KinKi沼にドボンしました。
わたし、特にKinKi Kidsのファンではなかったんです。
なかったんですが、Amazonプライムの会員でした。
同じく、特にKinKi Kidsファンではないけど、ちょっとKinKi Kids好きなAmazonプライム会員の妹から、(いや、あれはもうファンと言っていいのかな…)
「姉よ、アマプラでKinKi Kidsのライブが配信されているから、見てくれ。間違いなく姉も好きだ」
というメッセージを受け取り、わたしの感性をよくわかっている妹がそう言うなら、と、こっそり見たんです。
妹が指定してきた、エピソード1のソロパートから。
好き。
ええ、好きでした。
ええ、もう、痺れました。
ええ、これまでKinKi Kidsを知らなさすぎました。
曲知らないとかそんなのも全っ然関係なく観れてしまいました、KinKi Kidsのコンサートツアー!
個人的に心臓撃ち抜かれた3箇所をここでご紹介させていただきます。
キンキ沼の入り口
心臓撃ち抜かれ、沼落ちしたきっかけの1つ目はエピソード1の1:15あたりから。
二人のソロがそれぞれ始まって、「なにこれ…、出し惜しみしすぎ…!!」って思いました…。
「キンキの本性はライブを観にくるファンだけが知っていればいい」と割り切ってるんじゃなかろうか、と邪推したくなるくらい、ど素人であるわたしが時々テレビで見かけて知っていた程度のKinKi Kidsとは違いました。
KinKi Kidsと同世代なので、二人の番組もなんとなくみてましたし、頑張ってるなぁなんて思ったりはしてました。
なんとなく剛くんが歌もダンスも上手いってことは知ってましたし、光一くんがリボンで空飛ぶ愛あふれる毒舌王子なことも知ってはいたんですが、でも、それだけでした。
テレビでバラエティやってるイメージと、プロのエンターテイナーとしての実力や魅力とが乖離しすぎてて、今まで気づきませんでした…。
光一くんのソロで、「え、なにこれ…なにこれー!!」って釘付けになってたところで、光一くんの3曲目の途中から剛くんがギター鳴らして出て来て、さらに、ぞわわわわ!って鳥肌立ちましたわ。
おいおいアイドルの鳴らすギターの音ですかそれ?!っていう…、いや、本当初心者ですみません、でも本当びっくりで。
そんで、光一くんの掛け声が「カモン剛くん!」でしょ?
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可愛すぎか!!
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あの舞台の全てを掌握しているような支配者然とした王子が…その掛け声…そのギャップたるや…。
そして、一気に雰囲気変わって、剛くんの聴かせる歌が来て、あのセッションでしょう…?
初心者には刺激が強すぎて、息切れして涙腺緩むし、大変でした。
ついでに、こんな極端なKinKi Kidsの舞台とそれぞれのソロ舞台、3通り全てに1つのステージで対応する優秀な演奏家やスタッフさんがキンキキッズに集っていることも、この二人の実力なんだろうなと、そこにも感動でした。
キンキ沼の深み
心臓撃ち抜かれ、沼にどっぷりはめられた2つ目はエピソード2の12:30あたりからのHarmony of December。
たぶん、ファンの間では有名なシーンだと思うんですけど、曲名もしらないど素人が予備知識なしで聞くとどうなるかというと…
泣けました。
ええ、泣きました。
なんなんでしょうねぇ…。
すごく感情の乗った歌に聴こえて、あの曲調も相まって、普通に涙しました。
他のHarmony of Decemberも聴きましたけど、この時が泣けるんです。
不思議なものです…。
(後にネット検索の旅へ出て、隠されたMCも知り、あのMCがあってこそのあれじゃないか!となりました)
3つ目は同じくエピソード2の1:09:25あたりからのアンプラグドで歌う3曲。
ちょっとジャズっぽい月光、これは歌唱力聴かせてくれますし、ピアノもサックスかっこ良くて、わたし好みの曲で、感動しました。
そして2曲目のAniversaryでまたも涙が溢れました…。
3曲目はファン投票一位に選ばれているという、キンキの二人で作った、かの有名な愛のかたまり。
現場にいたら膝折れて泣き崩れたかも…っていう感じで泣きました。
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KinKi Kids、そしてファンのみなさま、ここでお詫びします…!
これまで気づかなかったわたしの目が節穴でした…!!
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って土下座したい気分になりました。
こんな場末のブログで呟いたところで、反応してくれる人はほとんどいないとは思うんですけど、書かずにいられないくらい感動しましたので書かせてください…!
キンキのエンタメ力とアマプラの技
わたし、ジャニーさんところの方々はあまり興味がないタイプでして、完全に素通りして生きてきました。
今から20年以上昔の話、クラスのみんなが、「SMAP誰が一番好き?」とかキャッキャってやってる時期に密かに「ショーン・パトリック・フラナリーがかっこいい」と思ってた子どもでしたので、もう見事に素通りで、アイドルの顔は全部同じに見えるという反感物の感性でした。
なので、アイドルのコンサートというと、ハモリもせずみんなで同じフレーズを歌って、みんなで踊って、ジュニアさんたちがわさわさ出てきて後ろで踊って、クレーンの上から手を振って、「きゃー!」みたいなイメージしかなかったんですよ…。
もう、ほんとごめんなさい…。
あんな風に踊るのも知らなかったし、あんな風にギター弾くのも、あんな風に歌うのも、ハモるのも何もかも知らなかったんだもん!
いやほんと、衝撃でした。
子育てに追われてしばらくエンタメから離れていたってのもあるんですけど、本当久しぶりにエンターテイメントに感動しました。
わたしの感動スイッチ押されまくりでした。
KinKi Kidsファンの人って、離れる人少ないんだろうなぁ…と言うのも感想の一つ。
だって、定期的にあんなもん見せられてるわけでしょ?
その度に沼に沈んでいくしかないんじゃ…なんて思ったりもしました。
そんで、このアマプラのラインナップ考えた人も相当沼な人なんじゃなかろうかと言うのがわたしと妹の見解だったりします。
エピソードの順番、別に年代別じゃないんですよね。
沼に沈めようと計算されているような順番な気がしています…。
そして、KinKi Kidsが多くの先輩アーティスト達に可愛がられている理由もすごく納得できました。
コンサートって色々なものが見えるもんなんですねぇ…。
かなり激しい独り言になってしまいましたけど、最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございました!
新米図書委員、毎日がコンサートツアーな日々です!
追記:
熱覚めやらずでHarmony of Decemberにやられすぎた話も書きました↓