NW-UT07とNW-US07の違いを比較!象印炎舞炊きどっちがおすすめ? | Nana's Momdays
記事内に広告が含まれています。

NW-UT07とNW-US07の違いを比較!象印炎舞炊きどっちがおすすめ?

キッチン家電
スポンサーリンク

象印の炎舞炊きNW-UT07とNW-US07はどっちがおすすめ?違いを比較していきます。

大火力でお米の一粒一粒を舞い上がらせるようにして炊き上げる、象印の炊飯器「炎舞炊き」ですが、2024年1月21日に最新モデルのNW-UT07が発売されました。

早速、前モデルのNW-US07と比較してみましたが、価格を除くと4つの点で違いがありました。

  1. やわらかご飯メニューがカット
  2. 雑穀米メニューが追加
  3. 冷凍ご飯メニューが追加
  4. 消費電力がわずかに減少

ご飯メニューが主な変更ですが、より家庭ごとのニーズによってどれを購入するかが分かれてきそうです。

本文では、象印の炎舞炊きNW-UT07とNW-US07の違いを比較し、どっちがどんな人におすすめかを併せて紹介していきます。

▼NW-UT07

▼NW-US07

NW-UT07とNW-US07の違いを比較

象印の炎舞炊きNW-UT07とNW-US07の違いを比較していきます。

やわらかご飯メニューがカットされている

NW-US07には、おかゆほどではないけれど、ご飯をやわらかめに仕上げる「やわらかご飯メニュー」があり、小さなお子さんや高齢の方に便利でしたが、NW-UT07ではカットされています。

小さいお子さんがいたり、高齢で歯の悪いご家族がいたりというご家庭には需要のあるメニューですが、買い替え検討中の方は要チェックですね。

雑穀米メニューが追加

やわらかご飯メニューはなくなっていますが、新たに雑穀米メニューが追加されました。

健康のために雑穀米を取り入れているご家庭には嬉しい機能ですよね。

雑穀米も「しゃっきり」「ふつう」「もちもち」から選べるので「雑穀米のボソボソした食感が苦手」という家族がいても美味しく食べられそうです。

冷凍ご飯メニューが追加

また、NW-UT07には冷凍ご飯メニューも追加されています。

冷凍してもおいしく食べられるように、解凍時を想定した仕上がりに炊き上げます。

お米に1.3気圧をかけることで水分を内部に閉じ込め、粘りと水分含有率を調整することで解凍時のパサつきやべたつきを抑えるので、レンジで温めても炊き立てのような味わいを実現しています。

まとめて冷凍しておいてお弁当に使ったり、一人のお昼用にしたりする時にもおいしく食べられるのは嬉しいですよね。

消費電力のわずかな違い

ごくわずかな違いですが、炊飯時の消費電力に違いがあります。

NW-UT07が108Wh、NW-US07が110Whといったように本当にごくわずかなので、すぐに電気代に大きく反映されるとは考えにくいですが、チリも積もれば…ともいえますよね。

価格の違い

気になる価格ですが、メーカーではオープン価格となっていますのでECサイトにて調べてみました。

NW-UT07が120,000円前後、一方のNW-US07は70,000~75,000円といった価格帯で多く取り扱いがありました。

特にNW-US07は型落ちとなるため今後の価格変動にも注目したいところですね。

いずれにしても、価格は日々変動する可能性が高いため、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。

▼NW-UT07

▼NW-US07

NW-UT07とNW-US07の違いを表で比較

象印の炎舞炊きNW-UT07とNW-US07の違いを表にまとめました。

どちらの炊飯器がご家庭に最適かを選ぶ際の参考にして頂けたら嬉しいです。

機能/モデルNW-UT07NW-US07
やわらかご飯メニューなしあり
雑穀米メニュー追加されているなし
冷凍ご飯メニュー追加されているなし
消費電力108Wh110Wh
価格帯(2024年1月時点)約120,000円前後約70,000~75,000円

NW-UT07がより高機能ですが、価格もそれに応じて高めです。

一方、NW-US07は基本機能に重点を置いているので、価格も手頃です。

ご家庭での利用頻度や必要とする機能を考慮して、最適なモデルを選ばれると良いかと思います。

また、価格は変動する可能性があるため、購入時には最新の情報を確認することをお勧めします。

NW-UT07とNW-US07どれがおすすめ?

NW-UT07とNW-US07の違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめかまとめていきます。

NW-UT07がおすすめの人

  • 雑穀米を積極的に取り入れている人
  • 冷凍ご飯を活用する機会の多い人
  • 最新型の炊飯器にこだわりたい人

NW-UT07は雑穀米メニューが新たに追加されているため、元々雑穀米が好きな人や家族においしく食べてもらいたいという人にはピッタリです。

個人的には雑穀米をもちもちに炊いたのが大好きなので、NW-UT07の雑穀米メニューには強く惹かれます。

冷凍ご飯メニューもあると嬉しい機能ですよね。

共働きで忙しい世帯では、まとめて炊いて冷凍しておけば日々の食事の支度が格段に楽になりますし、お弁当にも冷凍ご飯は重宝します。

解凍しても炊き立てのようにおいしく仕上がるというのは大きいです。

NW-UT07は消費電力についてもわずかながら見直されて、新機能が追加されている点からも最新機種を求めたい人にはおすすめといえます。

NW-US07がおすすめの人

  • 小さなお子さんや高齢者がいて、やわらかいご飯が必須の人
  • 高性能の炊飯器を少しでも安く求めたい人

NW-US07にのみ搭載されているのが「やわらかご飯メニュー」です。

お子さんが小さい方や歯や胃腸の弱い高齢者がいるご家庭では、やわらかいご飯は欠かせませんが、自動でやわらかく炊いてくれる機能があると手間も省けますし、なによりおいしく炊ける点は重要です。

雑穀米や冷凍ご飯に特に重きを置かず、やわらかいご飯が必須であれば、NW-US07一択になるのではないでしょうか。

相違点を挙げてみても消費電力としてあまり大きな差はなく、ほぼ炊飯メニューのみの違いなので、価格差が50,000円近くあるのは大きいと思います。

その他の機能、例えば炎舞炊きや大火力ユニット、内釜の性能は一緒ですし、わが家炊きや炊き分け圧力についても同じなので、価格を抑えて高機能の炊飯器を求めたい人にはおすすめです。

次の項では、両モデルに共通する機能について紹介していきますね。

▼NW-UT07

▼NW-US07

NW-UT07とNW-US07の共通の機能や特徴

次に、NW-UT07とNW-US07に共通する機能や特徴について一つずつ紹介していきます。

ローテーションIH構造が作る「炎舞炊き」

まず「炎舞炊き」というインパクトのあるネーミングに惹かれますが、実は特許を取得した技術なんです。

NW-UT07とNW-US07は、かまどの炎がゆらぐ姿をヒントにして、部分的な集中加熱を再現しています。

底面のIHヒーターを4分割し、対角線上にある2つのヒーターを同時加熱することで激しい対流を起こし、お米の一粒一粒に高温の熱をしっかり伝えて甘みを引き出します。

「かまどで炊いたお米はおいしい」とされつつも、現代ではかまどで炊くことはなく幻の味となった「かまどご飯」を炊飯器で再現できるといったところですよね。

「鉄」を生かしたかまど釜

内釜にも、かまど炊きならではの技術が生かされています。

「豪炎かまど釜」は鉄素材を組み込んだ構造で、鉄のもつ発熱効率と蓄熱性を活かしています。

さらに熱伝導率の高いアルミニウム、耐久性にすぐれたステンレスを合わせることによって、金属素材の利点を最大限に活かしながら、炎舞炊きの熱を逃がさず効率的に加熱します。

釜の内側には遠赤外線プラチナナノ粒子コーティング(うまみプラスプラチナコート)が施され、還元糖(甘み成分)とアミノ酸(旨み成分)を引き出します。

▼NW-UT07

▼NW-US07

ふきこぼれを抑えた「大火力ユニット」

強い火力でご飯を炊く時に気になるのが「ふきこぼれ問題」ではないでしょうか。

象印炎舞炊きNW-UT07とNW-US07に搭載されている「大火力ユニット」では、ふきこぼれ抑制の秘密が「フタ」にあります。

フタの内側に小さな穴を作ることでデンプンの泡をつぶし、蒸気だけを外に逃す仕組みになっているため、ねばねばした泡が外にこぼれることもありません。

ふきこぼれる心配をクリアすることで、大火力でふっくら炊き上げることを実現しています。

81通りの「わが家炊き」

ご飯の炊き具合の好みは、家庭ごとにまた家族ごとに違ってきますよね。

象印炎舞炊きNW-UT07とNW-US07は、食べた人の感想を入力することによって次回以降の炊き方を自動で調整し、好みに合わせた炊き上がりに近付けていきます。

「かため」「やわらかめ」が9段階、「粘りが強いもちもち」「粘りが弱いしゃっきり」が9段階と、合計81通りの炊き方から、最も好みの近いご飯を炊くように調整してくれます。

お米の種類や産地、その年の気候などでもご飯の味は変わりますが、象印炎舞炊きは最大限好みに合わせた炊き方を探っていくという優れものです。

炊き分け圧力は7通り

炊き上がりの好みだけでなく、ご飯をどうやって食べるかによって手動で炊き分けをすることも可能です。

  1. すしめし
  2. しゃっきり
  3. ややしゃっきり
  4. ふつう
  5. ややもちもち
  6. もちもち
  7. 玄米

例えばすしめしなら粘りを抑えてすし酢がからみやすくなりますし、しゃっきり炊くとカレーにぴったりです。

ふつうモードはいつもの白米に、もちもちに炊くと冷めても固くなりづらいのでおにぎりやお弁当に、玄米モードは固い玄米もふっくら炊き上げます。

▼NW-UT07

▼NW-US07

多彩なメニュー

NW-UT07とNW-US07には上記以外にも多彩なメニューが設定されています。

両モデルの相違点の「やわらかご飯」「雑穀米」「冷凍ご飯」以外に、エコ炊飯、鉄器おこげ、熟成炊き、炊き込み、おかゆ、玄米、麦ごはんなどいろいろなメニューに対応しています。

例えば熟成炊きなら、炊飯時間が長くなっていますがその分お米の芯までじっくり吸水させ、お米のα化を促進して甘み成分を約2.3倍まで引き上げます。

固くて自宅で炊くのは抵抗のある玄米も、1.3倍の高圧力でふっくら炊き上がります。

ちょうどいい4合炊きサイズ

両モデルとも4合炊きですが、これが絶妙のサイズ感です。

育ち盛りのお子さんが3人、といった家庭ではどうしても足りなくなってしまいますが、少人数家庭やシニア層には、足りなくならず&多すぎずといった絶妙な容量です。

象印が4合炊き炊飯器の購入層を調査したところ、50代以上の世帯が半数以上、40代以上の世帯が80%以上を占めており、子育ての落ち着いた世帯からのニーズが多い印象です。

少人数世帯なら3合炊きのニーズが多そうですが、私の経験上からお弁当や冷凍保存などを考えると3合より4合あった方が安心かなと思います。

「うるつや保温」で30時間おいしく

保温をするとご飯がおいしくなくなる、と一般的に言われていますよね。

そんな心配もNW-UT07とNW-US07には必要ありません。

底部のセンサーが保温に適した温度をコントロールすることで水分の蒸発を抑え、最大30時間までご飯の味を落とすことなく保温します。

もちろん必要に応じて、少しだけ保温したい人には「高め保温」、保温しない人には「保温なし」が選べます。

また、保温中に「再加熱キー」を押すと、食べ頃の温度まであたためてくれるので、レンジで追加の温めをする必要もありません。

▼NW-UT07

▼NW-US07

クリーニング機能

炊き込みご飯やピラフの後など、炊飯器にニオイが付いてしまう心配もありますが、NW-UT07とNW-US07ならクリーニング機能があるのでニオイ残りも抑えてくれますよ。

Ag+抗菌加工で衛生的なしゃもじ&ボタン

付属のしゃもじは立てられるタイプなので、しゃもじ置きを別途用意する必要がありません。

さらにAg+(銀イオン)で抗菌加工がされているため、衛生的に保てます。

頻繁に触れる機会の多いプッシュボタン部分にAg+加工がされているのも安心ですよね。

外観とカラーバリエーション

両モデルとも4合炊きですが、容量よりコンパクトに見えます。

サイズ感は3合炊きとそれほど変わらないのに、幅23cm×奥行き30.5cm×高さ20.5cmとコンパクトにまとめられています。

カラーは両モデルとも「濃墨(こずみ)」「絹白(きぬしろ)」と「和」にこだわったネーミングがされています。

コンパクトで無駄のないフォルムに上品なモノトーンカラーで、キッチンに置いても生活感があまりなくおしゃれですよね。

お手入れが簡単!

炊飯器のお手入れって、必要なこととはいえ手間のかかるイメージがありますよね。

NW-UT07とNW-US07は、毎回洗うのは内ぶたと内釜の2つのみ、つまり洗い物は最小限です。

庫内とトップパネルはフラットな形状で凹凸が少ないため汚れもたまりにくく、気になる時の拭き掃除もとても簡単です。

▼NW-UT07

▼NW-US07

NW-UT07とNW-US07の違いを比較まとめ

象印の炎舞炊きNW-UT07とNW-US07の違いを比較し、どっちがどんな人におすすめかをまとめてきました。

NW-UT07は2024年1月発売の新モデル、一方のNW-US07は一つ前のモデルとなりますが、大きな相違点は「やわらかご飯メニュー」「雑穀米メニュー」「冷凍ご飯メニュー」の有無でした。

NW-UT07ではNW-US07にあったやわらかご飯メニューがカットされて、雑穀米と冷凍ご飯のメニューが追加されています。

大火力の炎舞炊きに鉄を仕込んだかまど内釜、わが家炊きといった炎舞炊きシリーズの基本スペックは同じとなっていますので、我が家にはどちらのご飯メニューが合っているかが選ぶポイントになりそうです。

雑穀米や冷凍ご飯の使用頻度が高いならNW-UT07が、やわらかご飯が必須の家庭や高機能の炊飯器を手頃な価格で求めたい人にはNW-US07がおすすめとなります。

ライフスタイルによってニーズが大きく変わりそうな両アイテムなので、じっくり検討してみてくださいね。

象印炎舞炊きが気になっている人や、NW-UT07とNW-US07を比較検討している人の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼NW-UT07

▼NW-US07