レコルトRBK-1とシロカSHB-712はどっちがおすすめ?ホームベーカリー2機種を比較!
お家で焼き立てパンが楽しめるホームベーカリーですが、機能の充実と共にデザインもよりおしゃれになっていますよね。
気になっているけれど買うのは躊躇している、という人の多い家電の1つではないでしょうか。
色々な機種で悩まれている方も多いかと思いますが、レコルトRBK-1とシロカSHB-712、人気のホームベーカリー2機種を比較していきます。
別メーカー商品のため単純比較は難しいですが、主な違いはこちらになります。
- メニューの数
- 使える米粉の種類
- シロカは乳製品も作れる
- 出来上がりサイズが3種類から選べる
- サイズ感とカラー、デザイン
- 価格差
メニュー数についてはシロカの方が圧倒的に多く、自家製のフレッシュチーズやバターが作れるのは魅力ですよね。
ホームベーカリーにどこまでの機能を求めるかが選択のポイントになりそうですが、多機能のシロカの方が低価格という点に注目です。
本文では、レコルトRBK-1とシロカSHB-712の違いを比較しながら、どっちがどんな人におすすめかもまとめていきます。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
レコルトRBK-1とシロカSHB-712の違いを比較
レコルトRBK-1とシロカSHB-712の違いを一つずつ比較していきます。
メニューの数が違う
対応メニュー(モード)の数は、レコルトが12種類なのに対し、シロカはなんと29種類もあります。
共通しているのは食パン、早焼きパン、フランスパン風、全粒粉パン、米粉パン(グルテンなし)、こねる、発酵、焼く、パン生地、ピザ生地、うどん・パスタ生地(レコルトでは「こねる」)、もちつきです。
レコルトのみにあるメニューはアレンジ食パンですが、具材入りのパンはシロカでは「食パン」メニューで賄えています。
シロカのみに搭載されているのはこれだけの種類があります。
- 食パン(耳やわらかめ・かための区別)
- ソフトパン
- スウィートパン
- ライ麦パン
- 米粉パン(グルテンあり)
- 天然酵母生種おこし
- 天然酵母生地
- 天然酵母パン
- そば生地
- ケーキ
- ケークサレ
- ジャム
- 生キャラメル
- フレッシュバター
- ヨーグルト
- フレッシュチーズ(室温25℃以上)
- フレッシュチーズ(室温24℃以下)
同じ食パンでも、耳のやわらかさ/かたさが選べる他にソフトパンやスウィートパンといった豊富なメニューがあります。
レコルトでも全粒粉パンは作れるけれどシロカはライ麦パンも作れる、うどん生地はどっちも作れるけれどシロカはそば生地も作れるといったように「あと少し欲しい」分がカバーされている印象です。
シロカはメニュー数が多く、レコルトにはなかったメニューが豊富に設定されていますので、個別に詳しく紹介していきますね。
使える米粉の種類
レコルトRBK-1とシロカSHB-712、いずれも米粉を使ってパンを焼くことができますが、使える米粉も違っています。
レコルトはグルテンフリーの「ミズホチカラ」が推奨されていて、グルテンの含まれた米粉は使用できません。
一方、シロカはグルテンの有無にこだわらず米粉が使用できます。
異なる粉質の米粉が使える分、シロカの方が自由度という点でリードしています。
しかも、シロカはご飯からもパンが作れるので、残りご飯も有効活用できますね。
天然酵母パンが作れるかどうか
天然酵母のパンが作れるのも、シロカの強みです。
お家で天然酵母パンが作れたら素敵ですが、酵母の生種起こしでつまずいてしまう人も多いのではないでしょうか。
せっかくだから市販の酵母でなく自分で作りたいと思うところですが、気を付けていても衛生面が心配になってしまうということもあるかも知れません。
シロカSHB-712では天然酵母の生種起こしコースもあるので酵母起こしから生地作り、出来上がりまで安心してお任せできます。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
シロカは乳製品メニューが作れる
シロカは乳製品メニューも豊富にあります。
フレッシュバターやチーズがホームベーカリーで作れるってすごいですよね。
ヨーグルトや生キャラメルまで作れるので、パン作りがメインでない人からも需要がありそうです。
シロカはジャムやケーキも作れる
シロカではさらに、ジャムやケーキなどスイーツも作れます。
いちごやりんご、オレンジマーマレードも手間なしで作れますし、チーズケーキやフルーツの入ったケーキ、紅茶ケーキなどアレンジケーキも、さらにケークサレもできます。
パンもバターも、ヨーグルトもケーキも……朝食もおやつもこれ1台!という多機能ホームベーカリーです。
パンのサイズを選べるかどうか
レコルトはパンのサイズが1斤のみですが、シロカはパンのサイズを1斤、1.5斤、2斤から選べます。
レコルトは少人数で食べ切りサイズ、シロカは家族が多くても、食べ盛りのお子さんがいるご家庭でも一度で十分な量が作れます。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
サイズやデザイン、カラーの違い
サイズについては以下の通りです。
- レコルト:幅20.5cm×奥行き31cm×高さ27cm
- シロカ:幅26cm×奥行き36cm×高さ31cm
レコルトは驚くほどコンパクトで、パンのサイズが選べる分シロカの方がサイズは大きいです。
デザインはレコルトがスクウェアタイプで直線的なフォルムなのに対し、シロカは一般的なホームベーカリーといったデザインです。
シロカの方が多少の生活感は感じられますが、それでいて無駄のないシンプルなデザインです。
カラーはレコルトが「クリームホワイト」「グレー」の2種、シロカが「ブラウン」と「ホワイト」です。
レコルトのグレーは黒に近いダークグレー、シロカのブラウンは深みのあるダークブラウンの色調です。
価格について
楽天及び公式販売サイトでの価格は、レコルトRBK-1が19,800円、シロカSHB-712は14,960円とシロカの方が低価格となっています(2023年6月29日現在)。
これだけ多機能なのにシロカの方が5,000円近くも安いのは驚きですよね。
尚、価格は日々変動する可能性があるため、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
レコルトRBK-1とシロカSHB-712どっちがおすすめ?
レコルトRBK-1とシロカSHB-712の違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのかまとめていきます。
レコルトRBK-1がおすすめの人
- 置き場所を選ぶのでコンパクトな方がいい人
- スタイリッシュなデザインを求める人
- 基本のパンが作れれば良い人
レコルトRBK-1は幅が20cm余りと非常にコンパクトで、置き場所がネックになっている人 にはおすすめです。
スタイリッシュなデザインでキッチンを統一している人のこだわりにもピッタリです。
メニュー数についてはシロカに大きく水をあけられている形ですが、基本のパンが作れればいいという人なら、機能はシンプルであればあるほど良いですよね。
後になって「天然酵母が作れると良かった……」なんてならないために、自分のニーズはどこまでなのかを見極める必要がありそうです。
シロカSHB-712がおすすめの人
- 天然酵母パンなどいろいろなパンを作りたい人
- 乳製品などいろいろなメニューを試したい人
- 家族が多いので大きめのパンを作りたい人
- 予算を抑えたい人
ライ麦パンも天然酵母パンも作りたい!という人にはシロカ一択でおすすめです。
パンの耳の柔らかさも調整できて、米粉パンに使う米粉もグルテンの有無を問わないところも非常に使い勝手が良いですよね。
また、ケーキに乳製品と派生メニューが多く作れるのも魅力です。
本体はレコルトに比べると大きいですが、その分2斤までの大きさのパンが焼けるので、足りなくてもう一度焼く、といった手間も要りません。
比較してもこれだけの多機能で、さらに5,000円近くもシロカの方が安いというのも驚きですよね。
総合すると、デザインやサイズにこだわりがなければ、シロカの方がおすすめといえます。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
レコルトRBK-1とシロカSHB-712の共通の機能や特徴
レコルトRBK-1とシロカSHB-712に共通する特徴を紹介しますが、別メーカーの製品のため単純比較が難しい点もあることをご了承くださいね。
材料を入れてボタンを押すだけの簡単操作
レコルトRBK-1とシロカSHB-712のどちらも、材料を入れてメニューを選択し、ボタンを押すだけの簡単操作です。
こねる、発酵するといった工程も全て自動で行ってくれるので、出来上がりを待つだけです。
パンづくりはハードルが高い、と考えている人にも美味しいパンが作れますよ。
焼き色が3段階から選べる
両モデルとも、出来上がりの焼き色を3段階から選べます。
ソフトな方が良いなら「薄い」を、パリッと香ばしい方が良いなら「濃い」を選ぶこともできるので、家族の好みに合わせられます。
こねる、発酵、焼くが独立したメニューに
例えば食パンならこねる→発酵→焼く、までがセットになっていますが、それぞれの工程だけを使いたい場合もありますよね。
例えば「こねる」だけやってほしい時など、作るメニューによって使い方は自由自在ですね。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
もちつき機能がある
両モデルとも、もち米と水を入れればお餅が作れます。
お正月準備はもちろん、つきたてのやわらかいお餅できなこ餅も楽しめます。
フタに窓があって工程が見える
フタには小窓があって、パン作りの工程を見ることができます。
タイミングによっては水蒸気で曇って見づらいこともありそうですが、焼け具合が見れるのは楽しいですよね。
最大13時間のタイマー
レコルトもシロカも、最大13時間後までのタイマー設定が可能です。
寝る前にセットして、起きる頃にちょうど焼き上がるタイミングにすると、焼きたてのふっくらパンが朝から楽しめます。
マナーモード
朝、目覚ましアラームが鳴る直前にブザーが鳴ってしまうとがっかりしてしまいますが、レコルトもシロカもマナーモードがあるので、ブザー音を消すことが可能です。
ボタンの操作音も消せるので、タイマー設定時の操作音が気になる人にもおすすめです。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712
レコルトRBK-1とシロカSHB-712を比較まとめ
レコルトRBK-1とシロカSHB-712の違いを比較し、どっちがおすすめかをまとめました。
レコルトRBK-1は、基本のメニューがしっかり搭載されていて、コンパクトでスタイリッシュなデザインが特徴です。
対するシロカSHB-712はメニューの数が格段に多く、天然酵母パンやごはんパン、ジャムやケーキ、乳製品まで作れる多機能なタイプです。
2斤までパンのサイズが選べる分、サイズは少し大きいですが、意外にも価格はシロカの方が5,000円ほど安いことからも、シロカに軍配が上がりました。
いずれにしても、ホームベーカリーにどこまでの機能を求めるか、置き場所はどうかといった要素も重要ですよね。
ホームベーカリーを購入検討中の方、レコルトRBK-1とシロカSHB-712で迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼レコルトRBK-1
▼シロカSHB-712