アイリスオーヤマ掃除機の違いを比較!SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの違いは?
アイリスオーヤマのスティック掃除機は軽量で使い勝手の良さから人気になっていますが、品番が細かく分かれていて「どこがどう違うの?」と迷ってしまいますよね。
ほぼ同スペックのSCD-181P、SCD-182P、SCD-183P、SCD-184Pについて違いを調べたところ、機能や特徴については同じですが、カラーやヘッド、充電スタンドの有無など小さな違いがありました。
ちなみに、SCD-181PはSCD-183Pに品番と仕様が変更になっています。
SCD-182Pは楽天での取り扱い価格が高めになっていますが、カラーリングがおしゃれで「見せる家電」にもなりそうです。
SCD-184Pのみ充電スタンドが付いているので、収納にも困りません。
本文では、アイリスオーヤマスティック掃除機4モデルの違いを比較しながら、どれがどんな人におすすめかも併せて紹介していきます。
▼SCD-181P
▼SCD-182P
▼SCD-183P
▼SCD-184P
SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの違いを比較
アイリスオーヤマのスティック掃除機SCD-181P、SCD-182P、SCD-183P、SCD-184Pの違いを比較していきます。
商品リニューアルでの品番変更
こちらの4モデルは非常に似ていますが、SCD-181PとSCD-183Pについては、商品リニューアルによって品番が変更になったようです。
つまりSCD-181Pは旧アイテムということになりますが、リニューアルした点は「製品寸法」「ヘッドのデザインとブラシの外しやすさ」でした。
SCD-181Pのサイズは幅22.4cm×奥行24.5cm×高さ104.5cmでしたが、SCD-183Pでは幅23.5cm×奥行22cm×高さ103.5cmと全体的に少し小さくなっています。
高さ1cmの違いというとそれほどでもないように思えますが、背の低い女性ではこの1cmが大きかったりします。
ヘッドのデザインについては各モデルで少しずつ違いがあるので、次の項で触れていきますね。
ヘッドのデザイン
SCD-181Pではヘッド上部がシースルーになっていてブラシの色も完全に透けて見えます。
ブラシに髪の毛などが絡んでいるのが分かりやすいというメリットはありますが、少々生活感があるような気もします。
SCD-182Pはデザイン性に特化したモデルで、ブラシ部分は完全に見えません。
SCD-183PとSCD-184Pは完全シースルーではなく、見えるけれど完璧に透けてはいないといった感じで、それほど生活感はありません。
カラーの違い
カラーの違いは以下の通りです。
- SCD-181P:ブラック、ホワイト
- SCD-182P:アッシュナンバーとホワイトナンバー
- SCD-183P:ブラック、ホワイト
- SCD-184P:ブラック
SCD-181PとSCD-183Pはリニューアル時にカラー変更はなく、同じカラーバリエーションです。
SCD-182Pは同じ黒系&白系の組み合わせではありますが、マットな色合いになっていて非常にスタイリッシュです。
モノトーンのお部屋はもちろん、木目のあるお部屋にも馴染みやすい色合いになっています。
SCD-184Pはブラック1色展開になっています。
機能が同じ4モデルなので、色で選ぶのも大いに有りですね♪
サイズの違い
サイズの違いですが、SCD-181PからSCD-183Pに変わった時点でサイズ変更となっています。
- SCD-181P&182P:幅22.4cm×奥行24.5cm×高さ104.5cm
- SCD-183P&184P:幅23.5cm×奥行22cm×高さ103.5cm
新しくなるにつれて少し小さめになっていますね。
ブラシが簡単に外せるかどうか
お手入れの時にブラシが簡単に外せないとストレスになってしまい、ついついお手入れも疎かになりかねません。
SCD-181PとSCD-182Pではブラシカバーを外す際にコインなどでネジを回す必要がありますが、SCD-183PとSCD-184Pではその点が改善されて、ツメ部分を押し下げれば簡単にカバーが取れます。
お手入れしようと思った時にコインなどを用意しなくても、ワンタッチで外せるのは大きな改善点ですよね。
スタンドの有無
充電スタンドが付いているのはSCD-184Pのみです。
他の3モデルは滑り止めゴム付きで、壁に立て掛けて収納するタイプです。
いずれも「見せる収納」として問題ない外観ではありますが、立て掛けておくだけだと少し不安な時にスタンドがあると便利ですよね。
価格について
価格については、楽天で調べたところ非常に変動が激しく、しかも各ショップや機種ごとにかなりばらつきがあります。
2023年11月7日現在でのそれぞれの価格は以下の通りです。
- SCD-181P:10,413円
- SCD-182P:16.800円
- SCD-183P:9,980円
- SCD-184P:14,080円
新旧やスペック関係なく価格がばらついていて、旧モデルのSCD-181Pより新モデルのSCD-183Pが低価格になっていたりもする状態ですので、購入を考えている方はこまめに最新情報をチェックすることをおすすめします。
▼SCD-181P
▼SCD-182P
▼SCD-183P
▼SCD-184P
SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの違いを表で比較
SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの違いを表で比較してみました。
特徴 | SCD-181P | SCD-182P | SCD-183P | SCD-184P |
---|---|---|---|---|
商品リニューアルでの品番変更 | あり | なし | あり | なし |
ヘッドのデザイン | シースルー | 非透明 | シースルー | 非透明 |
カラーの違い | ブラック、ホワイト | アッシュナンバーとホワイトナンバー | ブラック、ホワイト | ブラック |
サイズの違い | 幅22.4cm×奥行24.5cm×高さ104.5cm | 幅22.4cm×奥行24.5cm×高さ104.5cm | 幅23.5cm×奥行22cm×高さ103.5cm | 幅23.5cm×奥行22cm×高さ103.5cm |
ブラシが簡単に外せるかどうか | コインでネジを回す必要あり | コインでネジを回す必要あり | ツメ部分を押し下げて簡単に外せる | ツメ部分を押し下げて簡単に外せる |
スタンドの有無 | なし | なし | なし | あり |
価格 | 10,413円 | 20,229円 | 9,980円 | 14,080円 |
SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184どれがおすすめ?
アイリスオーヤマスティック掃除機4モデルの違いを比較してきましたが、どれがどんな人におすすめかまとめてみました。
SCD-181Pがおすすめの人
こちらは旧モデルで、SCD-183Pへのリニューアル済みですので、特に強くおすすめする点はないようです。
強いていえばブラシの状態が見やすいので、髪の毛やペットの毛が絡み付くことの多いご家庭ではメンテナンスのタイミングが見える化されやすいといったところです。
SCD-182Pがおすすめの人
- マットな色合いが良いという人
SCD-182Pは他モデルと同様にブラック系とホワイト系のカラーですが、マットな風合いになっているので、より見た目重視の人におすすめです。
インテリアにも合わせやすいので、リビングに立て掛けておいてもおしゃれですよね。
SCD-183Pがおすすめの人
- サイズダウンが嬉しいという人
- ブラシのメンテがしやすい方が良い人
SCD-183Pにリニューアルされた点は「サイズ」と「ヘッドのデザイン及びブラシの外しやすさ」です。
「気持ちもう少し小さい方がいい」とか「ブラシが外しやすいといい」といった需要にマッチしていれば間違いなくおすすめしたいモデルです。
SCD-184Pがおすすめの人
- サイズダウンが嬉しいという人
- ブラシのメンテがしやすい方が良い人
- 充電スタンドが欲しい人
183Pのメリットに加えて、184Pでは充電スタンドが大きなポイントになります。
他の違いはともかく、充電スタンド必須という人にはSCD-184P一択になりますね。
尚、今回は価格の変動が激しいので「価格面でどれを選ぶか」については割愛させていただきました。
▼SCD-181P
▼SCD-182P
▼SCD-183P
▼SCD-184P
SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの共通の機能や特徴
アイリスオーヤマのスティック掃除機SCD-181P、SCD-182P、SCD-183P、SCD-184Pに共通する機能や特徴について紹介していきます。
自走式軽量パワーヘッド
ヘッド部分は力を入れなくてもすいすい軽く進む自走式なので、お掃除がとても楽です。
小回りの利くヘッドなので、ベッドやローテーブルの下など、入り込みづらい家具の下もしっかりきれいにお掃除できます。
吸引力について
吸引力については商品リニューアルによる変更もなく、全て同じになります。
パワーブラシですっきりお掃除
ヘッド部分のブラシは回転しながらゴミをかき出すので、カーペットや絨毯の奥に潜んだハウスダストやホコリ、砂などもしっかり吸い上げてくれます。
ダストピックアップ率は約99%で、こちらはJIS9802(日本産業規格の家庭用電気掃除機の性能測定方法)に沿った実験の結果です。
硬い床からの塵埃(じんあい)除去能力を示したもので、実際に数字で結果が出ていると信頼感が増しますよね。
ハンディにもなる2WAY
4モデルいずれも、スティックとハンディの2WAYで使うことができます。
通常のお掃除はスティックで、車のシートやソファやマットレスにはハンディといったように1台で使い分けが可能です。
すき間ノズルが付属品として付いているので、サッシに溜まった砂や家具の裏側などのお掃除に便利です。
サイクロン式で吸引力が続く
アイリスオーヤマのSCD4モデルはいずれもサイクロン式で、ゴミと空気を竜巻のように巻き上げて吸い込みます。
ゴミと空気を分離させるので、空気の通る道を塞ぐことがなく、吸引力が持続します。
ダストピックアップ率と同様に実験をした結果、風量の持続率は99%となっています。
準HEPAフィルター
フィルターには「準HEPAフィルター」を採用しています。
ハイスペックモデルの掃除機や空気清浄機には「HEPAフィルター」が採用されているものをよく見ますが「準」がつくと性能が落ちるのでは?と思われるかも知れません。
HEPAフィルターと準HEPAフィルターの違いを、粒子捕集率(ゴミをキャッチできる能力)について一旦まとめます。
- HEPAフィルター:0.3㎛の粒子に対して99.97%の捕集率
- 準HEPAフィルター:0.3㎛の粒子に対して95~99%の捕集率
0.3㎛(マイクロメートル)とは、0.0003mmというとてつもない微細な粒子です。
もちろん目に見えないミクロの粒子なので、それを少なくとも95%以上捕集すると考えると非常に優秀なフィルターであるのは間違いありません。
軽量でスリムなボディ
いずれのモデルも軽量で、非常に使いやすいフォルムになっています。
ホースとヘッドを装着した状態での総重量が約1.5㎏なので、持ち歩いても重くありません。
全体を見てもスリムで無駄のないフォルムになっているので、使わない時は見える状態での収納にも向いています。
着脱式バッテリー
バッテリーは簡単に取り外し&取り付けができます。
フタ部分をスライドするだけで簡単にバッテリーが取り外しできるので、何ら難しいことはありません。
連続稼働できるのは約27分で、フル充電までに4時間を要する点も共通しています。
バッテリーはPSEマーク付きで、過充電保護&過剰電圧防止仕様となっているので、バッテリーへの負荷や過剰な電圧も防いでくれて安心して使用できます。
お手入れカンタン
いずれのモデルもお手入れはとっても簡単です。
普段のゴミ捨てはフタを開けてゴミ箱へポイ、フィルターに付いたゴミは付属のクリー人ブラシでかき出します。
ダストカップも回転ブラシも取り外して水洗いが可能で、常に清潔に保てますし、定期的に洗うことで吸引力も持続しやすくなります。
▼SCD-181P
▼SCD-182P
▼SCD-183P
▼SCD-184P
SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの違いを比較まとめ
アイリスオーヤマのスティック掃除機、SCD-181PとSCD-182PとSCD-183PとSCD-184Pの違いを比較し、どれがどんな人におすすめかもまとめてきました。
商品リニューアルを含む4品番で迷ってしまいそうですが、結論から言うとスペックは同じです。
SCD-181PはSCD-183Pにリニューアルされ、サイズが少し小さくなったのと、ヘッドのデザインが変わり、 ブラシの着脱が楽になった点が変わりました。
SCD-182PはSCD-181Pとサイズやブラシ着脱については同様ですが、デザイン性重視となって、色合いがマットになりブラシ部分が外から見えないようになっています。
SCD-184PはSCD-183Pに充電スタンドが付き、カラーがブラック1色になりました。
機能面については全モデル同じでしたが、上記のように小さな違いがありました。
色で選ぶか、メンテのしやすさで選ぶか、充電スタンドの有無で選ぶかで需要が分かれてきそうですね。
アイリスオーヤマのスティック掃除機4モデルの違いを調べている人、どれを購入するかで迷われている人の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼SCD-181P
▼SCD-182P
▼SCD-183P
▼SCD-184P