4歳の娘が「水族館に行きたい」とちょこちょこ言っていたので、先日久しぶりに行ってきました、水族館。
コロナの影響であまり室内で混雑しそうな施設には行っていなかったのですが、「川崎に新しい水族館ができていて、そこまで混雑していなさそう」ということで、川崎水族館こと、カワスイに初めて行ってみました。
ネットの評判や口コミでは「ひどい」「つまらない」と言う人もいるみたいですが、何を持って「つまらない」とするかは人それぞれですよね。
我が家の娘はキッズルームなども活用して、それなりに楽しめたようです。
そんなカワスイについて、レポしてみたいと思います!
カワスイとは?
わたしは全然ノーマークだったのですけど、2020年の7月にオープンしたばかりだそうです。
「川崎駅前の商業施設「川崎ルフロン」の9-10階にオープンした五感で感じる新感覚エンターテインメント水族館」だそうです。
パッと公式ページだけみて、誘ってくれた夫に「うん、面白そうだから行ってみようかー」と二つ返事で了解して、お昼前に出発しました。
カワスイにイルカはいる?
娘のナナの「水族館行きたい」は「イルカが見たい」という意味のようだったのでイルカがいるのかどうかだけは調べたのですが、どうやら本物のイルカはおらず、映像で見られるようでした。
が、まぁ、「大型スクリーンに映し出すというので、少しは遊べるかな」と、江ノ島や品川まで行く大変さと比較して一人勝手に自分を納得させてしまいました…。
結果から言うと、一応楽しかったらしいですが「イルカはいなかったね」と言っていたので、ちょっと残念だったのかもしれません…ごめんよ、ナナ…。
カワスイの入場料と入館時チェック
カワスイの入り口
「川崎ルフロン」の1階、駅から行くと右手の方に直通のエレベーターがありました。
中央にもエレベーターがありますし、2階のフードコートを出たところにもエレベーターがあったりしますが、そこから出ているエレベーターではカワスイに行けないので要注意です。
(我が家は2階から乗りそうになりました)
カワスイのチケット・入場料
我が家は祝日の昼過ぎにチケットカウンターに到着し、直前に見たホームページ上の混雑具合は黄色が点灯していましたが、当日その場で全然並ばずにチケット購入できました。
引用元:https://kawa-sui.com/annual_passport_types
カワスイは昼の部、夜の部、と水族館には珍しい2部構成でした。
子連れの場合はほとんどが昼の部だけかと思いますけど、夕方にちょっと寄ろうか、という場合は時間帯に注意です。
事前に購入したいという場合はWebチケットも公式ページから購入可能でした。
そして、もちろん年間パスもあるので、1年に2回以上行く、という場合は年間パスがお安くなります。
カワスイの入館時チェック
コロナ対策として、入館前に手の消毒と、検温がありました。
(検温がチケット購入後入館前なので、微妙な体温で入れなかった場合のチケット代はどうなるんだろうとちょっと思ってしまいましたが…)
カワスイの展示
流石に新しい水族館だけあって、とても綺麗でした。
そして、入って早々にプロジェクションマッピングで映し出した蝶や鳥、おさるなどがお出迎えしてくれるので、ちょっとテンション上がります。
公式ページによると、69個の水槽で、約230種の生きものが展示されているそうです。
水槽については、既存の施設に水族館を入れたため巨大な水槽をはめ込むとかはできないようで、小ぶりな水槽が独立して飾られているというパターンがメインでした。
上から手が入れられてしまうような、水槽らしい水槽もあったくらいです。
イルカは巨大スクリーンに映し出す形で見れます。
子ども達は、手をかざしてみたり、スクリーンを触ってみたり、スクリーンの前を走り回ったりと、割と楽しそうにしている子がたくさんいました。
カワスイの広さ
10階から入って9階に降りるパターンで2フロア使われていますが、やや手狭な印象でした。
ただ、4歳くらいの子どもが自分で自由に歩き回るには丁度良くて、追いかける親としてもありがたい広さです。
カワスイの展示説明はスマホが必須
印象的だったのは、展示している魚の名前すら書かれていないという点。
スマホでQRコードを読み取って展示されている魚の情報を確認するという方法でした。
最新式…。
そして、生き物にスマホをかざすと、写った生き物を判別してくれるアプリ「LINNE LENS」というものもあるそうで、カワスイ内では無制限で使えるそうです。
とはいえ、子どもの背中を追いかけるわたしはスマホでいちいち調べていられなかったので、名前だけでも確認したい、ということもできず、そういう意味では不便かもしれません。
QRコードもアプリも夫が一人で楽しんでました。
(ちなみに娘の背中にかざしたら「ホモサピエンス」と出たらしいです)
タッチパネルもたくさん設置されていて、本来なら色々と遊べるのかもしれませんが、コロナの影響でタッチして操作は出来ないような設定になっていました。
そういったところが本来狙っていた「新感覚」なんですかね。
カワスイのキッズルーム
カワスイの9階には「キッズルーム」というスペースもありました。
定員が20名だそうで、最初覗いた時は「満席」と言われてしまい、しかもその場で待つことも出来ないそうで、本当にタイミングが良ければ入れる、という感じでした。
普段は塗り絵をやらせてくれるそうですが、我が家が行った時はマスクケース(200円)の塗り絵をするというイベント期間でした。
塗り絵以外は奥に置いてある絵本が自由に読めるというお部屋で、1組30分という時間制限がありました。
我が家はナナがどうしてもその部屋が気になるようで、3回覗いて、3回目の時に丁度出る親子がいたので、ようやく入れました。
絵本くらいしか置いていない、大人にしてみたらなんてことないお部屋なんですけど、本人は入れて嬉しかったみたいで、本や塗り絵が楽しかったみたいです。
カワスイの子連れ対応
ちょっとしたキッズルームも設置されているくらいですし、新しい施設なので、ママが嬉しい設備はそれなりにあった気がします。
オムツ替えができるトイレや、授乳スペースもありましたし、ベビーカーでも入れるようで、10階から9階への移動もエレベーターがありました。
ただ、男性用トイレにはオムツ替えのスペースはないそうです。
カワスイに行く時のランチ
カワスイの中にレストランはありましたが、わたし達が見かけた時(1時前から2時間くらい)はずっと「満席」の札が出っ放しでした。
キッズルームを出る頃(2時半頃)には席が空いてそうでしたが、満席札は出たままで、入り口に待っている人もいた様子だったので、ランチタイムはかなりの確率で並ぶことが予想されます。
カワスイの中で食べることを計画される場合は早めの方が良さそうです。
我が家は「川崎ルフロン」の2階のフードコートで食べてから入りました。
(久しぶりに食べたラーメンが案外美味しかったです)
ちなみにフードコートはカワスイのチケットでちょっと割引されるみたいです。
(我が家は知らずに利用できませんでしたが…)
カワスイのネット上の口コミとわたしの感想
この記事を書くにあたって、改めて見ていたら、カワスイって開館当初、実はあんまり評判良くなかったんですね…。
- 説明がQRコードだけなので不親切
- 展示方法がイマイチ
- 入場料が高い
「ひどい」という主な理由はこの辺り…。
まぁ…肯けなくはないですが、そんなに酷評するほどでもないような気もします…。
QRコード表示は、新しいなぁ今っぽいなぁと感心しましたけど。
確かに、わたしみたいに使わない人は使わないので、名前くらい書いといてもらえると子供との会話に助かるかな。
展示方法は狭い空間を頑張って工夫して使われてる感じでしたけど、気になる人は気になるんでしょうか…。
水族館自体それほど広くもないので、
”たくさんの魚たちが大型水槽にドーン!”とか
”こっちにも優雅に泳ぐ魚たちがバーン!”
という演出が好きな方には向かないのは確かです。
お値段については、まぁ…確かに…夫の帰ってきてからの一言は「あれは高過ぎだな」でしたし、わたしももう少しお財布に優しい方が嬉しかったですけどね…。
わたしが感じたカワスイの良かった点を言うと、
- 駅前でアクセスがいい
- 施設が綺麗で、子連れにも優しく作られている
- キッズルームがあって、入れれば親も少し座っていられる
- フードコートやコンビニも同ビル内にあって、空腹に困らない
- 自分で自由気ままに歩き回る4歳前後の子どもと行くには丁度いいサイズ感
という感じでした。
そんなわけで、先にも書きましたが、娘的にも「楽しかった」そうなので、4歳児が楽しむことがメインな我が家としては十分でした。
おわりに
特に何の予備知識もなく訪れたカワスイでしたが、我が家は正味2時間くらいの滞在で十分に楽しめたと思います。
夫は割と生き物好きで、わたしと娘がキッズルームにいる間一人でのんびり楽しめたようですし(わたし自身は実は水族館も動物園もあまり興味がないので、それほど展示が見れなくても構わないタイプ)、ナナは、イルカは映像でしたが、「水族館に行きたい」を消化できて、ひとまず満足感も得られたみたいでした。
カワスイをお出かけ先に検討している方の参考になれは幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました!