シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+どれがおすすめ?違いを徹底比較!
シャークのスティック掃除機NEO+とiQ+とSTD+について違いを比較し、どれがおすすめなのかを紹介していきます。
ちなみに「+」が付いているのは自動ゴミ収集機能が付いているタイプで、この点は3モデルに共通しています。
3つのモデルを比較してみると、ヘッドの機能やヘッドライトの有無、吸引モードが選べるかどうか、センサーでゴミの量がわかるか等といった点などかなりの違いがありました。
特にNEO+とiQ+については「iQテクノロジー」でセンサーを駆使しながら、お部屋の状況にあったパワーで効率よくお掃除することが可能になっています。
さらにNEO+では軽量化と持ちやすさがプラスされて、使い勝手も良くなっています。
STD+は機能面では水をあけられた感はありますが、シンプルで価格は控えめとなっています。
本文では、シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを比較し、どれがどんな人におすすめかも紹介していきます。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを比較
シャークのスティック掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを一つずつ比較していきます。
ヘッドの違い
まずはヘッドの仕様から比較していきます。
NEO+とiQ+のブラシロールは、パワーフィンとソフトローラーを組み合わせた「ハイブリッドパワークリーン」となっています。
パワーフィンが床にすき間なく密着し、ソフトローラー全体が回転してゴミを取り込むことで、ゴミを前に押し出すことなくしっかり取り込みます。
対するSTD+は「ブラシレスパワーフィン」仕様で、やはり床にぴったり密着してゴミを取り除くタイプですが、ソフトローラーは搭載されていない点が異なっています。
いずれのモデルも、細かな毛のブラシと違って髪の毛が絡まるストレスもありません。

ヘッドライトの有無
NEO+とiQ+はヘッド部分にライトが付いていて、暗い部分でもホコリを見逃さずにお掃除できます。
収納スペースや押し入れなど隠れたホコリを見逃しがちなところのお掃除にとても便利ですし、暗いところでヘッドをぶつける心配もありません。
吸引モードの違い
吸引モードは以下の通りになっています。
- NEO+:ブーストモード、iQモード、エコモード
- iQ+:ブーストモード、iQモード、エコモード
- STD+:モード設定なし(標準のみ)
NEO+とiQ+は上記3つのモードが搭載されています。
ブーストモードはゴミが多い時やペットの抜け毛などが気になる時に、iQモードは標準モードにあたりますが、ゴミの量をセンサーで検知して吸引力を変動させます。
エコモードはゴミがそれほど多くない時や、毎日の小掃除におすすめのモードで、電力消費を抑えながらのお掃除なので稼働時間もそれだけ長くなります。
STD+には上記モードは搭載されておらず、標準モードのみの運転になります。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

iQセンサー、フロアセンサーの有無
センサーで床の種類を判別したり、ゴミの量を検知したりといったセンサーの有無についても3モデルそれぞれに違いがあります。
- NEO+:フロアセンサー、iQセンサー
- iQ+:iQセンサー
- STD+:センサー搭載なし
NEO+のみに搭載されているフロアセンサーは、床の種類を瞬時に検知し自動的にブラシの回転速度を調整します。
例えばフローリングからカーペットの部屋に移すと、ブラシの回転数を自動的に上げることで毛足の中のゴミもしっかりかき出します。
NEO+とiQ+両方にあるiQセンサーは、ゴミの量を検知して吸引力を自動で「低・中・高」の3段階に調整します。
ゴミの量が多いと自動で吸引力を引き上げてくれるので、手動で調整するより楽です(もちろん手動でも調整可能です)。
また、NEO+、iQ+ともに検知したゴミの量をスクリーンで色分けして表示するので、「この箇所はペットの通り道だからゴミが多い」「花粉の時期にゴミが増えがち」といったように我が家流のお掃除パターンなども見える化できますよね。
STD+にはセンサーは搭載されておらず、センサーの有無が購入動機になりそうな人にはチェック必須項目になります。
ハンドルの持ちやすさ
ハンドルの持ちやすさについて、NEO+では改良されています。
ハンドル部分に突起が付いて、より手に馴染みやすくなっているので、同じ体勢で長時間お掃除していても疲れにくくなっています。
FLEX搭載の有無
FLEXというとあまり耳慣れないかも知れませんが、パイプが曲がることによって家具の下の狭い部分が楽にお掃除できる機能のことです。
FLEXはNEO+とiQ+に付いていて、パイプの裏側にあるロックボタンを解除することでパイプが曲がってソファ下などに入り込めます。
低い部分をお掃除しようとするとパイプ全体を水平に近い状態まで下げる必要があり、しかもスペースがないと難しいですが、FLEXがあれば難なくお掃除できます。
尚、NEO+でもカラーによってはFLEXに対応していないものがあります。
「ブルーブラック」にはFLEXは搭載されていないので、購入の際にはご注意くださいね。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

バッテリーと連続運転時間
バッテリーの数と連続運転時間にも違いがあります。
- NEO+:バッテリー2個でブーストモード約15分、iQモード約15~50分、エコモード約50分
- iQ+:バッテリー2個でブーストモード約14分、iQモード約14~50分、エコモード約50分
- STD+:ダブルバッテリー無し、最大13分
NEO+とiQ+はバッテリーが2個付いているので、1個目が切れたら交換して2個をフルに使うことで最大50分(エコモード)の連続使用が可能です。
iQモードでの使用時間に幅があるのはその都度吸引力を調整するためで、汚れの具合によって連続運転時間も変動します。
STD+はバッテリーが1個のみ、モード設定もなくシンプルなので、逆にわかりやすいというメリットもありますね。
水洗いできるパーツの違い
汚れがちなパーツが水洗いできるのは清潔で良いですよね。
洗えるパーツについても微妙に異なっており、ダストカップとフィルターは3モデル共通して洗えますが、ブラシロールを洗えるのはNEO+とiQ+です。
ちなみに、ゴミ収集ドックのダストカップも水洗い可能ですが、HEPAフィルターは水洗い不可なのでご注意くださいね。
アタッチメントの違い
同梱されているアタッチメントについてもそれぞれ違いがあります。
- NEO+:ブラシ付き隙間用ノズル、ペットマルチノズル、ミニモーターヘッド
- iQ+:ブラシ付き隙間用ノズル、ペットマルチノズル、ミニモーターヘッド、布団ノズル
- STD+:ブラシ付き隙間用ノズル、マルチノズル、布団ノズル
共通しているのは「ブラシ付き隙間用ノズル」で、部屋の隅っこや家具の隙間など、狭くて掃除がしづらい箇所に最適です。
ブラシが付いているのでエアコンのホコリ取りや、家具裏に付着したホコリも取りやすいです。
NEO+とiQ+に付いている「ペットマルチノズル」は、ファブリックやカーペットなどにからみ付いた糸くずや髪の毛などを取り除きます。
STD+には「マルチノズル」として付いていて、こちらも髪の毛などを取るのに適しています。
NEO+とiQ+の「ミニモーターヘッド」はモーターが表面に密着して、フィンが高速回転することで強力にゴミをかき出すため、布団クリーナーとしてパワフルに活躍します。
iQ+とSTD+には「布団ノズル」が付いていて、こちらはノズルが大きめなので、布団やベッド、マットレス全体やカーテンなど面積の広い布の掃除に向いています。
もっとも付属アタッチメントが多いのはiQ+なので、用途に応じて使える幅が広そうですね。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

サイズと重量の違い
サイズと重量について比較していきます(いずれもスティック使用時)。
- NEO+:高さ1040×幅228×奥行き160mm、本体重量約1.7㎏
- iQ+:高さ1040×幅258×奥行き114mm、本体重量約2.0㎏
- STD+:高さ1030×幅267×奥行き124mm、本体重量約1.9㎏
高さについてはそれほど大きな違いはなく、ヘッドの構造や形状による大きさの違いは少しあります。
本体重量はNEO+が約1.7㎏と最も軽くなっているのが特徴的ですね。
スティック掃除機を使う際に「重さ」が負担になるのも事実なので、重量についても要チェックです。
カラーバリエーション
3モデルともモノトーンに近く、インテリアの雰囲気を邪魔しないシンプルな色合いになっています。
NEO+はミスティックホワイトとブルーブラック、iQ+はモーヴグレイ、STD+はホワイトとなっています。
価格について
機能自体を比べてみたところ、NEO+とiQ+がSTD+を大きくリードしている印象ですが、価格の差も気になるところです。
この記事を作成している2024年1月19日現在、シャーク公式販売サイトでの価格は以下の通りになっています。
- NEO+79,750円
- iQ+:79,750円
- STD+:49,500円
やはり価格面ではSTD+がかなりお求めやすくなっています。
掃除機の機能としてどこまで求めるか、価格面を重視するかで悩ましいところですが、次の項でどんな人にどのモデルがおすすめかをまとめていきますね。
尚、価格は日々変動する可能性がありますので、常に最新の情報をチェックしてくださいね。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを表で比較
シャークのスティック掃除機NEO+、iQ+、STD+の違いを表にまとめてみました。
各機能の比較を参考にして、ニーズに合ったモデルを選ぶ際の参考にして頂けたら嬉しいです。
機能/モデル | NEO+ | iQ+ | STD+ |
---|---|---|---|
ヘッドの種類 | ハイブリッドパワークリーン | ハイブリッドパワークリーン | ブラシレスパワーフィン |
ヘッドライト | あり | あり | なし |
吸引モード | ブースト、iQ、エコ | ブースト、iQ、エコ | 標準のみ |
センサー機能 | フロアセンサー、iQセンサー | iQセンサー | なし |
ハンドルのデザイン | 改良された持ちやすさ | 標準 | 標準 |
FLEX機能 | あり(一部カラー除く) | あり | なし |
バッテリーと運転時間 | 2個、最大50分 | 2個、最大50分 | 1個、最大13分 |
水洗い可能パーツ | ダストカップ、フィルター、ブラシロール | ダストカップ、フィルター、ブラシロール | ダストカップ、フィルター |
アタッチメント | 隙間用ノズル、ペットノズル、ミニヘッド | 隙間用ノズル、ペットノズル、ミニヘッド、布団ノズル | 隙間用ノズル、マルチノズル、布団ノズル |
サイズと重量 | 1040×228×160mm、1.7㎏ | 1040×258×114mm、2.0㎏ | 1030×267×124mm、1.9㎏ |
カラーバリエーション | ミスティックホワイト、ブルーブラック | モーヴグレイ | ホワイト |
価格(2024年1月19日時点) | 79,750円 | 79,750円 | 49,500円 |
価格は変動する可能性があるため、購入時には最新の情報を確認することをお勧めします。
シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+どれがおすすめ?
シャークのスティック掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを比較してきましたが、どれがどんな人におすすめかをそれぞれまとめてみました。
NEO+がおすすめの人
- ゴミの量や床のタイプに応じてパワーを変えられる等、効率的にお掃除したい人
- 少しでも軽く持ちやすい方がいい人
NEO+はセンサーが2種類付いていて、ゴミの量だけでなく床のタイプによっても自動でパワーが変わるため、より効率的にお掃除したい人には最適です。
また、スティック掃除機は重くて腰がつらい、ハンドルを持ち続けていると疲れるという人にも軽量で持ちやすいNEO+はおすすめです。
iQ+がおすすめの人
- ゴミの量に応じてパワーを変えられる等、効率的にお掃除したい人
- 付属品を使いこなしたい人
フロアセンサーこそ付いていませんが、iQテクノロジーを駆使してゴミの量を見える化できるiQ+は無駄な電力も消費せず、エコなお掃除が実現できます。
さらに、付属アタッチメントの数が最も多いため、その場所に応じて最適なお掃除をしたい人にもおすすめといえます。
STD+がおすすめの人
- シンプル機能で価格の安いモデルが良い人
iQテクノロジーは搭載されておらず、モード調整もないシンプルなSTD+ですが、自動ゴミ収集機能のあるスティック掃除機を少しでも安く、という人にはおすすめです。
サブ掃除機としても有りですし、こまめなゴミ捨てがいらない面からも、個人的にはオフィスや事務所での利用も良いかもと思っています。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+の共通の機能や特徴
次に、シャークのスティック掃除機NEO+とiQ+とSTD+に共通する機能や特徴について紹介していきます。
ヘッドはマルチフロア対応
3モデルとも、フローリング、カーペット、畳といったように対応するフロアを選びません。
さらにヘッドの動きもなめらかで、力を入れずともあらゆる方向にスムーズに進みます。
自動ゴミ収集機能
NEO+、iQ+、STD+と「+」が付いているモデルは、自動ゴミ収集機能が搭載されています。
掃除機本体をドックに戻すだけで、集めたゴミを自動でドック内のダストカップに収納します。
これまではロボット掃除機でよく見る機能でしたが、スティック掃除機でも自動収集が可能になったのは嬉しいですよね。
ゴミは約30日分の収納が可能なので、お掃除の後ゴミを捨てる度にダストカップを開いて、ホコリが舞うストレスも少なくなります。
ドックに収納することで同時に充電も開始するので手間要らずですし、付属品も一緒に収納できる点も便利です。

HEPAフィルターで排気もきれい
自動ゴミ収集ドックのフィルターは、空気清浄機などでもお馴染みの高性能フィルター「HEPAフィルター」です。
微細なホコリ、花粉などのアレルゲン(0.3~10㎛)も99.99%閉じ込めるので、ドックの外に舞ったりすることもなく、花粉の季節でも空気はクリーンです。
ハンディとしても使える
通常のスティック掃除機としてだけでなく、ハンディとして使える点も魅力です。l
切替えはとても簡単で、リリースボタンをつまむだけでパイプが外れ、アタッチメントを付けずにそのままハンディとしても使えます。
例えば棚のホコリが気になった時にさっと切り替えられるのですぐにお掃除できますし、ハンディのままワンタッチでゴミ捨ても可能です。

▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+

シャーク掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを比較まとめ
シャークのスティック掃除機NEO+とiQ+とSTD+の違いを比較し、どれがどんな人におすすめかもまとめてきました。
3つのモデルで異なる点は多くありましたが、特にNEO+とiQ+ではiQテクノロジーでゴミの量を検知してモードを自動調整する機能がすぐれています。
さらにNEO+では軽さや持ちやすさにこだわり、iQ+ではアタッチメントの多彩さが魅力です。
STD+はシンプルな機能ですが価格面では手に取りやすくなっています。
3モデルとも自動ゴミ収集機能が搭載されているため、これまでのゴミ捨ての煩わしさはかなり減り、使い勝手が良いことは間違いありません。
シャーク掃除機が気になっている人や、NEO+とiQ+とSTD+で迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼シャーク掃除機NEO+

▼シャーク掃除機iQ+

▼シャーク掃除機STD+
