日立の過熱水蒸気オーブンレンジ、ヘルシーシェフMRO-W10ZとMRO-W1Zの違いを比較します。
MRO-W10Zが2021年10月に発売されました。
よく似た機種MRO-W1Zは2021年7月発売です。
3ヶ月しか違わないし、型番も1文字違いです。
この2機種がどう違うのか、比較してみると…
- レシピ、メニュー数の違い
- 液晶パネル
- 操作方法
- 「オートあたため」のスピードの違い
- カラーバリエーション
- 価格
これだけの違いがありました。
一言でいうと…
MRO-W10Zの方が搭載レシピ数が増えて、カラータッチ液晶が採用されたけど、色は黒しかなくて、値段は約2倍
になってます^^
そんなヘルシーシェフMRO-W10ZとMRO-W1Zの違いについて、項目ごとに比較してみました。
詳しくは本文でご紹介していきます。
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
MRO-W10ZとMRO-W1Zの違いを比較
レシピ、メニュー数の違い
MRO-W10Zのレシピ数は315で、オートメニュー数が268です。
MRO-W1Zのレシピ数が289で、オートメニュー数244がなので、新機種MRO-W10Zの方が26レシピ多く、オートメニューも24多くなっています。
機能別にみると、同じレシピ数の機能もあるので、もう少し詳細をご紹介しますね。
クックパッド、殿堂入りメニュー
ヘルシーシェフはクックパッドユーザー1,000人以上が実際に作ったという人気の「殿堂入りメニュー」が、火加減おまかせで手軽に作れます。
この殿堂入りメニューの数が、MRO-W10Zが57、MRO-W1Zが46と、MRO-W10Zの方が11メニュー増えています。
- MRO-W10Z:57
- MRO-W1Z:46
商品メーカーコラボレシピ
味の素、カゴメ、キッコーマン、キューピーといった、食品メーカーとコラボしたオートメニューです。
おうちにある調味料を使ったおいしいレシピもオートで作れるという嬉しい機能。
このメニューもMRO-W10Zが32、MRO-W1Zが25と、MRO-W10Zの方が7メニュー増えています。
- MRO-W10Z:32
- MRO-W1Z:25
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
プラボールメニュー
ボウルに下ごしらえした材料を入れてチンすれば出来上がるというお手軽メニューです。
軽くて割れる心配もない耐熱プラスチックボウルで調理できるので、あつかいやすさも嬉しいレシピです。
このメニューもMRO-W10Zが77、MRO-W1Zが73なので、MRO-W10Zの方が4メニュー増えています。
- MRO-W10Z:77
- MRO-W1Z:73
スピードメニュー
10分以内で出来上がる、あともう1品、という時に便利なスピードメニューです。
MRO-W10Zが77、MRO-W1Zが71なので、MRO-W10Zの方が6メニュー増えています。
- MRO-W10Z:77
- MRO-W1Z:71
ノンフライ
からっと仕上げてくれるフライメニューもMRO-W10Zが27で、MRO-W1Zが23なので、4メニュー多くなってます。
- MRO-W10Z:27
- MRO-W1Z:23
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
液晶パネルの違い
MRO-W10ZとMRO-W1Zは液晶パネルも違います。
MRO-W10Zは5インチの大型カラータッチ液晶が採用されました。
MRO-W1Zはフルドット液晶でした。
MRO-W1Zはも付属品の使い方をイラスト入りで表示してくれていましたが、MRO-W10Zは画面も大きく、カラーにもなったので、みやすさ、わかりやすさは段違いです。
- MRO-W10Z:5インチのカラータッチ液晶
- MRO-W1Z:フルドット液晶
操作方法の違い
MRO-W10ZとMRO-W1Zは操作方法も少し異なります。
MRO-W10Zはカラータッチ液晶になったので、さらに使いやすくなっています。
MRO-W1Zの方はボタン一体型のダイヤルです。
この価格帯の電子レンジによくあるデザインなので迷ったり、使いにくさを感じることはないと思いますよ。
- MRO-W10Z:カラータッチ液晶
- MRO-W1Z:ボタン一体型ダイヤル、簡単レンジボタン
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
「オートあたため」のスピードの違い
MRO-W10Zは冷凍ごはん・おかずの「オートあたため」のスピードが上がりました。
具体的にいうと、冷凍ごはん150gで約1分48秒になり、MRO-W1Zと比較すると、20秒短縮してます。
もう少し大皿になって温める量が増えてくると、その差も出てくるので、速い方が嬉しいのは確かですよね。
カラーバリエーション
MRO-W10ZとMRO-W1Zはカラー展開が違います。
MRO-W10Zはフロストブラックのみですが、MRO-W1Zはフロストブラックとフロストホワイトの2色から選べます。
- MRO-W10Z:フロストブラック
- MRO-W1Z:フロストブラック、フロストホワイト
価格の違い
MRO-W10ZとMRO-W1Zは価格がかなり変わってきます。
MRO-W10Zや安くても13万円です。(2021年10月現在)
MRO-W1Zは6万円台でも買えます。(2021年10月現在)
単純に倍以上の差がありますね^^;
MRO-W10ZとMRO-W1Zを比較すると、メニュー数が多くなり、カラータッチ液晶が採用されたりと、かなり機能が上がっているので、その分の違いだと思います。
大手ECサイトの最新のお値段情報は下のボタンから確認できますよ♪
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
MRO-W10ZとMRO-W1Z どっちがおすすめ?
MRO-W10ZとMRO-W1Zの違いを踏まえて、この2機種で迷ったとき、どっちがおすすめかを考えてみると、どこを重要視するかで違ってきそうです。
MRO-W10Zがおすすめの人
- せっかく買うなら最新機種、と思う人
- MRO-W10Zのメニューで作りたいレシピがある人
- 搭載メニューをフル活用できる人
- カラータッチ液晶に魅力を感じる人
MRO-W1Zがおすすめの人
- 高機能レンジを出来るだけ安く手に入れたい価格重視の人
- レシピも289あれば十分すぎると感じる人
- 電子レンジは白派の人
どちらも高機能な電子レンジに違いはないので
MRO-W10Zのメニューや、カラータッチ液晶に魅力を感じたらMRO-W10Z
カラータッチ液晶じゃなくても安い方が嬉しいと感じたらMRO-W1Z
というのがポイントになるかなと思います♪
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
MRO-W10ZとMRO-W1Z共通の特徴
ここからは簡単にMRO-W10ZとMRO-W1Zの共通した特徴をまとめてみます。
重さと温度をはかるWスキャン
MRO-W10ZとMRO-W1Zには日立独自技術の「Wスキャン調理」が搭載されています。
容器を含む食品の表面温度をはかる「センター赤外線センサー」と、容器を含む食品の重さをはかる「重量センサー」。
この両方が働いて、(1回で作れる分量の範囲内なら)どんな分量でも重さと温度をはかって、火加減を自動で調節して調理します。
自動で分量を計測してくれるので、温度調節やグラム設定が必要ありません。
この「Wスキャン調理」が、ムラを抑えた解凍や適温あたためを実現してくれます。
野菜をシャキシャキに仕上げる新制御
MRO-W10ZとMRO-W1Zでは先にご紹介した「Wスキャン調理」に、野菜をシャキシャキに仕上げる機能が加わっています。
食品のエリアを特定して温度変化を感知することができるようになって、集中的に大火力で一気に調理できるようになりました。
最高1,000Wというハイパワーで一気に温めるので、しなっとなりがちな野菜料理も野菜のシャキシャキ食感を残したまま、いっそう美味しく仕上げます。
実際に、それ以前の機種の調理時間が約 7 分だったチンジャオロウスーも、約2分短縮されて、 調理時間が約 5 分になってます。
野菜炒めは強火で一気に、というフライパンでの原則と同じことを電子レンジでもできるようになりました。
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
スマホアプリと連携
MRO-W10ZもMRO-W1Zも、スマホアプリ「ヘルシーシェフアプリ」と連携できます。
スマホアプリと接続することで
- よく使う食材などの情報からおすすめレシピを毎日提案
- レシピ検索機能と本体への簡単設定
- 本体に未搭載の新レシピもアプリで順次配信
- よく使う加熱のパワーや時間をお気に入り登録
- お気に入りレシピの登録
- 使い方動画
- プッシュ通知のお知らせ機能
といった機能が使えます。
料理するのはいいけど、何を作るかを考えるのが面倒だったりもしますよね。
アプリと連動したら、電子レンジがメニューを提案してくれたりもするんです。
使いこなしたら良い相棒になってくれそうですね♪
外して丸洗いOKのテーブルプレート
ヘルシーシェフのこれまでの従来品でも口コミで好評なのが取り外して丸洗いできるテーブルプレートです。
もちろんMRO-W10ZにもMRO-W1Zにも採用されています。
電子レンジの中って案外汚れるし、掃除が大変です。
日立独自の取り外し可能なテーブルプレートは丸洗いできるので、お手入れが簡単と口コミレビューでも評判ですよ。
お手入れしやすい庫内
MRO-W10ZもMRO-W1Zも庫内側面には汚れを見つけやすく、落としやすいシリコン系塗装が採用されています。
さらに天面もヒーターが露出していない拭きやすいフラットな状態なので、簡単にお手入れができます。
そして、大量のスチームで汚れが落としやすくするお手入れコースも搭載されていますよ。
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
左右背面壁ぴったり設置
MRO-W10ZもMRO-W1Zも設置時に確保する放熱スペースも極力抑えたスマートな設計になっています。
左右、背面の壁はピッタリでもOK。
上方だけは10cm以上の空間が必要ですが、無駄な隙間を考えずに済む、省エネスペースも嬉しい特徴の1つです。
付属品、サイズ、重さ
MRO-W10ZとMRO-W1Zは付属品やサイズや重さは全て同じです。
付属品
- 外して洗えるテーブルプレート
- 黒皿(2枚)
- 焼網
サイズ
- 外形寸法:497x442x375
- 庫内有効寸法:401x322x218
- 総庫内容量:30L(2段調理)
- 重さ:約18.0kg
- 電源:AC 100V(50Hz-60Hz共用)
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
MRO-W10ZとMRO-W1Zの違いを比較まとめ
日立の過熱水蒸気オーブンレンジ、ヘルシーシェフMRO-W10ZとMRO-W1Zの違いを比較しました。
この2機種を簡潔にまとめると…
MRO-W10Zの方が搭載レシピ数が増えて、カラータッチ液晶が採用されたけど、色は黒しかなくて、値段は約2倍
でした。
ご紹介した通り、電子レンジ本来機能にはそれほど差はなく、お手入れ方法やサイズなども全く一緒です。
どちらも高機能な電子レンジに違いはないので
MRO-W10Zのメニューや、カラータッチ液晶に魅力を感じたらMRO-W10Z
メニュー数や内容、カラータッチ液晶にこだわらず、安い方がいいと感じたらMRO-W1Z
と考えるとシンプルかなぁと思います。
MRO-W10ZとMRO-W1Zで悩んでいた方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼MRO-W10Z カラータッチ液晶採用ヘルシーシェフ最新機種
▼MRO-W1Z
▼MRO-W1Zと、さらにその前の機種、MRO-W1Yとの比較は別記事でまとめています。