我が家の4歳の娘は最近、太陽系惑星にハマっていて、宇宙に行きたくて仕方ありません。
BBCの子供向けアニメ「Planet Cosmo」の影響が大きいんですけど、なかなかの本気具合で、今のところ数ヶ月にわたって言い続けていて、諦めている気配がありません。
親としては、せっかく興味を持ったのなら、その分野を伸ばしてあげたいですし、良質な本を提供してあげたくなりますよね。
子供が宇宙に興味を持った娘のために、わたしが調べたことをまとめておきたいと思います。
我が家と同じく宇宙好きな子どもへのプレゼントに迷っている方の参考になったら嬉しいです。
宇宙や惑星好きな子供へのプレゼント おもちゃについて
宇宙、とりわけ太陽系を楽しめる子供用のグッズはないのかなと、探してみました。
太陽系
模型

こちらは自分で色を塗って組み立てるもの。
小学生くらいになったら楽しめそうです。
(我が家はちょっと早いかなと断念しました…)
モービル

太陽系がモービルになっているもので、太陽系に興味があるならおすすめです。
天然石

天然石で太陽系を現したセットです。
石好きさんにも喜ばれると思いますよ^^
クリスタル

クリスタルに3Dレーザー彫りで、太陽系惑星が描かれてます。
LED台座付きで、軽くタッチして6種類の点灯モードに切り替えができて、一色だけでなく、鮮やかなグラデーションで光らせることもできるので、子どももテンション上がりそうです♪
地球
LEDライト

ちょっと対象年齢が上かもしれませんけど、LEDライト内臓のアンティーク調の地球儀です。
間接照明にもなっておしゃれですよね。
地球儀

地球儀でもお手頃価格で親しみやすくて人気のアースボールです。
スマホをアースボールにかざすと、リアルタイムで変化する地球上の「雲」「雨」「気温」も見て楽しめます。
月

月の形をしたLEDライトもたくさん種類があって、お手頃価格のものもあります。
月に興味がある子へのプレゼントに良いかもしれませんよ。
プラネタリウム

夜空の景色、満点の夜空が好き、という子にはお家プラネタリウムが喜ばれます。
最近のお家プラネタリウムの機能は高機能です
10点灯モード&輝度調整機能、Bluetooth接続もできて、スマホ再生、USBメモリ再生もできちゃいます。
タイマーもリモコンもついていて至れり尽くせりです。
寝かしつけにもお役立ちかもしれませんよ^^
手作り
我が家は小麦ねんどや紙ねんどで作ったり、お絵かきで遊ぶということもたくさんしました。
年齢的にもちょうど良かったみたいで、お互い楽しめましたよ。
小麦ねんどや紙ねんど作るときは一緒に楽しめるし、本人が飽きたり、壊れたりして、破棄するにも親側の心証も悪くないので。
紙ねんどで作った方はしばらく愛用していましたが、本人が踏み潰してしまったり、案の定それほど長持ちはしませんでした。
それでも本人的には満足だったようです。
お絵かきも、絵具、クレヨン、色鉛筆、マーカー、様々な画材で、わたしが描いたり、本人が描いたり。
100均一
100均でも太陽系グッツを探しました。
ダイソーで暗闇で光る惑星たちを発見して、わたしの方が興奮して即購入しました。
これは嬉しそうに自分で太陽系の順番に並べて、寝室に飾りつけてました。
(天王星、海王星がないことは不服そうでしたが…)
粘着力が弱めですけど、家でどうにでも補強はできると思うので、惑星好きな子にはおすすめです。
宇宙や惑星好きな子に喜ばれた絵本とおすすめの動画
宇宙惑星好きな子におすすめなプレゼント 本
我が家はナナが惑星に興味を持ったのが分かってすぐに、まずは図鑑を用意しました。
写真が綺麗で、見やすく、読み応えもあったので、わたしの好みで我が家はLIVE派です。

元々のきっかけが「おつきさまのおさんぽ」という絵本だったので、その続編、「おつきさまのともだち」もお誕生日にプレゼントしました。


どちらの本にもおつきさまのお友達として太陽系惑星が出てきます。
あとは、太陽系惑星について、子供向けに出版されているこの辺りもおすすめです。


宇宙惑星好きな子におすすめの動画
動画で役立ったのはKids Learning Tubeというアメリカ(たぶん)の子ども用教育チャンネルの惑星シリーズです。
英語の歌で太陽系を紹介してくれる動画なので、英語も聞かせたいわたしには一石二鳥でした。
おかげさまで、太陽系惑星は英語でも日本語でも太陽から順に言えるようになりました。
(蛇足ですが、ナナはこのKids Learning tubeのおかげで人体にも目覚め、主な内臓器官は英語日本語どちらでも覚えました)
宇宙好きな子どもが夢見る宇宙飛行士になる条件
そして調べた、本当に宇宙飛行士になる条件。
宇宙というと思い浮かぶのはまずNASAとJAXAですよね。
こちらのSankei Bizの記事によるとNASAの条件は4つだそうです。
- 米国の市民権を有すること
- 工学、科学または数学の学士号を取得していること
- NASAの身体検査に合格すること
- 1000時間の飛行経験または3年間の「関連した徐々に責任の増す職業に従事した経験(大学院や教職も可)」
JAXAの方はというと、平成20年の募集要項に詳細がありました。
簡単にまとめると…
- 日本国籍
- 自然科学系大学を卒業
- 3年間の実務経験
- 社会人経験 宇宙飛行士としての訓練
- 宇宙飛行活動等に対応できる能力
- 訓練に必要な泳力
- 英語力
- 日本人の宇宙飛行士としてふさわしい教養
- 普通自動車免許
- 所属機関の推薦
これに加えて、長期間の海外勤務が可能であることや、身長体重などの医学的な条件や、協調性、適応性、情緒安定性、意志力等、心理学的特性が求められるようです。
まぁ、そりゃそうですよね、っていう難易度の高い条件がずらりと並んでました。
とりあえずナナには、「本当に宇宙に行くには、本当のロケットに乗らないといけない」「本当のロケットは宇宙飛行士にならないと乗せてもらえなくて、宇宙飛行士になるには、もっと大きくなって、英語が喋れて、浮き輪なしで泳げるようにならないといけないみたい」ということを説明してみましたが、もう少し夢を持たせつつ、夢を応援するような言い方がないものか、頭を悩ませています。
宇宙に携わる仕事
宇宙飛行士とは別に、宇宙に携わる仕事もありますよね。
わたしはどちらかというとこっちの方に興味があったので、NASAで仕事している日本人っているのかな、と、なんとなく調べてたどり着いた、感動の記事もここに残しておきたいと思います。
このnote、火星探査機キュリオシティに魅せられたご本人が、NASAの研究機関の一つであるJPLで働き始めるまでの経緯を紹介してくれているのですが、もう、大感動の涙でした。
なんでしょう…語彙力なさすぎて、感動をまとめ切れないですけど、宇宙飛行士にはなれなくても、こんな考え方や行動ができる子に育ってほしい…なんて思ってしまいました。
大丸さん…陰ながら応援しています…。
宇宙飛行士の母の話
そして、少し古いですが、東洋経済オンラインにはこんな記事もありました。
この記事を書いた記者さんの最後の言葉はごもっともだなぁと感じています。
好奇心の種をまくこと。その子だけの「芽」が出たらしっかり根をはり、風雨にも揺らがず育つように見守ること。そして親自身が、日々、楽しく、希望を持って生きることが大切
我が家の話 娘が考えた宇宙に行く方法
これは、本当に可愛いとしか言いようがないのですけど…。
「ママ、針と糸とちょうだい」
と、ナナがある日、急に言い出しました。
「針と糸で何するの?」と聞いたら、
「お洋服作るから、真っ白の布も出して」と言うのです。
「お洋服作るならミシンがないと。うちにはミシンないよ」と言うと、
「ミシン作って」と…。
ミシンから作るとは、なかなかな作業工程。
最初にわたしが連想したのは「わたしのワンピース」という絵本。
「さすがにミシンは作れないなぁ。何のお洋服作りたかったの?」
と念のため聞いてみると
「宇宙に行くからコスモみたいなお洋服作るの」
と言うのです。
なんと、我が娘がミシンで作ろうとしていたのは、「わたしのワンピース」的な可愛らしい真っ白なワンピースではなく、宇宙服だったのです。
宇宙服はミシンでは作れないし、そもそも素材が手に入るはずもないし、ミシンも作れないので、代替案を提案しました。
「今は真っ白な布もミシンもないけど、真っ白な紙とテープならあるから、それでコスモみたいな服作ってみる?」と。
渋々ながら了承されて、2人で紙を貼り合わせて作ったのですが、今度は
「ナナ宇宙に行きたいから、一緒にcardboardでロケット作ろう!」
と来ました。
これも最初は本人が中に座れれば良かろうと、捨てようと畳んでいた段ボールを再び組み立てて、紙で作った宇宙服を着たナナを中に座らせてあげました。
そして、発射音や効果音をつけて飛んでるフリを演出したのですが…
「ナナ、本当に行きたいから、お外行こう」
と言われてしまい、
段ボールロケットじゃ飛ばないことを言ってきかせたのですが、
「今、夜だし、晴れてるから、今じゃないと行けなくなっちゃう」
と泣くので、とりあえず外まで出て、再び段ボールに乗り込むと
「ろうそく7本持ってきて」と…。
どうやら、出発は晴れた日の夜でないといけなくて、ロケットのエンジンはろうそくで代用して飛べると思っているようでした。
宇宙のどこに行きたいのかを聞いてみると、太陽系惑星全部と、月を回って、地球に戻ってくる計画だそうです。
もう、どこから説明していいのやら、わたしの方が大混乱でした。
宇宙や惑星好きな子供へのおすすめ おわりに
ナナのいう「宇宙に行きたい」がどれほどのことなのか、今はまだ測りかねていますが、どうにかこうにか、夢は壊さず、現実との折り合いをつけつつ、本人の思いを大切にしていけたらなぁと思っています。
そして、その時々で抱いた夢に、全力で向かっていけるような子に育つよう、サポートできればなぁとつくづく思います。
その方法はまだ模索中ですけどね…。
そんなわけで親のわたしもなんやかんやと日々勉強中です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!