DEEBOTとEufyのロボット掃除機を比較!どっちがおすすめ?
通販サイトでも人気のロボット掃除機ブランド、エコバックスのDEEBOT(ディーボット)とアンカーのEufy(ユーフィー)を比較していきたいと思います。
人気の2モデル、DEEBOTの「N8 Pro」、アンカーの「Eufy x8 hybrid」を比較したところ、大きな違いは以下の通りです。
- 吸引力の違い
- 物体回避性能はDEEBOTが優秀
- Eufyはカーペットで吸引力UP
- 連続稼働時間はEufyが長い
- サイズ感、価格の違い
メーカーが違うので全てを単純比較することはできませんが、本文ではエコバックスのDEEBOT N8 Proと、アンカーのEufy x8 hybridのより細かな違いについても触れていきますね。
また、どんな方にどちらがおすすめかもあわせて紹介していきます。
▼エコバックスDEEBOT N8 Pro
▼アンカーEufy x8 hybrid
DEEBOTのエコバックス社とeufyのアンカー社の違いを比較
まずは、DEEBOTのエコバックス社とEufyのアンカー社について違いを比較しながら紹介していきます。
- いずれも中国企業、日本法人あり
- エコバックスはロボットメーカー、アンカーはモバイルバッテリーで有名
- エコバックスは50もの国と地域で、アンカーは100ヶ国以上で展開
ECOVACS(エコバックス)社
エコバックス社は1998年に中国で設立された家庭用ロボットメーカーです。
中国企業ということで、品質やサポートなどどうなんだろう?と疑問を持つかも知れません。
公式サイトを見たところ、エコバックス社は国内外から100名以上の研究開発チームを集めていて、毎年20以上の新しいロボット製品を開発しているそうです。
345の登録商標と1000以上もの特許を取得し、さらに利益の半分を研究開発費に充てているほど、研究に力を注いでいる企業です。
現在は日本、ドイツ、アメリカに子会社があり、世界50もの国と地域でロボット製品を販売しています。
修理は日本国内にある修理センターで行われるので素早く対応してくれそうです。
Anker(アンカー)社
アンカー社は、ロボット掃除機よりもむしろモバイルバッテリーやPC周辺機器で馴染みがある方が多いのではないでしょうか。
アンカーのモバイルバッテリーやポータブル電源など充電器製品は、アメリカ、日本、ヨーロッパのEC市場でトップクラスの販売実績を持ち、世界100ヶ国以上で展開されています。
元々はGoogleの社員だった方によって2011年に設立された中国メーカーの家電部門です。
中国企業ということで割り引いて考えてしまう方もいるかも知れませんが、上記の通り実績も確かで、日本法人もあることから品質やサポートも万全という印象です。
イオンモールやららぽーとなど大型のショッピングセンターにも出店しており、川崎フロンターレのオフィシャルパートナーに就任していることからも、信頼できる大企業といって差し支えないでしょう。
▼エコバックスDEEBOT N8 Pro
▼アンカーEufy x8 hybrid
DEEBOT N8Proとeufy x8 hybridの違いを比較
エコバックス「DEEBOT N8 Pro」、アンカー「Eufy x8 hybrid」の違いを比較していきます。
吸引力について
掃除機で最も重要視するのは吸引力、つまりゴミを床面から浮かせる力ですが、DEEBOT N8 Proはエコバックス公式サイトによると2600Paとのことでした。
一方のEufy x8 hybridは2000Paのタービンが2つ付いており、単純に計算して2000×2=4000Paと言っていいのかは迷うところですが、いずれにしても満足のいく吸引力であることは間違いないですね。
ちなみに、両モデルとも吸引+水拭きの2in1タイプですが、DEEBOT N8 Proの方は水拭きによる細菌除去率99.26%を謳っています。
物体回避性能について
DEEBOT N8 Proは、3D物体回避(True Detect TM)テクノロジーを採用しています。
物体の高さや形状を立体的に正確に把握するので、床のコードに絡まったり、家具に衝突したりということも防止します。
Eufy x8 hybridでは物体回避性能について記載がされていなかったので、障害物を回避する点についてはDEEBOTが優れているといえますね。
それぞれのマッピング機能
DEEBOT N8 Pro、Eufy x8 hybrid共にマッピング機能があります。
DEEBOTの方はTrueMappingシステムを搭載していますが、これは車の自動運転システムにも採用されている光学式D-ToF技術を応用しています。
「ToF」とは「Time of Flight」の略で、光が対象物で反射して戻ってくる時間を計測することで物体との距離を測ることです(ざっくりした説明ですが)。
そのため、360°にわたって間取りや家具の配置を把握し、複雑な作りのお部屋でも正確なマッピングが可能です。
Eufyのマッピングは独自のipathレーザーナビゲーションを採用しています。
レーザーを射出することで部屋の間取りを認識し、リアルタイムでマッピングを行ないます。
比較すると、360°家具まで認識するDEEBOTのマッピング機能が一段上のような印象がありますよね。
ユーザーとの相性もありますし、単純にどちらが優れているかを判断することは難しいですが、それぞれ独自のマッピング機能があるので、購入の際の参考にしてくださいね。
▼エコバックスDEEBOT N8 Pro
▼アンカーEufy x8 hybrid
Eufyはカーペットで吸引力UP
Eufy x8 hybridには「Boost IQ」という機能があります。
これはアンカー独自の技術で、カーペットやラグなどに乗り上げると自動で吸引力を引き上げます。
それによりカーペットの奥に潜んだホコリやゴミをしっかり吸い上げます。
静音性の比較
掃除機の音はどうしても避けられませんが、できるだけ静かな方が良いですよね。
両モデルとも静音性を謳っていますが、DEEBOT N8 Proは58㏈、Eufy x8 hybridは55㏈とそれぞれ公式サイトに記載があります。
ほとんど同じような数値ですが、Eufyの55㏈は電子レンジと同等の音量なので、掃除機としてはかなり静かな方といえます。
充電時間と稼働時間
充電時間と稼働時間については少し差があります。
DEEBOT N8 Proは約6.5時間でフル充電になり、連続稼働時間は110分です。
一方のEufy x8 hybridは充電時間が4~5時間とDEEBOTに比べて短いのに、稼働時間は180分と大きく伸びています。
比較するとEufyの方が少ない充電時間で長く稼働できるようですね。
サイズ感について
DEEBOT N8 Proは直径35.3㎝×高さ9.36cmです。
対するEufy x8 hybridは直径34.5cm×高さ9.7cmなので、サイズ感には大差ありません。
価格について
コスパの良い2モデルなので、価格についての比較も気になるところですよね。
まずはDEEBOT N8 Proですが、この記事を書いている2022年11月12日現在では楽天のエコバックス公式サイトで45,100円でした。
実は3~4日ほど前に同じサイトを確認していたのですが、その時は65,000円だったので、キャンペーンなのか単に値下がりしたのか判断はつきませんが、今の時点では大きく値が下がっています。
Eufy x8 hybridは楽天のアンカー公式サイトで59,800円と、ここ数日の値動きはありません。
DEEBOTで大きく価格が変動したこともあり、今後も価格は上下する可能性がありますので、日々最新の価格をチェックすることをおすすめします。
その他、両モデルに共通する機能としては、アプリでお掃除を詳細に指示できる点と、音声アシスタントに対応している点などがあります。
▼エコバックスDEEBOT N8 Pro
▼アンカーEufy x8 hybrid
DEEBOT N8Proとeufy x8 hybridどっちがおすすめ?
DEEBOT N8 ProとEufy x8 hybridはそれぞれに優れた機能があり、どっちがおすすめか迷ってしまいますが、どんな人にどっちがおすすめかをまとめてみました。
DEEBOT N8 Proがおすすめの人
- 部屋に物が多い人
- 家具まで認識するマッピングを重視したい人
- 水拭きでしっかり除菌したい人
DEEBOT N8 Proは障害回避性能に優れているので、室内に物が多い人、コードやケーブルが多めの人にはストレスが少なそうです。
マッピングについても、家具まで認識してくれるのは便利ですよね。
また、水拭きでの除菌99.26%と数字で具体的に公表されているので、特に小さなお子さんのいるご家庭には安心ですね。
※価格については現状DEEBOTがかなり下がっているのでおすすめに挙げたいところですが、変動の可能性もあるためここでは割愛します。
Eufy x8 hybridがおすすめの人
- カーペットやじゅうたんの部屋が多めの人
- 稼働時間が長い方がいい人
- 少しでも静かな方がいいという人
Eufy x8 hybridはカーペットやじゅうたんに乗り上げると自動的に吸引力を上げてくれる「Boost IQ」が搭載されているので、カーペットが多めという人には嬉しい機能です。
DEEBOTに比べると充電は短く、稼働が長い点も見逃せないですよね。
静音性は僅かな違いではありますが、少しでも静かな方がいいという人には要注目ポイントですよね。
▼エコバックスDEEBOT N8 Pro
▼アンカーEufy x8 hybrid
DEEBOT N8Proとeufy x8 hybridの違いを比較まとめ
通販サイトでも人気の、水拭きもできるロボット掃除機2種、エコバックス「DEEBOT N8 Pro」、アンカー「Eufy x8 hybrid」の違いを比較しました。
いずれも中国の会社なので、一見不安があるかも知れませんが、企業のプロフィールや実績、日本法人もあることから信頼できるメーカーであることがわかりました。
DEEBOT N8 Proが優れている点は、水拭きで高い除菌力を謳っていること、障害物回避性能&マッピングがハイレベルであることです。
Eufy x8 hybridが優れている点は、カーペット上で自動パワーアップすること、充電が短く稼働時間が長いこと、わずかに静音性が高いことです。
価格の動きも非常に気になるところですよね。
ロボット掃除機は個々のライフスタイルによって選ぶ機種が違ってきますので、どちらが自分に合っているかじっくり検討していただければと思います。
水拭きできるロボット掃除機に興味がある方、エコバックス「DEEBOT N8 Pro」、アンカー「Eufy x8 hybrid」で迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼エコバックスDEEBOT N8 Pro
▼アンカーEufy x8 hybrid