日立ヘルシーシェフMRO-W1Bの口コミ評判と、レシピや使い方についてもレビューしていきたいと思います。
MRO-W1Bは2023年7月発売で、MRO-W1Aの後継モデルになります。
早速口コミを見てみたところ、「アプリの設定が面倒なので人を選ぶ」「扉のハンドル部分が場所を取る」等と気になる意見も出ていました。
口コミ全体では良いレビュー、高く評価する声が多く出ていており「2段のプレートでお菓子作りが捗る」「自動検知の精度が正確」「お手入れしやすい」と非常に満足度が高そうですよ。
本体に搭載されているレシピはかなり豊富で、アプリを使って配信レシピもGETできるので、お料理の幅を広げてくれるオーブンレンジのようですね。
本文では、日立ヘルシーシェフMRO-W1Bの口コミ評判をレビューし、レシピや使い方についても紹介していきます。
MRO-W1Bの悪い口コミやデメリット
日立ヘルシーシェフMRO-W1Bの口コミの中でも、まずは良くない意見やデメリットについて挙げていきます。
- アプリの設定に苦労した。フルに使いこなす人向きなので使う人を選ぶと思う
- 扉を開けた時にハンドル部が場所を取るので、設置場所には余裕が必要
アプリについては前のモデル「MRO-W1A」でも躓いてしまったという方がいましたが、「多機能なので使いこなすのが難しい」「アプリを使うのにメンバー登録をするのが面倒」といった声も出ています。
確かに「温めるだけ、シンプル調理のみ」を求める人には正直、オーバースペックなのかも知れません。
そんな時にこういったレビュー記事がお役に立てたら嬉しいな、と思います^^
サイズや置き場所についてデメリットと捉えている方もいました。
設置については上部を20cm以上空ければ左右と奥行きはピッタリ設置が可能なのは良いのですが、ハンドル部分が思いのほか出っ張っているので場所を取っているようです。
確かに、本体の奥行きは44.2cmですが、ハンドル部を含むと49.5cmになり、開いた状態では71.6cmとかなり場所を取ります。
いずれにしても、扉を開いた状態のシミュレーションを購入前にしておくと万全ですね。
MRO-W1Bの良い口コミやメリット
続いて、日立ヘルシーシェフMRO-W1Bに寄せられている良い口コミを紹介します。
- 2段プレートで調理できるので、クッキーなどを大量に焼く時にとても捗る
- 重量などの自動検知が正確で、温め直しの必要がなく便利
- テーブルプレートも外して洗えるので、汁漏れなどがあってもすぐお手入れできる
2段プレートでお菓子作りが捗る
MRO-W1B は上下の角皿を使って2段でクッキーなどを焼けるので、特にお菓子作りが好きな方からの支持を集めています。
特徴のところでも触れますが、最大300℃の熱風を庫内全体に循環させるので予熱も早く、全体を包み込むように焼き上げることができます。
レシピブックにもお菓子のメニューがたくさん載っていますので、見ていて楽しくなるくらいです。
自動検知の精度が高く、温め直しの必要がない
レンジ機能では、重量と表面温度を自動検知するため、自動で最適なあたためと解凍を実現しています。
残りご飯や牛乳を温める時に「ムラがある」「少しずつ何度も温めを追加」といった「あるある」に悩まされることがないのは大きなメリットですよね。
テーブルプレートも洗えてお手入れ楽々
ヘルシーシェフの他のモデルにも共通していますが、お手入れが楽な点も高評価を得ています。
お手入れ方法については後ほど詳しく紹介しますが、長く愛用するにはお手入れが楽な点は外せませんよね。
特にテーブルプレートは、食材の汁や油が付きやすいため外して丸洗いできるのは良いですよね♪
MRO-W1Bの特徴
日立ヘルシーシェフMRO-W1Bの特徴について紹介していきますね。
肉も魚も美味しく「熱風旨み焼き」
日立ヘルシーシェフの上位機種に搭載されている「熱風旨み焼き」ですが、MRO-W1Bではお肉だけでなくお魚メニューにも対応しています。
レンジ機能で食材の温度を上げた後でオーブン、過熱水蒸気の力で高温で包み込むように焼き、最後にグリルで香ばしく仕上げていきます。
お肉は牛、豚、鶏、お魚も種類や形状ごとに選んでいくだけで、あとはMRO-W1Bが最適な美味しさに仕上がるように調理してくれるので、全てお任せでOKです。
塩・こしょうのシンプルな味付けだけで素材の旨みを引き出して美味しく仕上げてくれますよ。
2段で焼ける300℃熱風コンベクションオーブン
オーブン調理では、ダブル光速ヒーターとファンで最大300℃の熱風を庫内全体に行き渡らせます。
上下の角皿に沿うように熱風が循環するので、焼きムラもなく美味しく仕上げていきます。
予熱も早く、ファンが熱風を庫内中心部に集めるため約4分50秒で200度まで上昇させます。
自動メニューでは角皿1段、手動なら2段で使えるので、大量のお菓子作りにも大活躍です。
ボウルでカンタン調理
MRO-W1Bではボウルのまま加熱調理が可能です。
ボウルに入れた食材を鍋やうつわに移すことなく調理できるため、洗い物が減るのも嬉しいですよね。
耐熱ガラスボウルではなくプラスチックボウルも使えて(プラの場合は140℃耐熱のもの)、しかもガラスかプラかも自動で判別してくれる賢さです。
煮物や炒め物、汁物も鍋要らずで作れちゃいます。
Wスキャンで最適あたため&解凍
「Wスキャン」とは、食材の表面温度と重量を自動で測り、加熱のパワーと時間を自動でコントロールする機能です。
温度を計測する赤外線センサーは8眼×15段階にスイングすることで120分割という緻密さです。
温度と重さを測ることで必要なあたため/解凍時間が算出され、最適な状態になるように加熱していきます。
例えば、冷凍のひき肉を解凍したら一部は凍ったままなのに火が通った部分も……といったストレスもありません。
大火力だから野菜もシャキシャキ
野菜料理をオーブンやレンジで調理すると、火が通り過ぎて食感がくたくたになってしまったりすることがありますが、MRO-W1Bなら1,000Wの大火力で一気に調理するので、歯ごたえや栄養素も守ります。
チンジャオロースーも「野菜シャキシャキメニュー」ならピーマンのシャキシャキ感もそのままに、ビタミンCの流失も最小限に抑えてくれますよ。
多彩でユニークなレシピを搭載
MRO-W1B本体には合計で296ものレシピが搭載されています。
そのうち自動メニューは250と大部分を占め、熱風旨み焼きが35、クックパッド殿堂入りレシピが43、食品メーカーコラボレシピが24、簡単ボウルメニューが78といったように好みに合わせて色々なレシピを選べます。
クックパッドは便利だけど見るだけ、だった方でも試してみたくなりますし、キッコーマンやキユーピーといった大手食品メーカーが自社製品で開発した自信のレシピがご家庭にある調味料で簡単に再現できます。
付属のレシピブックには詳しい分量や下ごしらえ方法も記載してありますし、手動メニューは出力と時間も明記しているため安心して使えます。
専用アプリでレシピを増やせる
ヘルシーシェフ専用のアプリをインストールすることで、配信されるレシピを入手してレパートリーを増やすこともできます。
配信レシピで「作ってみたい!」ものがあれば、レンジやオーブンの出力や調理時間を本体に設定できるので、次回からは手軽に作れますよ。
さらに、好みに合わせた献立提案機能もあります。
好きな食材(肉、魚介、野菜)に、気にしていること(糖質控えめ、脂質控えめ、塩分控えめ、食物繊維多めなど)をアンケート形式で答えていくことでおすすめのレシピを毎日提案してくれます。
よく使うレシピの傾向を見ることもできる多機能なアプリなので、とことん使いこなしたい方には「やり込み要素」も満載です。
マイリストボタンでメニュー呼び出し
MRO-W1Bのスタートボタン横には「マイリストボタン」が付いています。
マイリストにお気に入りのメニューや使用頻度の高いメニューを登録しておくと(最大20件)、次からはボタンで呼び出しが可能です。
「らくメンテ」でお手入れ簡単!
日立の家電といえば「らくメンテ」ですが、MRO-W1Bのお手入れもとっても簡単です。
口コミでも非常に高評価だったのが、丸洗いできるテーブルプレートですが、汁が漏れたり脂が落ちたりしてとても汚れやすいものです。
拭くだけのメンテナンスより、まるっと水洗いできると手軽ですし気持ちいいですよね。
水気や食品くずの溜まりやすいつゆ受けや給水タンクももちろん水洗い可能です。
庫内はヒーターがむき出しになっておらずフラットなので、天面も側面も簡単に拭き掃除できる点も高ポイントです。
「お手入れコース」では大量のスチームを庫内に噴射するので、こびり付き汚れも落としやすくなります。
サイズとカラーについて
MRO-W1Bの外形寸法は幅49.7cm、奥行き44.2cm、高さが37.5cmです。
ネガティブな口コミでもありましたが、扉を開いた状態では総奥行きは71.6cmになるため、事前に置き場所のサイズはしっかり測っておくことをおすすめします。
左右と奥行きについてはピッタリ設置で間を空ける必要がないので、設置しやすいのは間違いありません。
カラーはフロストブラックとフロストホワイトの2色で、いずれもマットな質感でキッチンのインテリアに自然に馴染むデザインとなっています。
価格について
気になる価格ですが、メーカーはオープン価格となっているためECサイト等での価格変動は常に起きているといえます。
この記事を作成している2024年2月23日現在、Amazonでは50,432円、価格.comでは最安値が48,500円で、5万円前後での取り扱いが非常に多くなっています。
いずれにしても価格は日々変動しますので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
MRO-W1Bのレシピ
豊富なレシピ数を誇るMRO-W1Bですが、ちょっと個人的に気になったレシピを紹介します。
まずはシンプルな「熱風旨み焼き」から、鶏肉のレシピを紹介します。
熱風旨み焼き(鶏肉)
材料:鶏もも肉(皮付き)200g×2枚、塩、こしょう適量、パプリカ(赤、黄)、ブロッコリー
- パプリカは一口大に切り、ブロッコリーは小房に分けておく。
- 給水タンクに満水まで水を入れてセットする。
- 鶏肉は、皮にフォーク等で穴を開け、厚い部分には切れ目を入れて塩、こしょうを適量ふる。
- 3を焼き網の中央に寄せて並べ、その周りに野菜を並べ、取り外したテーブルプレートに置く。
- 4を中段に入れて「024熱風旨み焼き(鶏肉)」、形状の種類「厚切り肉」で加熱する。
気になっていた鶏肉の熱風旨み焼きですが、美味しいチキンソテーが簡単に出来上がります。
野菜も一緒に調理できますし、味付けもシンプルなので、調理の時短にもつながりそうですね。
次は油を使わない「えびの天ぷら」です。
えびの天ぷら(2人分)
材料:殻付き海老8尾、薄力粉適量。溶き卵1/2個分、天かす30g
- 給水タンクに満水まで水を入れてセットする。
- 天かすをポリ袋に入れて、麺棒などで細かく砕く。
- えびは尾と一節を残して殻をむき、背ワタを取り除いて水気を切る。
- 3に小麦粉、卵、天かすの順につける。
- 焼き網の中央に4を寄せて並べてテーブルプレートに置き、中段に入れて「076えびの天ぷら」で加熱する。
揚げ油の代わりに天かすを使ってカロリーダウンしながらカラッと仕上げていきます。
下ごしらえの方法もレシピブックに明記してあるので、とっても簡単に調理できますね♪
MRO-W1Bの口コミ評判をレビューまとめ
日立ヘルシーシェフMRO-W1Bの口コミ評判をレビューしてきました。
レシピは豊富で使い方も簡単、お手入れも楽々で便利な多機能オーブンレンジですが、良くない口コミとしては「アプリの設定が面倒、使う人を選ぶ」「ハンドル部分が場所を取る」といった意見が出ていました。
良い口コミは圧倒的に多く、「2段調理でお菓子作りが捗る」「自動検知が正確」「お手入れが簡単」と高く評価する声が集まっています。
多機能ゆえに使いこなせない、多機能だからこそどんどん使いたい、それぞれ意見は分かれますよね。
それでも、出力や加熱時間をお任せできる自動メニューに、食材の温度と重量で温め時間も自動でコントロールする機能はあると本当に嬉しい機能ですよね。
お手入れが簡単な点も高ポイントです。
日立ヘルシーシェフMRO-W1Bを検討中の方、購入を迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。