バッファローのおもいでばこPD-1000Sシリーズ4機種(PD-1000S・PD-1000S-L・PD-1000S-V・PD-1000S-LV)ではどれがおすすめか、それぞれの違いを比較してみました。
バッファローの大容量ハードディスク「おもいでばこ」は、家族の写真や動画を保存して、いつでもテレビなどで見ることができる便利なツールです。
スマホやデジカメで写真をたくさん撮ったはいいけれど、保存場所がバラバラだったりして探すのも一苦労だったりしますが、そんな悩みも解消してくれるのが「おもいでばこ」です。
おもいでばこは品番が色々と枝分かれしていて、どれがどんなスペックなのか、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
結論としては、2TBの大容量タイプをおすすめしたいところです。
が、データを安全に守るという意味ではVideoHDDが搭載されているのも魅力なので
「写真や動画をどれだけ保存したいか?」
が鍵になると思います。
この記事では、バッファローおもいでばこPD-1000Sシリーズそれぞれの特徴や違いを詳しく紹介していきたいと思います。
▼PD-1000S
▼PD-1000S-L
▼PD-1000S-V
▼PD-1000S-LV
おもいでばこPD-1000Sシリーズの違いを比較
おもいでばこPD-1000Sシリーズは、品番の末尾が何パターンかに分かれていて一見わかりづらいですよね。
詳しい違いについてバッファローさんに電話で問い合わせてみましたので、その回答を受けて品番ごとに整理していきますね。
PD-1000S
こちらはスタンダードモデルになり、容量は1TBで、保証期間は1年となります。
PD-1000S-L
末尾Lは容量が2TBと倍に増えて、保証期間は同じく1年です。
PD-1000S-V
末尾にVが付く品番は、VideoHDDが搭載されており、耐久性が高くなっているのに加えて保証期間も三年と長くなっています。
要領は1TBです。
PD-1000S-LV
こちらの品番は、末尾にLとVの両方が付いており、容量は2TB、VideoHDD+保証期間は三年になるので、最もハイスペックといえます。
つまり、Lが付くと容量が2TBとなり、Vが付くとVideoHDD+三年保証となります。
品番の末尾でスペックが分かれていますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
ちなみに、「PD-1000S-LV/D」や「PD-1000S-LV/N」といったように末尾にスラッシュ+アルファベットが付いていた場合は、店舗や通販会社の違いだけで、製品そのものは全く同じとのことです。
それぞれの価格
上記4品番の価格を、価格.comで確認してみました(2022年5月6日現在のネット最安値)。
- PD-1000S:28,980円
- PD-1000S-L:39,980円
- PD-1000S-V:33,980円
- PD-1000S-LV:情報なし(Amazonでは63,500円)
最新の最安値は上記の通りでした。
バッファローさんの公式サイトによると、世界的な半導体不足の影響で在庫が無くなっているとのことですので、また状況が変わり次第アップデートされると思われます。
価格の差については、容量の差とVideoHDDの有無、保証期間の長さによります。
ここでは価格.comさんでの最安値を載せていますが、価格は日々変動しますので、常に最新の情報をチェックしてくださいね。
▼PD-1000S
▼PD-1000S-L
▼PD-1000S-V
▼PD-1000S-LV
おもいでばこPD-1000Sシリーズの違いを表で比較
おもいでばこPD-1000Sシリーズの違いを表にしてみました。
PD-1000S | PD-1000S-L | PD-1000S-V | PD-1000S-LV | |
容量 | 1TB | 2TB | 1TB | 2TB |
保証期間 | 1年 | 2年 | 3年 | 3年 |
VideoHDD搭載 | × | × | ○ | ○ |
価格 2022年5月時点 |
28,980円 | 39,980円 | 33,980円 | 63,500円 |
簡単にまとめると…
- Lが付くと、2TB
- Vが付くと、耐久性が高くなるVideoHDDというものが内蔵されている上に、三年保証がつく
- 末尾スラッシュの後ろは販売ルートの違いで、スラッシュの前が同じなら商品は同じ
となっています。
▼PD-1000S
▼PD-1000S-L
▼PD-1000S-V
▼PD-1000S-LV
おもいでばこPD-1000Sシリーズはどれがおすすめ?
バッファローおもいでばこを選ぶ際には、どの点を重視するかがポイントになります。
価格を重視したい人
手に取りやすい価格で求めたいという人には、スタンダードモデルのPD-1000S(以下末尾のみ表示)が最もお手頃だと思います。
「S」と「S-V」は容量が1TBなので、保存する写真や動画が1TBで収まりきれる見込みであれば価格の安い方がおすすめと言えます。
とはいえ、これからどのくらい写真や動画が増えてくるかはわかりませんので、まだお子さんが小さい場合は後々足りなくなる可能性を考えておいた方が良いかも知れません。
個人的には多少価格が高くとも、VideoHDDが搭載されている「S-V」のほうがドライブの耐久性が保たれ、万が一のデータ消失のリスクを下げることにも繋がるのでおすすめしたいです。
容量を重視したい人
まだお子さんが小さく、これからどんどん撮っていくという人や、過去に撮った写真や動画の容量が既に大きいという人には2TB保存できる「S-L」、または「S-LV」がおすすめです。
価格は少し張りますが、学校行事やイベントの度に写真と動画を撮りますし、家族の思い出はどんどん増えていきますので、容量が多い方が安心です。
とはいえ1TBでもかなりの容量ではあるので、すぐに一杯になってしまうことはありません。
尚、三年保証が付いているのは「S-V」と「S-LV」の2つです。
▼PD-1000S
▼PD-1000S-L
▼PD-1000S-V
▼PD-1000S-LV
おもいでばこPD-1000Sシリーズ共通の特徴
バッファローのおもいでばこPD-1000Sシリーズに共通する特徴は、以下の通りです。
大量の写真や動画を保存
バッファローおもいでばこは、スマホやデジカメ、ビデオカメラで撮った写真や動画を大量に保存し、一括管理することが可能です。
保存したものはテレビの大画面でも、パソコン、タブレット、スマホでも見ることができるので、家族のアルバムを手元に置いて、いつでも好きな時に開けるような感覚です。
容量は1TBまたは2TBという大容量なので、お子様の誕生から成長ごとに撮りためた写真も全て一括保存・管理ができます。
家族旅行や運動会の写真など、パパもママも、はたまたジジババもそれぞれに撮っていたりすると、写真をまとめるのも一苦労ですよね。
バラバラに撮った写真をPCでフォルダごとに分けて整理する作業は、時間も手間もかかり、そのうちどんどん溜まっていってしまいそうですが、そんな悩みも一発解消です。
過去の写真も取り込める
昔のデジカメで撮ったデータも、ビデオカメラで撮ったデータも、古いガラケーで撮った写真の入ったSDカードからも取り込めるので、デジタル媒体であれば過去の写真やムービーもまとめることができます。
特にガラケー時代のデータは懐かしさも倍増ですし、今の環境では読み込めなくて諦めてしまった……なんてこともあるかも知れません。
おもいでばこなら、SDカードをそのまま挿し込むだけなので、懐かしい写真が簡単に甦ってきますし、時系列も整理してくれるので手間要らずです。
いわば家族みんなの歴史が詰まった宝箱ですし、いつかお子さんが結婚する時にフォトブックを作ってプレゼントしたり、スライドショーにしたりするのも素敵ですよね。
Wi-Fi内蔵・操作は簡単!
おもいでばこにはWi-Fiが内蔵されているので、インターネット回線も必要ありません。
もちろん通信費を気にすることなくどんどん保存することができます。
取り込む操作も「とりこみボタン」を押すだけなので、何年も前のものから最近撮ったものまで全てまとめられます。
操作はとても簡単なので、写真が増えたらその都度保存しておくと、万が一のスマホ水没などでデータ消失することも防げます(経験者です……)。
▼PD-1000S
▼PD-1000S-L
▼PD-1000S-V
▼PD-1000S-LV
おもいでばこPD-1000Sシリーズの違いを比較まとめ
バッファローのおもいでばこPD-1000Sシリーズの違いを比較してきました。
PD-1000Sシリーズは品番が多数あり、どれを選んだらいいのか迷う人も多いかも知れません。
末尾に「L」が付いているものは容量が2TB、末尾に「V」が付いているものはVideoHDD搭載+三年保証となりますので、見分ける目印になります。
容量については手持ちの写真や動画、お子様の年齢や家族の生活スタイルによってもニーズが変わってくると思いますので、じっくり検討した上で選んでいただければと思います。
個人的には、これまで違う端末でバラバラに保存されていた写真たちが1ヶ所にまとめられていつでも見られるのがとても魅力的に感じます。
おもいでばこを購入検討されている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼PD-1000S
▼PD-1000S-L
▼PD-1000S-V
▼PD-1000S-LV