、クイックチャージ3.0は充電規格で、スマホを通常の約4倍の速度で充電します。
純正弦波で精密機器にも安心

家庭用の100Vコンセントと同じ純正弦波を採用しているので、パソコン等の精密機器にもダメージを与えることなく安心して使用できます。
正弦波はなめらかな波形を描き、修正波と違って角ばったような形にはなりません。
修正波を採用した製品は一般的に安価とされますが、使用できない家電が多く、精密機械の故障を招きやすいデメリットがあります。
その点、純正弦波を採用しているJackeryポータブル電源708は安心して使えるという大きなメリットがあります。
持ちやすいハンドル

本体の重さはあっても、ハンドルが持ちやすいという口コミが多いJackeryポータブル電源708ですが、ハンドルラバーは環境にやさしいシリコン製です。
摩擦を抑えて滑りにくいので手にフィットし、持ちやすくなっています。
また、本体底部にはボトムラバーが付いているので、フローリングに直接置いても傷つきにくいのも嬉しいポイントです。

見やすい液晶画面
液晶画面は前面上部の見やすい位置にあります。
電力の使用量と残量がリアルタイムで表示されるので、あとどのくらい使えるのかわかりやすいですよね。
BMS(バッテリーマネジメントシステム)
気になる安全性については、BMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載することによって電圧や温度を適切に管理しています。
過電流、過電圧を防ぎ過熱からも保護しているので安心ですよね。
バッテリーは安全性の高いリチウムバッテリーを採用し、エネルギー効率を最適化しながらバッテリー寿命も長くなっています。

PSE検査合格済
付属のACアダプターはPSEマーク(電気用品安全法合格済)が付いているので安心・安全にお使いいただけます。

付属品

付属品は車載用充電シガーソケット、ACアダプター、収納ポーチ、そして取扱説明書です。
楽天の公式販売サイトで購入し、レビューを投稿することによって(注文番号を必ず明記)収納バッグがもらえるとのことなので要チェックですよ♪

Jackeryポータブル電源708の使い方
Jackeryポータブル電源708の使い方は以下の通りです。
- 本体を充電する
- デバイスに給電する
基本的な使い方は上記の通りとてもシンプルです。
充電する際は付属のACアダプターをDC入力端子に接続します。
ディスプレイボタンを押すと液晶画面が点灯し、充電残量が表示されます。
デバイスに給電する際には、接続した端子の出力ボタンを押すと給電を開始し、もう一度出力ボタンを押すとストップします。
給電中に液晶画面が点滅すると、バッテリーの残量が少なくなったサインなので給電を止めて充電が必要になります。
長期間充電せずに保管したままだと中の充電池が劣化したり充電できなくなったりすることがあるので注意が必要です。

HUAWEI Band 7の口コミ評判をレビューまとめ
Jackeryポータブル電源708の口コミ評判をレビューし、特徴や使える家電についても紹介してきました。
デメリットとして多く挙がっていたのが「重さ」と「価格の高さ」でした。
重さについては電池の容量からすると致し方ないことで、その分を持ち手の使いやすさで補っている印象です。
口コミ全体を見ると圧倒的に良い口コミが多く、アウトドアを楽しむ人も災害用に購入した人も「いろいろな家電に使える」点を高く評価していました。
500Wの定格出力があるので、最大6つの家電に給電できるパワーも魅力ですよね。
アウトドアも節電も、いざという時の備えにもなるポータブル電源、今後より需要が高まりそうです。
ポータブル電源に興味のある方、Jackeryポータブル電源708の購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
