エコバックスロボット掃除機DEEBOT T10とT9を比較!どっちがおすすめ?
エコバックスのロボット掃除機DEEBOTは新しい機種がリリースされるごとに大きく進化していて、目が離せないシリーズです。
DEEBOT T10とT9の違いを比較したところ、大きく4つの違いがありました。
DEEBOT T10は…
- 障害物処理速度がT9の16倍
- 水拭き機能がパワーアップ
- 声でお掃除指示ができる
- 見守りカメラ搭載
と、T10はT9に比べて、さらに進化していました。
従来モデルでも物体回避機能は高レベルでしたが、T10はその上をいくレベルの障害物回避システムを搭載し、さらに水拭き機能もアップしています。
その他にも見守りができる高機能カメラ、声で清掃指示ができる音声アシスタントが付いています。
T10はかなりのハイスペックモデルといえそうです。
本文では、T9からT10にどう進化したのか違いを比較しながら、詳しい機能や特徴についても紹介していきます。
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9
エコバックス DEEBOT T10とT9の違いを比較
障害物処理速度が16倍に!
エコバックスのDEEBOT T10にはAI(人工知能)をフルに活用した障害物回避システム「AIVI3.0」が搭載されています。
それによって、障害物を認識する速度がT9に比べて16倍もアップしました。
たとえば障害物が壁か家具、またはスリッパ、ケーブルかといったことを瞬時に識別して衝突を回避します。
従来のロボット掃除機だと、あらかじめ部屋を片付けておく必要があったり、途中でケーブルに引っかかって止まったりということが多い印象でした。
120万画素数の高性能HDRカメラとAIが瞬時に物体を識別するので、暗い部屋でも障害物を正しく識別する上に、事前に片付けをしておく手間も要りません。
さらに繰り返しお掃除することによって、AIチップが「この部屋のどこに何があるか」を学習し、物体回避の精度がどんどん高くなっていきます。
水拭き機能パワーアップ
振動式の水拭き機能もパワーアップし、T9に搭載のOZMO Pro 2.0から3.0になりました。
モップを前後に毎分最大600回振動させるので、しつこい床のべたつきもよりスッキリきれいに落とせますね。
声でお掃除指示ができる
T10にはエコバックスが独自で開発した音声アシスタント「YIKO(イコ)」が搭載されています。
手が離せない時や手元にスマホがない時でも、声でお掃除の開始と終了、さらにお掃除場所の指示が可能です。
「OK、YIKO、ベッドの下を掃除して」と言うだけでお掃除してくれるT10、優秀です!
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9
見守りカメラ搭載
さらにT10には見守りカメラが搭載されていて、通話も可能です。
120万画素のRBGカメラと、高感度のHDR148広角レンズカメラが搭載されているので、より高画質な映像でお部屋の様子を確認できます。
ペットをお留守番させている時や、お子さんが別室にいる時、ご家族が体調不良で伏せっている時など見守りと会話ができるのは本当に人にやさしい機能だなと感じました。
新旧で価格の違いは?
T9からT10へは技術的に大きなアップデートがありましたが、その分価格面ではどうなっているでしょうか。
楽天のエコバックス公式ではT10が税込109,800円、T9が79,800円となっています。
価格差は約30,000円ですが、見守りカメラや音声機能が付いて水拭き機能もアップ、障害物回避力も16倍になっていることを考えるとT10のコスパは決して悪くないと思います。
価格は2022年8月10日現在のもので、変動する可能性がありますので常に最新価格をチェックしてくださいね。
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9
エコバックス DEEBOT T10とT9の違いを表で比較
エコバックス DEEBOT T10とT9の違いを表で比較してみました。
DEEBOT T10 | DEEBOT T9 | |
---|---|---|
障害物回避システム | AIVI3.0(T9の約16倍の性能) | TureDetect2.0 |
水拭き機能 | OZMO Pro 3.0 | OZMO Pro 2.0 |
YIKO(イコ) | ○ | × |
見守りカメラ | ○ | × |
価格(2022年8月現在) | 税込109,800円 | 税込79,800円 |
エコバックス DEEBOT T10とT9どっちがおすすめ?
DEEBOT T10とT9でどちらがおすすめかは、T10で進化したところが必要かどうかです。
まずは障害物回避力と水拭き機能がグレードアップしている点はかなりポイントが高いです。
これだけでもT10をおすすめしたいところですが、更にYIKOで掃除機に話しかけることで細かな指示ができる点、見守りカメラが付いている点でT10はかなりおすすめです。
もちろんT9も精巧なマッピング機能をもち、障害物回避についても高レベルを誇っていますので、音声指示は必要ない&見守りカメラまでは要らないという方にはT9で価格を抑えるのも当然有りです。
DEEBOT T10がおすすめの人
- グレードアップした障害物回避力と水拭き機能を魅力的に感じる人
- 声だけで指示ができるYIKOを使いたい人
- ペットなどに見守りカメラを使いたい人
DEEBOT T9がおすすめの人
- 家電に声で指示はしない人
- 見守りカメラを使う予定はない人
- 価格が少しでも安い方が良い人
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9
エコバックス DEEBOT T10とT9の共通の機能や特徴
エコバックスロボット掃除機DEEBOT T10とT9に共通する機能や特徴は以下の通りです。
お部屋を正確に3Dマッピング
True Mapping2.0という車の自動運転にも採用されている技術(D-ToF技術)で、間取りを3Dで正確にマッピングします。
お部屋の広さや形状はもちろん、家具の配置が複雑であっても正確に把握して、無駄のない最短ルートで隈なくお掃除します。
吸引と水拭きの1台2役
吸引したところをすかさず水拭きしてくれる、1台2役なのでお掃除は全てDEEBOTが行ってくれます。
特に夏場は裸足で過ごすことも多いですが、フローリングには皮脂汚れが付いてしまいますし、ペットを飼っていると尚更気になりますよね。
ホコリを吸引して同時に水拭きをしてくれるDEEBOTなら、いつでも床はスッキリサラサラです。
強力な吸引力
T9から継承した3000Paの強力モーターとメインブラシで、カーペットの奥に入り込んだしつこいホコリやハウスダストもしっかり吸い込みます。
カーペットを自動認識
水拭き用のモッププレートを装着している時にカーペットに上がってしまったら……と心配になりそうですが大丈夫です。
モッププレート装着時にカーペットを検知すると自動で回避し、カーペットを濡らすことはありません。
モッププレートを装着していない時にはカーペットに乗り上げて、自動で吸引力を高めます。
エアフレッシュナー搭載
T9で初めて搭載されて以来好評のエアフレッシュナーを、T10にも継承しています。
カプセルタイプのエアフレッシュナーが3種類(ワイルドブルーベル、ベルガモット&ラベンダー、キューカンバー&オーク)あり、うちワイルドブルーベルのみ本体に付いています。
残りの2種類は別売りで購入可能なので、お好みの香りでお掃除しながら香りを拡散させることができます。
専用アプリでお掃除管理
エコバックスの専用アプリでお掃除を管理できる点も一緒です。
T10とT9はスペックが違う分、アプリで何ができるかは変わってきますが、エリア別の清掃時間、吸引力や水拭きの水量、禁止区域の設定といった基本的な内容は同様にアプリで管理できます。
自動充電機能、その他
T10、T9ともに自動充電機能を搭載しています。
購入時に間違いやすいのが「自動ゴミ収集機能」の有無ですが、こちらはいずれもT10プラス、T9プラスに搭載されている機能で、T10とT9にはありません。
また、静音性も高いので在宅でのお仕事中にも気になりません。
落下防止センサーも両モデル同様に搭載されています。
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9
エコバックス DEEBOT T10とT9を比較まとめ
エコバックスのロボット掃除機DEEBOT T10とT9を比較したところ、T10はかなりバージョンアップしたことがわかりました。
障害物を処理する速度はなんと16倍になり、水拭き機能もパワーアップしています。
エコバックス独自の音声アシスタント「YIKO」が搭載され、声でお掃除を指示できるのも大きいです。
さらに見守りカメラ付きという至れり尽くせりのロボット掃除機です。
価格差は約30,000円ですが、T10の高性能を考えると決して大きな価格差ではないと思います。
ロボット掃除機の購入を検討したい方、DEEBOTのT10とT9で迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9