エコバックス社のロボット掃除機DEEBOT(ディーボット)の違いや機種同士の比較をまとめました。
ロボット掃除機を検討する時にまず迷うのが、他機種との機能の違いや、類似品との比較だと思うので、参考になったら嬉しいです。
一つ一つの気になる違いは詳細記事でご確認くださいね♪
エコバックスDEEBOTとルンバの違いを表で比較
ロボット掃除機の代名詞でもあるアイロボット社のルンバと、エコバックス社のDEEBOTを比較しました。
ルンバとディーボットの最大の違いは水拭き機能の有無です。
ルンバは水拭き機能が付いておらず、水拭きは専用のブラーバという別機を購入する必要があります。
一方のディーボットは水拭き機能が付いている、というのが最大の特徴になってます。
2022年現在人気のゴミ収集機能付きの機種をザッと比較しました。
(どちらも「+」がゴミ収集機能付き、という意味なので、本体の機能は+の有無にかかわらず同じと思ってOKです。ゴミ収集機能がつかない分安い価格設定になってますよ)
エコバックス X1 OMNI | エコバックス T9+ | エコバックス N8Pro+ | ルンバ j7+ | ルンバ i3+ | |
---|---|---|---|---|---|
水拭き機能 | ○(全自動) | ○ | ○ | × | × |
ゴミ溜最大日数 | 約60日 | 約60日 | 約60日 | 約1年 | 約1年 |
見守り機能 | ○ | × | × | × | × |
特に汚れているところを感知 | × | × | × | ○ | ○ |
チャイルドロック | × | × | × | ○ | × |
ペットオーナー保証 | × | × | × | ○ | × |
音声アシスト | ○ | × | × | ○ | ○ |
充実したアプリ操作 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
芳香機能付き | × | ○ | × | × | × |
吸引力 | 5,000Pa | 3,000Pa | 2,600Pa | 非公開 | 非公開 |
価格 (2022年9月) | 148,000円 | 99,800円 | 55,000円 | 129,800円 | 79,800円 |
(私調べなのでお気づきの点がありましたらこっそりお知らせください^^;)
個人的に比較してみた感想ですが、コスパの良さからいくと、エコバックス N8Pro+ に軍配が上がるかなぁという感じでした。
衝突回避や段差回避機能や、マッピング機能、アプリ操作機能などはついているので、その精度をどこまで求めるかによって値段が変わる印象でした。
ただ、値段関係なく選べるなら、やっぱりX1 OMNIの全自動水拭き機能と見守りカメラ機能は魅力的です。
エコバックスとアイロボットの違い
DEEBOTのエコバックス社とルンバのアイロボット社の特徴を簡単にまとめてご紹介します。
日本ではルンバがロボット掃除機の代名詞で、知名度は圧倒的に高いですが、実はエコバックスの方が創業、日本上陸が早く、企業としての時価総額や、エンジニア数も桁違いに上なんです。
エコバックス社:
- 1998年に中国で、ロボット掃除機メーカーとして創業
- 日本上陸は2014年(ルンバは2017年)
- 上海証券取引所に上場、日本、ドイツ、アメリカに子会社
- 世界52の国と地域に家庭用ロボット製品の販売
- 2017年APAC(アジア太平洋)市場シェアNo.1、ヨーロッパの市場でもNo.2
- 企業の時価総額は2021年8月現在約1兆7,069億円(アイロボット社約2,557億円)
- 登録商標345件、特許を000件以上取得
- 利益の半分を研究開発費に投資
- エンジニア数800名(アイロボット社600名)
- 日本国内に問い合わせ先や修理センター有り
アイロボット社
- 1990年にアメリカでマサチューセッツ工科大学のロボット学者達が創業
- 2017年に日本に上陸
- アメリカのNASDAQ市場に上場、日本、ロンドン、上海、広州、香港に支社。
個人的には「エコバックスは中国の企業だから」という理由だけで嫌厭するのはもったいないと感じてます。
エコバックスのお客様センターにお電話してお話を聞いたこともありますが、日本人スタッフさんに丁寧に対応していただき、何も問題なく疑問は解決しました。
(オフィスはX1 OMNIで掃除されてるそうです^^)
家電量販店でもお話を聞きましたが、やはり機能や価格の比較を説明すると、DEEPOTを選ばれる方ももかなり多く、今はルンバに負けず劣らずの人気だそうですよ。
知らずに選ぶより、しっかり比較して、欲しい機能、予算にあったロボット掃除機を選べるといいですよね♪
DEEBOTとルンバの違いを類似機種ごとに比較
2022年最新機種同士DEEBOT X1 OMNIとルンバj7+の違いを比較
2022年、エコバックス社のDEEBOTもアイロボット社のルンバも新機種が発売されました。
新しい機種だけあって、吸引力、静音性、マッピングシステムや、障害物回避システムはそれぞれ、シリーズの最高機能になってます。
ルンバの方が吸引力や静音性を数値化していないので単純比較はできませんが、口コミなどを見ていても、使っていて極端に困るようなことはなく、高性能ということは間違いなさそうです。
そんな2機種の特徴のうち、大きな違いをまとめると…
- DEEBOT X1 OMNI:全自動水拭き機能付き。ゴミを溜めれるのは最大約60日。高性能HDRカメラで見守り機能付き
- ルンバj7+:音声アシスト付き。ゴミを最大1年貯めれる。特に汚れている場所を感知できる。ペットオーナーあんしん保証・チャイルドロック付き
といった感じです。
X1OMNIの最大の特徴は、水拭きしたモップも自動で洗ってくれる、という機能です。
綺麗な水をタンクに入れておくと、自動でモップの汚れを吸い取って、汚れは水と一緒に汚水タンクに溜まるようになっています。
なので、汚れたモップを洗う必要はなく、汚水を流すだけですんでしまいます。
ただ、DEEBOTの中でもかなり高い価格設定になっています。
▶︎詳細はこちらの記事「DEEBOT X1OMNIとルンバの違いを比較」にまとめています。
▼DEEBOT X1 OMNI 水拭き用モップの洗浄まで全自動のオールインワン
▼ルンバj7+ ゴミの処理は最大年1回、ペットの排泄物まで見分ける
DEEBOT N8 Pro+ と ルンバi3+ と ルンバj7+の違いを比較
DEEBOTシリーズの中でもコスパ最強と呼び声の高いN8 Pro+と、ルンバを比較しました。
比べたルンバは、N8Pro+と同等のお値段のルンバi3+。
そして、N8Pro+とだいたい同等な機能と思われるルンバj7+。
吸引力についても本来数値で比較したいところなんですが、ルンバ側で発表されていないんですよね。
最近のロボット掃除機の吸引力はどれもそれなりに評価されていて、全然吸わない、役に立たないレベル、ということはなさそうなので、それ以外のところで比較しました。
結果として個人的には水拭き機能もついて、アプリも充実しているN8 Pro+に軍配が上がりました。
- DEEBOT N8 Pro+:コスパ最強。水拭き機能付き。静音性も高い。アプリが充実。音声アシストはないけどマッピング機能と衝突回避機能が優秀
- ルンバi3+:N8Pro+と同等のお値段。ゴミを最大1年貯めれる。音声アシスト付き。特に汚れている場所を感知できる
- ルンバj7+:N8Pro+と同等の機能。ゴミを最大1年貯めれる。音声アシスト付き。特に汚れている場所を感知できる。アプリも充実。ペットオーナーあんしん保証付き
▶︎詳細はこちらの記事「N8 Pro+とi3+とj7+どれがおすすめ?」にまとめています。
▼DEEBOT N8 Pro+ コスパ最強の人気機種
▼ルンバi3+ N8 Pro+と価格帯が類似
▼ルンバj7+ N8 Pro+と機能性が類似
DEEBOT T9+ と ルンバ j7+ の違いを比較
今度はルンバj7+と同等なお値段のDEEBOT、T9+を比較してみました。
- DEEBOT T9+:
水拭き機能・芳香機能付き、ゴミを最大60日貯めれる(吸引力・静音性・耐久性はさらにUP) - ルンバ j7+:
音声アシスタント・チャイルドロック・ペット安心保証付き、ゴミを最大1年貯めれる
この2機種で比べると、水拭きまで1台で済ませたいならDEEBOT、音声アシスタント・チャイルドロック・ペット安心保証に魅力を感じるならルンバ、という感じです。
▶︎詳細はこちらの記事「エコバックスのDEEBOT T9+とルンバ j7+の違いを比較」にまとめています。
▼DEEBOT T9+ 水拭き・芳香機能つき
▼ルンバ j7+ 音声アシスタント・チャイルドロック・ペット安心保証付き
ただ、個人的には…芳香機能にこだわりがなく、機能も困らなければ十分、と感じる人ならコスパ的にもN8Pro+がおすすめだったりもしてます。
▼DEEBOT N8 Pro+ コスパ最強の人気機種
DEEBOTシリーズの違いを比較
エコバックス社DEEBOTシリーズの違いを一つずつ比較していきます。
基本的な型番の見方としては
- 「+」がつくと自動ゴミ収集機能付き
- シリーズは数値が上がるほど新しい機種
- Tシリーズが最近の主力シリーズ
- Xシリーズはモップ洗浄機能を搭載したシリーズ
- Nシリーズはモップの振動がないコスパ重視タイプ
というイメージです。
DEEBOT T10とT9の違いを比較
DEEBOT T10はT9のバージョンアップ機種になります。
T10はT9と比較すると
- 障害物処理速度が16倍
- 水拭き機能のアップ
- 音声指示ができる
- 見守りカメラ搭載
という4点が大きく変わっています。
▶︎詳細はこちらの記事「エコバックスDEEBOT T10とT9の違いを比較」にまとめています。
▼エコバックス DEEBOT T10
▼エコバックス DEEBOT T9
DEEBOT X1OMNIとTURBOとPLUSの違いを比較
DEEBOT X1シリーズのOMNI、TURBO、PLUSの3つの違いは、モップ自動洗浄機能とゴミ収集機能の搭載有無です。
- X1 OMNI:モップ自動洗浄機能もゴミ収集機能も両方搭載
- X1 TURBO:モップ自動洗浄機能を搭載
- X1 PLUS:ゴミ収集機能を搭載
▶︎詳細はこちらの記事「エコバックスDEEBOT X1シリーズの違いを比較」にまとめています。
▼X1 OMNI:全自動クリーニングステーション搭載
▼X1 TURBO:モップ自動洗浄機能を搭載
▼X1 PLUS:ゴミ収集機能を搭載
DEEBOT T9シリーズとT8シリーズの違いを比較
DEEBOT T9はT8がバージョンアップしたイメージです。
吸引力、静音性、障害物感知能力と間取り把握能力がアップしてます。
それに加えて、芳香剤(エアフレッシュナー)が搭載されました。
▶︎詳細はこちらの記事「エコバックスDEEBOT T9とT8の違いを比較」にまとめています。
DEEBOT N8とT8の違いを比較
DEEBOT T8シリーズとN8シリーズの違いは、「振動モップの有無」と「最大稼働時間」の違いです。
- DEEBOT T8:振動モップあり・最大稼働時間180分
- DEEBOT N8:振動モップなし・最大稼働時間110分
▶︎詳細はこちらの記事「エコバックスDEEBOT N9とT8の違いを比較」にまとめています。
DEEBOT T8AIVI、T8の違いを比較
DEEBOTのT8シリーズ(T8AIVI、T8)の違いは AIVIというAIを使ったシステムが搭載されているかどうかです。
- DEEBOT T8AIVI:AIVI(AIを使った物体認識センサーと見守りシステム)搭載
- DEEBOT T8 :3D物体回避センサー搭載
それぞれに「+」がつくと、自動ゴミ収集機能がつきます。
▶︎AIVIの詳細等はこちらの記事「エコバックスDEEBOT T8AIVI、T8、T8+の違いを比較」にまとめています。
▼DEEBOT T8AIVI
▼DEEBOT T8
DEEBOT N8+、N8Pro+、N8Proの違いを比較
DEEBOT N8シリーズ(N8+、N8Pro+、N8Pro)の違いは、自動ゴミ収集機能の有無、静音性、障害物回避、販売店、がそれぞれ違ってきます。
- DEEBOT N8+:自動ゴミ収集機能あり・67dB・赤外線センサー・アマゾンモデル
- DEEBOT N8 Pro+:自動ゴミ収集機能あり・58dB・赤外線センサー+3D物体回避センサー
- DEEBOT N8 Pro:N8 Pro+の自動ゴミ収集機能なしバージョン
▶︎詳細はこちらの記事「エコバックスDEEBOT N8+、N8Pro+、N8Proの違いを比較」にまとめています。
▼DEEBOT N8+
▼DEEBOT N8 Pro+
▼DEEBOT N8 Pro
DEEBOT U2 Pro-wとU3の違いを比較
DEEBOT U2 Pro-wとU3は名前が似ていますが、ちょっとタイプが違います。
大きな違いは6つあります。
- ダストボックス容量の違い(U2Pro-wは大容量キット付)
- 磁気境界線テープの有無(U2Pro-wは有)
- 段差を乗り越える高さ(U2Pro-wが上)
- 連続稼働時間、充電時間(U2Pro-wが長い)
- マッピング機能の有無(U3は有)
- サイズ(U3は薄型設計)
U2Pro-wはペットの毛を大量に吸い込むことを想定して、大容量のダストボックスと、ゴム製のメインブラシが搭載されています。
U3は高さが5.7cmとスリムサイズになっていますが、カメラとマッピング機能もついているのが特徴です。
どちらもコスト的にはTシリーズと比較すると手が出やすく、最初の1台に向いている機種ですよ。
▶︎詳細はこちらの記事DEEBOT U2 Pro-wとU3の違いを比較」にまとめています。
▼DEEBOT U2Pro-w
▼U3
DEEBOT OZMO920と950の違いを比較
DEEBOT OZMO920と950の違いはバッテリーの違いです。
バッテリーが違うので、充電時間、最長稼働時間、最大清掃範囲が違ってきます。
- DEEBOT OZMO920:約110分稼働、最大170㎡
- DEEBOT OZMO950:約200分稼働、最大300㎡
▶︎詳細はこちらの記事DEEBOT OZMO920と950の違いを比較」にまとめています。
▼DEEBOT OZMO 920
▼DEEBOT OZMO 950
DEEBOTの違いを比較 まとめ
エコバックス社のロボット掃除機DEEBOTの違いや機種同士の比較をまとめました。
人気機種はアイロボット社のルンバとも違いをチェックしてみました。
知名度はルンバが上ですが、コスパ的にはDEEBOTにお得感がある印象で、最近では家電量販店にもデモ機が置いてあったり、家電雑誌に掲載されたりと、人気が上がってきているので、見逃すのはもったいないです^^
ルンバにはない水拭き機能を搭載しているというのも好評ですよ。
気になったシリーズはさらに詳しい記事もチェックしてみてくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました