さくら製作所ワインセラーSB22とSA22の違いを比較!ZERO CLASSとZERO Advanceおすすめは? | Nana's Momdays
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さくら製作所ワインセラーSB22とSA22の違いを比較!ZERO CLASSとZERO Advanceおすすめは?

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さくら製作所のワインセラーSB22とSA22の違いは?ZERO CLASSとZERO Advanceどっちがおすすめ?

ワインセラーの国内メーカー、さくら製作所の2モデル「SB22とSA22」について比較していきます。

SB22は「ZERO CLASS」シリーズで2017年6月発売、一方のsSA22は2019年3月に発売されていて、ZERO CLASSからさらに進んだ(=Advance)シリーズになっています。

ZERO CLASSからZERO Advanceになり、大きく変わった点は以下の通りです。

  • カラーバリエーション
  • 設定可能温度
  • 冷却機能
  • 扉の断熱性
  • 静音性
  • 消費電力

さくら製作所公式サイトの商品ページにも記載がありますが、ZERO CLASSに比較してZERO Advanceはあらゆる点で「進化した」性能となっています。

日本酒の保管にも適した0℃設定が可能なところや、UV性能にすぐれている点、コンパクトなのに22本収納が可能であること等は同じで、sSB22の良いところは引き継がれています。

なので、結論からお伝えすると、ZERO Advanceがおすすめです♪

本文では、さくら製作所のワインセラーSB22とSA22を比較しながら、どっちがどんな方におすすめか詳しく紹介していきたいと思います。

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▶︎ワインの保管について詳しく知りたい方はこちらの葡萄色通信(ワインを自宅で正しく保管するには?)がおすすめです♪(外部ブログに移動します)

さくら製作所sb22とsa22の違いを比較

さくら製作所のワインセラーSB22とSA22の違いを1つずつ比較していきます。

  • カラーバリエーションと外観
  • 設定可能温度の違い
  • 冷却能力
  • 扉の断熱性能
  • 静音性
  • 棚の仕様
  • サイズと重量
  • 消費電力
  • 価格について

カラーバリエーションと外観

SB22はブラック1色ですが、SA22はブラックとホワイトの2色展開です。

ワインセラーというと重厚な雰囲気の黒、というイメージが強いですが、SA22では白を採用することによって、よりインテリアの幅が広がるように思えますよね。

白をベースにしたキッチンや木製の家具、北欧デザインにもよく合いそうです。

温度表示の方式は、SB22がデジタル表示、SA22が液晶表示になっています。

ワインセラーはインテリア性の高い電化製品ではありますが、ZERO Advanceシリーズではトップガラスの美しさにこだわり、インテリアとの調和にこだわった外観になっています。

設定可能温度の違い

ZERO CLASS、ZERO Advanceシリーズ共に「0℃」からの設定温度が可能ですが、SB22は0℃~20℃なのに対し、SA22は0℃~22℃迄の設定ができます。

ワインの適温は、高級なフルボディ赤ワインでも18℃~20℃とされているので、上限20℃と22℃の違いがどうメリットになるのか?という疑問は残ります。

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冷却能力

さくら製作所公式商品サイトにSB22とSA22の比較表がありますが、SB22の冷却能力は「やや高い」なのに対し、SA22では「非常に高い」と記載されています。

具体的な数値化がされているということではないようですが、ZERO CLASSよりZERO Advanceが全てにおいて上回ることをコンセプトとして作られていることから、冷却能力は間違いなくSA22の方が優れていると言って良いでしょう。

セラーデフロスト制御

セラーでフロスト制御は、SB22に搭載された機能です。

低温で冷却した場合には配管に霜が付きますが、定期的に行われる霜取りの際にヒーターの温度と時間を制御することで、温度が上がり過ぎるのを防いで液体温度を安定させます。

SA22では冷却機能がアップした分、セラーデフロストと同等レベルになっていますので、いずれのモデルも日本酒の低温保管にすぐれています。

扉の断熱性能

SB22、SA22ともに扉は断熱性を重視した3重ガラスになっていて、建材にも用いられる遮熱用のLow-Eガラスを採用していますが、使われている箇所が異なります。

SB22では3重構造の真ん中に、SA22ではLow-Eガラスを2枚、しかも真ん中を挟んだ両側に使用しています。

SA22では外側を遮熱用に、内側を断熱用にLow-Eを配置することで、庫内冷気を逃さずに外気の熱をカットする効果が高くなっています。

さくら製作所のZEROシリーズの中でも最も断熱性の高い扉になっていて、SA22で冷却効果がアップしたというのは扉の構造からも裏付けられていますね。

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静音性

SB22の静音性は、コンプレッサーとファンモーターの運転音を、防音室にも使用される特殊な吸音材を付けることで軽減しています。

ファンモーターには国内メーカー製造のユニットを搭載し、静音化を実現しています。

SA22の静音性については、特許取得の「Slow and Stop Flow(スローアンドストップフロー)」技術で、駆動時の体感騒音を30%もダウンしています。

断熱力を高めることによって、冷気を循環させるファンを止める時間が発生し、結果的に運転時間の半分はコンプレッサーもファンも動かないことになります。

SA22では防音や吸音ではなく、音の発生自体を低減させています。

棚の仕様

ワインセラー庫内の棚は、SB22はシンプルなワイヤー棚、SA22は前面が木目になっていて柔らかさと高級感があります。

サイズと重量

SB22とSA22共にコンパクトながら22本の収納力があり、家庭用として非常に使いやすいサイズ感になっています。

  • sb22:幅380mm×奥行き527mm×高さ710mm、重量34kg
  • sa22:幅390mm×奥行き530mm×高さ720mm、重量33kg

サイズ的にはほんの少しSA22が大きいながら重さは軽めになっていますが、基本的には大きく変わらないといえます。

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消費電力と電気代

ワインセラーは常に電源を入れておくものですので、消費電力、ひいては電気代は気になりますよね。

ペルチェ式のワインセラーでは消費電力が一定しないため、年間消費電力量の表示義務はありませんが、コンプレッサー式の場合は表示義務があるため電気代が算出しやすくなっています。

それぞれの年間消費電力は以下の通りです。

  • SB22:144/146kWh/年
  • SA22:129/133kWh/年

電気料金単価31円で年間の電気料金を試算したところ、SB22が約4,500円、一方のSA22は約4,100円でした。

わずかながらsa22の方が消費電力が少なくなっていますね。

価格について

価格については、性能の違いがある分SB22に比べてSA22の方が高めではありますが、意外に大きな価格差ではありませんでした。

SB22はさくら製作所公式サイトでの定価が70,000円、価格.comの最安値では56,589円でした。

一方のSA22は公式サイトで71,800円、同じく価格.comの最安値は61,409円でした。

性能の違いと比べて、価格の差が小さいのはちょっと意外でした。

価格はこの記事を作成している2023年4月11日現在のもので、日々変動する可能性が高いため、常に最新の情報をチェックすることをおすすめします。

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さくら製作所SB22とSA22どっちがおすすめ?

さくら製作所のワインセラーSB22とSA22について違いを比較してきましたが、どっちがどんな人におすすめなのかまとめてみました。

SB22がおすすめの人

  • 少しでも価格が安いほうがいい人

ZERO CLASSに比較してZERO Advanceは全てにおいてアップデートされたシリーズになっているので、正直なところ価格でのメリットのみといえそうです。

とはいえ価格差は大きくないので、機能面と価格での折り合いが重要になるかと思います。

共通する特徴については後述しますが、SB22は家庭用小型ワインセラーとしては十分な機能を備えていることを添えておきますね。

SA22がおすすめの人

  • 冷却能力、断熱性を重視する人
  • 黒より白がいい、という人
  • 静音性を求める人
  • 電気代が少ない方がいい人

機能面では全てにおいてsa22が優れていますが、特に冷却能力や耐熱性、静音性重視の人にはおすすめのモデルです。

カラーバリエーションが2色あるのも、インテリアにこだわりたい人にはおすすめです。

ワインセラーは黒が多いイメージですが、お部屋のイメージが淡い色だとアクセントになるか浮いてしまうか悩むところですよね。

色を選べる、というのは大きなポイントです。

そして電気代高騰の折、消費電力がより低いというのは大きなメリットです。

全てにおいて機能がすぐれていて電気代も比較的低く、価格差が多くとも数千円ということで迷わずsa22をおすすめします。

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さくら製作所SB22とSA22共通の特徴

さくら製作所のワインセラー、SB22とSA22に共通する特徴を紹介していきます。

さくら製作所はどんなメーカー?

さくら製作所は東京都品川区に本社を置く、日本のワインセラーメーカーです。

設立は2014年と比較的新しいですが、日本の住環境と食文化に合わせたワインセラーを作ることをポリシーとしており、家庭用だけでなく飲食店にも多く採用されている人気ブランドです。

総合家電メーカーではなくワインセラー専門という点には、こだわりを感じますよね。

日本の高温多湿な気候、四季での温度の違いにも対応したラインナップが特徴です。

冷却方式はコンプレッサー式

SB22とSA22共に冷却方式はコンプレッサー式です。

コンプレッサー式はよくペルチェ式と比較されますが、安定した冷却ができるのがコンプレッサー式の最大の強みです。

コンプレッサー式のワインセラーは重量や体積が大きくなりやすく、小型化は難しいですが冷却機能や電気代の面で大きなメリットがあります。

コンプレッサー式は冷却するパワーが大きく、一度冷えてしまえばあとは温度をキープするための駆動となりますが、ペルチェ式の場合は常に駆動している状態です。

よく、購入金額はコンプレッサー式の方が高いといわれますが、長い目で見ると電気代の面でメリットが大きいのも確かです。

ちなみに、ペルチェ式は外気温に左右されやすいために年間消費電力量の記載義務がありませんが、コンプレッサー式では駆動が安定しているため年間の消費電力量が記載されているため、電気代の概算が容易にできます。

ワインの液体温度を一定に保つ技術

通常、ワインセラーの温度を設定すると、庫内の空気を冷やすイメージがありますよね。

SB22とSA22ともに、さくら製作所独自の冷却機構で、設定した温度と庫内のワインの液体温度が一致するような仕組みになっています。

温度は1℃ごとに設定できるので、ちょうど良い温度に冷やすことが可能です。

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0℃を保つ特許技術

さくら製作所が特許を取得した特許技術「Bank Shot Cooling Technology(バンクショットクーリングテクノロジー)」はワインの温度管理の為に開発されました。

せっかく細かく温度設定をしても、キープできなければ意味がありません。

冷気を絶妙なポイントに当てて、庫内全体に拡散することでの均一な温度管理を可能にした技術で、設定温度0℃でもしっかりキープします。

収納本数

両モデルとも、幅40cm未満、高さ70cm程度とコンパクトなのに、ワインのフルボトル22本とたっぷり収納できます。

セラー内部の両サイドの壁はボトルに合わせた丸みが作られていてフィットさせることで広く使うことができます。

庫内の配置を変えれば、一升瓶も5本入るので日本酒好きの方にもぴったりです。

扉のUVカット率は99%以上

両モデルとも扉ガラスは3重ガラスになっていて、しかも遮熱用のLow-Eガラスを採用しています(SB22とSA22ではガラスの配置は変わります)。

UVカット率は99%以上で、ワインの大敵となる紫外線から守りながら、外気の熱を遮断します。

加温機能付き

加温機能のないワインセラーでは、特に寒冷地では外気温の影響を受けて、ワインが凍るほど冷えてしまうおそれがあります。

SB22とSA22には加温ヒーターが搭載されているので、外気温が設定温度より大きく下がっても内部を加温するので、ワインが凍るといったダメージも避けられます。

10℃に設定して、外気温が5℃だとすると、扉を開けたら温かい空気を感じるほどです。

長期熟成湿度60%以上

例えばボルドーの高級赤ワインなどは、熟成することで美味しくなるといわれています。

しかしながら長期熟成する環境がないと簡単に劣化してしまいます。

さくら製作所SB22、SA22には「うるおい密閉方式」が採用されていて、外気を遮断してうるおいを密閉しながら運転時間の制御を行い内部の湿度を保ちます。

長期熟成にちょうど良い「湿度60%」をキープすることが可能です。

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さくら製作所SB22とSA22の違いを比較まとめ

さくら製作所のワインセラーSB22とSA22の違いを比較し、共通する特徴についても紹介してきました。

いずれもコンパクトながらフルボトル22本をらくらく収納できる家庭用の小型ワインセラーです。

ZERO CLASSシリーズのSB22から進化したのがZERO AdvanceシリーズのSA22で、全ての面において機能がすぐれているといえます。

主な違いは冷却機能、扉の断熱性、静音性、消費電力、そしてカラーバリエーション等です。

共通しているのはコンプレッサー式で庫内温度が安定していることや、設定温度が1℃ごとに設定できること、扉のUVカットにすぐれていること、加温機能があること等、家庭用のワインセラーとしては十分過ぎる機能が揃っています。

ZERO CLASSから進化したZERO Advanceですが、意外にも価格差は小さいので、SB22とSA22で迷う場合はSA22をおすすめしたいところです。

どの機能が必要か、予算と照らし合わせてじっくり検討していただければと思います。

小型ワインセラーの購入を検討している方や、ZERO CLASSとZERO Advanceで迷われている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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