娘が初めて社会に触れる場所である幼稚園、決めるまでに色々と悩みました。
正直なところ、わたし、最初は幼稚園選びの決め手の決め方すら分かりませんでした。
今回はそんな我が家の幼稚園選びについて、振り返って記録しておきたいと思います。
一つの体験談として、これから幼稚園選びをする方の参考にして頂ければ嬉しいです。
幼稚園選びの第一歩 幼稚園のプレに通うかどうかを考える
一般的にプレへの参加は必須ではないとは思うのですけど、我が家の場合は娘のナナの性格上、当時お世話になっていた小児科の先生にも
「お母さんと一緒に通えるプレから参加させてあげて、慣らしてあげたほうがこの子には良さそうです」
などと言われていました。
わたしとしても、当時は場所見知り、人見知りが激しく、わたしと離れるのが難しかったナナにはそのほうが負担にならないだろうと思っていたので、近くのこども園のプレには参加し始めていました。
プレと言っても、月に1回親と参加できるお楽しみ会的な感じを基本に、ダンス発表会やお餅つき大会は未就学児も一緒に見学へどうぞ、といった具合で、割とのんびりでオープンな感じだったので気楽に参加していたんです。
ところが、娘が3歳になる前に急に夫が転勤となり、状況が一変しました。
引っ越し先が決まり次第、幼稚園探してプレに入れてもらわなきゃ!と大慌てでした。
幼稚園のプレは幼稚園によって様々
幼稚園のプレと一口に言っても、幼稚園によって「プレ」の位置づけが違います。
わたしはまずそこに混乱しました。
候補になりそうな幼稚園のプレ情報をホームページから収集して、読み取れない疑問点(プレが何種類かある幼稚園があったり、曜日が不明だったり、お値段が不明だったり)をまとめて幼稚園に電話で確認し始めたのですが、あまりに内容が違ったので、同じ「プレ」なのかどうか分からなかったんです。
- 月1回で無料で参加できるイベントを開催している程度の幼稚園
- 「うちを第一希望にして頂いてる家庭に参加してもらっているクラスです」と言い切り、参加費を徴収する幼稚園
- 毎週1回で幼稚園のルーチン作業も取り入れて、しっかりクラスとして運営され、面接もあり、月謝制の幼稚園
- プレ(指定された回数)に参加すると希望者多数の際に優遇する幼稚園
と言った感じで、本当に様々でした。
幼稚園の選び方をネットで検索
引っ越しを機に、選択肢が急に複数上がってきてしまったので、みんなどうやって選ぶんだろう、と、やはりわたしもご多分に漏れずGoogle先生に聞いてみました。
色々な方がまとめてくださっていますが、最終的には
「その子に合いそうと親が思えた園」とか
「ママ自身が合うと思った園」とか
「家の教育方針に合った園」とか…
結局ボヤッとしていて、ピンとくる感じがありませんでした。
合う合わないって、どうやって感じるのかすら分からなかったんです。
教育方針と言ったって、特別なことをしているわけじゃないので、各幼稚園の教育方針を読んだところで、うまく言語化してあるなぁと思うだけで、反感も持てなければ、特別どこかの園に強い共感を感じるわけでもなく…。
早くも親失格感と言いますか、敗北感すら感じました。
分からないことをしなければいけないって、結構な不安ですよね。
しかも子供の3年間を決めてしまうと思うと、余計負荷がかかってきます。
とはいえ、のんびりしていられません。
夫の知り合いから、バスもなく、坂の勾配が激しい場所なので自転車通園は非現実的と言われた園を排除して、実際に見学にいく順番を検討し始めました。
幼稚園見学に行ってみた その1
何を決め手にするかは考えあぐねていましたが、漠然と、
「何かあった時にすぐにわたしが迎えに行けるように、歩きか自転車で通える園がいい」
とは思っていたので、一番近い園から行ってみることにしました。
とはいえ、実はホームページが一番頼りなく、締め切られてしまった人気の園のホームページと比べると格段の差があり、その第一印象と、月謝がかかるという費用の2点で悩みました。
でも、
「月謝がかかるということは、それなりのことをしてくれるのかもしれない」
「とにかく動き出さないことには分からない!」
と思い直し、まずは思い切って「一番近い」という理由だけでこの幼稚園に行ってみることにしました。
これが、行ってみて正解でした。
やっぱり自分の目で見るのはものすごく大切だと感じました。
まず、ホームページで得た印象よりずっと綺麗で明るく、先生も子供たちも明るく楽しそうに遊んでいて、元気にあいさつしてくれました。
そして、クラスも、週一で月謝がかかるなりに、しっかりプログラムされていて、引っ越し前の幼稚園とは比べるべくもありませんでした。
クラスは10人程度と決められていて、その人数に対して先生が2人。
年少さんになった時に困らないように、という配慮もたくさん組み込まれていて、何より、担任の先生がとても好印象でした。
親であるわたしが一緒に通える状況から、母子分離を少しずつ開始して、幼稚園生活に慣れさせてあげたい、と思っていた我が家にはぴったりのプラグラムでした。
後編に続く
まとまりなくて、長くなってしまいました…!
一度ここで切って、後編に続きたいと思います。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!