Eufy Robovac L35とG40はどっちがおすすめ?違いを詳しく比較!
Anker(アンカー)のロボット掃除機ブランドから販売されている「Eufy Robovac L35 Hybrid+」と「G40 Hybrid+」の違いを比較していきます。
いずれも吸引と水拭きの2in1タイプ、しかも自動ゴミ収集機能が搭載されているにも関わらず驚きのコスパで人気になっています。
2モデルの主な違いは、以下の通りです。
- 吸引力の違い
- 吸引力を自動引き上げの有無
- G40はアレルギーケア認証
- ナビケーションとマッピング
- アプリでできることの違い
- チャイルドロックの有無
- 本体高さの違い
主な相違点をざっと書き出しただけでもこれだけ違うことがわかります。
違いだけでなく共通する特徴もたくさんあるので、どちらも便利な機能がたくさん搭載されているといえます。
本文では、Anker(アンカー)のロボット掃除機Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+の違いを比較し、どっちがどんな人におすすめかまとめていきます。
▼Eufy Robovac L35 Hybrid+
▼Eufy Robovac G40 Hybrid+
Eufy RoboVac L35とG40の違いを比較
Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+の違いを比較していきます。
吸引力の違い
最大吸引力は、L35が3200Pa、G40が2500Paなので、吸引のパワフルさについてはL35が大きくリードしています。
決してG40の吸引力が弱いということではなく、一般的なロボット掃除機の吸引力は2500Pa~3000Paといわれていますので、吸引力については全く問題ないといえます。
実際に両モデルの口コミでも、吸引力に満足しているという声が多く出ていましたよ。
G40は吸引力の自動引き上げ
吸引力は両モデルとも4段階で調節が可能ですが、G40にはAnkerの独自技術である「BoostIQ」が搭載されていて、カーペットなどに乗り上げると自動的に吸引力をアップさせます。
カーペットの毛足の奥に入り込んだ微細なチリも、自動的に吸引力を上げることによってしっかりと吸い込んでくれます。
G40はアレルギーケア認証取得
G40は、本体とダストバッグ、ゴミステーションの3つのフィルターを組み合わせることによって、ほこりやアレルゲンを99.9%ブロックします。
このアレルギーケア構造は国際認証を取得しており、室内の空気を汚さないのでアレルギーがあっても排気を気にせず安心して使えます。
ナビゲーション方式の違い
両モデルともナビゲーションシステムを搭載することによって、ランダム運転ではなく規則正しく効率の良いルートで清掃します。
- L35 Hybrid+:iPathレーザーナビゲーションシステム
- G40 Hybrid+:スマート・ダイナミック・ナビゲーション 2.0
L35はレーザーを射出することで間取りを認識し、G40は複数のセンサーを組み合わせることでお部屋に合わせて規則正しく走行します。
L35はマッピングを保存できる
ナビゲーションシステムでお部屋を認識するのは両モデルとも同じですが、生成したマップを保存できるのはL35のみです。
しかも3フロア分のマップを保存し記憶するので、アプリを使ってお掃除の指示を詳細に行うことが可能になります。
G40はお掃除結果をレポートするのは可能ですが、マップの保存機能はありません。
アプリでできることの違い
前の項に関連しますが、マップの生成と保存が可能かどうかによって、アプリでできることが変わってきます。
アプリを使ってできることは、それぞれ次の通りです。
L35 Hybrid+のアプリでできること
- お掃除開始・終了
- スケジュール設定
- 吸引力・水拭き水量設定
- お掃除エリア指定・進入禁止エリア設定
- スポット清掃(エリアを指定してピンポイント清掃)
- カスタマイズ清掃(部屋ごとのお掃除設定)
G40 Hybrid+のアプリでできること
- お掃除開始・終了
- 吸引力・水拭き水量設定
- お掃除レポート(経路確認)
- スポットモード(本体周辺を重点的に清掃)
- おやすみモード設定
マップが保存できる分、L35の方が部屋ごとにお掃除のカスタマイズができたり、スポット清掃の意味あいがちょっと違ってきたりしますよね。
仕事で不在がち、戸建てかワンフロアか、等といったライフスタイルによってどちらが便利に使いこなせるかが決まってきそうです。
チャイルドロックの有無
L35にはチャイルドロックが付いています。
小さいお子さんやペットが触れて誤作動や、万が一のケガなども防ぐことにもつながるので、あると安心の機能です。
乗り越えられる段差の違い
お部屋と廊下の境界やカーペットの縁など、ロボット掃除機が乗り越えられるかな?という段差は意外にあります。
L35は20mm(2cm)
G40は16mm(1.6cm)
と、4mmの差があります。
部屋ごとの段差が大きい、カーペットや絨毯の厚みがあるといった場合に考慮したいポイントですよね。
本体高さの違い
本体の直径はL35が35cm、G40が32.5cmとそれほど大きな違いはありませんが、高さに明らかな差があります。
本体の高さはL35が10cm、G40が7.3cmと、G40はかなりの薄型タイプになっています。
収納ラックやベッド、ソファーなど床面との隙間が狭い場合に難なく入っていけるか、事前に確かめておくとスムーズですよね。
ゴミ収集ステーションの形状
ゴミ収集ステーションの形状も違っています。
L35のステーションはすっきりとした円筒形なのに対し、G40は幅広の立方体です。
しかもG40はフタを開けるとアクセサリーを収納できるようになっていて、替えのダストバッグやモップパッドを入れておけるので、ちょっとした優しさが嬉しい…といった感じです。
価格について
Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+いずれも、多機能なのに価格が抑えられているコスパの良いモデルですが、アンカー公式販売サイトでは下記のように価格設定されています。
- L35 Hybrid+:69,990円
- G40 Hybrid+:59,990円
ちょうど10,000円の価格差になっていますので、どの機能が自分には必要かといったことを考えると、単純に価格差だけが決め手にはならないのかなあ、と個人的には思いました。
価格は2023年8月23日現在のもので今後変動する可能性もあるので、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。
▼Eufy Robovac L35 Hybrid+
▼Eufy Robovac G40 Hybrid+
Eufy RoboVac L35とG40の違いを表で比較
L35とG40の違いを表にしてみました。
機能 / 特徴 | L35 Hybrid+ | G40 Hybrid+ |
---|---|---|
吸引力 | 3200Pa | 2500Pa |
吸引力の自動引き上げ | なし | ありBoostIQ搭載 |
アレルギーケア認証取得 | なし | 99.9%ブロック |
ナビゲーション方式 | iPathレーザーナビ | スマート・ダイナ |
マップ保存機能 | あり | なし |
アプリでの機能 | ・お掃除開始・終了 ・スケジュール設定 ・吸引力・水拭き水量設定 ・お掃除エリア指定・進入禁止エリア設定 ・スポット清掃(エリアを指定してピンポイント清掃) ・カスタマイズ清掃(部屋ごとのお掃除設定) | ・お掃除開始・終了 ・吸引力・水拭き水量設定 ・お掃除レポート(経路確認) ・スポットモード(本体周辺を重点的に清掃) ・おやすみモード設定 |
チャイルドロック | あり | なし |
乗り越えられる段差 | 20mm | 16mm |
本体高さ | 10cm | 7.3cm |
ゴミ収集ステーション形状 | 円筒形 | 立方体 |
ステーションの追加機能 | なし | アクセサリー収納 |
価格 | 69,990円 | 59,990円 |
Eufy RoboVac L35とG40どっちがおすすめ?
Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+の違いを比較しましたが、似ているようでかなり違いがありましたよね。
どっちがどんな人におすすめかまとめてみました。
Eufy Robovac L35 Hybrid+がおすすめの人
- 吸引力が高い方がいい人
- マッピングを利用してお掃除をカスタマイズしたい人
- チャイルドロック機能が欲しい人
両者を比較した上で吸引力がまず大事、という人ならL35がおすすめです。
また、マッピングを3フロア分保存できて、しかもエリアごとにお掃除の細かなカスタマイズができるのはL35なので、アプリを使いこなしたい人ならL35一択ですね。
外出中に指示通り動いてくれるので、忙しく不在がちな人にもおすすめです。
チャイルドロックがあれば、お子さんやペットが動かしてしまったり、ぶつかってケガをする危険も回避できて安心感がありますよね。
Eufy Robovac G40 Hybrid+がおすすめの人
- アレルギーがある人や排気のきれいさにこだわりたい人
- 価格を抑えたシンプル機能が良い人
- 狭く低いところにも使いたい人
G40はアレルギーケア認証を受けていることもあり、きれいな排気にこだわっています。
花粉やハウスダスト等のアレルギーのある方や、掃除機の排気が気になるという人にも安心できる設計です。
G40はマップの保存機能はなく、アプリで細かくカスタマイズすることはできません。
それでもシンプル機能で良いという人には、価格も10,000円低いのでむしろお得といえます。
高さが7.3cmと小回りが利くところも見逃せないですよね。
いずれにしても、機能と価格差をライフスタイルと照らし合わせて、じっくり選んでくださいね♪
▼Eufy Robovac L35 Hybrid+
▼Eufy Robovac G40 Hybrid+
Eufy RoboVac L35とG40の共通の特徴
次に、Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+に共通する特徴を紹介していきます。
Eufyはアンカーのブランド?
Eufy(ユーフィ)は、実はモバイルバッテリーやポータブル電源、ケーブル等の世界的メーカーのAnker(アンカー)の掃除機ブランドです。
ブランド名だけ聞いてわからなくとも、母体が世界的メーカーということで商品への信頼感も大きいです。
Eufyはロボット掃除機だけではなく、スティック掃除機でも人気商品を続々と市場に送り出しています。
吸引と水拭きの2in1タイプ
L35 Hybrid+とG40 Hybrid+ともに、ゴミを吸い取る吸引清掃と水拭き清掃の2in1タイプです。
モップパッドを付け替えるだけで、面倒な雑巾がけから解放されるのはとっても便利ですよね。
自動ゴミ収集
掃除機にはゴミ捨て作業がつきまといますが、2ヶ月もゴミを捨てなくていいと聞いたら驚きますよね。
両モデルともステーションでのゴミ自動収集機能があるため、ゴミは自動で回収されてダストバッグに収納されます。
お掃除の環境にもよりますが、約2ヶ月分のゴミを収納できるのでお手入れも楽です。
ゴミを収集する時の音はそれなりに大きいですが、ゴミ収集の頻度を3段階に設定できるため、必ずしも毎回する必要がない点も嬉しいですよね。
ダストバッグは抗菌消臭加工がされているため、取替えの際も衛生的です。
吸引力と水拭き水量の設定
L35もG40も、吸引力は4段階に、水拭きの水量は3段階に調節できます。
床の材質や汚れの状況に応じて臨機応変に変えられます。
自動充電して自動で再開
両モデルとも、お掃除中にバッテリーが少なくなったら一時中断してステーションに戻り、自動で充電を開始します。
充電が完了したら、お掃除を中断していた場所に自動で戻って再開するので、何のフォローも必要ありません。
音声アシスタント対応
今やハイエンドクラスのロボット掃除機では当たり前ともいえるのが「音声アシスタント」機能です。
Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応しているので、話しかけるだけで操作ができる点も便利ですよね。
静音設計
L35もG40も静音設計で動作音が静かです。
静音モードでは、L35が52㏈、G40が55㏈と微妙な差はありますが、いずれも電子レンジと変わらない動作音なので、両モデルに共通した静音設計といえます。
夜間のお掃除やお子さんのお昼寝中など、音に気を遣う場面でも安心して使えます。
▼Eufy Robovac L35 Hybrid+
▼Eufy Robovac G40 Hybrid+
Eufy RoboVac L35とG40の違いを比較まとめ
Anker(アンカー)のロボット掃除機ブランドから、Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+について違いを比較してきました。
両モデルとも吸引と水拭きが1台で賄えるタイプな上に、自動でゴミを収集する機能があるというハイエンドモデルに匹敵するスペックにも関わらず、5万円~6万円台というコスパの良さです。
吸引力、マッピング、アプリの機能、チャイルドロックがある点などはL35が優れていますが、G40はアレルギーケア認証を受けている点、狭く低い場所にも難なく入り込める薄型設計など人に優しい設計です。
価格差は10,000円なので、どっちが自分の暮らしに合っているかをじっくり検討して選ばれることをおすすめします。
Eufy Robovac L35 Hybrid+とG40 Hybrid+で迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼Eufy Robovac L35 Hybrid+
▼Eufy Robovac G40 Hybrid+